「ええ お正月に入ったらいきます お願いしますね ふふふ」
「がんばってお仕事をしてね そうそう何かあったら 神山さんに報告よ
だってすぐ傍にいるんだし 分かった!」
「はーい 了解です ふふふ」
「じゃ 楽しい所お邪魔しました」
「ううん 嬉しいよ ほんと 由紀枝さんと亜矢子さんが居ればね
でも 遠いし無理だものね ありがとう」
「うん 遠くても応援しているからさ 頑張ってね」
「はーい 分かりました ありがとうございます」
「はーい じゃ 失礼します
そうそう 洋子さんにありがとうって伝えておいてね」
カトリアーナは電話を切ると 洋子に由紀枝の託を伝えた
神山が明るくなったので洋子は作戦が成功して良かったと思った
内藤も楽しく呑んだり食べたりしたが神山に
「山ちゃん そろそろ失礼します ご馳走様でした」
「あっ もうこんな時間ですね はい ありがとうございます」
「じゃ みなさん頑張ってください 失礼します」
内藤は神山にお辞儀をして席を立ち 美女軍団に手を振って店を後にした
「では 我々もそろそろお開きにしましょう」
「はーい ご馳走様でした」
美女軍団が神山に挨拶をすると洋子が女将に精算をお願いした
店を出ると洋子に
「洋子 桃子ちゃんと由貴をお願い 泰子は香織と真由美をお願いね」
そういいタクシー代を二人に渡し 祐子がつかまえたタクシーで帰った
赤坂のスタジオに戻ると
「さあ カトリアーナ 明日もお仕事でしょ 早く寝ようね」
「ジャーン 残念でした 明日の金曜日はお休みだって その代わり
土曜日と日曜日は出勤なのよ ふふふ だから今夜はゆっくりと出来るわ
ねぇー お願いがあるの 聞いてくれる?」
「うん なぁに」
「うん ほら 神山さんが会員の伊豆山カンツリークラブに行きたいんだ
さっき 泰子さんとも話をしていて 神山さんがOKならいいよって
それでね 3人で行きたいんです」
「おぉーそうか うん いいよ ご褒美だね でも運転があるでしょ」
「OKだったら泰子さんがここまで来てくれて それで行きます」
「ははは 参った じゃ 祐子 カトリアーナ 気を付けてね」
祐子とカトリアーナは手を握りよかったとはしゃいだ
神山は喜んでいる二人を微笑み 嬉しく思った
「やぁー 泰子 悪いね 二人をお願いします」
「はーい 良かったわ ふふふ それで明日のお休みですが
後日 有給休暇証を提出しますね」
「うん わかったよ 運転にはくれぐれも気を付けてね」
「はーい 了解です」
「じゃ お休み」
電話を切り 祐子とカトリアーナに
「泰子が快く引き受けてくれたよ 良かったね」
「ありがとうございます ふふふ」
「ねえ カトリアーナ 早速明日の支度があるでしょ それと
早く起きるから 今夜は早く寝ましょうね いいわね」
「はーい 祐子の言うとおり 早く寝ましょうね ふふふ」
神山は完全に無視をされ 二人の笑顔を眺めているだけだった
その夜は3人でお風呂に入り SEXをしたが
ベッドに入ると 祐子とカトリアーナは直ぐに吐息を立て寝てしまった
神山は若い二人の寝顔を見ながら ブランデーで気分転換し床についた
9月11日 金曜日 快晴
神山は祐子とカトリアーナを見送り 早い時間だが出勤をした
仕事に集中していると いつもの時間に洋子が出勤してきた
「やぁー おはよう」
「あらっ 早いですね ふふふ」
神山は昨夜の事を説明すると洋子は少しだけ羨ましがったが
「でも 若い時ってなんでも出来るし ほんと今しか出来ないものね」
「おいおい 洋子だって まだまだ若いよ ほんと」
「まぁー 朝からなにも出ないですよ そうそう アルタへ行って来ますね」
「えっ、、、」
「まぁー ほら自由費をいただきに伺ってきます」
「そうか 忘れていた うん お願いします」
神山がフェアレディーZのキーを渡すと洋子はニコニコして部屋を出た
Gプロの部屋で高橋孝一達と仕事を進めていると 内藤から電話が入った
「はい 神山です」
「やあ 山ちゃん おはようございます」