伊勢えびの料理が出されてビックリした
ウエイトレスが
「これはシェフからのお詫びの気持ちです どうぞ召上ってください」
食べると塩コショウの味付けだがえびの美味しさが充分引き出されていた
綺麗に食べ終わると受付で伝票にサインをして部屋に戻った
「あ~美味しかった お腹が一杯です」
「ええ 私もお腹一杯よ ご馳走様でした」
「あれだけ食べて呑んで 0円とはTJは凄いね」
「わぁ~ 神山さん 全部ただ?」
「そうだよ そうだここの冷蔵庫 ビールが無いよね 頼まなくては」
神山はフロントに電話をして冷蔵庫のビール補充を頼んだ
暫くして客室係りがよく冷えたビールを冷蔵庫に補充をしてくれた
神山は二人に
「さっき気が付いたがショッピングモールが有るので
ウインドーショッピングをしようよ」
「うん いこうねえ洋子さん」
神山達は3階にあるショッピングモールに行くと由紀枝が
「わぁ~ ここにもモテリコが入っている 見てみましょうよ」
神山たちは店内に入ると御殿場や渋谷と同じ商品が飾られていて
由紀枝は腕時計を眺めていたが自分のボストンバッグを見つけると
「神山さん これ」
「おお だけど値札は40万円じゃないか」
「ええ おまけをしてくれたわ 先日スーツを買った時に神山さん
一緒だったでしょ それで店長さんが覚えていてくれて
大サービスって それで安くなったの」
「よかったね あそこの店長は覚えがいいからね 助かったね」
由紀枝はやはり腕時計が気になるのかまた見に行った
神山が後ろから
「由紀枝 欲しいのか」
「うん でも会社にしていけないし 考えているの」
由紀枝が見ている腕時計はべゼルにプチダイヤが埋め込まれた
可愛く清楚な感じがしてけっして派手な時計ではなかった
洋子も加わり神山が話すと
「大丈夫よ この位のダイヤだったら それに派手じゃないし
ホテルでも充分使えるわよ」
「うん 僕も大丈夫だと思うよ 何か言われたらその時に考えればいい」
そう言うと店長を呼びゴテンバ グランド インのカードを見せると
「神山様 いらっしゃいませ こちらですと少々お待ちください」
店長は電卓で計算して
「AEXカードをご利用されますと30%引きの490万円で現金ですと
更に5%引かせて頂きます」
神山はAEXのカードで清算をしてベルト調整をして貰いその場で
由紀枝の腕に着けてもらった
「わぁ~ 素敵よ 欲しかったんだ」
由紀枝は神山と洋子にニコニコ笑顔で見せた
「由紀枝 似合うよ 良かったね
そうしたら 由紀枝 今着ているワンピースも変えるか 靴も一緒に」
「えっ でも、、、」
「いいわよ 私を気にしないで 私も買って頂いているから心配しないで」
由紀枝はそう言われて自分に似合うワンピースと靴を選び
神山と洋子がアドバイスをして漸く決まった
「悪いけど 現金を持ってくる」
神山は部屋に戻って現金をもってモテリコに戻った
店長が
「ワンピースが30%OFFで35万円 お靴が同じく30%で
15万円が10万5千円で合計で、、、44万円で如何でしょか」
「由紀枝 このワンピースのベルトも一緒に買えばいいよ」
由紀枝はいろいろな色が有ったが淡いブルーを選び店長が
「こちらは5万円でご提供させて頂きます」
「由紀枝 浴衣を脱いで着替えてごらん」
「えっ でも」
「大丈夫よ その格好で外に行く訳では無いし ねっ」
由紀枝は浴衣の下には何も着けていなかったが試着室で着替えると
「わぁ~ 素敵よ 綺麗よ由紀枝さん」
「うん 凄く清楚で可愛らしくて 良く似合っているよ」
由紀枝の着たワンピースは麻とシルクで作られひだ加工が施されていて
乳首がうっすらと透けていたが充分このままでも外出できた
由紀枝は姿見を見て
「ぎゃあ~ もう 見えている」
両手で乳房を隠していると洋子が
「若いから そのくらい見えても大丈夫よ かえって素敵よ ノーブラで
綺麗なバストラインを出せるのは今でしょ」
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