2011年12月12日月曜日

Vol.520 ゆり -1-34



5月10日 日曜日 快晴 
「う~む おはよう」
「う~ん ああ洋子 おはよう」
昨夜は23時頃に寝てしまったので6時に目が覚めた
「あ~あ よく寝たよ」
「私は寝られなかったわよ あなたの足が邪魔で もう」
「ごめん 寝ちゃうと分らないからな~」
「ほんと 寝ているとお腹の辺りが重たいので起きて見ると貴方の足が
ドンと置かれているし あ~あ 今日は少し寝不足だわ」
「そうか ごめんなさい 何回起きた?」
「ふふふ その一回だけよ」
洋子は神山の上に乗ってキスをし浴衣が肌蹴ている胸から下に
順番にキスをしていっておちんちんを咥えた
「どう 朝から大丈夫ですか?」
神山が頷くと洋子は浴衣を脱いでなにも纏っていない体で神山を愛撫した
洋子が体を反転させて秘所を神山の顔に付けクリトリスの刺激を求めた
肉棒が大きく硬くなったのをみて洋子は自分から秘所に導き腰を落とした
「ふぁ~気持ちいいわ 朝日に照らされた山々を見ながらSEX出来るって」
洋子は気分が良いのだろう自分から積極的に動いて神山を喜ばせた
「ねえ 私もうすぐだわ ほら乳房が張ってきているの」
神山は下から両手で乳房を優しく触ると確かに張って来ているのが分った
乳首を愛撫すると敏感になっていたので
「少し優しく触って 少し痛いわ」
「ごめん 敏感になっているんだね」
しかし愛撫を繰り返していると 普段より感じているのか
喘ぎ声が大きく腰も良く動いた
神山は下から突き上げると洋子は我慢できなくなり
「駄目 いくわ」
膣を急に狭め神山も一緒に昇天してしまった
今朝の洋子は自分から降りて肉棒を抜き
「あ~あ さっぱりしたわ さあお風呂に入りましょうよ」
完全に洋子のペースで神山は言われる通りに従った
朝の露天風呂もまんざらではなかった
乗鞍岳と山々との稜線の向こうには真っ青な空が綺麗だった
「贅沢な景色ね 冬はもっと素敵でしょうね」
「うん いいね 今シーズンは無理かな また次に来るさ」
二人は目の前のパノラマを楽しんでいた

露天風呂からあがって一息ついていると7時になってお食事処へ行った
食卓には食べきれないほどの地場の野菜を料理した食べ物が並んでいて
神山はビールを頼み味わって食べていた
洋子もあまり口にする事が無いのでゆっくりと味わっていた
今朝の食卓にも信州牛が出されていて美味しかったので一皿別途に
追加注文をした
ビールを3本呑んで食事を終ると昨夜同様フルーツが出された
部屋に戻ると再び露天風呂に入って贅沢な時間を満喫し
洋子と交わったが生理が近いのか激しかった
部屋で寛いでいると
「ねえ そろそろ出ましょうか」
「そうだね 上高地に行く前にここらを散歩しよう」
二人は帰り仕度をしてフロントへ行くと
「神山様 ありがとうございました 清算ですが
全部で5万8千円でございますので あと8千円お願いします
こちらはワインとビール代でございます」
神山は8千円をだして清算を済ませた
「済みませんが ワインって そんなにお安いんですか」
「ええ 甲府で私の兄がワインを作っているんです
まあそれで安くさせて頂いております」 
「それでしたら 送って頂く事は出来ますか」
「ええ お届けもさせて頂いております」
神山は洋子と話をして
「そうしましたら ここの周りを散歩しながら考えます
車をお願いします 1時間くらいで戻りますのでお願いします」
「はい 畏まりました 行ってらっしゃいませ」
二人は腕を組んで徒歩5分の所にある若山牧水、喜志子の石碑を見に行った
白骨をこよなく愛した牧水 その牧水を偲び一人で訪れた喜志子
二人の残した詩には強く結ばれた夫婦の絆が感じられた
直ぐ傍には江戸時代(元禄15年)に建てられた薬師堂があり
今でもみなに親しまれていた
「ねえ さっきのワインだけど 誰に送るの?」
「うん 代々木 上原 洋子の家 次長室でどう?」
「そうね それ以上広げるときりが無いですね」
神山と洋子は坂を下って観光センターの傍にある竜神の滝を見たり





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