2012年4月30日月曜日

Vol.660 ゆり -9-42



「ブランデーは呑む?」
「ええ 大好きですよ なぜ?」
「そうしたらここで買って今夜は呑もうよ」
「わぁ~嬉しいわ ほんとですか 神山さん」
「ああ 本当だよ」
神山は10万円のレミーを2本 1万円のバーボン1本
1万円のスコッチ1本を買い包んで貰った
配送を聞くと送料が馬鹿にならないので祐子にココを覚えて貰い
時間があった時に来て貰うようにした
「さあ もうこんな時間だ 帰ろうか」
祐子はぎゅっと腕を掴んでニコニコして
「嬉しいわ 歩くと何時間掛かりますか?」
「どうして?」
「だって、、、こうしていたいんです」
神山は豊かなバストを押し付けられて下半身が反応をし始めて
「うん 明日の朝かな 多分」
祐子は腕を解くと神山を見て
「そんなに掛かりますか だってここから近くでしょ」
「ははは 寄り道をするとさ さあタクシーを拾って帰ろうよ」
神山はどうしても収まらない下半身が祐子に分らなければと願っていたが
祐子が突然そのまま神山に抱きついてキスをして分ってしまった
「まあ 神山さん Hなこと考えていたんでしょ いやだ~ 大きい」
神山は何も言えずにタクシーを待つと二人のところに来たので
「さあ 先に乗って」

何とかその場を切り抜け赤坂のスタジオに着いた
家に入ると神山は2階の主賓室で簡単にシャワーを浴びてガウンを着て
下に降りると祐子は洋子が買った部屋着を着てこれから始まる
時間の準備をしていた
神山はスタジオのソファーに腰掛けると祐子がにこやかにおつまみと
先程買ったブランデーを運んできた
祐子が部屋の隅にあるスイッチを触るとクラッシック音楽が流れ出して 
「おお いいね~ こうやってゆっくり寛げるのは」
「そうしたら 庭も照明をお点けましょうか」
神山が頷くと再び部屋の隅に行ってスイッチに触ると芝生の緑が照明に
映えて綺麗だった
神山はこんな贅沢が出来るなら家賃は安いと思った
昨日気がついたプールの脇にガーデンがあるので今度は
そこで呑むのもいいかと思った
祐子は神山が持って来た缶詰をお皿に盛り付け運んできた
「祐子 終った」
「はい これで終わりです」
神山は出されたおつまみを食べようとしたが箸がなく
「祐子 箸は 無いようだけど」
「あっ ごめんなさい 直ぐに持ってきます」
祐子は慌てて割り箸と箸置きを神山の前に置いて
「どうも失礼をしました」
「うん 焦ると忘れるさ 僕と一緒だ」
神山が英語で言うと祐子も英語で
「ごめんなさい 神山さんと一緒に居ると楽しくて忘れました」
「たいしたもんだ 直ぐに英語で返してくるとはうん
ほら 立っていないで ここに座りなさい」

神山は自分の脇に座らせると祐子に
「祐子 良く似合っているよ この部屋着」
「ありがとうございます でも高かったでしょ 嬉しいです」
「うん 祐子が美しければ僕は幸せだよ 毎日美しい笑顔が見られれば
元気百倍さ」
祐子は顔を真っ赤にして
「私が美しくて 笑顔だと あの え~と 元気なんですか 今朝みたいに」
神山は祐子が勘違いしていると思ったが
「そうさ 大体笑顔がない女性は好まないよ僕は
女性は笑顔が一番だね そうすると男はこの女を泣かせないよう
一生懸命働いて一杯SEXするのさ」
祐子は更に顔を赤くして耳たぶまで赤くなった
「そうなんですか知らなかったわ SEXってそんなに大事だったんですか」
「そうだよ だから離婚の原因は元を正すとSEXが2番でお金が1番だよ」
「へぇ~ やっぱりお金ですか でも今私の友人でもお金が無くても
愛があるから大丈夫って そんな事いっているけどどうなのかしら」
「それはその時は燃え上がってそう思うよ でもね最終的にお金が
無くなればSEXも出来なくなるし まあ大変だと思うよ」
「わぁ~凄いわ 神山さんって 勉強になりました ありがとうございます」
「ごめんごめん 堅苦しい話で」
「いえ いいですよ だって神山さんから聞くと本当の事が解りそう」





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2012年4月29日日曜日

Vol.659 ゆり -9-42



15万円が10万5千円 ベルトが5万円、、、」
店長が電卓で計算をして神山に
「合計で49万円で如何でしょうか」
神山は現金で49万円支払うとワンピースを2着買って80万円も
現金で清算した
その他にもお出かけの時に持つバッグを探すとショルダーでも利用できる
デザインがあったのでそれも見ていると店長が
「40万円ですが こちらも現金で35%引かせて頂いて26万円で
如何でしょうか」
神山は頷くと現金を出して店長に渡し清算すると神山が
「祐子 バッグの中身を移し替えればいいよ」
祐子はバッグの中身を移し替えると神山は購入した分を配達して貰うよう
お願いすると快く受け付けてくれた
すっかり見違えた祐子だったが手を繋いで貰えない事に不満を持った
「さあ そうしたら次はランファンをかおう」
モテリコを出た時に祐子は思いきって神山の手を握ると
「ごめんね タイミングが悪くて」
祐子は安心したのか顔を紅潮させ俯いてしまった

神山は輸入ランジェリーのお店に入ると
ブラジャー&ショーツセットを一緒に探した
国産と違いデザインが豊富でセクシーな物からノーマルな商品まで
揃えられていて祐子が迷っていると神山が
「祐子 思いきって ここらのデザインはどう 可笑しくないし素敵だよ」
神山が選んだのは少しセクシーな大人の雰囲気をもつセットを指すと
「わぁ~ 素敵です でも生地が薄くてどうかしら」
店長が神山を見て挨拶をすると祐子に試着を勧めた 神山も
「祐子 試着をしてみればいいよ ねっ」
試着室でブラジャーを着けてみると今までのブラジャーと全然違い
着けやすかった
試着室から出ると祐子は
「着け心地が凄く楽でラインも綺麗で気に入りました 初めてです」
神山は値札を見るとショーツとセットで意外と安くて7万円だったので
「祐子 今後使うものだから1週間分かおうショーツは余分に買えば ねっ」
祐子は頷いて同じデザインや少しデザインを変えたものを選び神山は
同じ柄のTバックショーツやハイレグショーツを選び祐子に見せると
「わぁ~ 素敵 でも穿いた事がないからどうしましょう」
「でも 挑戦しようよ ねっ どうしても嫌だったら穿かなければいいし」
祐子が頷くので店長に渡した
店長が電卓を持ってきて神山に
「ブラショーセット7万を20%OFFで5万6千で7セットで39万2千
それと単品ショーツが平均で1万5千を20%OFFで1万2千 それが
10枚ですから12万円で合計51万2千円です」
店長に現金を渡すと丁寧に包み始めたので祐子が
「あの 済みません 私にたたませて下さい」
そういいたたみ始めると小さな包みで済んでバッグに入れられた
神山は感心して祐子に
「凄い技術を持っているね」
「ふふふ 女性だったら皆知っていますよ 普段たたんでいるところは
見せないもんでしょ だから男の人が知らなくて当然ですよ」
祐子はニコニコして神山に説明をした
二人は仲良く手を繋いでいたが神山が腕を出すと祐子は躊躇ったが
「神山さん いいですか」
「うん 望むところだよ」
祐子は嬉しそうな顔をして両腕で神山の手に絡ませた
「ねえ 祐子 時計はロレックスがいいかな」
「えっ そんな いいですよ」
「折角だから 見ていこうよ ねっ」
やはりシブヤ ハイアット ホテルの地下一階にあるロレックス正規店を
覗いてみると祐子に似合う時計を探した
神山が見つけた時計を祐子に伝えると祐子が
「わぁ~ 素敵だわ シンプルで可愛らしいわ」
店長が寄って来て神山に挨拶して時計を出し腕にはめてみると祐子は
「神山さん 似合うかしら」
「うん 似合っているよ うん」
そのロレックスはステンベルトで文字盤が淡いピンクでベゼルに
プチダイヤが埋め込まれた時計だった
ダイヤが小さいのか値札は420万円だった
神山は祐子が気に入っているので店長にAEXカードで支払いを済ませると
ベルト調節し箱だけ貰いそのまま装着した

神山は渋谷の街を祐子と腕を組んで歩いていると洋酒の安売り店があり
中を覗くと看板に偽りは無かった
祐子に





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2012年4月28日土曜日

Vol.658 ゆり -9-42



「ええ 勿論ですよありがとうございます」
「普段は会社の制服でいいけど僕が帰ってきたら着替えておくれ
でないと全てが契約違反になってしまうから」
「もう 神山さん 大丈夫ですよ ご安心下さい 私なにも報告しませんよ」
「こうやって居ると落ち着くし祐子を抱きしめたくなるよ」
祐子は俯いて顔を紅潮させ小さな声で
「いいですよ 抱いてください」

