ただそれだけですよ そうしたら彼女が なるほどって頷いていたの」
「うん まあ本当の事だから 別に問題ないさ さあ食べようよ」
二人がゆっくり歩いていると 祐子やカトリアーナが早く来てと呼んだ
「さあ それでは乾杯しよう」
神山はワイングラスを持つとみんなに乾杯して 少し呑んだ
「さあ ステーキを焼くよ お肉も焼きごろになっているし美味しいよ」
「わぁー 楽しみです 早く食べたいよー」
「そうね 神山さんね 今日はプールでカトリアーナに一杯教えてもらったわ
だから お腹がぺこぺこでーす」
「そうか いいことだよ 待っていてね もう直ぐだから
それはそうと カトリアーナは何時頃に帰るのかな」
「うん 出来れば午前中に帰ろうと思っているよ」
「そうか それだったら早い時間なら 送ってあげるよ どうする?」
「早い時間って 何時ごろですか」
「うーん 8時ごろとかそこら辺だね」
「そうしたら 送ってもらおうかな その方が楽チンだし」
「そうよ 電車より早いからそうしなさいよ ねえあなた」
祐子が
「そうしたら 毛を剃らないとね ふふふ 早寝 早起き ふふふ」
「おいおい また剃るきかよ もう」
「大丈夫よ 最初だけで 後は気持ちよかったわ」
「わぁー 洋子さん ずるいぃー もう
でも 実験台になって貰ったんだから 文句言えないか ふふふ」
「おいおい ステーキが焼けたよ ハイお皿を出してくださいね」
神山の号令で みな取り皿を出して ステーキを盛って貰った
「わぁー 美味しいわ ねえ祐子さん 極上のお肉よ ねえあなた」
「うん 美味しいよ さいこーだね 祐子 ありがとう」
「どういたしまして でもね最初に見つけたのはカトリアーナなのよ ねっ」
「ふふふ だって50%OFFって目立ったんですよ だから」
「うん 二人ともありがとう 僕が感心したのは 価格だけじゃなくて
ちゃんと生肉を試食して 判断した事が素敵な出来事だと思うよ ねえ洋子」
「そう 私も値段に釣られて買うときがあるけれど 試食まではないわ
たいしたものです 本当よ ありがとうございます ふふふ」
4人は 美味しいステーキを食べると祐子が
「ガーリックライスを用意していますが 半分でいいですか」
「うん 僕は普段どおりで構わないけれど 女性軍はどうかな」
洋子とカトリアーナも祐子と同じように 半分で言いというので
キッチンに戻り準備をした
ガーリックライスを食べ終わると 神山もさすがにお腹が一杯になり
「ねえ 少し休ませてくれるかな お願いします」
祐子がキッチンに戻ると フルーツのデザートを運んできて
「はい 神山さんも食べてね お願いします ふふふ」
神山は器に盛られたフルーツを見ると お腹が一杯で食べられなかった
「だめよ 食べないとお預けよ ねえ祐子さん」
「ええ カトリアーナと一生懸命創ったのよ 食べてね ふふふ」
神山はカトリアーナと祐子の視線に耐えられず 一口食べると
「わぁー 甘くて美味しいよ うん 全部食べるから うん 大丈夫」
洋子達3人は神山が無理をして食べているのが分かり クスクス笑った
何とか食べた神山は罰ゲームで負けてしまい 一人キッチンで片付けた
「ねえ 洋子さん 本当に痛くなかったの?」
「うーん 最初だけよ ほら私も久しぶりだから 気にしなかったわ」
「そうなんですね だったら可哀想だから 剃るのは止めようかしら」
カトリアーナは
「でも 痛いと嫌だなー だって気が散るし 集中出来ないでしょ」
「大丈夫よ カトリアーナ 洋子さんが最初だけだって 言っているし」
「そうよ 大丈夫よ その時になって痛かったら剃ればいいでしょ ねっ」
「そうね そうしましょう」
「ねえ 洋子さん お手伝いに行きましょうよ」
3人はゲストルームで寛ぐと神山を手伝いに下におりた
「おお 来てくれたね ありがとう やっぱり多いと助かるよ」
「ふふふ 多分寂しがっていると思ってね ねぇカトリアーナ」
「そうそう 神山さんと今夜が最後でしょ だからお手伝いよ」
「えっ 最後って どうして」
「ううん この連休が最後でしょ もう 分からないの嫌ね ふふふ」
4人は大笑いしながら 片づけを進めた
6月22日 月曜日 曇り
「じゃあカトリアーナ 何かあったら携帯まで電話をくださいね」
「はい 分かりました それでもうここには来られないんですか」
「うーん なるべく来るようにしたいな」
「うん 分かりました 私も連休の時には遊びに行きます」
「うん 連絡を待っています では」
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