2010年11月8日月曜日

Vol.121 若葉 -3-10

御殿場の新しい名所になっていた
「凄すぎるわ ここに宿泊できるなんて」
このホテルは予約制で電話やインターネットでも受付しているが
なかなか予約が取れないことが人気に輪を掛け
お正月前後の宿泊は2年先まで予約で埋まっているほどだった
普段でもゴルフ場などスポーツ施設が近い事や
春夏秋冬の自然が満喫できる為 いつも満室状態だった
ここのオーナーは椿 秀介といい
アルタの内藤 一哉と慶応大学時代の同級生で
テニス部でも一緒に行動していた親しい仲だった
その様な個人的な繋がりの関係もありアルタはホテルの
内装工事を行い法人株主になっていた
神山はアルタの佐藤部長から聞いた話を伝えた
「それにしても 凄いわ」
「まあ 明日を楽しみにしましょう」
由香里は席を立ち神山に抱きついて来た
「由香里 向こうにいこう」
二人は抱き合ったまま布団に倒れこんだ
神山は旅館に来てから何回か発射していたが 大きくしていた
由香里が上になり元気になった肉棒を探り当て
「あらっ パンツはどうしたの」
「うん もう寝るだけだから 穿いていないよ」
「ふ~ん」
そう言いながら 肉棒を触りながらキスを繰り返した
神山も手を由香里の大事な処へ持っていくと
由香里もショーツを穿いていなかったので
「由香里も穿いていないよ」
「そうよ 嬉しいでしょ」
「うん すぐに触れるし」
由香里は上半身を起こし体勢をかえ神山の肉棒を咥えこんだ
神山の目の前には浴衣の乱れた所から由香里の秘所が覗いていた
由香里は膝を立て神山の口に秘所を押し当てた
「ねぇ いっぱいなめて」
頷く替わりに舌で可愛らしく覗かせているクリトリスを愛撫した
由香里は時々肉棒の上下運動をやめ苦しそうにあえいだ
口を離したときは指を使い上下運動をされると
神山も我慢出来なかった
「由香里 ほら下になって」
神山は由香里を優しく反転させ下にした
由香里は神山の顔を見ながら両手を上げ向かい入れる格好をした
神山は由香里に対し最初はゆっくり次第に早くしていった
由香里は何度めかの快楽を迎えるとぐったりとなった
神山も数回の発射をしていたので由香里に併せ横になった

11日 土曜日 快晴
波の音と差し込む朝日で目を覚ました
隣に寝ているはずの由香里がいないので 
浴衣を羽織 居間の座椅子に座りタバコを吸った
多分 化粧室に入っているのだろうと思っていたが
なかなか出てこないので見に行ったが居なかった
用を足し出ると物音が聞こえたのか
「おはようございます」
由香里の声が外の露天風呂から聞こえた
「おはよう 早いね 今 行くから」
「はい 待っています」
露天風呂には由香里が朝日を浴び気持ちよさそうに浸かっていた
羽織っている浴衣を脱ぎ由香里の目の前に行き
「あらためて おはよう」
「すわって あなた」
神山は言われる通り 縁に座ると
由香里が肉棒を湯で洗い流した
「はい いいわよ」
神山は由香里の隣に腰掛け湯に浸かった
「天気がいいと 気持ちがいいね それに一緒だと」
「ほんと あなたと一緒だと会社の事忘れるわ」
そんな話をしていると 部屋から
「おはようございます」
由香里が答えた 
「おはようございます 今 お湯を使わせて頂いています」
「ありがとうございます 熱かったら お水を足してください」
「はい 大丈夫ですよ」
「只今 朝食のご用意をさせて頂きます」
「はい 分りました」
「暫くお待ちくださいませ」





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