尚 出資額等詳細は 後日決定とする】
「うん ありがとう では各人のサインをお願いします」
最初に東都食品の田宮がサインをし 鈴や食品代理として神山がサイン
アレックスJPのJrがサインをした
立会人として 洋子 里香 涼子のサインが記されると
神山がサインの場所と時刻を記入してコピーをみなに手渡した
「さあ 話をしていると どんどんと進み楽しくなりましたね」
田宮もJrもニコニコして 神山に握手をして退室し
神山はビルの表でみんなを見送った
「山ちゃん 凄いことになったね」
「うん 考ちゃん 頼みますよ 楽しいよね これでリピーターが
増えれば 充分に存続は出来ます 勿論気を抜いたら駄目ですよ」
「ええ そうですね それにイベントプランをGプロで行うという事は
アルタが行うという事でしょ それも凄いですね」
「ええ 仕事が無くならない様に 考えました」
「ええ 早速社長に報告をさせて頂きます ありがとうございます」
高橋たちGプロのメンバーが次長室を出る時に佐藤部長が
「山ちゃん ありがとうございます」
深々とお辞儀をしたので
「佐藤部長 僕もアルタの社員ですよ 当たり前のことです」
佐藤は頭を上げると嬉しいのか 涙ぐんでいた
「さあ 洋子 久しぶりに近くの中華でも行きますか」
「そうね 雨が降っているから 近い方がいいわね」
「じゃ 催事課の翔を誘って見るか」
「ええ 近状も聞きたいし そうしましょう」
神山が催事課にいくと たまたま杉田と屋敷がいて
「こんにちは先輩 どうされたんですか」
「うん お昼はどうかなって」
「わぁー ごちです なあテツっ」
「はい ありがとうございます ご馳走になります」
4人は近くの中華料理店に入ると神山が生ビールと餃子を注文した
13時を過ぎていたが 店内は満席状態に近かったが
ピーク時のように外で待つ事はなかった
「翔 お中元の出だしはまずまずじゃないか 良かったな」
「ええ テツも良く動いてくれるし 僕も助かっていますよ」
「どうだね 屋敷君 少しは慣れて来たかな」
「ええ 最初の時と比べると 楽しく仕事が出来ます 大分慣れました」
「うん 何しろ現場が一番さ そうすると若い子から慕われ
だんだんと屋敷君の株が上がるよ そうすればしめたもので
催事課でも評価も上がり 結果進級が早くなるって構図さ」
「そうですね まだまだ実感はないですが なにしろ与えられた仕事を
無難にこなす それだけですね 自分の力をもっとつけないと
次のスッテップに上がれませんから」
神山はまだ若いのに良く出来ていると思い感心した
「ところで翔 例の話はどうしたの」
杉田は顔を真っ赤にさせて
「はい 結婚します」
それを聞いた屋敷は
「えっ先輩 そうなんですか おめでとうございます」
「うん そのつもりでいるよ まだ美佳さんには話していないんです」
「そうか 喜ぶぞ 早く話してあげろよ」
「ええ 今夜残業が無いので 逢った時に話します」
「翔君 良かったわね ふふふ でも独身ライフが出来ないからね」
「そ そんなぁー 僕は遊んでいませんよ もう なぁテツ」
「ええ その代わり 僕がいつも大変ですよ 酔っ払いに付き合ってね」
「またぁー そこを強調しないの もう 酒を呑べば酔うの もう」
「まあまあ これからは少し控えて 美佳さんの為にもな」
「はい 分かりました」
「そうそう 神山さん 涼子さんと先ほど少し話したの」
「ああ あの話ね うん」
「それで 今夜お時間よろしいですか」
「ああ いいよ そうしたらみんなで食事をするか 祐子も誘おうか」
「ええ その方が緊張しなくていいと思うわ」
神山はアレックスJrに電話をして涼子に残業をさせないように頼んだ
「神山さん 了解したよ もう少し早い時間でもいいよ」
「なら 赤坂のスカイホテル6階にステーキハウスがあるので
そこに6時でお願いします 僕が予約を入れておきます」
「はい了解です それから先ほどの覚書を 本国の父親にFAXしました」
「ありがとう こちらでもFAXしておいたが 喜ぶよきっと」
「はい では6時に現地で お願いします」
「洋子 JrはOKで6時にステーキハウスで待ち合わせだ」
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