2010年11月9日火曜日

Vol.122 若葉 -3-10

若女将はそう言って部屋を出たかと思うとすぐに朝食の準備をした
「早いね 朝食」
「なにを仰るの もう7時を過ぎていますよ」
「僕にとっては早いよ だけど来るタイミングがいいね」
「私が連絡をしたの」
「そうか ありがとう」
「だって 気持ちよさそうに寝ているから 起こせなかったわ」
「うん 昨夜は頑張りすぎたかな」
「そうね 私も凄く満足したわ あ・な・た」
神山は由香里の乳房を愛撫しようと触ったが ぴしゃりと叩かれた
「痛いな どうして」
「聞こえたら恥ずかしいでしょ」
由香里はわざと口を尖らせ ふんと言って横を向いてしまった
「神山様 朝食の準備が整いましたので
お食事の時にはベルを鳴らしてください」
「はい分りました どうもありがとうございます」
「それでは失礼します ごゆっくり浸って下さい」
若女将は襖を閉め出て行った

神山は由香里の乳首を優しく愛撫した
由香里は目を閉じこちらを向き 唇を突き出してきたので
神山は唇を合わせ抱き寄せた
由香里の両手は神山の首にまかれ体勢を変え
神山の上に乗る格好になった
両手で神山の顔をはさみキスを繰り返した
神山は片手で抱き寄せもう片方は大事な処を触っていた
由香里も片手を縁におきもう片方は肉棒を探し当て触った 
由香里はすぐに
「ねぇ もうだめ お願い止めて」
神山は手を止めると立ち上がり 縁に腰掛けた
由香里は目の前に聳え立った逞しい肉棒を咥えこんだ
神山は昨日あれだけ発射しているのにまだまだ元気だった
由香里の奉仕が続くと神山も我慢できなくなり
縁に両手をつかせ 後ろから交わった
由香里はなるべく声を出さないようにしているが
嬉しそうな喘ぎ声が漏れてしまう 
今までと違う喘ぎ声が神山を早くさせた
「ねぇ もうだめ 腰が動かないわ」
「がんばったもんね」
「いじわる」
由香里はようやく腰を引きその場で湯に浸かる格好になった
神山の肉棒がまだ衰えないのを見て
由香里の口が咥えこんだ
「だめだよ くすぐったいよ だめだ」
由香里は肉棒の周りを綺麗に嘗め尽くすと
「おいしい 最高の朝食よ」
「分ったから 離しておくれ」
由香里はようやく神山から離れると
「さあ お食事を頂きましょうか」

先に湯から上がるとバスタオルで躰を隠し部屋に戻った
神山も体を拭き終えると浴衣を羽織って部屋に入った
由香里は布団の傍に置いた浴衣を羽織 テーブルについた
昨夜の地元料理も豪勢だったが 朝食も豪勢だった
地元の魚から旬の野菜が並べられていた
「わぁ どうしよう 太っちゃうわ」
「凄いね 食べきれないよ」
「ビール呑むでしょ」
由香里は冷蔵庫からビールを出しながら呼び鈴を鳴らした
若女将が暫くして襖を開け入ってきた
「如何でしたか 朝のお風呂は」
「ええ 朝日を浴びながら入るのは贅沢ですね」
「夜空の星天井を見ながら入るのもよかったわ」
「それは良かったです 気に入ってくださいまして」
若女将は昨夜の小さな七輪に火を入れ
墨に火が廻るまで内輪で風を送った
火が立ち上ると下の口を少し閉じ火力を調整した
若女将は
「温かいものは お客様の前で作るのが美味しいですものね」
そう言いながら 魚を焼きはじめた
由香里が
「あの 後は私がしますから お忙しいでしょうから」
「ええ ありがとうございます お魚だけは焼いていきますね」
「すみません」





.