神山は祐子を強く抱きしめるとおでこにキスをした
暫くすると神山が目を瞑っている祐子に
「さあ ご飯を食べに行こう」
祐子は唇のキスを期待して目を瞑っていたのに当てが外れがっかりしたが
「そうですよ こうしている場合ではないですよね」
神山は2階の主賓室に戻り自分の現金をバッグに入れて1階に戻ると
スタジオから電話をしてタクシーを呼んだ
タクシーの運転手が外壁のインターフォンを鳴らすと神山と祐子は
門扉まで歩きタクシーに乗った
「どうこのブラウスとスカートは」
「ええ とても軽くて柔らかいですよ」
「そうか これからこれを制服にしようか」
「えっ でもお掃除の時汚れると勿体無いですよ」
「そうしたら洗濯をすれば良いさ 確か自宅で洗濯が出来るはずだよ」
「はい 分りました ありがとうございます」

話をしていると渋谷のシブヤ ハイアット ホテルに着いた
地下にある中華料理店に入ると早い時間なのでまだ混んでは居なかった
受付嬢に席を案内され座ると神山は生ビールを注文して
餃子や海老シュウマイなど単品のおつまみも追加した
「聞かないでここに着たけど中華はよく食べる方」
「ええ 好きですよ 栄養バランスが良くてお肌もすべすべになるし
神山さんは 好きですか」
「うん 祐子が言ったように色々な物が食べられるからね 好きだよ」
「あっ そうだごめんなさい 神山さん 電話が通じまして え~と」
自分のバッグからメモを取り出すと
「東京03のxxxx-7890です 覚えやすいですよね」
「うん ありがとう」
「それと 事務所のFAXが自動的に動いて電話番号を確認していました
お掃除をしていたら FAXが動くんですけど用紙が送られなくて
可笑しいなと思っていましたら音声が流れて電話番号を設定しましたって
流れて来たのでビックリしました」
「そうか 僕は全然分らないんだよ 人任せで ありがとう」
「それで 確認後に用紙が送られてプリントされたのを見ると
FAXの番号はまた別の番号でした」
「そうか 電話回線を2本使っているかISDNにしているか
まあ 毎月1万もしない事だから大丈夫ですよ」
神山は生ビールを呑むと祐子に
「招輿酒は呑める?」
「ええ 大丈夫ですよ 好きですよ」
神山はウエイトレスに招輿酒を注文した
単品のおつまみが来ると二人は美味しいと言って食べていると神山が
酢豚や牛肉の野菜炒めや色々と注文した
ここは一人前が少なめで種類多く頼んでも結構食べられた
食事が進み二人ともよく食べたので神山が
「祐子 最後にラーメンを食べようか」
「ええ 私 半分でお願いします」
「そうだね 僕もその位しか食べられないよ」
神山はウエイトレスを呼んでシンプルなラーメンを注文した
祐子はニコニコして神山の話を聞いていて時々あどけない仕草を見せた
神山もこのように一緒に居ると楽しく寛げ気を使わなくて済んだ
一方祐子もメイドを忘れさせる神山の魅力に引き込まれ普通の女の子に
戻る時があり修正をしても直ぐに普通の女の子に戻ってしまう
いけない事と分ってはいても戻れない自分に割り切って考える事にした

ラーメンを食べ終わると神山は現金で清算し店を出た
モテリコを訪ねると店長が神山を覚えていて丁寧な挨拶をした
神山はお出かけの時に着るワンピースを探すと箱根で由紀枝が買った
ワンピースがあり祐子に勧めると欲しいが高いので遠慮すると言うので
祐子にワンピースを試着させると 清楚なお嬢様に変身した
「祐子 僕が買うからこのまま着ていなさい」
神山がそう言って店長に似合うシューズとベルトを揃えて履き替えると
「わぁ~ 素敵よ いいの神山さん」
神山は頷くと店長にゴテンバ グランド インのカードを見せると
「神山様 何時もご利用ありがとうございます こちらは強羅と同じ
ワンピースが30%OFFで35万円 お靴が同じく30%で





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2012年4月27日金曜日

Vol.657 ゆり -9-42



神山は洋子が放つ妖艶な魔力に負けて下半身は肉棒になっていた
洋子が神山の上に乗ると神山の顔を両手で挟むように押さえて
ディープキスをすると神山は洋子の臀部を優しく愛撫をした
柔らかく弾力のある乳房が神山の胸を刺激していくと神山は肉棒を
したから突き上げて秘所を刺激した
洋子のキスがだんだんと下に移る時に片手は神山の肉棒を掴み亀頭を
柔らかく撫でまわしているとぬめぬめした体液が鈴口がら溢れ出てきた
「あなた 出てきたわ ふふふ」
洋子は体液を利用して更に亀頭を撫でまわすと神山が
「洋子 気持ち良いよ ほら逆になって 僕もクリちゃんを舐めるから」
洋子は体を回転させると神山の口にクリトリスを宛がった
神山がクリトリスを舐め始めると洋子は両手と口を使って肉棒を愛撫した
暫くすると洋子が神山の肉棒に跨り膣に導き腰を落とした
「わぁ~いいわ~」
洋子は腰を前後に動かしクリトリスを刺激し始めると神山は
片手で乳首を愛撫してもう片方の指先でクリトリスを刺激した
「ねえ 駄目よ きもちよすぎる~ う~ん う~ん うっ~」
洋子の顔が後ろに反って来たので神山は柔らかい躰を引き寄せると
お互いの舌先を絡めあった
洋子の腰が前後から上下の運動に変ると神山の腰もリズムに合わせた
したから膣の奥まで突き上げると洋子は首を左右に振り髪を乱した
暫くして神山は肉棒の動きを早くすると二人は一緒に快楽の頂点に達した
洋子はぐったりして神山の上に体を預けたが 膣は肉棒を咥えたまま
暫くすると膣の中が上下に動き出して洋子は顔を歪め神山から離れると
「ふふふ 始まったわよ あつっ あうぅ あぅ~ いいわ~」
洋子は両手を突っ張ってシーツを鷲掴みし腰を神山に押し付けてきた
神山も気持ちよくなりしたから突き上げていくと洋子は
「だめ~ いぐ~ あっ あっ きて いきそうよ」
暫く続けていると膣の圧力が増してきて肉棒が悲鳴をあげ亀頭が充血した
硬さや大きさが増すと洋子も腰の動きを早くし二人で昇天してしまった
そのあとも交わり抱き合って眠りについた

神山が目を覚ますと18時になっていて洋子を起こした
「ふぁ~ なんか久しぶりよ こうやってさっぱりしたのは」
「もう 洋子についていけないよ ほら元気が無いよ」
神山は洋子の手をとっておちんちんに触らせて言うと
「ふふふ 今だけでしょ さあ私はお仕事できないわ 体が動かないよ」
神山は洋子の顔を見ながら乳首を触ると体をピクリとさせ
「ねえ絶対に触らないで 壊れるわ お願いしますよ」
二人はベッドの中でキスをしたりして楽しんでいた
洋子がシャワーを浴びると神山もシャワーを浴び身支度をした
「そうすると4日まで会えないのね」
「うん だけど1日に もしかしたら午前中出てくるかもしれないよ
それで1日から3日まではGプロの面倒を見てくださいね
何もないと思うけど 何かあったら携帯に電話をください」
「は~い 分りました 佐藤部長が来ているのでしょ」
「う~ん 分らないな まあリーダーが居るから大丈夫だけどね」
「ええ 大丈夫よ」
二人は部屋を出ると神山の赤いポルシェに乗って洋子の家の傍で
「ここで良いわ ありがとうございます では由紀枝さんに宜しくね」
「うん では」
洋子が降りると神山は赤坂のスタジオに向った

外壁の門扉を開け ガレージに赤いポルシェを入れると玄関に入った
「お帰りなさいませ 神山さん」
「やあ ただいま」
神山はスタジオに家具が置かれているのを見て祐子に
「どう こんな感じで 寛ぐには」
「ええ リビングよりいい環境ですよ お部屋は広いし眺めは良いし
最高ではないですか」
神山はソファーに座るとビールを頼んでタバコを吹かした
祐子がビールを持ってくると神山は
「祐子 自分のコップも持ってきなさい」
「ええ、、、」
「そうか そうしたらこれを買ってきたから着替えてきなさい」
祐子は嬉しくてニコニコしながら自分の部屋で着替えると
「どうですか 似合いますか?」
神山は清楚で可愛らしくなった祐子をみて
「うん 似合っているよ さあここに来なさい」
神山は自分の脇に座らせるとニコニコしてちょこんと座った
ビールをグラスに注ぐと祐子に渡して神山が自分で注ぐと祐子が
「私がします」
そう言って注いでくれた
「気に入ってくれたかな」





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2012年4月26日木曜日

Vol.656 ゆり -9-42



赤いTバックショーツを見て卒倒したわ」
「えっ 大丈夫だった」
「ええ わざとして私を驚かすつもりだった見たい でもそのあと
延々と注意されたわ もう子供と一緒よ」
「でも 良かったね 演技で しかし強烈だよな見慣れていないと」
「ええ だからこれからは代々木でお洗濯するわ」
神山と洋子は大笑いして神山がビールを呑むと洋子が小さな缶詰を開けて
「はい おやつ」
「ありがとう」
二人でビールとおやつを食べた 神山が
「ねえ 洋子 今度の土日は休んで良いよ 上も休みだし」
「わぁ~ ほんと ありがとうございます 貴方は」
「僕は やる事があるから出てくるけどね」
「へぇ~ 休めば」
「うん 先程御殿場アウトレットの規約書を発送したと連絡が入ったんだ
それで僕が進めやすいよう変更したんだって
そうしたら 問題点が色々と出てきて修正をしていて発送遅くなったと
言っていたよ 大変な作業だよ」
「その規約書が来たら本格的に動き始めるの」
「うん ルールの中でね それとぎりぎりの線とね」
「わぁ~ 大変」
「うん それでぼくは1日2日3日って御殿場の引越しがあるから
そちらに行く まあ今回は心配ないと思うけど 一応付いているよ
それで4日の朝には定時に来ます」
「そうね 由紀枝さんも気丈だけどやはり女性だから心配よね」
「うん 亜矢子も変な不動産屋を紹介したと言っていたけど
分らないからね なかまでは」

