2013年9月15日日曜日

Vol.1163 百日紅 -6-67



西1番 BT367yFT311y P4
打ち下ろしのミドルホール 距離が短いのでティーショットは距離より
正確にフェアウェイをキープすることがポイントになる
フェアウェイ300y付近にバンカーがあり 飛ばすとつかまる
神山は素振りをして軽くタイミングを合わせると 真っ直ぐなボールで
フェアウェイ中央にあるバンカー右まで飛んだ
「わぁー 凄いわ いい球筋だったし うん素晴らしいわ」
2人のキャディーも拍手をしてくれた
2番目泰子は素振りを2,3回すると思い切り打ってきた
このボールは右に出たが 綺麗に左に戻ってきて バンカー手前まで
打ってきた
「おお 凄く綺麗なドローボールだね」
「ほんと 流石だわ」
2人のプレーを見た洋子と由紀枝はフロントティーで素振りをした
「しかし 50yも違うなんて 優遇されているね」
「まあ いいじゃない ふふふ」
3番手の由紀枝は力まずに打つとフェアウェイど真ん中に落ち転がり
泰子のボール隣で止まった
「わぁー 凄いわ 真っ直ぐに飛んだわ ふふふ」
「うん 凄いよ 綺麗なスイングだったよ」
4番手の洋子だが これも力まずに綺麗なスイングをすると 真っ直ぐに
飛び出し 泰子のボールを僅かだが超えた
「わぁー 洋子さん凄い飛ばすのね」
「たまたまですよ ふふふ」
「うん 綺麗に飛んだね 凄いや うかうか出来ないな ははは」
由紀枝の第2打はグリーンに届かずバンカーに入ってしまった
このバンカーはグリーン手前から左側半分以上 ぐるりとガードしていた
泰子のセカンドはグリーンにオンさせた
洋子の第2打はグリーンに乗ったが転がりでた このグリーンは
くの字型のグリーンで 手前右側に落とすと 勢いがある場合は真ん中に
転がり出てしまう
神山は残り70yをピッチングで打つとピン傍に落ちバックして50cmに
つけるとバーディーであがった
由紀枝は3打目をオンさせると2パットのボギー 洋子も3オン2パットで
ボギーとしてしまった
泰子は微妙なアンジュレーションを読んだがカップにけられ 2パットの
パーであがった
2番ティーにいくときに洋子が神山に
「ねえ 今日は私たちHC14貰えるの?」
「あっそうか 決めていなかったね うんいいよ 泰子はどう」
「ええ 神山さんとスクラッチ 洋子さんと由紀枝さんに14でいいわよ」
「よし 頑張りましょうね ねぇー由紀枝さん」
「うん 勿論よ ここのコースって 素敵ね 気持ちが良いわ」

西2番 BT187yFT148y P3
グリーンが2つあるショートホール 左右のグリーンともにハザードと
バンカーにガードされ 巾も狭いため 確実なショットが要求される
手前の花道は広いのでアプローチでパーを狙うのも一策
グリーンの真ん中にあるハザードは9番ティーグランド前にある大きな池と
つながっている
1番神山は落としどころがグリーンしかないと思い 5番アイアンで
しっかりと打ち込むと 綺麗にワンオンした
次の泰子は3番アイアンでドローボールで狙うとグリーン手前に落ち
転がってオンした
3番手の由紀枝はフロントティーから5番アイアンで狙い グリーン左に
あるハザードの岩に当り見事にワンオンした
「わぁー ついているわ 今日は ふふふ」
「そうよ 池ボチャとワンオンじゃ全然違うもの 良かったわね」
4番目の洋子は6番アイアンで思い切り打ったが グリーン手前に落ち
バックスピンでバンカーに転がり落ちてしまった
洋子はバンカーから出すが7mを2パットしボギーとした
神山はみんなのボールを見ると 自分のボールが4mと一番近いので
「すみませんね ここのニアピンは頂きます」
由紀枝は9mを3パットしてしまいボギーにした
泰子は左に傾いている6mを綺麗なフックラインで打ったが僅かにはずれ
2パットのパーであがった
神山は4mの緩やかなのぼりで 少し右に切れそうだった キャディーが
「ワンカップ左でのぼりだから 少し強めで大丈夫です」
神山は言われたとおり ワンカップ左狙いで打つとキャディーが言った通り
のラインを描いて カップインしバーディーであがった
「凄いわね バーディーラッシュじゃない」
「おいおい まだ2ホールだよ ははは でもこのクラブ 振りやすいよ
以前のクラブよりバランスが良いのか うん」
「へぇー そうすると今日は またまた60台期待できますね」
「洋子 そんなにプレッシャーを掛けないで もう」