銀行の窓口で普通に入金できるので一安心した
ソファーで寛いでいると アレックスジャパンのJrや秘書の篠原涼子
ジャック へリントン副社長とナタリー秘書が部屋に訪れた
神山はGプロの高橋や佐藤部長 GDの田辺 建築の渡辺を次長室に呼び
洋子は椅子を用意して みなが席に座った
「すみませんが アレックスブースと関りのある会社が来られますので
もう暫くお待ちください」
5分ほど待つと東都食品の副社長 田宮浩司と秘書の里香
森和幸 営業推進部長の3名が訪れた
「神山さん 遅くなって申し訳ございません」
「大丈夫ですよ それでは初めてという方が居ると思いますので
私の方で紹介をさせて頂きます」
神山はGプロメンバーの紹介をし アレックスジャパン 東都食品と
全員の紹介をした
「では 責任者の高橋さん お願いします」
神山は次長席に座り 佐藤部長も神山の隣に座り打ち合わせを聞いた
高橋は昨日午後のシュミレーションのように分かり易く
ブースデザインを説明して行った
アレックスJrやジャックも頷きよく話を聞いていた
高橋の説明が一通り終わると神山が
「では 質問やご要望をお聞きし すり合わせをしたいと思います」
Jrは全体のイメージは大変素晴らしく 何も言う事は無い
ただ共有部分の地下と自分のブースの関連付けの件やイベントを
行う時のスペースや顧客整理と販売体制など かなり突っ込んだ
質問が出された
高橋が神山を見たので神山が
「共有部分の関連付けは 例えば基本カラーで誘導をする方法や
販売員にアレックスのユニフォームを着せるとか考えています
例えば 床導線ですが この中央通路に基本カラーを使い
アレックスブースまで引張ります ここにデザインしたのがあります
田辺さん お見せしてください」
田辺は昨日通りの展開になってきたので 気持ちに余裕がうまれ
説明をしても 分かり易くJrを納得させた
「ありがとうございます 田辺さんの説明 よく分かった
では 私はこの基本カラーとアレックスユニフォームがいいと思う
ジャックはどうですか」
「ええ 社長が言われたように 私もこれなら問題はありません」
「神山さん OKです これで進めてください あとイベントの事です」
「ええ 私はこのスペースで出来るイベントを考えています
例えばスーパーカーを展示し みんなに触って頂き見て貰う
で 例えばこの車にはこんなエピソードがあるという部分を
同じ展示場内で展開していきます
例えば この車がテスト中に350km出したというエピソードが
あったら ゲームコーナーの感覚で モニターに350kmで
走る映像を流すとかするわけです」
「おお 楽しいね 大変いいですよ でも神山さん
その話は 男の子の話で 女の子の場合はどうしますか」
「ええ 例えば 小さくて可愛らしい車を用意して 子供用に
ブースの中を開放するんです 勿論 大人になれば本物を見ますがね」
「なるほど 楽しい企画が一杯ありますね」
「ええ それで 企画の話は 基本線はこちらのGプロで考えます
その下の部分 更にその下のアイデアなどは会社で考えて頂き
こちらとすり合わせをしながら 進めればいいと思っています」
「そうですね 分かりました 私たちは 基本的にこのデザインでOKで
後 地下は先ほどの基本カラーの差し替えでOKです」
「ありがとう Jr この案はすでに先方に確認してあるので
このまま進めば 早くから手を付けられるよ
それで田宮副社長ですが アレックスのユニフォームでも
別に問題は無いですよね」
「ええ うちで調理や販売をしたとしても 問題はありません
ただ どこかに東都のロゴを入れて欲しいと思います」
神山は暫く考え
「どうでしょうか ユニフォームの中にロゴをデザインする方法は」
「ええ いいですね そうしましょう それなら問題ないです」
「Jr ユニフォームを白で作った場合 アレックスのロゴも入れようか」
「うん いいですね それだとよく分かりますよ OKです」
「田辺ちゃん 早速ユニフォームのデザインをお願いしますね」
「はい 分かりました」
「田宮副社長 出来れば横文字のロゴってありますか?」
「ええ あります そうしましたら メールで直ぐに送らせますよ
実際製作段階では きちんとしたロゴをお持ちいたします」
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