「ねえ 神山さん なんでVR6か分かる?」
「ううん 教えてください」
「うん ネットとかで評判がいいのよ ほら素人が好むって事じゃなくてさ
うーん 何台か買い換えた人の意見がいい評価していたの」
「へぇー 知らなかったよ そうなんだ」
「うん だから 祐子さんも調べたらそうだったって ねぇー祐子さん」
「うん 由紀枝さんが言うとおりで それで私も欲しくなったの 多分
泰子さんも同じサイトを見ていたんじゃないかな ふふふ」
4人は 車の話しをしながら 中華料理を食べると神山が
「じゃ 最後にラーメンでも食べようか ほら半々でどう?」
「はーい」
祐子がウエイトレスを呼ぶとラーメンを注文した
「洋子 久しぶりに踊りに行こうか?」
「ええ 表参道でしょ いいわよ」
4人はラーメンを食べ終わるとお店を出た
地下のショッピングプロムナードを歩いているとモテリコにはいった
祐子と由紀枝は自分が持っているコートなどみて話していたが洋子が
「ねぇー この指輪が欲しいなぁー」
神山が洋子の選んだ指輪を見てみると カジュアルでシンプルなデザイン
それでプチダイヤが散りばめれていたので 洋子に似合うと思った
「うん いいよ」
神山は値札を見ると 2700万円したのに驚いた
「神山様 こちらのリングですが 30%OffでOKです」
そう言われると 引けなくなりバッグから1890万円分のギフトカードを
出して清算すると洋子が
「わぁー 素敵な輝きだわ ありがとう ふふふ」
そういうと神山のほほに軽くキスをした
由紀枝と祐子はひそひそと話をして神山に
「ねぇー 神山さん 私たちもお年玉をくださいね このリングがいいわ」
「うん 私も お年玉にこのリングが欲しいわ ねぇー由紀枝さん」
神山は由紀枝と祐子に見られないよう買い物をするべきだと反省した
「わかった じゃクリスマスとお年玉を合わせて 今買うよ どう?」
二人は顔を見合わせ ニコニコして笑顔で答えた
神山は指のサイズを測ってもらい祐子と由紀枝にもリングを買った
3780万円分のギフトカードを店長に渡すとカウンターで数え
「神山様 確かに3780万円ございます ありがとうございます」
祐子と由紀枝はひそひそと話 皮小物を見ていた
神山が近寄るとその商品を後ろに隠し
「へへへ いいでしょ ねぇー祐子さん」
「うん 私たち お小遣いで買えまーす ねぇー由紀枝さん」
神山は気になったので由紀枝に聞くと
「だって 10万円以上は買ってもらうわ でも小額のものは そこまで
神山さんに迷惑をかけたくないし それにお小遣いもあるし 祐子さん」
「そうね 大丈夫よ神山さん」
そう言うと 二人は後ろ向きになりスパッツを下げると
「ほら 赤いTバックのお陰よ ふふふ ねぇー祐子さん」
「私たち 二人で赤いTバックを買って 渋谷で運試しをしたのね由紀枝さん
それで 二人とも30万円よ たった1千円で ふふふ」
神山と洋子はお尻を出したまま話している二人に呆れ
「おいおい 店長が笑っているよ もう」
由紀枝と祐子は店長がいるカウンターへいくとなにやら話し
現金で清算すると神山に
「やったぁー 35%Off ふふふ ねぇー祐子さん」
「ところで何を買ったの?」
「知りたい?」
「うん」
「じゃ 教えてあげる これよ ふふふ」
祐子と由紀枝が見せてくれたのはシープ皮で作られた携帯電話ケースだった
「へぇー こんなのがあるんだ」
「もう 知らないんだぁー いやだぁー ねぇー祐子さん」
「そうよ 今は これが流行っているの 特にモテリコのはね」
「へぇー いくらするの?」
「うん 通常2万8千円よ だけど35%Offでーす ふふふ」
「じゃ 僕も買おうかな」
「だめだめ 駄目よ 女の子のフャッションよ 変に見られるわよ」
「そうそう 男が買うものじゃないわよ ねぇー祐子さん」
神山はショックを受け 店長を見ると笑っていた
4人はタクシーで表参道のアメリカンポップスに行った
店内に入ると 以前のようにビートが効いた曲が流れていた
神山はビールを注文すると 簡単なおつまみも貰った
曲が変わり懐かしいポップスが流れると センターで踊り始めた
洋子が