2012年5月1日火曜日

Vol.661 ゆり -9-42



神山は祐子と話していると気持ちが落ち着くし素直なところがいいと感じ
さらに笑顔も素敵で美人だがまだ可愛かった
由紀枝の事を思い出したが祐子に失礼だと思い電話は止めた
「祐子 ありがとうね こんなに遅くまで付き合ってくれて
それで明日の晩は遅くなるけど帰って来れるか否かは 又連絡はします
で聞きたいんだけど お休みは何時なの?」
「ええ 住み込みなので基本的には週に1回お休みなんですよ」
「そうか そうすると休みを決めないといけないな」
「ええ 一応1週間は流れを見るので休み無しなんです
ですから来週からお休みが頂けるようになります」
「わかった そうしたら希望の曜日は?」
「ええ でもお休みしても実家に帰る訳では無いし 何時でもいいですよ
かえってココにいたほうが快適ですし 済みません」
「え~と それから1日から出かけて3日の夜に帰ってくるが
遅くなるかもしれないな しかし早く帰れても連絡時間の
都合があるから夕飯はいらないからね」
祐子は少し寂しそうな顔をして神山に
「大変なんですね そんなにお仕事されて」
「うん まあ お仕事はお仕事だけどね」
神山は祐子に待っているように言い2階の主賓室に行って100万円を
持って祐子の隣りに座ると
「祐子 これで僕が居ない時に外で美味しい物を食べなさい
それとか 自分の必要な物とかあったらこれを使いなさい」
神山は祐子に100万円を渡すと
「えっそんな だってランジェリーや時計や色々と買って頂いて
罰が当りますよ」
「そうしたら パリ旅行の貯金に回せばいいでしょ お金は腐らないからね」
祐子は困った顔をしていたが
「はい 分りました ありがとうございます」
「うん また何か足りない物があったら言いなさい いいね」

祐子はニコニコして神山に
「はい 分りました ありがとうございます うれしいわ」
「じゃあ そろそろ寝ようか お疲れ様」
「あの 神山さん、、、」
「うん どうしたの」
「あの 怒らないでくださいね」
「うん?」
「神山さんは 女の人と一杯お付き合いをされているんですか」
「えっ どうして?」
「ええ なんかそんな感じがしているんですよ
だからって嫌いになるんじゃなくて 逆に素敵だと思うんです」
「ふ~ん 確かにいますね だけどそれが祐子とどうなのかな」
祐子は顔を真っ赤にし小さい声で
「女にしてください」
そう言うと両手で顔を隠してしまい肩を落とし小さくなった
神山は暫く考えたが
「うん わかったよ ほら手をどけて素敵な笑顔を見せておくれ」
祐子が手を外すと神山は祐子を抱き寄せて唇にキスをすると祐子は
力をなくし神山にもたれかかって来た
しっかり抱くと祐子は息遣いが激しくなって顔が火照り
神山の周りには若い女性の体臭が立ち込めて来た
「じゃあ 僕の部屋に行こう」
祐子は頷いて神山の腕を両手で絡め嬉しそうに付いていった
2階の主賓室に入ると神山は外の浴室の準備をして
ソファーに座っている祐子を呼んで
「さあ 一緒に入ろう」
祐子は決心がついたのか物怖じせずに入ろうとしたが
「あの 先に入って外を見ていてください 恥ずかしいから」
「うん わかったよ」
神山は浴室に先に入り簡単にシャワーを浴び湯船に入ると
祐子の入ってくるのを待った
暫くするとガラス戸を開く音がしたので祐子が入ってきた
「神山さん 絶対に振り向かないでくださいね」
「うん わかったよ」
祐子がシャワーで流して湯船に入って来ると神山の脇に座り抱きついた
神山も祐子を抱きしめてキスをした
暫くすると祐子は息遣いが激しくなり
「神山さん お願いがあるんです ここを触ってください」
祐子が神山の指をクリトリスに導くと自分の手で指を押し付けた
「あ~ あ~ 気持ちいいわ~」
神山は自分のリズムで祐子のクリトリスを愛撫すると顔を歪め
時々左右に振ると





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