4人はニーナ・ニーナの二人に挨拶をすると神山が
「さあ 洋子 踊れるところに行こうか」
「アメリカン ポップスですか」
「うん どう 涼子さん踊ろうか」
「わぁー 行きましょうよ お願いします」
「洋子 しかしアレックスって凄いブランドだね」
「ええ 私も驚いたわ アレックスの神山ですもの ねえ涼子さん」
「ほんと 鈴やの神山ではないもの 驚いたわ
私も アレックスで頑張るわ」
「そうよ涼子さん 内野さんとも頑張ってね ねぇ」
洋子が迷って神山の顔を見ると頷くので
「ねえ涼子さん 美佳さんね もう直ぐよ」
「えっ もう直ぐゴールインですか あーあ 負けたぁー」
「がっかりしないのよ 私も独身よ もう」
「ははは さあ 踊りにいこう」
4人はタクシーで表参道のアメリカンポップスに行った
店内に入ると 以前のようにビートが効いた曲が流れていた
神山はビールを注文すると 簡単なおつまみも貰った
曲が変わり懐かしいポップスが流れると センターで踊り始めた
洋子が
「ふふふ お尻の踊りをしましょうよ」
洋子が神山の手を取り センターでツイストを踊りだすと
祐子や涼子も一緒に踊り始めた
「わぁー 神山さんって 上手ですね」
「うん 洋子に教えられた ははは」
洋子が時々お尻を突き出すと 神山は上手にお尻で答えていると
周りが 二人の踊りに見とれて踊らずに見る方に回った
こうなると 神山の独壇場で スペースを上手に使い踊り始めた
曲の最後になると 洋子の体を抱き上げ投げると 1回転させた
洋子がきちんとポーズをとると 周りから拍手や指笛がなった
「わぁー 素敵でした 凄くよかった」
「私も見とれてしまいました 凄いですね二人とも いいなぁー」
「ははは そうしたら次は祐子の番だ いいね」
神山は祐子とステップを合わせながら踊り 時々お尻で挨拶すると
祐子もニコニコして挨拶をしてくれた
このときも 神山の周りには誰も居なかったので
洋子のときと同じように 上に投げ上手に受け止めると
祐子はきちんとポーズをして ピースサインを出した
周りからは先ほどと同じように 拍手や指笛が鳴り止まなかった
「はぁ 少し休憩 1曲だけ休憩させてね」
「あら 私まだなのに」
「うん 次に一緒に踊ろうね 待っていてね」
神山はビールを呑むと みんなに呑みものをきいた
祐子と涼子は洋子に合わせて トマトベースのカクテルで 神山は
ドライマテニィを注文した
ビートの効いた曲が終わると バラードに変わった
センターではチークを踊りだすカップルが多く 神山は涼子に
「次に踊ろうね 待っていてね」
「はーい 待っていまーす」
その間にカクテルが来ると みんなで乾杯をした
「涼子 アレックスと最初に合ったのが この場所さ 記念の場所」
「そうですね それで先ほどのように お尻で挨拶して ふふふ」
「へぇー 凄いですね 私はまだお話もしていないですよ」
「ははは 仕方が無いよ でもね もう直ぐ日本にくるよ ねっ洋子」
「ええ もう直ぐ来るわね 楽しみね」
「また あそこの寿司屋かな ははは」
「女将さん 驚いていたもの よく食べるって ふふふ」
話していると曲が終わり 神山は涼子の手を引いてチークを踊りだした
涼子は最初から両手を神山の首に巻き いつでも踊れる状態だった
曲が流れ 神山が上手にステップをすると
涼子もしっかりとついて来て 次第にぴったりと息が合った
神山は涼子の腰に両手を回し リードしていると涼子がキスをしてきた
慌てずにしっかりとキスのお返しをすると 涼子は微笑んだ
曲も終わりに近づくと 神山は周りを見て涼子を投げると1回転して
ポーズを決めた このときも拍手や指笛が鳴り止まなかった
「わぁー 涼子さん 凄いわね 綺麗だったわ」
「そうスカートが綺麗に開いたでしょ 見ていても素敵だったわ」
「わぁー ありがとう 祐子さんの時も スカートが開いて綺麗だったわ」
二人は楽しいのか良くしゃべった
洋子と神山は若い力を微笑ましく見ていた
「今夜はありがとう 明日の活力なります」
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