上げていなかったから 不要の理由があると思います
それを聞いてからでいい? 僕は有ったら便利かなですよ
それと オーブンやオーブントースターは不要だと思うの
単純にレンジだけです レンジだけでも大変?」
「レンジだけなら 別に何もしなくてOKですよ」
「わかった では先に進みましょう」
「後は着替え室に照明がついていないの?」
「これは 幸三が書き忘れです 僕が書いておきます」
「うん 普通の試着室より明るくしてね」
「ええ 明るいほうが いいですよね 了解です」
高橋は図面に訂正個所を青インクのサインペンで書き入れていった
赤は神山 青は高橋とわかり易かった
時計をみると9時30分になったので 洋子に電話した
「はい おはようございます 田所です」
「神山です おはよう」
「昨日はありがとうございます 大変美味しかったです」
「うん 早速で申し訳ないけど 次長室の備品リストで 電子レンジが
はいっていなかったんだけど 理由はある?」
「ええ 考えたんですが 何に使うかシュミレーションはしましたが
ほとんど使わないので止めました」
「うんそうか 僕は有れば便利かなと思ってね 今 高橋さんと
置き場所を考えているところです」
「そうなんですよ あれば便利だけど 使う頻度とかどうかなと
思いました」
「わかった あと冷蔵庫を忘れていて 着替え室の脇に置きます」
「あっ そうですね ビール入れが無いと困ります」
「次長室の話はここまで レンジはもう一度ここで検討します
催事の市川君にPCスキルを確認してもらう事になっているんです」
「はい 昨日は出来ませんでしたので 今日にでもと思っています
出来れば 早い時間に人事でお願いしたいんですが」
「午後からは?」
「次長室の打ち合わせでしょ 詳細を」
「うん早い時間にする そしたらこの電話終ったら 行ってもらい
僕が着いたら電話します いいかな?」
「はい お昼からは空けています」
「うん 11時ごろまでに行かないと アルタさんの都合もあるから」
「は~い ではお電話をお待ちしています」
神山は電話を切ると 市川に電話をした
「神山です おはようさん」
「市川です おはようさん 山ちゃん スキルの件とフォーマットでしょ」
「うん スキルは人事で行いたって だからご足労だけど
行ってくれないかな 頼む」
「了解 で時間は」
「今 直ぐ」
「わかった そしたらフォーマットは山ちゃんが着てからでいいね」
「うん」
「いまさっき アルタの田中さんが作業に入った 言付はある?」
「うん 11時頃には行きますと伝えて」
「了解 では」
神山は電話を切ると洋子との話を高橋に伝えた
「そうなんですよ 僕も山ちゃんが電話をしている時 考えたんだ
レンジも食器入れも目線でしょ だから その分 場所が う~ん
そうしたら ここの冷蔵庫の手前 入り口側にレンジ置き場を
設け その下はどうせ日本酒が来るからその置き場にしましょう
一升瓶2段とってその上をレンジで良いでしょう
日本酒の瓶を出しておくと格好悪いですからね」
「うん 食器類はその横でも充分だね しかし奥行きあるから
取り出しにくいね」
「ええ そこが難点ですね そうしたら そうゆう小物は
引き出しにして 取れるようにしましょう」
「うん 引出しだと 奥まで充分使えるしね そうしたら
小物類はまとめて 出来れば2列くらいだね」
「いえ 別に3列でも構いませんよ 逆に目線から下は引き出しに
したほうが 使い勝手がいいかも知れないですね」
「うん これも現場で何を入れていくかで決める いい?」
「ええ 結局どちらで進むかだけですから そこだけ抑えてくれれば」
「わかった あと この来客用ハンガーだけどW1200だと 冬物で
大体15着かな しかしいいかここにそんなに入らないんだから」
「そうですね 会議室なら別ですが」
「わかった そうしたらこの図面で幸三君と話を進める そうだ駅で
コピーを取ってくるよ」
「済みません あると助かります」
神山は駅にあるコピー屋で図面をコピーして一部を渡した
「あと現場で出てきた事は全部幸三が責任を持って行います
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