神山はタバコを吹かすと洋子に
「洋子 こっち」
神山が自分の脇に座るように誘うと洋子は顔を赤くして神山の横に座った
「ねえ だいて」
神山は頷いて洋子を抱きしめると自然と洋子の体が動き神山の腕に
もたれる格好になった
神山は目の前の乳房を揉むと洋子は気持ちよさそうな顔をして
洋子は一回立ち上がりブラウスを自分で脱ぎ始めると白い肌がまぶしく
抱き寄せた
スカートも自分で脱ぎパンストとショーツは神山が引きおろした
全裸になると神山はGパンを下げてソファーの上で交わった
洋子は神山のシャツを握り締め快楽を楽しんでいたが我慢できなくなると
首を振ったり両手で髪の毛を触ったりした
神山も洋子の足を高く上げて下から突き上げていると亀頭にだんだんと
充血してくるのが分り硬くなると洋子の膣も狭くなり
二人は一緒に昇天してしまった
洋子は自分から肉棒を抜くとティッシュを秘所に宛がうとぐったりした
神山は立ちあがってティッシュで拭うと洋子を見た
白い透けるような肌が目の前にあると又元気になたが
洋子が拒否をするのでおしゃぶりをして貰った
今度は神山がソファーに寝ると洋子の乳房が良く見え硬く尖った乳首を
愛撫すると顔を歪ませ左右に振った
手の動きと口の動きが速くなって神山が
「洋子 でる」
そういうと洋子は頷いて発射されたスペルマを飲み込んだ
肉棒の付け根から亀頭の先まで絞り上げると残っていたスペルマが出て
洋子はそれも綺麗に舐めるとビールを一口呑んで神山とキスをした
「ふふふ これで今夜はぐっすり寝られるわ」
「洋子 まだ時間が有るから 代々木に行くか」
「ええ いいわよ その代わり私ここには戻れないわよきっと」
神山はGプロに部屋に行き佐藤部長に御殿場アウトレットの規約書が
発送された事と6月1日から3日まで休む事伝えた
「しかし1日の午前中は来ますよ 規約書の件もあるし
僕は明日とあさって出てよく読んで進め方を検討します」
佐藤部長に伝えると神山は次長室に戻り
洋子を誘って代々木のマンションへ赤いポルシェで向った

エントランスホールに入るとたまたま管理人と会いお中元のダンボールを
持って部屋に入った
洋子は神山に抱きつき熱いキスを繰り返し燃えた
「シャワーを浴びたいわ 一緒にいきましょ」
二人は浴室で汗を流しボディーソープを使ってお互いの性感帯を愛撫をした
神山が先に出てベッドで待っていると洋子はセクシーなランジェリーを
着て神山を挑発した
「洋子 凄いセクシーだよ おいで」
洋子は少し俯くが顔はニコニコして目は神山を見据えていた





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2012年4月25日水曜日

Vol.655 ゆり -9-42



「ええ やはりあると違いますね 便利ですよ」
「そうか 良かったじゃないか」
「ありがとうございます そうそう神山さん 桃子が連絡を待っていますよ
あのままになっているでしょ だから誘ってあげないと可哀相よ
今日も 連絡が無いって言ってたよ」
「由貴は食事?」
「ええ そうです そうしたら桃子の携帯知っている?」
「いや 聞いてないんだ ごめん」
「店の電話より携帯の方がいいから教えるね メモは良いですか」
神山は由貴が教えてくれた桃子の携帯番号をメモすると
「明日は残業になるのかな?」
「ふふふ 大丈夫ですよ それと私明日お休みなのでもしかしたら急に
残業が入るかもしれないけど 待っていてあげて」
「うん 分ったよ ありがとう」
「桃子が済んだら 私よ もう寂しくて お願いします」
「うん 時間を作るよ」
「は~い 分りました」
「うん では」

神山は電話を切ると教えられた桃子の携帯に電話をした
「わぁ~神山さん こんにちわ ちょっと待ってくださいね、、、
ごめんなさい 今裏に来ました」
「こちらこそごめんなさい それで明日 駅前寿司に19時に行って
待っていますよ 残業が入ったらこの携帯に連絡をください」
「はい ありがとうございます 多分無いと思いますけど」
「うん それで桃子は食べ物で好き嫌いはあるのかな?」
「う~ん あまり無いですよ」
「分りました それでは明日の夜 お願いしますね」
「は~い 分りました ありがとうございます」
神山は電話を切るともう一度由貴に電話をした
「神山ですが ごめんね」
「いいですよ どうでした」
「ありがとう OKだよ それと電話したのは久保チーフの件だけど
ここのところ全然連絡がないんだけどな」
「ええ 会社には来ていますし 以前お話をした変な電話もないですよ
だから何か有ったのかも知れませんね」
「ありがとう 今度ゆっくり聞かせてね」
「は~い 分りました ふふふ 徹夜を覚悟してくださいね」
「分りました 栄養ドリンクを枕もとに並べるさ」
「わぁ~ いやだ~そんな もっと愛情がないと」
「ごめんごめん まあ時間を作る お願いしますね」
「は~い 分りました それでは」

神山が携帯の電話を切ると御殿場アウトレットプロジェクトの竹内から
電話が入った
「はい 神山ですが ご無沙汰しています」
「こんにちわ こちらこそ遅くなって申し訳ないです」
「ああ 規約書ですね どうなりましたか」
「ええ 神山さんが進めやすいように多少変更したんですよ
それでシュミレーションすると色々と問題点が浮かび修正をしました
それで先日頂きました名刺のご住所に発送をしました」
「そうですか ありがとうございます」
「ええ お恥ずかしい話ですみません」
「いえいえ こちらも気合を入れて取り組んでいますよ」
「パースを見るのが楽しみです」
「ええ 原案が出来ましたら伺いますよ その方がすり合わせ作業が
早く済みますし 如何でしょうか?」
「そうですね お電話を下さい お待ちしています」
「はい ありがとうございます」
神山はこれで一安心できた 規約が来ればそれに合せた柔軟なデザインで
対応できると考えた
「ただいま~」
「やあ お疲れ様です ありがとう」
「しかし 100万円を使うのって大変な作業ね」
「助かります で何を買って来てくれたの」
洋子は袋を丁寧に開けると清楚で可愛らしいブラウスとスカート
これが3セットとセクシーなネグリジェや少し大人の雰囲気の部屋着など
おしゃれなTシャツなどこの夏の流行を買ってきてくれた
「それで 40万円残ったわ ブラジャーを買いたかったけれど
サイズが分らないから違うとね失礼だしね」
「どうもありがとう 早速今夜にでも渡すよ
それと その残った商品券は洋子が持っていて でなければブラジャーを
買っても良いよ すごくHな感じの」
「ふふふ そうね でもねうちの母がね この間洗濯をした時に例の





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2012年4月24日火曜日

Vol.654 ゆり -9-42



神山は昨日祐子から聞いた食材購入費プラス車の経費が上乗せで
請求がくる事を言うと
「そうね 別にそこで儲ける事は無いと思うけどその車を待つのも
大変よね だったら自分で時間を上手に使えば買い物は楽しいわよ」
「うん 洋子の言う通りで買っちゃった訳さ」
「良いじゃない それであの子はどう」
「どうって」
「もう したんでしょ」
「おいおい 全然触りもしていないよ まあ昨夜は彼女の履歴を
聞いたり 前の職場の事を聞いたり そんな事で寝たよ」
「ほんと あなたが 手もつけないで そうね私の時も最初は
手も繋いでもらえなかったし」
「あの子は山脇を出ていて語学は超優秀だよ 昨日僕が突然
英語で聞くとフランス語で返してきたよ まいった それでね英語は
綺麗な発音でフランス語は分りやすかったって誉められました」
「そうね あなたの発音は綺麗よ 濁りが無いから綺麗なのね
そう フランス語もぺらぺらなんだ 凄い子ね」
「うん 長期でお休みが取れたらパリに行きたいんだって」
「へぇ~ いいわね」
神山は彼女の父親の件やパリ行きのことを説明すると
「そうなんだ しっかりしているわね 良かったわね 変な子じゃなくて」
「うん」
神山はそういうと今朝横になっていた時の事を思い出し笑ってしまった
「なあに こんどは」
神山が今朝食後に起きた事を言うと洋子も笑って
「凄い 今時の女の子じゃないわね」
洋子は笑いが止らなくて涙が出てきて
「でも こんなに笑うと不謹慎ね 慎みます」
「おいおい洋子大丈夫ですか? 本当に
そうしたら このお中元はもう少しここに置いておこうよ
彼女も悩んでいたよ
缶詰はいいけどコーヒーや紅茶はどうにもならないって 本当だよな」
神山は最後は独り言になり次長席に座り仕事を纏めていると
洋子が次長席にきて
「ねえ お昼は何処にするの」
「そうだね 久しぶりにステーキでも食べるか」
「いいわね でもね 私 おちんちん食べたいな」
「えっ な なんで 急に」
「だめ?」
「いや 駄目じゃないけど 急にはねえ」
そう言われると洋子は後ろ向きになってスカートを捲くると腰を振った

