西7番 BT190yFT127y P3
グリーン左サイドが広く 花道になっているショートホール
各自の技量に合わせ ピンをデッドに狙うのか左サイドから攻めるのか
2つの選択肢が考えられる
グリーン右手前から 右側 真ん中奥と3つのバンカーがある
このホールはグリーン奥に僅かだが海が見えるホールだった
神山は3番アイアンでグリーンを狙い打ち真っ直ぐに飛ばし 見事に
ワンオンを成功させた
泰子は4番ウッド バッフィで打ちグリーンに落ちたが左に転がりでた
由紀枝は8番アイアンで距離をあわせピン左にワンオンさせた
洋子も8番アイアンで打ち ピン左奥に落とした
「やっぱ右は怖いわね」
「ええ あんなにバンカーがあると どうしても左に打ってしまうわ」
ニアピンはこのホール洋子と2mの差で神山が獲得した
泰子はピッチアンドランでピン1mにつけパーであがった
由紀枝と洋子は長い距離を2パットのパーであがった
神山は3mを緩やかなのぼりスライスラインを1パットで沈めた
西8番 BT551yFT466y P5
フラットなストレートロングホール
2打目地点右ラフに大きな木があり(残り260y)右サイドからは
打ちにくい為 左サイドがベストルートとなる
3打目地点は左右にバンカーがあり正確にフェアウェイをキープしたい
FTからはグリーンが見えるがBTだとフェアウェイ手前の左から
せり出している林でグリーンは見えない
神山はドライバーで左林ギリギリを狙い打つと フェアウェイ右にある
大きな木に向って飛んでいった 放物線の終点は木の右側でラフに入った
泰子はドローボールで攻め フェアウェイ右にある大きな木の左手前で
フェアウェイに運んできた
「ナイスショット」
「あそこしかないですよ ほんと難しいですね」
「うん ほんと難しいや」
FTでは由紀枝が素振りをしてドライバーを振り抜くと 真正面にある
木に向って真っ直ぐに飛んだ 僅かに木の右側を通り過ぎると 枝に当り
ラフに落ちてしまった
洋子はスプーンを使い木の左側を狙ったが ラフに入れてしまった
このホールのドラコンは泰子一人だけフェアウェイでゲットした
「わぁー 飛んでいないのにドラコンだって 申し訳ないわ ふふふ」
「木のところって フェアウェイが凄く狭いもの ここに落としたほうが
賢明だよ おめでとう」
泰子はスプーンで打ち ドローボールが綺麗に決まり フェアウェイ
残り130yまで飛ばしてきた
洋子はラフから打つが右に出てしまい残り115y右のバンカーに入れた
由紀枝は丁度木の下のラフで ライの状態が良いのでスプーンで打ったが
洋子と同じバンカーにつかまり 残り90yとした
神山のボールは 木を越えていて もう少し転がればフェアウェイだった
ライの状態がよく スプーンで打つがグリーン左手前のバンカーに入った
「あれぇー 落としどころがほんとピンポイントだ」
「そうね あれだけバンカーが大きいと 難しいわ」
「うん 打てばバンカーって感じだよ 難しい うん」
泰子は残り130yを綺麗にオンさせたが グリーンの奥ギリギリまで
転がった 3オンに成功
洋子の第3打はバンカーは出たがグリーン左手前のバンカーに入った
「あーあ またバンカーだわ トホホ」
「大丈夫ですよ 私もお仲間ですよ きっと」
「まあ 由紀枝さんたら ふふふ」
由紀枝は残り90y第3打は グリーン右のバンカーに入った 距離は
ぴったりだったので悔しかった
グリーン周りで神山が一番遠くにあり サンドウェッジで打つと3オンに
成功した ピンまで6mの所だが微妙なアンジュレーションがあり
難しいラインだった
洋子の第4打はグリーンを捉えたが難しいラインだった
由紀枝もバンカーから脱出するが難しい距離を残した
泰子はグリーン奥から3パットのボギーとした
由紀枝は4パットしてしまい8であがった
洋子も8mのフックラインで3パットをしダブルボギーであがった
神山も6mの距離だったが 3パットしてしまいボギーであがった
「うーん ここのグリーンって 落としどころでスコアが違ってくるね」
「うん そう思う だって4パットだもの 参ったぁー」
「うん カップのところで微妙に変化しているよね 難しいよ」
西9番 BT405yFT346y P4
ストレートなミドルホール
2打目でグリーンを花道から狙うためにはティーショットを
フェアウェイ右サイドに運ぶのがベストルートとなる
ティーグランドが少し斜め一列に配置され 右側は大きな池が
フェアウェイまであり どのティーグランドからでも 池越えのショットに
なる この大きな池は『北コース1番』のグリーン右手前から
グリーン奥まで繋がっている大きな池だ
グリーン周りのバンカーは左手前が縦に細長く配置され グリーン左側も
大きく口を開けていた 落としどころが難しいグリーン廻りだ
神山はテーグランドからグリーンを見ると 200y付近前後フェアウェイ
右側にバンカーがあり その向こう少し左にグリーンが見えた
神山はドライバーで思い切り打つとバンカー左側ギリギリを綺麗に飛び越し
残り70yフェアウェイ右側に運んだ
「わぁー ナイスショット 凄いわ」
「ははは ありがとう」
「お客様 あそこからだとグリーンを狙うのに絶好の位置です」
「うん そうなのか ありがとう」
泰子はドライバーでバンカー右側を狙い打ちドローボールが戻ってきて
バンカー越えのフェアウェイに落とした
フロントティーで洋子が素振りをしていたが もう一度グリーンを確認し
ドライバーを振り抜くと バンカー左側を飛んでいき 残り100y
フェアウェイに運んできた
「そうか ここからだと バンカー狙いだと右のラフに入るんだ」
「そうね ここだとグリーンに真っ直ぐで大丈夫ね」
由紀枝が素振りをして 打つと洋子と同じ所まで打ってきた
泰子は残り140yを6番アイアンで打つとグリーンに乗せてきた
由紀枝は少し左に打ってしまい グリーン左のバンカーに入れた
それを見ていた洋子は真っ直ぐに打ったが距離が足らずにグリーン手前の
バンカーに入れてしまった
神山は残り70yをピッチングウェッジで2オンさせピンまで6mとした
由紀枝と洋子はバンカー脱出に成功し3オンさせたが 共に微妙な
アンジュレーションのラインで2パットのボギーであがった
泰子は9mののぼり軽いフックラインを50cmまでつけて2パットの
パーであがった
神山のバーディートライだったが 下りのスライスラインは早くて
触っただけで転がり 返しのパットでいれ2パットのパーであがった