「そうですね それにバックヤードが明るいし そうしましょう」
「蛍光灯は店内と同じ品番を使えば違和感がないよね」
「了解 器具と管はこれから指示しておきます」
「ちなみに 照明と床で10万も見ておけば大丈夫かな?」
「大丈夫ですよ 半分で」
高橋は神山にウインクして OKサインをだした
「そうしたら 筒井さんに連絡するから待っていてください」
「了解」
神山は筒井の自宅に電話をした
「はい 筒井でございますが」
「何時もお世話になっています 鈴やの神山です」
「まあ ご昇進おめでとう それと受賞もおめでとうございます
凄いわね 聞いたわよ 主人も鼻が高いって」
「そんな事ないですよ お元気ですか」
「ええ ちょっと待って 主人を呼ぶから あなた神山さんよ」
「筒井です ご苦労さん どうされました」
「お寛ぎの所 すみません」
神山は今朝現場を見て 今判断すれば間に合う追加工事を伝え
金額は5万円程度ですむ事も話した
「どうもありがとう スタッフも喜ぶよ 5万円は安いよ
照明で明るくなり それで仕事に集中できるからありがたいよ 頼むよ」
「はい ではアルタに発注します すみませんでしたお寛ぎの所」
「ははいいですよ そうゆう前向きな話だったら 楽しみにしています」
神山は電話を切ると高橋に
「筒井さん OKだ 頼みますよ」
「はい これから指示を出します」
神山は祥子に電話をして筒井に話した事 承諾を貰った事を話した
「ふぁ~嬉しいわ ますます頑張らないと筒井に怒られるわね」
「うん 怒られるな あんなに喜んでいたから」
「ええ ありがとうございます」
「では又 銀座に行ったら電話します」
神山は祥子との電話を切ると高橋に
「彼女 凄く喜んでいたよ 宜しくって」
「良かったですね 喜んでもらって」
「この工事が30万円とか掛かると いらないと言われるだろうけどね」
「そうですね 難しい所ですね」
「そうしたら 孝ちゃん 一旦家に戻るよ」
「ここの?」
「ええ 上原の作業場ですね 何かあったら 電話ください」
「了解です」
神山は部屋に戻った 中元装飾はほぼ出来たし 2日の店外催事が
どう進んでいるか確認する為 会社に電話した
「はい 催事課です」
「神山です おはようございます」
「あっ先輩 おはようございます」
「翔 昨日の造花の件だけど伝えてくれた?」
「まだ出勤していないんですよ 倉さん」
「分った あと2日の赤坂センターだけど 進んでいる?」
「ええ 先輩が昨年作った看板類を使いますから予算余ります」
「そうか わかった どの位うく?」
「ええ 約10万です」
「うん わかった この話誰かに言った?」
「いえ 先輩が初めてです」
「おりこうさん 黙っていてくれ 今日3時頃に行った時話しをするよ」
「は~い了解です」
「本当にもれはないね」
「ええ 3時までもう一度調べます」
「うん 昨年の資料を見て つき合わせてみてね 頼んだよ」
「あっ 先輩 倉さん着ましたが どうしますか?」
「うん替わってくれ」
「おう おはようさん どうした」
「おはようございます 実は今 翔と話したんですが、、、、、、」
神山はホテル催事の予算が余る事 中元で使う造花が 七変化で
準備できず上野で使っていた造花屋 浅草大正堂のサンプルが来る事
イメージどおりであれば そこから購入する事 などを説明した
「おう いいじゃない サンプルは今日中に届くんだろ」
「ええ もう一度確認をしますが」
「あとは枠だな 店外催事で入らないだろう」
「ええ 3時すぎに行きます その時 翔の予算もチェックします」
「おう もれて蓋を開けたらマイナスじゃ 笑いもんだ」
「ええ それと中元ですが 翔と私の分は机に置かせて頂きました」
「おう いっぱいあるな で準備はどうだ」
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