神山は元気が出てきて 
「洋子 こっちにおいで」
洋子はニコニコしながら神山のGパンとショーツを下げると
おちんちんをおしゃぶりしたり裏側の筋を舐めたりすると大きく硬くなり
洋子は口に含むと亀頭を上手に舌先で転がした
「洋子 でるよ」
洋子はすぐにパンストとショーツを下げて肉棒を向い入れた
神山が腰をゆっくり動かすと洋子の歓びの声が大きくなり
暫くすると神山はスペルマを発射し洋子も昇天した
神山が肉棒や秘所をティッシュで綺麗に拭取ると洋子は急いで身繕いした
結局二人は近くのしゃぶしゃぶに行き牛肉を食べた
部屋に戻ると神山は洋子に
「ねえ洋子 実はさ靑山祐子さんのブラウスとかスカートを
買ってきてくれないかな サイズは由紀枝と同じでしょ多分」
「ええ いいわよ どこで買うの」
神山は商品券100万円分を引出しから出して
「うちでお願いしたいんだ お願いします」
「それで モテリコのようにおしゃれ着が良いにかしら
それとも もう少し下のレベルでいいの?」
「うん モテリコはそのうちに買うけど普段着のオシャレな感じですね」
「分ったわ それだけ まだあるでしょ」
「うん 任せるよ 頼んだよ」
「全部使ってもいいの」
「うん お願いします」

洋子はバッグを持って店内に買い物を頼んだのは由貴と連絡を
取りたかった事と自分で買う事が恥ずかしかった
神山は由貴に電話をすると
「神山さん 由貴です こんにちわ」
「元気だね 良かった 色々あって電話出来なくてごめんね」
「ほんと 寂しいよ~」
「確か先日マーチの納車だったよね」





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2012年4月23日月曜日

Vol.653 ゆり -9-42



納車を訪ねると5日の金曜日になった
神山はそのまま渋谷の家電量販店にいきTVモニターとチューナーを
現金で70万円支払い明日午前便の配達をお願いした
赤坂のスタジオに戻ると10時半になっていた
神山は洋子にこれから出ることを伝えた
「祐子では 行ってきます そうだ 今夜どこかで一緒に食べよう」
「本当ですか いいんですか」
「うん いいよ ここに来るよ それから出よう
それから 電話番号が午前中に決まると言っていた
あとは家具がきたら指示をしてくださいね」
「はい 畏まりました 行ってらっしゃいませ」

神山は赤いポルシェで銀座の次長室まで15分も掛からないで着いた
「やあ おはよう」
「おはようございます 如何ですか 新居は」
「うん シャンプーが無かったり慌てたよ 何かあった?」
「今は有りませんが 警備室にお中元の回送した分が溜まっているようです」
「わぁ~ またか わかった 取りにいって来るよ」
神山はジャケットを脱ぐと部屋を出て催事課で台車を借りた
警備室に行くと一回で運べる量じゃなかった
神山は慎重に次長室に運ぶと部屋の隅において再び警備室にいき
箱を積んだ
部屋に戻り化粧箱箱を調べると先日同様の商品だった
「洋子 どうする 洋子の家はどう?」
「辞めて もう駄目よ うちも一杯です」
「困ったな しかし あっそうか赤坂のスタジオに持っていこう」
神山は化粧箱を潰して先日のダンボールに詰め替えた
それでも充分余って困り果てた
神山はとりあえず赤坂のスタジオに運べるだけ運ぼうと思い
赤いポルシェに積めるだけ積んだ
「洋子ありがとう じゃあちょと行って来る」

そういい赤坂のスタジオに向った
外壁で神山と名乗ると門扉が開き車を玄関に着けた
「神山さん どうされましたか 何か忘れ物ですか」
「いやいや ちょっとこれを運びに着たのさ」
神山はダンボールを部屋の中に入れ終わると祐子に中味を見せた
「わぁ~ 凄いわ これ全部神山さまのお中元ですか」
「うん そこでこれからこれを重点的に使って欲しいんだよ」
「へぇ~ こんなに 食べきれませんよ だいいちお素麺ばかりだと
飽きが来るし 困りましたね」
「まあ 今日明日処理では無いので このまま考えよう」
「そうですね 私も2ヶ月位をメドに考えます
缶詰は必需品なので良いとしてもコーヒーや紅茶は多すぎですね」
「うん 頼んだよ では」
「はい 畏まりました 行ってらっしゃい」

赤いポルシェで次長室に戻ると
「ねえあなた 警備室から電話で先程忘れていた物があるから
取りにきて下さいって 印鑑持って」
「えっ もう 一回で済ませて欲しいよな~ くたびれているんだから」
神山は久しぶりに愚痴をいうと洋子はくすくす笑っていた
警備員室に行くと現金書留が来ていて印鑑を押印し受け取った
次長室に戻って中を開けると商品券だった
全部で12件も来ていた
洋子にお届け伝票と金額を書いて封筒を渡した
12件合計で280万円も入っていた
神山はそのうちの50万円を洋子に渡すと
「えっ 先日お祭りの時に頂きましたよ いいですよ」
「洋子 僕があげるんだよ おい文句あるか な~んてね
夏の特別ボーナスさ 取っておきなさい」
「はい 何時もありがとうございます 頂きます」
「洋子 軍資金 500程下さい」
「はい」
洋子はいやな顔せずに100万円帯封した束を5束を神山に渡した
「洋子 なんでにやにやしているの」
「怒らない」
「ああ 言ってごらん」
「あの子に車を買ってあげたでしょ ふふふ」
「うん まあ うん、、、」
「やっぱり あたり~ ピンポ~ン」
「なあ 不味かったかな でも食材購入の事を聞くとなんか
そのシステムが嫌でそれで彼女に買って貰おうと買ったんだ」
「なあに そのシステムって」





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2012年4月22日日曜日

Vol.652 ゆり -9-42



5月29日 金曜日 晴れ
「神山さん 起きてください 8時でございます」
「ふぁーん やあおはよう」
神山は裸で寝ていたので布団から出られないと
「神山さん どうかしたんですか 起きてくださいよ」
祐子は布団を引き下げると神山の肉棒が天を向いていたので
「きゃあ~ 大変 わぁ~」
祐子は驚いて両手で顔を隠したが顔は真っ赤だった
「おいおい 自然現象をそんなお化けみたいに言わないで」
祐子はまだ顔を隠したまま
「あの それを早く何とかしてください」
神山はベッドからでるとガウンを着るが下半身は出っ張ったままだった
「さあ ガウンをきたよ」
祐子は漸く両手を下ろすと今度はガウンのテントが面白くて笑って
「あの 突っ張っていますよ かなり」
「うん 小用をたさないと収まらない 失礼するよ」
神山はトイレで小用を済ませると熱いシャワーで体をシャッキとさせた
改めてガウンを羽織ると祐子が昨日のショーツを持って下に降りた
神山がダイニングテーブルに着くと祐子が早速食事の準備を始めた
「美味しそうな匂いだね」
「ええ 干物が美味しそうだったので買ってきました」
神山は冷蔵庫からビールを出して二人のグラスに注ぐと祐子が
「えっ 朝からビールですか?」
「うん 覚えていてね さあ呑もうよ」
「ええ でも、、、」
「わかった 制服を脱いで そうすれば大丈夫だよ」

祐子は笑顔になって部屋に戻り着替えてきた
「頂きます」
「うん 頂きます」
神山は祐子を観察していると由紀枝と似ている所が多く感心したが
これが今時の若い女の子なのかとも考えた
由紀枝だけではなく由貴も結構大胆な行動をするが反面神山に
甘える所はちゃんと甘えている
しかし由貴にしても由紀枝にしても芯が強いが脆い一面も
持ち合わせていた はたして祐子もそうなのか
朝食はリクエスト通り 目玉焼き 焼き魚 大根おろしなど
さっぱりと質素な食事だった
お味噌汁の具があさりで美味しかった
食べ終わると神山はお茶を飲むと祐子に
「隣りで横になる 30分で起こしてほしい お願いします」
「はい 畏まりました」
神山は隣りのリビングのソファーに横になってうたた寝をした
30分経つと祐子が起こしにきたが神山はわざと寝ていると
「可笑しいわね 今朝はちゃんと起きたのに」
独り言をいいながら起こしてくれた
そのうちに祐子の胸が神山のおちんちんに当り刺激をしたので
大きくなると祐子は
「わぁ~ 寝ていても大きくなるんだ へぇ~ 男の人って凄いな~」
祐子は神山のガウンを少しめくってじっと見つめていた
(わぁ~いやだ ピクピク動いているわ ふふふ)
祐子はちょんと腫れものに触るようにつついた
(へぇ~ 分るのかな 返事をしたみたい でもやめよ)
祐子は再び神山を起こした
「ふぁー すっきりしたよありがとう」
祐子はくすくす笑っているので
「うん どうした」
「あれ またテントですよ いやらしい事考えていたんでしょ」
神山はわざと大袈裟に
「いや~ 見られたか 恥かしい 失礼」
二人は顔をみながら笑った

