打順は香織 真由美 泰子 神山となり
今回はレディースティーが無く レギュラーティーからのプレーとなった
10番は380yパー4のコースで軽く右ドッグレッグしていて 右は
ラフの外は崖になっているコースだ
神山と泰子はパーであがり 香織と真由美はボギーだった
11番ロング 12番ショート 神山と泰子は共にパーであがった
香織は11番でダブルボギー 真由美は12番でダブルボギーとした
13番440yパー4 打ち下ろしの右ドッグレッグ
ここは 220-250y地点にフェアウェイの広い落とし場所があり
270yを真っ直ぐに越えると ガードバンカーに捉まる様になっていて
神山は今までで一番いいショットをしたのにも拘らず バンカーに入った
キャディーが飛ぶ人は大抵あのバンカーに入れて 苦労すると話した
神山はバンカーまでいくと なるほど前の壁がグリーンを遮るほど
高く聳えている様だった
神山は残り100yなのでピッチングウェッジで思い切り打つと
グリーンをオーバーして ボギーであがった
泰子はパーであがり 香織と真由美はダブルボギーで上がった
14番は35度左ドッグレッグのパー4で 370y打ち下ろしのコース
泰子は手堅くパー狙いで行くかと思ったが 左林ぎりぎりを上手な
ドローボールで攻めに行き 残り60yとした
神山は先ほどのホールで ストレートボールが良く飛んだので ここでも
ドライバーを思い切り振りぬいた
ボールは綺麗に左の林を越えて グリーンエッジまで届いた
香織と真由美は安全策で フェアウェイ真ん中に落とした それでも
ランが出て のこり100yのところに行った
泰子が神山に
「凄いボールね 惚れ惚れするわ 私は怖かったから止めたのよ」
「そうか でも良く飛んで行ったじゃないか グリーンオンだったりして」
「ううん あなたのボールがグリーンよ 凄いわ ふふふ」
一方香織と真由美は
「あの二人 いい勝負ね」
「ほんと 良く飛ばすし スコアだって纏めているし 凄いわね」
「参ったわ」
「泰子さんも 気分爽快じゃないかな ねぇー 羨ましいわ」
「そうね 少し呑み過ぎたかしら 効いているわ ふふふ」
香織と真由美は共に3オン2パットのボギーで上がった
泰子は60yをピタと寄せバーディーを奪うと神山もバーディーで上がった
15番185y パー3
ここは名物ホールで ティーグランドからグリーンエッジまで大きな池で
先日行われたゴルフ大会でも 何人ものプレヤーが池ポチャをしている
グリーンは受けていて 手前にオンさせてもバックスピンが掛かっていると
ガードバンカーに入るようになっている
泰子はピンに真っ直ぐ向って打つと グリーンエッジにオンして
そのままピン傍まで転がっていった
これにはキャディーも驚いて拍手をした
神山は4番アイアンのロフトを立てるようにして打つと 泰子と同じように
グリーンエッジにオンしたが 転がりが強く ピンをオーバーした
香織と真由美は池は越えたがバンカーに入り ダブルボギーとした
泰子は慎重にラインを読んで このホールもバーディーを奪った
神山は距離合わせが上手く行きパーで上がった
16番390yパー4 打ち上げ軽い右ドッグレッグ
右側に丘の斜面があり岩が露出しているコース
このホール 神山と泰子が珍しくボギー 香織と真由美がダブルボギー
17番530yパー5 打ち下ろし
最初は左ドッグレッグし 次打からピンまでは右ドッグレッグしている
落としどころは220y付近のフェアウェイ 400y付近のフェアウェイ
泰子は綺麗なドローボールを打ち 残り150yの処まで飛ばした
神山はストレートボールで左の林を越えて残り120yの処まで飛ばした
香織と真由美はキャディーの教えどおり220ヤードのフェアウェイを
キープし喜んだ
「あー 良かった でもスプーンで打って正解ね」
「ええ ドライバーだと きっと右の林に入るわね」
「ほんと このクラブ 良く飛ぶわね」
「ほんと 二日酔いでちょうどいいのかしら」
神山と泰子は香織や真由美より先を歩いていた
「わぁー 神山さん 凄いところまで飛んでいるわ 負けたぁー」
「ハハハ ランだよ きっと そんなに飛ぶわけないだろ もう 泰子は」
「ふふふ そうね でも凄いよ 530yでしょ 残り100y位だもん」
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