「ははは 仲間の誰だったか 神山軍団だから揃えましょって それで
たまたま誕生日なので プレゼントさせて貰ったよ」
「ふふふ ありがと それで書類は休み明けにも送るわ それとTバック
やハイレグショーツ ありがとう ふふふ」
「うん 繊維協会の泰子が探してくれて 送らせて貰ったよ」
「ふふふ あんなに一杯あると来年まで持つわね」
「うん 毎日あかぱん穿いて頑張ってね そうだ 今夜はどうなの?」
「ええ 今日は6時上がりなのよ 由紀枝さんも6時上がりよ」
「そうか そうしたらさ 由紀枝と替われるかな」
「ええ ちょっと待ってね こちらから電話をするわ」
「うん じゃ待っています」
携帯電話を切ると直ぐに由紀枝から電話が入った
「やぁー 神山です こんばんわ」
「由紀枝です どうしたの?」
「うん 今夜さ 泊めてくれるかな」
「いいわよ どうして?」
「ほら 亜矢子の誕生日だろ それで由紀枝も一緒にお祝いしようよ」
「うん 全然いいよ そうそう明日お休みなんだ 忘れていた」
「じゃ この間のコースに行こうか」
「うん いいよ 亜矢子さんは明日は出勤よ どうするの 車だし」
「そうしたらさ そこのホテルでパーティーをして タクシーで
帰ってもらう方法しかないな」
「そうね 私たちもタクシーで帰ればいいか」
「うん ホテルに置かせてもらおう 明日朝一で出せば問題ないでしょ」
「大丈夫よ そうしたら手配しますね ねぇーステーキハウスでいいかな」
「そうだね お願いします シャンパンでしょ 出来ればケーキが欲しい」
「うん 大丈夫だよ 手配するね お金はあなたでいいでしょ」
「ははは 大丈夫だよ 1時間でそちらに行きます あっ もう少しかかる」
「はーい じゃ7時頃ね」
「うん」
神山は携帯をきると亜矢子に電話をし バースディーパーティーの件を
伝えると喜んでいた
神山は次長室にいる洋子に電話をした
「って事で今日はそちらに戻らない それから明日は遅くなるし
何も無かったらお休みにしてください」
「はーい ありがとうございます 亜矢子さん喜んでいるわね」
「うん まあ出来る時にしておきたいし 今日はあがって良いよ」
「ええ ありがとう お言葉に甘えてあがります」
「うん お疲れ様 月曜日は普通に出ます なにかあったら携帯まで」
「はーい 了解です」
「では」
神山は泰子にお礼を言うと赤坂のスタジオに戻り 書留を主賓室に
運んだりゴルフの用意をした
「って事で今夜は戻らない 明日は夜までには帰ってきます」
「はーい 気を付けて行ってらっしゃい」
祐子に見送られ 車を出すと首都高から東名高速に入り スピードを
あげると直ぐに御殿場ICに着いた
ホテルまでいくと 由紀枝が玄関で待っていて
「わぁー いらっしゃい ふふふ 早かったのね」
「うん じゃ車を駐車場に入れてくるね」
「うん」
車を駐車場にいれると 由紀枝の待つ玄関にむかった
「ねぇー 神山さん 今夜はステーキハウスが全面協力してくれているの
なので 金額が出てこないのよ どうしよう」
「ははは 大丈夫さ そうだ 封筒が欲しいな」
由紀枝はフロントにいって封筒を神山に渡した
ステーキハウスに行く前に 30万円を封筒にいれ由紀枝に
「これで足りるでしょ」
「えっ 30万円 そんなぁー 充分すぎるわ」
「ははは いいじゃないか 林さんだって気を使ってくれているんだ
このぐらい安いものだよ」
「そうね はーい 分かりました ふふふ」
「で亜矢子は何処にいるの」
「ええ もうステーキハウスで飲んでいるわよ ふふふ」
「えっ もう 早いなぁー」
「コーヒーよ もう 勘違いして 可哀相よ こらっ」
「そうだよな 東京から来たのにね ははは」
「やぁー 誕生日おめでとう」
「ほんと もう 若くないのに 由紀枝さんがここでパーティーする事に
なっていますから 帰らないでくださいって もう びっくりよ」
「ははは 良いじゃないか ねぇー由紀枝」
「そうよ 車も凄いし 赤パンも一杯頂いて 羨ましいわ ふふふ」