神山は主賓室で仕度をすると下で祐子に大きな声で
「お~い 出かけるよ お~い 祐子~」
すると祐子が後ろから
「私はここに居ますよ 済みませんでした
それと神山さん お部屋に電話機がありますよね あれって
内線も使えるんですよ 先程発見しました」
「うん ありがとう それでは車は何がいいのかな」
「ええ マーチです 可愛らしくて よく走るし」
「うん では直ぐそこじゃないか いこう」
神山はガレージから赤いポルシェをだして祐子を乗せると
5分位でマーチ販売店に着いた
神山は祐子に色を聞くと白色がいいと言うので注文した
手続きが意外と早く終わり神山は現金で140万円支払った





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2012年4月21日土曜日

Vol.651 ゆり -8-41



「うん 嘘じゃないよ ただし 約束は出来ないよ いいね」
「しかし 神山さんって 英語も綺麗な発音でフランス語も
分りやすかったですよ」
「そうか ありがとう ところで 前の会社はどんな理由で辞めたの
もし答えたくなかったらあやふやでも良いよ」
祐子は下を向いて顔を赤くして
「実はこの体と顔なんです 日本人離れしていて周りから羨ましがられ
最後には男性社員からも敬遠されて居場所が無くなったんです」
「上司には相談したんでしょ」
「ええ しかし助平おやじで 色眼鏡で私をみて解決しませんでした」
神山は確かに男を引き寄せる魔力を持っていると思った
「そういうけど 僕も祐子に引くずり込まれそうだよ
持って生まれた美しさだから大切にしなさい
先程からおっぱいを触りたいとかそんな事が頭の中をぐるぐるしているよ」
「まあ でもそうやって明るいHな話なら全然いいんですが
苛めは根暗です はっきり言って気持ち悪いですよ」
「そうかそんなに大変だったんだ それで心のケアも兼ねてここに来たんだ」
「ええ そうです ですから明るい話はどんどんしてください」
祐子は笑顔に戻って話をした
「祐子 食材はどうしているの」
「ええ 会社から決まった時間に廻ってきてその車で買い物に行きます」
「大変だな」
「ええ ですから 食材費に車の経費が上乗せで請求がきますよ」
神山は少し考えて
「そうしたら 僕が祐子に車を買ってあげるよ
そうすれば自由な時間に美味しいくて新鮮な食材を買えるでしょ」
「ええ でも、、、」
「うん なにか起きたら僕がきちんと説明するよ
それに車があると便利でしょ 時間を作って自分の時間を楽しみなさい」
「わぁ~嬉しいわ ありがとうございます」
「うん 車の名義も祐子にすればいいし 早速明日午前中にいこう」
「わぁ~ 凄いわ 夢見たい ありがとうございます」
「それと 明日 スタジオにソファーとガラステーブルそれから
ダイニングテーブルと椅子が来るよ
ここも良いけどスタジオの広々としたところで食べたり休んだり
そう思って今日買ってきた だから着いたらあとで教えるので
そこに置いて貰うように指示をしてね」
「はい 分りました」
神山は時計を見ると23時を差していたので
「では そろそろ寝るとするか」
「神山さま 明日の起床お時間は何時でしょうか」
「う~ん 8時でいいよ 祐子も初めてだからゆっくりしなさい」
神山が立ち上がると祐子も立ち上がって片付けを 
始めたので神山も手伝おうとすると
「あの~ 契約違反ですよ」
「いいよ 出来る時は」
そういって二人で後片付けを終ると祐子はニコニコして神山のほほに
軽くキスをして顔を真っ赤にした
神山は2階の主賓室に行くと祐子も付いて来て神山が
「うん どうした」
祐子は顔を真っ赤にさせて
「あの~ 下着を洗濯しますから」
「うん でもね大丈夫ですよ 何枚も有るし纏めて洗ってくれれば
だって毎日じゃ大変だよ 祐子だけじゃなくて 水道代 電気代
だから 今日は気にしないでいいよ どこかに入れるなら入れておくよ」
「ええ そうしたら私の部屋に洗濯機がありますから、、、
でも 明日取りに伺います」
「うん ありがとう 祐子の食事はどうなの 僕より早く食べるの」
「ええ 基本はそうなっています」
「うん 朝は一緒に食べようよ その方が美味しいし いいでしょ」
「、、、でも、、、契約違反に、、、」
「いいよ 祐子が言わなければいいし 例え分ったとしても僕が
きちんと責任を取るし祐子を守ってあげるよ」
「わぁ~嬉しいわ お願いします」

祐子は笑顔に戻ってニコニコして下に降りて自分の部屋に戻った
神山は部屋の照明を色々と弄ってみると面白い照明を発見した
ブラックライトで体や白い色が青白く映り発光体が含まれる物は
更に青白く光るというライトがこの部屋にあった
神山はゲストルームを調べると設備は主賓室とまったく同じだった 
リビングルームに入るときに間違えてBOXに自分の親指を宛がうと
暫くして祐子がパジャマ姿で現れ
「神山さま どうされました 大丈夫ですか?」
「ごめんごめん 間違いです ほんとごめんなさいね
今ね 主賓室で凄い事を発見したから他の部屋がどうなっているか
見ていたんだよ ごめん」
「あ~ 驚きました 良かったです それで 凄い事ってなんですか」
神山はゲストルームに入り照明を消すと祐子は
「きゃあ~ いや~ 助平 なに考えているんですか」
神山はブラックライトを点けると祐子のパジャマが青白く輝いた
「わぁ~ 素敵 これって ブラックライトですよね」
「うん しかし 良く出来た部屋だね 驚いたよ」
「神山さま ごめんなさい」
「いいよ 先に言わなかった僕がいけなかったんだ ははは
でもこうしてみると 祐子のおっぱいがパジャマで苦しそうに見えるね」
祐子は両手で乳房を隠したが恥かしいのか俯いてしまった
神山は優しく抱いてあげて
「ごめんね でも魅力的だよ」
神山はおでこにキスをするとブラックライトを消し普通の照明を点けた
祐子は顔を紅潮させていて
「神山さん ありがとうございます こんなに優しくしてくれた人は
神山さんが初めてです ありがとうございます」
祐子も神山にぴったりと体を付けると神山の下半身の変化に気が付き
腰を引いて
「神山さん 下半身に変化が起きていますよ」
「それはそうさ 美しくて魅力的なら普通でしょ 僕は正直だよ」
祐子は言われ頷くと神山ときつく抱き合った
暫くすると神山が
「さあ 寝ているところを起こしてごめんね 戻っていい夢をみなさい」
祐子は寂しそうにしながら
「はい 分りました お休みなさい」
「うん ゆっくり寝てね お休み」
神山は再び祐子のおでこにキスをして部屋を出て主賓室に戻った
部屋に戻ると外にある風呂に入った
ガラスを開けると外の空気が入ってきて気持ちが良かった
神山は髪の毛を洗いたかったがシャンプーが無く 部屋の浴室に行くと
シャンプーがあり再び外の風呂で髪の毛を洗った
ジャグジーが付いていたのでボディーソープを少し垂らすと勢い良く
泡が出来て気持ちよかった
ジャグジーのマッサージが終るとシャワーで流し部屋に戻り
タバコを吹かしているとワインを呑みたくなった
キッチンへ行ってワインを見つけると グラスを持って部屋に戻った
一人で呑むワインは久しぶりでただ味をじっくりと楽しんだ
神山はベッドに入ると気持ちよく直ぐに寝てしまった






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2012年4月20日金曜日

Vol.650 ゆり -8-41



「ありがとう 嬉しいわ」
二人は天ぷらや照り焼きなども食べて何時ものようにネギトロの細巻きを
食べて食事を終えた
神山は帰る前にネギトロ巻きのお土産を作って貰った
洋子を先に返して神山は一度上原のマンションにいき祥子の部屋を
眺めたが照明は入っていなかった
坂を少し下りて青山通りに近い所でタクシーを拾って
赤坂のスタジオへ帰った
外壁の門扉で神山がインターフォンで帰宅を告げると隣りの小さい
扉が開き玄関まで歩いた
玄関にはメイドの靑山祐子がニコニコして迎えてくれて
「神山様 お帰りなさい」
そういうと神山のバッグを持って部屋に入り2階の主賓室まで付いて来た
神山が着替えようとすると部屋から出ていかないので
「靑山さん あの~ 着替えるんですが」
「ええ お洗濯物を頂いたら出ていきますよ すみません」
神山は後ろ向きでシャツや靴下を脱ぎ部屋着になると
「神山様 あの下着は、、、」
「うん 風呂に入るときに脱ぐよ 大丈夫ですよ2日も穿かないから」
靑山祐子はくすっと笑って神山を見た
「さあ ありがとうございます それで貴方と少し話したいけどいいのかな」 
靑山祐子は笑顔で
「ええ 大丈夫ですよ そうしましたらどこにしましょうか」
「そうだね ビールを呑みながらが良いからダイニングにしますか」
「はい 畏まりました」

