「ごめんなさい 遅くなりました」
「いや 大丈夫だよ お疲れ様でした」
「それで 色々と情報を集めたら 東都食品の資金繰りが少しだけ
不味い方に働いています 北陸食品さんは健全で優良企業です なので
話が逆じゃないかって そう思われます」
「そうか 分かりました ありがとう 早速明日東都にコンタクトし
次長室に来るようにしてください お願いします
僕の方は 食品協会で専門的な立場で調べてくれました 香織さんが
気を利かせてくれたんだ そうしたら同じ答えだった ただ香織さんが
言うには 一般的なところではどうだか分からないと話していたよ
でも これで原因がつかめたから 午前中に会議だね ありがとう」
「そうなんだ 香織さんのところでもそのような結果なのね 困ったわね」
「うん しかし社長に話したように僕のところで食い止めるよ
何回も時田さんじゃ 可哀相だしね」
「そうね では お願いしますね 今はどうしているの?」
「ははは 新部長と奈々子ちゃん テツと3人でコーヒーを呑んでいる」
奈々子が変わって欲しいと言うので変わると
「先輩 こんばんわ 今日ね スパで美味しいステーキを頂いて その後
ロレックスの時計を買ってもらったんです 3人共ですよ 凄いですね」
「まあ よほど貴方達が成長したからじゃない 珍しいわね ふふふ」
「それで ここでコーヒーを頂いて 帰ります」
「ふふふ わかったわ お疲れ様」
奈々子が携帯を返してくれたので
「まあ そんな所です」
「15日の件は話したの?」
「いいや 何も」
「はーい 分かりました では明日早く出勤して資料を作ります」
「うん 遅くまでありがとう おやすみ」
「はい 失礼します」
神山たちがコーヒーを飲み終わるとラウンジを出てエレベーターを
待つ間にみんなにタクシー代を渡すと3人が
「何から何まで ありがとうございます」
そういうと丁寧にお辞儀をした
タクシー乗り場で別れると自分もタクシーでスタジオに帰った
神山はタクシーで外壁の門扉にあるインターフォンを押すと祐子が
「お帰りなさい」
そういうと門扉の施錠がとかれ 玄関で祐子が待っていた
「やあ ただいま」
「あら 車はどうされたんですか」
「うん 会社に置いてきた」
神山はスタジオに入ると直ぐにシャワーを浴び ソファーで寛いだ
「あーあ 疲れるね 本当に」
「まあ そんな 元気を出してください ふふふ」
「おいおい 分かっていますよ」
「それでね 今日は目的意識を持って練習しました」
「はぁー そんなぁー どんどんと置いていかれるなぁー」
「ふふふ 桃子ちゃんに教えてもらったのよ ふふふ」
「おいおい 教えてよ」
「だって貴方は男でしょ 無理よ」
「なんで もう お願いします」
「聞いて がっかりしない 約束できる?」
「うん するする」
「桃子ちゃんに教えてもらったのは ほら おちんちんを切る要領って話」
「うん それで」
「うん おちんちんが膣の左にあるよう意識をするんですって」
「ぎぇぇー なにぃー そんなぁー」
「じゃ もう 教えないーっと」
「ごめんごめん 教えてください」
「そうすると フェードを打ちやすいって その逆におちんちんが膣の
右側を擦っているというか そこを意識すると ドローを打ちやすいって」
「ぎぇぇー そうしたら 真っ直ぐは」
「ええ おちんちんが膣の入り口にある感覚なんですって なので今夜は
その実践をしたいな お願いしても良いでしょ」
「えっ 実践ってまさか おちんちん入れてクラブを振るわけ」
祐子は可笑しくなって クスクス笑いながら
「そんな事出来るわけないじゃん もう なに考えているの ふふふ 嫌ね」
「だって 言い出したのは祐子だよ おちんちんを膣の左側で感じるとかさ」
「だから その感覚を知りたいのよ もう ふふふ おちんちんが
入っていて どうやってクラブを振るの もう」
「まあ それはそうだ あーあ しかし桃子ちゃんって凄いね」
「あら 由紀枝さんと話していないの」
「うん 今朝 話しただけだよ」
「由紀枝さん 真っ直ぐで飛距離を伸ばしているそうよ」
「えっ そんなぁー へぇー 凄いなぁー みんな」
「ふふふ 今度のゴルフも勝ち負けをやるんでしょ」
「うん その方が励みになるからね」
「ふふふ 楽しいわ 私だって負けていられないもの 絶対に優勝するわ」
「えっ 祐子もそんなぁー」
「ゴルフ場まで お楽しみでーす ふふふ」