2013年9月22日日曜日

Vol.1170 百日紅 -6-67



北7番 BT382yFT322y P4
距離は短いが左右が狭く距離よりも正確なショットが要求される
ミドルホール ティーショットは確実にフェアウェイを捉えたい
このホールはグリーン右手前に小さな池があり 水郷がフェアウェイを
斜めに横切り フェアウェイ左をティーグランドまで流れている
残り170yフェアウェイ右のラフに50yの縦に長いバンカーがある
神山はドライバーを思い切り振り抜くと フェアウェイ残り60y
水郷の手前まで打ち込んできた
「わぁーナイスショット 凄いわ」
泰子もドライバーで右のバンカー狙いで打つと左に戻ってきて
フェアウェイ真ん中に落とした 残り110yと飛ばした
洋子と由紀枝もドライバーで思い切り打つと 真っ直ぐなボールで
フェアウェイをキープした 洋子と由紀枝共に75y残した
ここのグリーンは60yと細長く左奥にバンカーがある
泰子は9番アイアンで打つと池に向っていったが左に戻し 見事に
ピン傍にオンした
洋子がピッチングウエッジで打つとグリー左のバンカーに入れてしまった
由紀枝はそれを見て 力加減したが グリーンに届かず池に転がり落ちた
「あっ 入っちゃた もう 一人で入っちゃ駄目なのに もう」
キャディーや洋子も大笑いした
由紀枝は池手前から第4打をオンさせ 2パットのダブルボギーであがった
洋子もバンカーから出すと3パットしてしまいダブルボギーであがった
神山は残り60yをピタリと寄せるとバーディーであがった
泰子も2mをしっかり打ちバーディーであがった
「あーあ もう 暑いからって 一人で行水するってもう いやねぇー」
「ふふふ 由紀枝さん 泳いでくる?」
「嫌よ もう 泰子さんたら」

北8番 BT436yFT379y P4
豪快な打ち下ろしのミドルホール
2打目は右サイドにある池を避け左サイドから攻めたい
ここはティーグランド左側に水郷があり そのままレディースティーの
前を横切り190y右側に池を造っている そのまま水郷でグリーン手前
50y付近からグリーンの右側をカバーするように池になっている
残り220y付近フェアウェイ左側に50yと細長いバンカーがある
神山はドライバーで左バンカー右側を狙うと低い弾道で飛び出し
真っ直ぐに行くとフェアウェイ左だがキープした 残り90y
「おぉー よかった フェアウェイで 危ない危ない」
「ナイスショット 凄いわね 350y位飛ばしたんじゃないの ふふふ」
泰子は手前の池 左側を狙い打つと綺麗にドローで戻ってきた
フェアウェイど真ん中をキープした 残り125yと飛ばした
洋子と由紀枝もドライバーで打ち泰子を抜き 残り100yとした
泰子は8番か9番と迷ったが9番アイアンで打つと ピンに真っ直ぐ飛び
グリーンにオンするとバウンドしてピンまで転がり カップインした
「わぁー なに 見えなくなったわ ねぇー洋子さん」
「もしかして 入ったのかしら 見えないもの へぇー 凄いわ」
キャディーはカップインと確信しているので泰子に
「凄いですね おめでとうございます」
「入りましたか?」
「ええ 大丈夫ですよ 入っています」
由紀枝が打つと グリーン左にこぼしてしまった
洋子も右の池が怖く 左のフェアウェイに落とした
神山は残り90yをピッチングウエッジで打つとグリーンにオンして
ピン傍3mにつけた
由紀枝と洋子は3オンさせ2パットのボギーであがった
「凄いね 泰子 おめでとう」
「ふふふ 初めてですよ こんな長い距離を入れるのなんて」
「泰子さん おめでとう 凄いわね」
「ありがと ふふふ 嬉しいわ 距離が心配だったの」
「ああ アイアンを2本持っていたものね」
「ええ 8番だったら入っていないわ きっと ふふふ」
「私も初めてみたわ 凄いわ」

北9番 BT517yFT435y P5
左サイドの大きな池がグリーン回りまで広がるロングホール
各自の飛距離によって攻略ルートが違ってくる
ロングヒッターはティーショットで左の池に注意が必要
2打目で池を越すか 刻むかの判断がポイントとなる
このホールは残り220y付近から左側に大きな池がある
フェアウェイも残り65y付近左から右奥斜めに途切れていて池があり
グリーン廻りは池で囲まれている
泰子はドライバーを思い切り振りぬいた ボールは完全に右に出ていて
ラフかと思われたが フェアウェイ右ぎりぎり落としてきた 残り240y
「あー危なかった ふふふ」
「ナイスショット 凄いね 距離も出ているよきっと」
神山は左の池が怖く 右側を狙ったが 真っ直ぐに飛んだボールは右ラフに
入ってしまった それでも残り210yとした
洋子はドライバーを振り抜くと 少し右に出てしまい ラフに入ったが
神山と泰子を抜いていた 残り185y
由紀枝はキャディーに
「もう 行水させないから 真っ直ぐに飛んでね ふふふ」
キャディーもクスクス笑い由紀枝を応援した
由紀枝はドライバーを思い切り振り抜くと 今日一番の飛びでフェアウェイ
ど真ん中を真っ直ぐに飛んでいった フェアウェイキープしてドラコン
「わぁー やったぁー」
「庄司様 おめでとうございます 凄い飛びでしたよ」
「ありがとうございます ふふふ」
飛距離は270y出ていて 残り165yとした
神山と泰子も由紀枝のティーショットを見ていて驚いていた
「凄いな へぇー 出す時もあるんだね」
「そうね 今のショットは良かったわね ふふふ」
泰子は残り240yを刻む事にした 4番アイアンで打つとフェアウェイが
窄まっているところに落とした
神山は残り210yバッフィで方向性だけを考えて打つとグリーン奥に
こぼしてしまった
「神山様 残念ですね」
「うん しかしこの位置からだと例え外しても池には行かないでしょ
多少大きめでも良いと思ったんですよ」
「そうですよね あれで距離を合わせに行くと難しいですね」
洋子はロングアイアンを避けて 8番アイアンで方向を決めて打った
フェアウェイが窄まってくる所に落とした
由紀枝は4番アイアンで打つとピンに真っ直ぐ向っていったが 少し大きく
グリーンをこぼれてしまった
洋子の3打目はグリーン右に乗ったが 止まらないで落ちてしまった
泰子の3打目はグリーン右手前に落ちると ピンに向って転がった
グリーン奥は由紀枝が先に打ち3オンに成功し残り4mを2パットで沈め
パーであがった
神山も3オンに成功させると 2mを1パットで沈めバーディーであがった
洋子は4オンしたが2パットのボギーであがった
泰子は5mを2パットしてしまいパーであがった