「ありがとうございます」
「私も頑張ってプレーしますね 実は19日は誕生日なんですよ なので
いいスタートが出来るように80台で廻るよう心がけます」
「わぁー コンペ当日がお誕生日ですか お幾つになられますか?」
「ええ 26になります ほんと頑張りますね ふふふ」
「いやぁー しっかりされているから もう少し上かと思いました
失礼しました 杉田君はコウ見えても35ですよ なあ翔 すこし
爪の垢でも頂きなさい しっかりしておくれ」
「はい 申し訳ございません では失礼して頂きます」
「こらっ 直ぐにこれだものな」
3人が大笑いしている処に奈々子と洋子が戻ってきた
5人は銀座物語の商品内容などを聞きながらケーキを食べた
「では 失礼いたします」
「そうそう 車はどうされますか」
「ええ 自分ので行こうか悩んでいます ふふふ」
「そうしたらさ洋子 乗せてもらえるかな」
「そうね 泰子さんもあるし 大丈夫ですよ ふふふ」
「じゃ 詳細が決まりましたら 引田さんにFAXします」
「はい お願いします」
「それと前夜祭の件はご内密にお願いしますね」
吉永美由紀はニコニコし頷くと杉田と一緒に婦人服部長席にむかった
「なぁに 前夜祭 ご内密って」
「ははは 銀座物語の宣伝さ ほら商品が婦人物でしょ」
神山は自分の提供した金額は伏せ 銀座物語のお買い物券が
女性全員に行き渡るようにした事を説明した
「わぁー 喜ぶわよ それは 絶対に内緒ね ふふふ」
「だろ だからご内密なんだよ」
神山は次長席で18日最終宿泊者数を確認していると椿純子がどうするか
確認する為 亜矢子に電話をした
「おはよう 神山です」
「おはようございます 亜矢子です ふふふ朝早くから嬉しいわ」
「昨日はありがとう それで椿夫人はどうなったの?」
「ええ 確認したら ご自宅が直ぐでしょ なので帰られるって
でもね 朝食はみなさんとご一緒しますって言われました」
「そうすると 経費発生だね」
「ええ でもご自分で処理をされるみたい」
「了解です それから 最終宿泊者名簿が決定しましたので 希望も添えて
FAXしますね 大変だよ 35名だよ もう」
「えっ 35名 そうすると 4人部屋が出来るわね」
「うん そこら辺の希望も添えてFAXします 一回見てもらえるかな」
「ええ 兎に角送ってください それから調整を行います」
電話を切ると直ぐにFAXを流した
暫くして亜矢子から電話が入った
「大丈夫よ あなたのプランで行きましょう それから17日加藤氏52歳
誕生日 18日洋子40歳誕生日 19日吉永美由紀26歳誕生日って
書いてあるけれど これって合同でお誕生日会をするって事?」
「うん 無理かな?」
「ふふふ 分かったわ 大丈夫よ 由紀枝さんも話していたように
宴会事業部で考えるわよ でもね総合司会はいないから あなたがしてね」
「うん 進行役でしょ 全然構わないよ」
「じゃ お願いしますね」
「そうだ 亜矢子さん 宴会室ってポスターなんか貼ることが出来る」
「ええ 後できちんと剥がしてくれれば問題ないわよ」
「うん ありがとう ねえ 宴会室って 昨日は7時からと話をしたけれど
その前20分くらい前は利用できる? ポスターや色々と準備をしたいし」
「ちょっと待ってね、、、大丈夫よ 5時まで利用だから空いているわよ」
「じゃ 準備させてもらうね」
「はーい じゃプレーの方の詳細をお願いね」
「了解 決定しだいFAXします」
電話を切ると食品協会を纏めている眞鍋香織から電話が入った
「神山さん おはようございます」
「やあ おはようさん 元気でいいね」
「ふふふ 車が納車されるんです 明日なんですよ 早いでしょ」
「えっ 明日納車、、、早いね どうしたの ねぇー」
「それで明日ですが 安堂真由美さんと二人で午前中お休みしたいの」
「うん いいよ」
「わぁー やったわ そしたらいつもの鰻屋でいいですか?」
「ははは お昼か うん どうぞいらっしゃい 3人で来るんでしょ」
「はーい ではその時に半休証をお持ちしますね お願いします
そうそう 宝くじが当ったんです 1等の1億円と前後賞1億円」
「へぇー 凄いね 行いがいい人には当るんだよ それでこの事は誰にも