2010年12月1日水曜日

Vol.144 若葉 -4-11

「ほんと」
「すごく美しいよ よし 記念写真だ そこに立って」
由香里は恥ずかしい部分もあったが記念の言葉に従った
霧は視界を50m位にし廻りの世界と切り離した
ファインダーから覗いた由香里はモデルのように美しく
神山はアングルを変え何回もシャッターを押した
「ねぇ あなた 二人の写真を撮りましょ」
「良いけど どうやって」
由香里はベンチにカメラを置いてセルフタイマーで撮影した
それが終るとビールを呑むので
ベンチに腰掛けると由香里がキスをしてきた
神山はキスを合図に下半身が元気になってくるのが分った
「ねぇ 由香里 欲しくなった」
「ほんと 実は私も、、、」
由香里はうつむきながら告白した
神山の手は由香里のGパンを下げ始めた
黒いショーツがあらわになり神山の下半身はさらに元気になった
由香里は後ろ向きになりベンチに手をつくと
神山を受け入れやすい格好になった
神山もGパンとビキニブリーフをさげ肉棒を聳え立たせた
由香里の秘所に手をやるとすでに体液が溢れ出ていて
肉棒はすんなりと挿入する事が出来た
「ねぇ わたしって すけべ?」
「なんで」
神山はゆっくりと動かしながら なぜ今聞いてくるのか考えた
「だって こんな所で SEXするなんて、、、すけべよね」
「そんな事無いよ 僕も欲しいもん」
だからそれに従った由香里はすけべでないと言いたかった
愛している人の欲望に答えるのも愛している証だよと言いたかった
由香里は真意が伝わらなかったのか喘ぎながら
「私って はしたない? 嫌いになった?」
神山は否定するように 腰の動きを段々早くしていった
「あっ だめ ねぇ こ・た・え・て~」
腰の動きは神山だけではなく由香里の腰も早くなった
霧のカーテンが幻想的なSEXを生み出したが
神山はその世界に興奮しすぎたのかすぐに発射してしまった
しかし由香里の腰が動いているので 動きを止めないでいると
「ねぇ だめ ほんと あっ、、、 あなた あっ、、、」
由香里は昇天しそのまま動けなくなってしまった
足を突っ張り 腰は突き出したままで震えていた
神山が抜き出すと
「あっ」
と言い 跪く格好になった 
白いお尻が綺麗だが 下半身をあらわにしたその格好は
小用をしている格好とオーバーラップしてエロティックにも思えた
神山は動けない由香里を抱きかかえ着ている物を引き上げてあげた
「ありがとう 初めてよ 自然の中でSEXするなんて」
「僕も初めてだよ 凄く興奮した ありがとう」
由香里はまだ納まっていない下半身を触り
「だけど ほんとうに元気さんね」
少し笑いながら言うと
「だって 前から言っているように 別な生き物さ」
由香里はまだ元気な肉棒をきれいになめまわし
「はい 綺麗になったわよ 早くしまいなさい」
神山はまだ硬くなっているおちんちんをしまいジッパーをあげた
ホテルに戻る途中でも撮影が出来る場所があればシャッターを押し
時々キスをしながら霧の別世界を楽しんだ

部屋に戻ると11時を過ぎていた
神山が今回の謝礼が予想外の金額になったので
「ねぇ 僕もカメラを買おうかな」
「そうよ 上手だから買いましょう 一杯貰ったし」
「そうしようかな」
神山は仕事で使うことも頭においた
これからどんな現場でも使うことが出来るので買う事に決めた
「そうしたら アルタにも協力してもらうかな このさい」
「う~ん これからの仕事中心なら相談したら」
神山はアルタの高橋に電話した
「高橋です」
「孝ちゃん 神山ですが 今大丈夫?」
「山ちゃん ありがとう フイルムの件ありがとう」
「どういたしまして」
「どうしたの 急に」
「うん これからさ カメラを買おうか迷っているんだけど」





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