2014年1月12日日曜日

Vol.1282 きんもくせい -1-71



3人は面接を受けるメイドが待つ部屋に向った
神山たちが部屋に入ると 2名のメイドは起立をして挨拶をした
亜矢子たちも挨拶をして着席をすると
「さあ 着席をしてください」
亜矢子が神山を見ると 神山が
「えー それでは簡単に自己紹介をお願いします」
メイド2名は順番に自己紹介をした
履歴書を見ながら聞いていた神山は由紀枝に
「どう 大丈夫だね」
と 小声で訪ねると頷き
「二人とも しっかりした人格だし 卒業も有名な大学でしょ
それに将来のビジョンもしっかりとしているわ」
神山が亜矢子に頷くと
「えー みなさん 申し訳ございませんが 最後の質問です
なぜ メイドっていう職業を選択されたのでしょうか 教えてください」
二人は躊躇無く答えた
まずは生活をするのにある部分安定させたい事
将来を考えた時に 今まで未知数の所を学びたい などなど
結構 前向きな考え方を示した
亜矢子が神山や由紀枝の顔を見て 頷いているので
「正式には 後日こちらから会社のほうへ連絡をさせて頂きます
本日は ありがとうございました」
全員が立ち上がり お辞儀をして分かれた

二人が出て行った後 亜矢子が神山に
「どうでしたか 良い子だと思うけれど、、、」
「うん 二人ともしっかりしているよ 大丈夫さ
それに祐子の紹介という事もあるから クラブでは必死だと思うよ」
「そうね ありがとうございます ふふふ」
「それで亜矢子 あの二人の履歴書を見たら 現住所が神奈川でしょ
どうやって通勤するんだろう ちょっと疑問だね」
「そうそう それでねメイドクラブからの話しだと 御殿場に二人で住める
賃貸マンションを借りるんですって そこから出勤らしいわ」
「へぇー そうかぁー ねぇー亜矢子 そうしたらさ新居の空いている部屋
ほら 追加で廊下の向かい側だけど 14畳が二間あるでしょ
その一間で生活をしてもらったらどうかな だってそうすれば24時間
彼女達二人が居るわけでしょ どうかな、、、勿論 彼女達の普段の生活は
当然なくなってくるけれど どうだろう、、、」
「そうね お洗濯やお食事だって 3人も4人も変わらないしね
そのほうがこちらとしては助かるわ ふふふ
母の面倒をちゃんと見てもらえるしね そうしようかな、、、」
「そうだよ だってあの二人だって 亜矢子の処に来て遊ぶわけないし
ってことは 裸で来てもらえば良いことでしょ」
「そうね その方が彼女達も喜ぶと思うわ
もっとも こちらの良いことばかりを考えているけれどね ふふふ」
神山はこの事を祐子に電話で知らせると
「そうしたらあの二人が面接OKってことで良いですか
会社とお話を進めるのに そこを言われると思いますよ」
「うん 亜矢子もOKだし 大丈夫だよ 会社に聞いてもらえるかな」
「はーい 了解です でも即答は出来ないと思うわ
ほらお金が絡むでしょ それに本人達の意思もあるし」
「うん いいよ じゃお願いしますね」
「はーい 早く結論を出すように伝えるわ そうそう亜矢子さんに
替わって貰えるかしら お願いします」
「はい 了解 亜矢子 祐子が替わってって
はい 亜矢子ですが、、、」
「こんにちわ 今の件は大丈夫だと思いますが 会社から連絡をさせますね
それから今日ですが 次長室集合ですって 大丈夫ですか?」
「ええ 大丈夫よ 隣の人は驚くかもね ふふふ」
「ええ 全て内緒で動いてますからね ふふふ ではお待ちしています」
「はーい よろしくお願いしますね」
電話を切ると神山が
「僕が何を驚くの?」
それを聞いていた由紀枝が
「いいの いいの 男の子は黙っていてね ねぇー亜矢子さん」
「そうそう おちんちんは沈黙よ ふふふ」
そういって神山のおちんちんをGパンの上からポンと叩いた

面接が終わると11時30分になっていて 早めの昼食を
ホテル内にあるステーキハウスで摂った
「さあ お疲れ様でした って言っても僕は運転があるので
最初の乾杯だけですが ゴメンね」
そういってビールで乾杯して 魚介類や野菜などを焼いてもらった
亜矢子や由紀枝たちもこれからがあるので 乾杯のビールだけだった