「いいわね こんな所で生活をしてみたいわ」
「そんな事ないさ 事務所も兼ねているんだよ」
「でもいいわ 東京の隠れた一等地ですもん ビール私にも頂戴」
「うん」
新しい缶ビールをベッドに横たわっている由香里に差し出した
「ありがとう」
(あの時 君は僕ではなく 市川を選んでホテルに行っただろ
たまたま あのホテルに用があって見かけたんだ
まあ 今回の件は 市川は違うと言っているけれど、、、)
「どういたしまして」
お互いに羽織る物が無いので バスタオルを身につけた格好だった
「ちょっとシャワーを浴びてくる」
由香里にそう言うと バスルームに向かった
祥子の部屋で体験しているマジックミラーは今夜は使わなかった
バスルームを明るくして 思いっきり汗を流していると
由香里もバスルームに入ってきた
「ねえ 覚えている?」
「何を?」
「ほら初めての時 私間に合わなくて おもらしをしてしまった事」
「うん よく覚えているよ」
「その時 本当に恥ずかしかったの」
「そうだったね 躰が固まっていたもの」
「だけど 神山さんて凄く優しくしてくれたから 嬉しかったわ」
「特別に優しくしていた訳ではないよ 男だって恥ずかしいよ」
「ううん やさしかったよ」
由香里はその時を思い出したのか 神山の肉棒を洗い出した
下半身は勝手にそして立派な形に変身を遂げ
由香里を喜ばせる体勢になった
由香里は自分から背を向けてお尻を突き出す格好になり
肉棒を向かい入れる準備をした
神山は少し悪戯をしてやろうと考えて
座り込むと大事な秘所を指や唇で愛撫し始めると
「どうしたの だめ そんな事しては だめです」
由香里は突然の変わった攻撃を受け 心の準備が出来ていない所で
快楽を受け入れてしまい 膝をがくがくさせて頂点に達してしまった
「だめ もうだめ ねえ やめて お願い」
由香里は頂点に達した後も攻撃が続くので 躰をよじって逃げた
「なんで なんで入って来てくれなかったの
私 もうだめ なんか変な風に感じちゃったわ」
神山が由香里の秘所を触ると 滑りとした液体が溢れ出ていたので
躰を抱き寄せながら愛撫を始めると
「ねえ お願い入ってきて お願いします」
由香里はどうにもコントロール出来ない下半身をせめてながらも
満足していないものを神山に求めた
神山は再び硬直させると由香里の中にゆっくりと入り左右に動くと
由香里は待たされじらされた分 それだけで頂点に達してしまった
優しくそして少し強く締め付けられた肉棒は動かなかった
暫くすると肉棒への締め付けが更に強くなり
突き出した由香里のお尻が前後に動き始めた
それに合わせ神山も動き始めると由香里の動きが激しくなり
上下左右だけではなく円運動が加わり 神山は我慢できず頂点に達し
由香里も神山に合わせるように頂点に達し その場にへたり込んだ
「さあ これで綺麗になったわね」
「うん 手伝ってくれてありがとう」
「そんなー 水臭い事言わないでくださいよ」
「いやいや 本当にありがとう」
「どういたしまして 又 来ていい?」
「う~ん 少し無理だよ」
「なんで?」
「だって 仕事を優先しなければいけないからな」
「由香里 寂しいもん」
「そんな我侭を言うなよ
由香里が居ると 目移りして仕事が出来ないじゃないか」
「やっぱり由香里の事 嫌いなんだ 避けてばっかり」
「違うよ 今晩は良いけど 僕の部屋から一人で女性が出て来たら
事情を知らない人間は どのように思うかでしょ
だから 僕が銀座に行った時に又合おうよ」
神山はなんとかここに来て貰いたくないのでバリアーを張ったが
「しょうがないわね しかし神山さんが浮気をしたら、、、
ここを切り取りますからね」
神山のズボンの上から大事な処をぽんぽんと触りながら言った
(だったら なぜ去年 僕を避けたんだ
僕だって 由香里さんともっと色々と体験したかったのに)
「分ったよ そんな事無いよ」
(でも 他の女性と本気になったら どうする?)
「本当よ 浮気しないでね 由香里寂しいもん」
「うん 分ったよ」
「それでは お邪魔しました これからどうするの?」
「うん パソコンや通信関係を確認したら寝ますよ 明日のために」
「ふ~ん では 帰りますね」
「うん 気を付けて」
神山がそう言っている時にプリンターが鳴り出し起動し始めた
「アルタから又 何か送ってきた」
「じゃあ 送って貰えないわね」
「うん ごめんね」
「ううん いいの お仕事優先 頑張ってね」
由香里は先ほどとは違う 明るい顔で神山にキスを求めてきた
「今夜は 本当に助かったよ 色々とありがとう」
そう言いながら 軽く唇にキスをした
「ここからなら 電車を利用するよりタクシーの方が早いだろう」
「ええ そうするわ」
「では 気を付けてね 明日は遅刻しないように銀座に行く」
「はい 神山さん気をつけてね 大切な日だから遅刻はなしよ」
神山は頷くと玄関を開け由香里を大通りの車が拾える所まできて
タクシーを拾うと由香里を乗せた
「山ちゃん ありがとう ばいばい」
「うん ありがとう 気をつけてね じゃ」
二人の挨拶が終わるとタクシーは新宿方面へ発車した
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