ひとりでニヤニヤしながら 格好を確認をすると部屋をでた
「山ちゃん 遅くなりました」
「やあ 考ちゃん それからみんなもお久しぶり」
駅前寿司で神山はアルタの高橋孝一 内野誠二 田中幸三と
久しぶりに顔をあわせた
高橋孝一は神山に
「まずは これ社長からです メモが入っているそうです」
神山は頷いて封筒を受け取ると お札が入っている様子だった
中を開けると 50万位入っていて 手紙があった
【山ちゃん 今回力を貸して頂き ありがとうございます
このお金は 上原で足りない物に使ってください 内藤】
「おいおい 考ちゃん いいのかなぁー こんなに沢山頂いて」
「大丈夫ですよ 社長が直々に僕によこした物ですから」
「ありがとう 助かるな」
「それから これは上原の詳細図面 部屋に戻ってから見てね」
「了解 さあ食べようよ」
このお寿司屋は初めて入ったが 新鮮な魚介類で美味しかった
女将がビールと おつまみで鮮魚の盛り合わせを持って来た
日曜日だというのに 家族連れが多く店内は繁盛し
子供たちが親におねだりする声や 美味しいと食べている声など
賑やかな感じだが 客全体が上品な感じだと思った
「考ちゃん 美味しいね ここのお店」
「そうでしょ 先日現場実測の時 立ち寄ったんですよ
こんなに美味しかったら 高いだろうと思ったら安くてびっくり」
「へぇー そんなに安いんだ だから混んでいるのかな」
4人で食べて呑んで一息つくと 店を出た
「美味しかった 考ちゃんごちそうさま」
「いえいえ あれだけ食べても 普通の寿司屋より安いですよ
これからここにちょくちょく来れるから 楽しみです」
「うん 新鮮だと箸も良く進むものね じゃ僕はこれで」
「山ちゃん 車で行こうよ」
「いいの? だって銀座経由だと遠くなるじゃん」
高橋孝一は内野と田中に電車で帰るよう指示すると
タクシーを拾い 銀座まで同乗すると
「山ちゃん ごめんね あのさ渡すものがあるんだ」
そういうと高橋は鞄から封筒を出して 神山に手渡した
「なに?」
「ほら 先ほどは部下が居た手前 大きいのが出せなかったんだ
こちらにも50万入っています」
「そうか うん でもいいのかな? 100万なんて」
「うん 社長が考えてくれているから大丈夫だよ 仕舞っておいて」
「うん 内藤さんによろしく伝えてね」
高橋は明るい顔で
「了解」
話しているとタクシーは銀座に着いた
「じゃ 考ちゃん どうもありがとう」
高橋が手を振って答えるとタクシーは発進した
銀座店催事課の部屋に入ると 日曜なのに全員出勤していた
「あれっ 山ちゃん 休みだろ」
「やあ 課長 こんにちわ 休みですが
特殊なデザイン用品なんかを向こうに運ぼうと思って来ました」
「そうだな これから向こうで書かなければいけないからな」
神山は課長に挨拶を済ませると 市川が居るので
「やあ 大輔どうした ちょっと時間をくれよ」
「うん 今にする?」
「うん そうしようか」
神山は一旦自分の席にいくと倉元に挨拶をして座った
横に居る杉田に
「何かあった?」
「あっ 先輩 お休みじゃなかったんですか」
「翔が心配で 出てきたんだよ」
「えっー 僕のためにですか ありがとうございます」
「って言うのは 冗談で 向こうで使う物を選びに来た」
「なぁーんだ そうですよね もう 驚かさないでくださいね」
「売り場から何かあった?」
「いえ 何も無いですよ 大丈夫ですよ 僕がいるから」
そのやり取りを聞いていた倉元が
「おう 翔 頼もしい言葉だな 任せたぞ」
「わぁ 聞かれていたんだ 参った お願いします部長」
3人は大笑いして 神山は市川の席に行くと催事課をでた
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「山ちゃん 遅くなりました」
