「ええ やはりあると違いますね 便利ですよ」
「そうか 良かったじゃないか」
「ありがとうございます そうそう神山さん 桃子が連絡を待っていますよ
あのままになっているでしょ だから誘ってあげないと可哀相よ
今日も 連絡が無いって言ってたよ」
「由貴は食事?」
「ええ そうです そうしたら桃子の携帯知っている?」
「いや 聞いてないんだ ごめん」
「店の電話より携帯の方がいいから教えるね メモは良いですか」
神山は由貴が教えてくれた桃子の携帯番号をメモすると
「明日は残業になるのかな?」
「ふふふ 大丈夫ですよ それと私明日お休みなのでもしかしたら急に
残業が入るかもしれないけど 待っていてあげて」
「うん 分ったよ ありがとう」
「桃子が済んだら 私よ もう寂しくて お願いします」
「うん 時間を作るよ」
「は~い 分りました」
「うん では」
神山は電話を切ると教えられた桃子の携帯に電話をした
「わぁ~神山さん こんにちわ ちょっと待ってくださいね、、、
ごめんなさい 今裏に来ました」
「こちらこそごめんなさい それで明日 駅前寿司に19時に行って
待っていますよ 残業が入ったらこの携帯に連絡をください」
「はい ありがとうございます 多分無いと思いますけど」
「うん それで桃子は食べ物で好き嫌いはあるのかな?」
「う~ん あまり無いですよ」
「分りました それでは明日の夜 お願いしますね」
「は~い 分りました ありがとうございます」
神山は電話を切るともう一度由貴に電話をした
「神山ですが ごめんね」
「いいですよ どうでした」
「ありがとう OKだよ それと電話したのは久保チーフの件だけど
ここのところ全然連絡がないんだけどな」
「ええ 会社には来ていますし 以前お話をした変な電話もないですよ
だから何か有ったのかも知れませんね」
「ありがとう 今度ゆっくり聞かせてね」
「は~い 分りました ふふふ 徹夜を覚悟してくださいね」
「分りました 栄養ドリンクを枕もとに並べるさ」
「わぁ~ いやだ~そんな もっと愛情がないと」
「ごめんごめん まあ時間を作る お願いしますね」
「は~い 分りました それでは」
神山が携帯の電話を切ると御殿場アウトレットプロジェクトの竹内から
電話が入った
「はい 神山ですが ご無沙汰しています」
「こんにちわ こちらこそ遅くなって申し訳ないです」
「ああ 規約書ですね どうなりましたか」
「ええ 神山さんが進めやすいように多少変更したんですよ
それでシュミレーションすると色々と問題点が浮かび修正をしました
それで先日頂きました名刺のご住所に発送をしました」
「そうですか ありがとうございます」
「ええ お恥ずかしい話ですみません」
「いえいえ こちらも気合を入れて取り組んでいますよ」
「パースを見るのが楽しみです」
「ええ 原案が出来ましたら伺いますよ その方がすり合わせ作業が
早く済みますし 如何でしょうか?」
「そうですね お電話を下さい お待ちしています」
「はい ありがとうございます」
神山はこれで一安心できた 規約が来ればそれに合せた柔軟なデザインで
対応できると考えた
「ただいま~」
「やあ お疲れ様です ありがとう」
「しかし 100万円を使うのって大変な作業ね」
「助かります で何を買って来てくれたの」
洋子は袋を丁寧に開けると清楚で可愛らしいブラウスとスカート
これが3セットとセクシーなネグリジェや少し大人の雰囲気の部屋着など
おしゃれなTシャツなどこの夏の流行を買ってきてくれた
「それで 40万円残ったわ ブラジャーを買いたかったけれど
サイズが分らないから違うとね失礼だしね」
「どうもありがとう 早速今夜にでも渡すよ
それと その残った商品券は洋子が持っていて でなければブラジャーを
買っても良いよ すごくHな感じの」
「ふふふ そうね でもねうちの母がね この間洗濯をした時に例の
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