2013年3月6日水曜日

Vol.970 紫陽花 -14-59



7月5日 日曜日 晴れ
神山は25歳 まだあどけなさを充分に残している泰子の寝顔をみて起きた
6Fのスイートにもベランダがあり 神山はビールを呑みながら
タバコを吹かし 泰子の今後を考えた
そういっても考える女性は多く 神山は悩んだ
泰子に約束した 都内に部屋を借りる事は最優先だが 果たして自身が
どれだけ泰子を幸せに出来るか疑問だった
今日の天気は快晴とまでは行かないが 眼下に見える景色は
空気が透き通って最高に綺麗に見えた
景色を堪能していると泰子が起きてきて
「わぁー 素敵ねぇー おはようございまーす」
「やあ おはよう 今日は空気が透き通っているよ 綺麗だ」
「ほんと 綺麗だわぁー まるで河津と一緒よ ふふふ」
「そうか 河津も透き通っているんだ」
「ええ だって工場がないでしょ 空気を汚しているのは自動車だけよ」
「なるほど じゃ観光バスが増えると空気が濁ってくる訳だ」
「もう 朝から変な事に感心しないで ほんと変な人ね もう ふふふ」
「おいおい カルチャーじゃないか 変人扱いするなんて こらっ」
神山は泰子を抱きしめてキスをすると 泰子は答えた
ベッドに行くと泰子は
「ねぇ 可笑しいの あそこの周りがべとべとなのよ 見てくれる?」
神山は泰子が真剣に話すので ヴァギナを覗いてみると泰子の手が神山の
頭を抑えて 泰子は
「ねえ お願い そのまま愛撫をしてください お願いします」
神山はやられたと思ったが そのままクリトリスを愛撫した
今朝の泰子は積極的で 自分から快楽を求めようとして 腰を動かしたり
指をクリトリスに宛がい 何かに取り付かれたように快楽を貪った
神山に肉棒を挿入されると 気持ちが良いのか自分から腰を動かし
「ねぇ 神山さーん 気持ちいい?」
「うん いいよ 本当だ いいよ」
肉棒の先にある亀頭がだんだんと硬くなると 泰子は我慢できずに
「ねぇー いきそう あぁー はぁー あっ きゃぁー」
「僕も いくぞぉー でるぅー うぅー」
二人は快楽の頂点に達し 一緒に果てた

「ふふふ 気持ちよかった?」
「なんだよ もう うん 気持ちよかったよ ヴァギナはベトベトだし
もう 泰子はSEXの事しか考えていなかったんだ」
「勿論よ 貴方と一緒の時は それがベストの考え方でしょ
ゴルフ場にいったら ゴルフ 銀座に行ったらお仕事 でしょ ふふふ」
「そうすると 寝ているときも考えていたの?」
「うーん 分からない だって貴方に抱いてもらって そのまま寝たから」
「そうか 分かった さあ朝食に行こうよ」
「はーい じゃ一緒にシャワーを浴びましょ ふふふ」
二人はシャワー室でじゃれあって 体を綺麗にして出ると
「あら もうこんな時間よ 早くしましょう」
「泰子 浴衣で良いよ 僕も浴衣で行くから」
泰子は浴衣を見てみると 少しだけピンクになっている所があったり
しわが沢山出来ているので
「ありがとうございます でも着替えます」
神山はその仕草を見ていたので 自分も着替えをし準備した
「さあ 行きましょうか ふふふ」
「おいおい 化粧はいいの 二人に言われないかな」
「ふふふ 大丈夫だって 私 そんなの平気よ」
神山は由紀枝に似た根性を持っていると思い ますます気に入った

レストランに行くと香織と真由美はまだ来ていなくて 時計を見た
まだ6時50分だがレストランは営業していて まもなく来ると思った
バイキング形式なので 神山は洋食を中心に盛り合わせをした
受付で地ビールを2本注文しテーブルに戻ると泰子は純和食メニューだった
「まぁー おつまみばかり でも美味しそうね」
泰子は神山のおつまみをどれが美味しいか色々と食べてみた
神山の盛り合わせのトレーは半分近くなくなっていて ビールを呑むと
再びおつまみをとりに料理が並んでいる処にいった
ちょうど香織と真由美が眠たそうに 食事に来て神山に
「おはようございます」
「やあ おはよう 随分と眠たそうだよ 大丈夫」
「はーい 大丈夫でーす」
二人も神山と話しながらバイキングしていると泰子がきて香織に
「昨夜はありがとうございます」
そういいお辞儀をして 自分の席に戻った
神山もなるほどと思い 香織の出方を伺った
「神山さん 良かったでしょ ふふふ 私たちお邪魔したくなかったの」
「うん ありがとう よかったよ さあ 一杯食べて頑張ろうね」





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