「やあ 考ちゃん それからみんなもお久しぶり」
駅前寿司で神山はアルタの高橋孝一 内野誠二 田中幸三と
久しぶりに顔をあわせた
高橋孝一は神山に
「まずは これ社長からです メモが入っているそうです」
神山は頷いて封筒を受け取ると お札が入っている様子だった
中を開けると 50万位入っていて 手紙があった
【山ちゃん 今回力を貸して頂き ありがとうございます
このお金は 上原で足りない物に使ってください 内藤】
「おいおい 考ちゃん いいのかなぁー こんなに沢山頂いて」
「大丈夫ですよ 社長が直々に僕によこした物ですから」
「ありがとう 助かるな」
「それから これは上原の詳細図面 部屋に戻ってから見てね」
「了解 さあ食べようよ」
このお寿司屋は初めて入ったが 新鮮な魚介類で美味しかった
女将がビールと おつまみで鮮魚の盛り合わせを持って来た
日曜日だというのに 家族連れが多く店内は繁盛し
子供たちが親におねだりする声や 美味しいと食べている声など
賑やかな感じだが 客全体が上品な感じだと思った
「考ちゃん 美味しいね ここのお店」
「そうでしょ 先日現場実測の時 立ち寄ったんですよ
こんなに美味しかったら 高いだろうと思ったら安くてびっくり」
「へぇー そんなに安いんだ だから混んでいるのかな」
4人で食べて呑んで一息つくと 店を出た
「美味しかった 考ちゃんごちそうさま」
「いえいえ あれだけ食べても 普通の寿司屋より安いですよ
これからここにちょくちょく来れるから 楽しみです」
「うん 新鮮だと箸も良く進むものね じゃ僕はこれで」
「山ちゃん 車で行こうよ」
「いいの? だって銀座経由だと遠くなるじゃん」
高橋孝一は内野と田中に電車で帰るよう指示すると
タクシーを拾い 銀座まで同乗すると
「山ちゃん ごめんね あのさ渡すものがあるんだ」
そういうと高橋は鞄から封筒を出して 神山に手渡した
「なに?」
「ほら 先ほどは部下が居た手前 大きいのが出せなかったんだ
こちらにも50万入っています」
「そうか うん でもいいのかな? 100万なんて」
「うん 社長が考えてくれているから大丈夫だよ 仕舞っておいて」
「うん 内藤さんによろしく伝えてね」
高橋は明るい顔で
「了解」
話しているとタクシーは銀座に着いた
「じゃ 考ちゃん どうもありがとう」
高橋が手を振って答えるとタクシーは発進した
銀座店催事課の部屋に入ると 日曜なのに全員出勤していた
「あれっ 山ちゃん 休みだろ」
「やあ 課長 こんにちわ 休みですが
特殊なデザイン用品なんかを向こうに運ぼうと思って来ました」
「そうだな これから向こうで書かなければいけないからな」
神山は課長に挨拶を済ませると 市川が居るので
「やあ 大輔どうした ちょっと時間をくれよ」
「うん 今にする?」
「うん そうしようか」
神山は一旦自分の席にいくと倉元に挨拶をして座った
横に居る杉田に
「何かあった?」
「あっ 先輩 お休みじゃなかったんですか」
「翔が心配で 出てきたんだよ」
「えっー 僕のためにですか ありがとうございます」
「って言うのは 冗談で 向こうで使う物を選びに来た」
「なぁーんだ そうですよね もう 驚かさないでくださいね」
「売り場から何かあった?」
「いえ 何も無いですよ 大丈夫ですよ 僕がいるから」
そのやり取りを聞いていた倉元が
「おう 翔 頼もしい言葉だな 任せたぞ」
「わぁ 聞かれていたんだ 参った お願いします部長」
3人は大笑いして 神山は市川の席に行くと催事課をでた
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