「ブランデーは呑む?」
「ええ 大好きですよ なぜ?」
「そうしたらここで買って今夜は呑もうよ」
「わぁ~嬉しいわ ほんとですか 神山さん」
「ああ 本当だよ」
神山は10万円のレミーを2本 1万円のバーボン1本
1万円のスコッチ1本を買い包んで貰った
配送を聞くと送料が馬鹿にならないので祐子にココを覚えて貰い
時間があった時に来て貰うようにした
「さあ もうこんな時間だ 帰ろうか」
祐子はぎゅっと腕を掴んでニコニコして
「嬉しいわ 歩くと何時間掛かりますか?」
「どうして?」
「だって、、、こうしていたいんです」
神山は豊かなバストを押し付けられて下半身が反応をし始めて
「うん 明日の朝かな 多分」
祐子は腕を解くと神山を見て
「そんなに掛かりますか だってここから近くでしょ」
「ははは 寄り道をするとさ さあタクシーを拾って帰ろうよ」
神山はどうしても収まらない下半身が祐子に分らなければと願っていたが
祐子が突然そのまま神山に抱きついてキスをして分ってしまった
「まあ 神山さん Hなこと考えていたんでしょ いやだ~ 大きい」
神山は何も言えずにタクシーを待つと二人のところに来たので
「さあ 先に乗って」
何とかその場を切り抜け赤坂のスタジオに着いた
家に入ると神山は2階の主賓室で簡単にシャワーを浴びてガウンを着て
下に降りると祐子は洋子が買った部屋着を着てこれから始まる
時間の準備をしていた
神山はスタジオのソファーに腰掛けると祐子がにこやかにおつまみと
先程買ったブランデーを運んできた
祐子が部屋の隅にあるスイッチを触るとクラッシック音楽が流れ出して
「おお いいね~ こうやってゆっくり寛げるのは」
「そうしたら 庭も照明をお点けましょうか」
神山が頷くと再び部屋の隅に行ってスイッチに触ると芝生の緑が照明に
映えて綺麗だった
神山はこんな贅沢が出来るなら家賃は安いと思った
昨日気がついたプールの脇にガーデンがあるので今度は
そこで呑むのもいいかと思った
祐子は神山が持って来た缶詰をお皿に盛り付け運んできた
「祐子 終った」
「はい これで終わりです」
神山は出されたおつまみを食べようとしたが箸がなく
「祐子 箸は 無いようだけど」
「あっ ごめんなさい 直ぐに持ってきます」
祐子は慌てて割り箸と箸置きを神山の前に置いて
「どうも失礼をしました」
「うん 焦ると忘れるさ 僕と一緒だ」
神山が英語で言うと祐子も英語で
「ごめんなさい 神山さんと一緒に居ると楽しくて忘れました」
「たいしたもんだ 直ぐに英語で返してくるとはうん
ほら 立っていないで ここに座りなさい」
神山は自分の脇に座らせると祐子に
「祐子 良く似合っているよ この部屋着」
「ありがとうございます でも高かったでしょ 嬉しいです」
「うん 祐子が美しければ僕は幸せだよ 毎日美しい笑顔が見られれば
元気百倍さ」
祐子は顔を真っ赤にして
「私が美しくて 笑顔だと あの え~と 元気なんですか 今朝みたいに」
神山は祐子が勘違いしていると思ったが
「そうさ 大体笑顔がない女性は好まないよ僕は
女性は笑顔が一番だね そうすると男はこの女を泣かせないよう
一生懸命働いて一杯SEXするのさ」
祐子は更に顔を赤くして耳たぶまで赤くなった
「そうなんですか知らなかったわ SEXってそんなに大事だったんですか」
「そうだよ だから離婚の原因は元を正すとSEXが2番でお金が1番だよ」
「へぇ~ やっぱりお金ですか でも今私の友人でもお金が無くても
愛があるから大丈夫って そんな事いっているけどどうなのかしら」
「それはその時は燃え上がってそう思うよ でもね最終的にお金が
無くなればSEXも出来なくなるし まあ大変だと思うよ」
「わぁ~凄いわ 神山さんって 勉強になりました ありがとうございます」
「ごめんごめん 堅苦しい話で」
「いえ いいですよ だって神山さんから聞くと本当の事が解りそう」
.