神山は部屋に掛かっているカーテンを開けると庭の照明が綺麗で
これならバーベキューも出来ると思った
部屋の中に開けていない扉があったので開けて見ると
トイレと化粧室バスルームだった
上原のマンションと同様部屋からは大きな姿見だが浴室からは
採光のガラスでマジックミラーになっていた 
もう一つの扉を開けて見るとクローゼットだが縦に長く造られていて
季節ごとに分けられるよう広かった
神山は下に行くとダイニングテーブルに座った
靑山祐子はグラスを一つ持ってきてビールを注ぐと神山が
「靑山祐子さんも一緒に呑みましょう」
「でも、、、この制服の時は、、、」
「うん じゃあ着替えてきなさい」
靑山祐子はニコニコして神山の指示に従って自分の部屋で着替えた
戻って来ると白いTシャツに淡いブルーのスカート姿で現れた
「靑山祐子さんお似合いですよ 清楚で可愛らしいね
制服姿も素敵だよ でもこちらの方が若々しいね」
「ありがとうございます 神山様
あの~ それから私を呼ぶ時は 祐子でお願いします」
「うん 分りました それでは祐子 これをつまもう」
祐子は神山からお寿司を受け取ると神山の指示した中皿に盛り付け
テーブルに置いた
祐子は箸を揃え忘れたので神山に謝り割り箸で食べる事にした
神山がグラスを用意してビールを注ぐと祐子と乾杯をした
「これから大変だけど 宜しくお願いしますね」
「こちらこそお願いします まだ初めてなんです」
「そうか では慣れないから余計に大変だね」
「ええ でもお掃除やお洗濯は大好きで苦になりませんから大丈夫ですよ」
「うん それは良かった」

神山はビールを呑んだのでワインを開けると祐子がグラスを用意して
ワインを二人のグラスに注ぎ神山に渡した
「あの~ 誤解しないでほしいのだが 一応履歴を教えてください」
靑山祐子は山脇学院卒業し語学万能で入社した会社で苛めにあい
この会社に入った
中学2年の夏に父親を飛行機事故で亡くし母親一人でここまで
育てて貰った事 父親は自衛隊のパイロットで今でも心の中で生きている
「そうか 寂しかっただろうね 当時は」
「ええ でも父は民間のパイロットになりたいって言っていたので
私がその夢を叶え様と必死で勉強しましたよ」
神山が突然英語で
「一番行きたい所は何処ですか」
祐子はニコニコしながらフランス語で
「パリの凱旋門とパリの居酒屋めぐり 理由はロートレックが好きで
彼が愛した居酒屋やクラブを見て廻りたいの」
神山もフランス語で
「約束できないけれど 長期のお休みが取れるように努力するよ」
「わぁ~嬉しいわ 本当ですか」





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2012年4月19日木曜日

Vol.649 ゆり -8-41



2階に行くと主賓室を掃除をしていた
「ありがとう ところで明日の朝食は大丈夫ですか?」
祐子は嬉しそうにニコニコして
「はい ご用意できます」
「うん ありがとう それで注文だけど 本当に簡単でいいよ
凝った食べ物はいらないからね お願いしますね」
「はい 畏まりました そうしますと 例えばご飯に目玉焼きや
焼き魚程度で宜しいですか」
「うん お願いします」
「あの~ 神山様 私をお呼びになる時はアルタさんから
お聞きしたんですがお部屋のところにあるカードキーのBOXに神山様の
右手の親指をあてがうと私の受信機が何処で呼ばれているか分るように
なっているんです」
神山は言われた通りに試してみると最初は記憶するのに時間が掛り
次に試してみると確かにメイドの持っている受信機のランプが
神山が呼んでいる位置を示した
「分りました ありがとうございます 説明が無かったから
これからはこうして呼ばせて貰いますよ」
「それから これから家電製品が入ってきますが 私の指示で配置して
宜しいですか」
「うん 頼みます お願いしますね」
神山は冷蔵庫や洗濯機がどうなっているか内藤社長に確認した
「大丈夫ですよ ご安心下さい 山ちゃん 上原の家電製品を
そちらに運びます 今日中です もうすぐそこに届きますよ
上原にない電子レンジや湯沸しなどこまごました物が明日入ります」
「ありがとうございます お願いしますね」
「ええ 使える家電製品はちゃんとリストも作ってあるし平気ですよ
それから 電話も全てこちらで手続きを済ませます ですから
電話番号が変ります 明日の午前中になります」
「はい 了解しました それとこの件をしっている人は」
「ええ あそこの退室が有るので筒井さんには話しましたが
住所までは話していませんよ だから私だけです
引越しの社員も別会社を使っていますから大丈夫ですよ ご安心下さい」
「ありがとうございます ではお願いします」
神山はメイドの靑山祐子を呼ぶと今夜は外食で遅くなる事を伝えると
「はい 畏まりました お待ちしております」
「う~ん でも遅くなるといけないから寝て良いよ」
「はい 分りました ありがとうございます」
そう言って玄関を出ると靑山祐子はお辞儀をして見送ってくれた
玄関の脇を見てみるとシャッターがあり開けて見ると車が4台くらい
おける駐車場だった

シャッターを閉めると銀座の次長室へ戻った
時計を見るともう18時を差していたので洋子に
「洋子 渋谷の家具専門店に行ってそのあと食事にしないか」
「わぁ~嬉しいわ」
神山は赤いポルシェでまず赤坂のスタジオに車を置いて
渋谷までタクシーで行った
家具専門店のイタリア家具コーナーに行くと店員が神山を見て挨拶をした
神山は代々木のマンションで揃えたソファーを大小あわせて4脚と
ガラステーブルも大小合せて2台 ダイニングテーブル1台と椅子6脚
を購入した ソファー大2脚で60万円 ソファー小2脚で50万円
ガラステーブルが25万円と20万円 ダイニングテーブル40万円
椅子6脚で30万円合計225万円を現金で支払い明日の配達にした
神山は念のため上原のマンションへいき部屋を確かめた
部屋の中はきれいに何もなく片付いていた

二人は駅前寿司屋で食事をすることにして暖簾をくぐると女将が奥の座敷に
案内をしてくれてすぐにビールと鮮魚のおつまみを運んでくれた
洋子が神山のグラスに注ぐと
「では お引越しおめでとうございます」
「うん ありがとう」
神山と洋子はグラスをカチンと合わせて乾杯をした
「いいわね メイドさん付って 憧れるわ」
「そうかな 居なければ居ないでいいけれどあの広さでは掃除が大変だよね」
「そうね あっTVを忘れたわ あなた」
「ははは まあ明日にでも買うよ 慌てて買っても
また何か足りない物が出てくるさ」
神山と洋子は新しい住居の話題で盛り上がった
「しかし こうなると代々木のマンションが少し勿体無くなるね」
「ええ でも二人だけのホテルだからいいでしょ」
「うん そうだね」
「ねえ 私が赤坂に泊まる事って許して貰えるの?」
「ははは 大丈夫ですよ ただタイミングがあるから今夜は無理だね」





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2012年4月18日水曜日

Vol.648 ゆり -8-41



来て頂ければ あそこの鍵をお貸ししますよ」
「それは 大丈夫ですよ ご安心下さい こちらで手配します
それで 赤坂の事務所は先程の事務所の部屋で構いませんか」
「ええ お願いします
そうすると 僕はこれからベッドの掛け布団など用意すれば良い訳ですね」
「ええ しかし山ちゃんが動けないと思って実はもう買ってあるんですよ
最高級の羽毛布団や羊毛敷き布団など全部屋分を」 
「幾ら掛かりましたか?」
内藤社長はレシートを神山に渡すと神山は
「全部で250万円ですね」
そう言い250万円を内藤に渡した
「あの主賓室の布団が高いんですよ 特別サイズなので」
「しかし 真夏は不要でしょう かえって薄い布団かタオルで間に合うと
思うのですが」
「ええ それもこの中に入っていますよ 大丈夫ですよ ご安心下さい」
「そうすると僕が買うのはスタジオのテーブルと椅子 ソファーで
良い訳で後はもう生活ができる訳ですね」
「そうですね ダイニングもリビングも家具は揃っています
事務所も上原の物を移動ですし 後は料理の時に使う食器類ですが
メイドに任せますか 山ちゃんが買いますか」
「う~ん 任せて気に入らなければ取り替えますよ」
「そうしたら ここに用紙が有るので希望を書いてください」
神山は調理する器具に付いては何も無く食器類に付いて細かく希望を
書き入れて内藤社長に渡すと
「家電製品も普通より少し良い物を選びましょうか」
「ええ その方が余裕があって使いやすいでしょう」
「そうしたら山ちゃん 済みませんが掛かった分を請求で良いですか」
「ええ お願いします 助かりますよ」
神山と洋子は不動産屋で内藤社長と別れて次長室に戻ると

まだ時間が充分あったので店内でダンボールを貰いみやま運送に
電話をしてバンを借りた
「ねえ 洋子手伝いにきてくれるかな」
そう言っていると洋子はすでに着替えを始めていた
用意が出来ると二人はパーキングに行ってバンを借り上原に向った
「しかし 凄い所を借りたわね 100万円ですって」
「うん 貯めても使い道ないし良いでしょ それに5年も10年も
住むわけじゃないし ねえ」
「そうね あなたの月収の10分の1ですもんね
だけど 赤坂のスタジオは軍資金から捻出したらどう」
「う~ん どうしようかな」
「だって 結局は今のお仕事がなかったら横浜でしょ
私だったら 軍資金から捻出しますよ」
「そうだね 分りました 使わせて貰うよ」
「もう 貴方のお金だからもっと使っていいのよ」
「うん そうするよ ありがとう」
そう話していると上原のマンションに着いた
部屋に入ると本当に何も無くダンボール4箱で済んだ
ただゴルフバッグやカメラが入ったカメラバッグなども忘れなかった

神山は全部乗せると赤坂の家に向った
10分もしないで着き 鉄門にカードキーをスキャンさせると
自動で開き車が入ると自動で閉まった
玄関に着くと扉が開いているので不信に思うと中から若いメイドさんが
現れてお辞儀をした
神山も車を下りてお辞儀をすると 
「神山様 始めまして 私 メイドの靑山祐子と申します
先程アルタ様から連絡を頂きまして お掃除をしていました」
「ありがとうございます 神山です こちらが秘書の田所さん」
「田所洋子です よろしくお願いしますね」
神山は早速部屋に入ると荷物を運んだ
主賓室に運ぶともう布団や枕が運ばれていて綺麗に掃除もされていた 
部屋は造りつけ家具とイタリヤの家具が調和していて落ち着いた
何しろベッドが大きくて4人で寝ても余る大きさだった
神山はダンボールを片付けるとバルコニーに出たが背の高い木に覆われ
部屋を覗くビルは無かった
二人がスタジオにいき外に出ると芝生の庭で気持ちが良かった
神山は後で気が付いたが小さいプールや屋根付きのガーデンがあり
真夏はここで楽しめると思った 
芝生を散歩して戻り部屋を見ていると地下に行く階段があり
扉を開くと音響設備が整ったリスニングルームだった
ここの音響設備を確認すると超一流のメーカー品ばかりで
いい音を聞くには充分だった
神山は1階に戻るとメイドの靑山祐子を探したが何処にもいないので





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2012年4月17日火曜日

Vol.647 ゆり -8-41



神山は赤いポルシェに乗って赤坂に向うと直ぐに判り
鉄扉のインターフォンで来た事を告げると玄関まで少し走った
内藤社長が玄関で待っていて
「やあ山ちゃん いらっしゃい ここだよ」
神山は建物に入ると素晴らしい景色に驚いた
建物は四角の造りではなく多目的なスタジオに使えるよう変形をしていた
東南 南 南西と全面ガラスで日当たりが抜群で撮影用に
カーテンも3重のロールカーテンになっていた
天井まで5mはあり事務所は別の部屋が設けられ綺麗だった
「先週出て行った人は今度は関西で仕事をするのでここが不要になり
売りに出したけど まだ全額返済されてなくうちが管理する事になり
山ちゃんに話したわけです 2階に行きましょう」
壁に造られたストリップ階段を上がると部屋が4部屋有り
一番広い50畳位の広さの部屋が主賓室で残りの3部屋のうち2部屋が
ゲスト用の寝室で35畳位の広さがあり南に面した広い浴室と化粧室がある
残りの部屋はリビングでやはり40畳位の広さがあった
神山は主賓室が気に入り再度見ると部屋の外にガラス張りの
大きな浴室があって湯船も広いことが気に入った
家具類も神山が好んでいるイタリア製の家具で問題なかった
一階に戻ってキッチンとダイニングを見るとやはり
南側がガラスが全面になっていて採光には充分だった
神山は生活の臭いが無いので聞いてみると
「うん 山ちゃんね前の人はここを寝床にしていなかったんだ
単純にここのスタジオと庭が良かったんだね だから家具類は
新品だよ 大丈夫ですよ 安心して下さい」
神山は考えた このスタジオが
そのままリビング兼ダイニングにならないかと
「そうしたら ここにテーブルと椅子で充分でしょ 後は音響設備は
もう配線済みだし モニターを置いてソファーを置けば充分でしょ」
「分りました 契約しますよ」
「山ちゃん 隠していた訳じゃないけど ここはメイドさんがつくんだ
だから100万円になるんだ それでいい?」
「食事をしないときが多いけどその時の材料費なんかは」
「うん 一応材料費は購入した分を翌月請求だね だから山ちゃんの場合
殆ど掛からないでしょ 例えば朝食にしてもそんな高いものばかり
買うわけじゃないし」
「そうですね 毎日ほてる並みの食事はしませんからね
逆に 質素な食べ物が欲しいですね
それと 掃除や洗濯はどうなっているんですか」
「うん そのメイドさんが全てしますよ」
内藤社長は神山をスタジオの脇の部屋を案内するとそこがメイドの部屋で
30畳のワンルームマンションのようだった
その部屋も南側は全面ガラス張りで採光は申し分なかった
「それで メイドさんのお給料はどこが支払うんですか?」
「先程も言いましたが アルタで支払う予定ですが
代々木をそのままだと支払えないんですよ」
「そうか そうするとメイドの指示も僕に権限がある訳ですね」
「ええ 後はそこのクラブに連絡をしてメイドの契約を切るかですね」
「でも こんなに大きいと掃除が大変ですね」
「ええ 庭の手入れもそこのクラブが実費で作業をしてくれるんですよ
大体年間で100万円位でしたね 勿論芝生の手入れまで全てです」
「分りました 契約は何処の不動産屋ですか」
「ええ そうしたら これから契約をしましょうか」
「そうですね 現金も有りますし」

内藤社長が先導して不動産屋に着くと賃貸借契約は簡単に済んだ
家賃は一ヶ月65万円敷金礼金が325万円前家賃で65万円
今月の家賃が日割りで6万2千円合計396.2万円を不動産屋に支払った
メイドクラブとの契約書は不動産屋が代行していて一ヶ月35万円で
この中にはメイドの3食の食費が含まれているといわれた
こちらは日割りは関係なく翌月分と今月分 家電製品購入代として一か月分
合計105万円を支払った
生活消耗品や衛生消耗品代として年間費用で120万円を別途支払った
家賃やメイド費用の口座引き落としの手続きを終えると
不動産屋から部屋のカードキーを受け取ると不動産屋が
「このカードで全ての部屋が空きます 2階のお部屋でゲストの方が
内側から掛けてもこのカードで開きますが通常はこちらの普通の鍵を
お使いくださいませ」
神山は2階の部屋の鍵も受け取ると内藤社長が
「じゃあ 山ちゃん引越しは何時にしますか」
「ええ 荷物が無いから今日ダンボールを用意できれば今日しますよ」
「そうしたら あす上原を撤去しこちらに移動ても良いですか?」
「そうですね 構いませんよ そうしたら明日次長室に10時に





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2012年4月16日月曜日

Vol.646 ゆり -8-41



「実感が湧かないよ キスをされたわけじゃないしね」
「もう 私が一杯しているのにまだ不満なの」

話していると銀座に着き車をホテルの地下駐車場に止め
次長室に戻った
洋子が先程貰った包みを神山に渡すと
「ねえ 現金ね この頃分ってきたわ」
神山は2つの包みを開けると洋子が言ったようにひと包みが500万円で
1000万円入っていた
「洋子 これは僕が貰っていいのかな」
「勿論よ だってアイディア賞でしょ 大丈夫ですよ」
神山は頷くと銀行に行くと入金をして部屋に戻った
洋子が現金を無地の紙に丁寧に包んでいた
「どうしたの洋子」
「ええ 他を見習って包んでいるの まあ100万円は別としても
200万円や500万円は包んでおいた方が良いでしょ
何かの時にも」
「そうだね じゃあ僕のもお願いするかな」
「ええ ここに5千万円あるから これを持って行ってください」
神山は自分の引出しから5千万円をだして洋子に渡した
洋子は500万と300万 200万円の包みを作ってくれた
神山は包みの現金を鍵の掛かる上の引き出しに入れ包んでいない現金を
鍵が掛かる下の引出しに入れた

「さあ どこに行こうか」
「お蕎麦を食べたいわ 鎌倉で食べたでしょ 又食べたくなったわ」
「そうだね この頃食べていないな 2ヶ月前は社員食堂でよく食べたけど
今は全然食べていないもんな」
「じゃあ 久しぶりに行ってみる」
「いや 辞めておこう そうしたら あそこの角のお蕎麦屋にいこう」
神山達はまだ小雨が降っている中を表通りまで歩き蕎麦屋に入った
2階を案内されると座敷になっていて神山はまずビールを注文して
おつまみも注文した
「しかし由紀枝さんも驚いたでしょ あんなに一杯」
「うん だから昨日は素麺と缶詰だけの食事だったよ 
素麺なんてこんなに食べられないって言っていたよ
そこで昨夜 野菜の缶詰があったら良いねって話になったんだ」
「そうよね 缶詰って 結構お肉が多いでしょ コンビーフにしたり
ハムだってそうだし ウィンナーの缶詰もあるでしょ
だから 野菜の缶詰が出来たら画期的ね」
「そうだね 働く人にとっては多少割高でも手間が省けるし助かるよ」
「そうよね」
二人はビールを呑みおつまみを食べるとざる蕎麦をたべた
「あ~美味しかった」
「そうよね 鎌倉と違うし美味しかったわ ご馳走様でした」

神山達が部屋に戻る頃には小雨が上がっていた
電話が鳴ったので洋子が出ると内藤社長からだった
「2番です 内藤社長から」
「はい 神山ですが こんにちわ 今朝は残念でした」
「ええ しかし桜川さんの言い分もわかりますし しかし平行線でした
そして 電話をしたのは山ちゃん 一戸建ての部屋を借りませんか」
「えっ 突然どうしたんですか」
「実はうちで設計管理をして建てたスタジオ兼事務所兼住居なんですが
先程売りに出されたんです で元々うちが管理をしている関係上
不動産屋から連絡がありまして山ちゃんに連絡をしたんです」 
「場所は何処ですか?」
「ええ 赤坂の一等地ですよ 敷地1.2ヘクタール建物は2階建てですが
1階の天井が高いので外観は3階立てみたいですね」
「築何年ですか」
「ええ 3年ほどですが中は綺麗ですよ さっき見てきました
それに家具は高級品ばかりを集めていますし山ちゃんの好きなイタリアの
家具です 主賓室はアメリカシモンズの大きなベッドがそのまま利用でき
寝室も3つもあります どうですかこれから見に行きませんか」
「ええ 家賃は幾らになりますか」
「ええ そこですが 代々木を山ちゃんが借りる事にして貰うと
50万円から70万円で行きますよ」
「代々木がそのままだとどうでしょうか」
「ええ うちで福利厚生を使えないので100万円になりますね」
「分りました ではこれから伺います 住所を教えてください」
神山は住所をメモをし洋子に話をすると
「へぇ~1ヶ月100万円 凄い それに1.2ヘクタールって広いわ」
「一緒に見に行くか」
「ええ いくわ」





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2012年4月15日日曜日

Vol.645 ゆり -8-41



高橋と同期入社で渡辺は今 課長を勤めている 
「え~ これからは 渡辺課長と話を進め現実的な案を出してください」
佐藤部長が
「神山さん このまま進んでも大丈夫ですか?」
「ええ もう大掛かりな軌道修正は無しで行けますね」
「はい 分りました ありがとうございます」
神山はアルタスカイの渡辺課長を呼ぶと
「渡辺課長 宜しくお願いしますね」
「ええ 先日佐藤から聞いていますから先程言われた現実的な部分で
デザインを出していきます 期待してください」
「ありがとう お願いします」

神山は部屋を佐藤部長に任せると次長室に戻った
「あなた 東都と連絡が取れて何時でも良いそうですよ」
「うん ありがとう
そうしたら これから赤坂の東都食品に行くが大丈夫ですか?」
「ええ 出られます」
二人はフェアレディーZで赤坂の東都食品本社に向った
1階の受付で神山が名乗ると受付嬢がエレベーターで最上階を案内し
副社長室に着いた
部屋に入ると秘書室があり夫人の里香と葉山が神山を迎え
「いらっしゃいませ 神山常務 田所部長 田宮が待っております」
「よう 元気そうだね 葉山さん」
「はい ありがとうございます」
「うん 血色が良く健康そのものだね」
神山は葉山と里香に挨拶すると田宮が待つ部屋に入った
田宮と神山は握手をしてソファーに座ると神山が早速御殿場アウトレットの
進捗状況を説明した
田宮は秘書の里香に財務部長 営業統括部長 営業推進部長を呼ぶように
指示をすると暫くして全員が部屋に入ってきた
自己紹介がされ森和幸 営業推進部長 佐久間隆志 営業統括部長
そして女性の林敬子 財務部長の3人が加わり話が続いた
御殿場アウトレットのブースに付いては各部長とも田宮から聞いていて
経費予算も理解を示していた
神山は話し合いが終ると田宮に
「田宮さん 実はお願いがあるんですよ」
「なんでしょう」
「ええ 野菜の缶詰を作れませんかね」
神山はお中元のお礼と実体験した事 今後天候などに左右されない
美味しい野菜の提供など分り易く説明すると
「素晴らしいお考えですね 早速商品企画に話をして実験をして
御殿場アウトレットに間に合わせましょう」
「ええ 全国展開する前に御殿場アウトレットでテスト販売をして
アンケートを取れば磐石な商品が出来るでしょう」
「いやー 誰も考えていない分野ですね ありがとうございます」
それを聞いていた林敬子財務部長が田宮に
「浩司社長 神山常務に金一封ですよ 女の私からすると絶対に売れますよ
いいアイディアですよ これは ねえ田所部長」
「ええ 私もお肉の缶詰セットにお野菜の缶詰が入っていたら絶対に
そちらを選びますね イメージがいいですよ」
「そうですよね 浩司社長お分かりですか 若い田所部長も
仰られていますよ」
「はい 分りました」
そう言って田宮は引出しから包みを出すと林敬子財務部長が
「それでは失礼ですよ 大きく一本にしなさい」
田宮は更に包みを重ね林 敬子財務部長が頷くと神山に
「神山常務 こちらは私の気持ちです 受け取ってください」
「しかし まだ商品になっていないのに」
林敬子財務部長が
「いいのよ 神山さん 貴方は我社を救ってくださいました ですから
幾ら御礼をしても足りません これは気持ちですよ 受け取ってください」
神山は頷いて林から包みを受け取り洋子に渡した
田宮が神山達をエレベーターで一階まで送る時に
「神山さん 驚かれたでしょ 実は父の昔のこれで今も頑張っているんです
まあ 仕事は出来るし頭の回転も人並み以上なので私も助かっています」
田宮は神山に小指を立てた事に頷いて
「でも しっかりされた方ですから味方に付けておいた方が得策ですね」
「ええ どうもありがとうございます」
「あっ 地ビールはもう少し待ってくださいね タイミングがありますから」
「はい 承知しております」
二人は田宮に見送られてフェアレディーZに乗ると洋子が
「でも林部長は貴方を随分とかっているのね」
「うん 何かな 初めてだけど分らないな」
「あなたは どんな年齢の女性にももてるのよ」





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2012年4月14日土曜日

Vol.644 ゆり -8-41



「うん 結果を教えてね 待っています」

電話を切ると洋子がニコニコして部屋に入ってきた
「よう おはよう」
「おはようございます 先日はありがとうございました」
「どうしたの ニコニコして」
洋子は次長席にいき神山に
「ふふふ 今 催事課の由香里と会ったのね そうしたら
あなたがなかなか誘ってくれないってぼやいたから 私言ったのよ
そんなあちこち目を移さないで倉元さんをみなさいって
そうしたら 由香里 顔を真っ赤にして なんで知っているのって言うの
だから そんな話は皆知っているわよ 気を付けなさいと言ったわ」
「それでニコニコしているのか ありがとう 実は今朝 誘われたんだ
だけど仕事で忙しいと口実つけたんだよ よかった助かったよ」
「まあ 貴方は言えないわね それとお中元の食料品 母も大変喜んで
ありがとうって言っていたわ 早速 お祭りの景品に使わせて頂いたわ」
「良かった 今 例の老人ホームの件で内藤社長と話をしたけれど
主旨が亜矢子の主旨と違うので直接話しなさいと進めたんだ
そうしたら お中元の食料品の話が出て喜んでいたよ」
「そう 良かったわね それで老人ホームは上手く行くのかしら?」
「うん 難しいね 結果は亜矢子から入る事になっているよ」
「いい方に進むと良いわね」
そう言って洋子はGパンの格好からビジネススーツに着替えるのに
わざと神山が座っている次長席の前でGパンを脱ぎ始めた
今日のパンストはきらきらと輝いていて綺麗でTバックがよく見えた
神山は洋子を呼ぶと嬉しそうに抱きついて自分から神山の穿いている
Gパンやショーツを脱がせるとおちんちんを舐め始めた
大きくなると洋子もパンストとTバックショーツを下げてお尻を向け
神山は後ろから交わった
ピストン運動をしていると神山の携帯が鳴ったが無視をした
しかし2回3回となると誰だか見ると亜矢子だったので出ると
「私 亜矢子よ どうして出ないの もう」
「ごめんなさい 今 取り込んでいる 又電話をするよ」
「えっ 洋子さんと SEXしているの もう はい待っているわよ」
電話を切ると神山は腰の動きを早くした
洋子も腰の動きを早くすると膣が狭くなり神山がクリトリスを愛撫すると
昇天し神山もスペルマを発射した
洋子は机の上にぐったりとしたが自分から肉棒を抜いた
神山はティッシュで肉棒を拭くと洋子の秘所も拭いてあげた

暫くすると洋子がニコニコして見繕うと
「亜矢子さんに 謝ってね ふふふ」
神山は亜矢子に電話をすると
「終ったの もう 朝から元気が良いわね」 
「ごめんごめん でどうでした」
「結果から言うわね 駄目よ 残念ながら」
「そうか ごめんなさいね 僕の力が足りなかったね」
「ううん 結局は会社だから営利を目的としなくても何処かで利益を
生まなければ倒産するでしょ まあ 私の考えも甘かったのね」
「そうすると 御殿場の病院の近くには引越しをしないの」
「うん こちらの不動産屋と話をするわ 内藤社長も言っていたけど
やはり割高になるって それだったら何かの時の事を考えて
地元の不動産屋を利用した方がいいかなって」
「そうだね その方が得策だね 分りました ありがとう」
「ねえ ほんとよ来てね」
「うん 連絡をするよ」
神山は電話を切ると洋子に老人ホームの件が駄目になった事を伝えると
「時間だからGプロに行く それから東都食品の副社長と連絡をとって
午前中に伺う事を伝えてください」

神山は上のGプロの部屋に入ると佐藤部長が
「山ちゃん おはようございます まずスケジュールを確認してください」
神山は手渡された計画表を確認すると佐藤にOKを出して
「では みなさんおはようございます 只今佐藤部長から
スケジュールを頂きました ありがとうございます
それで どうですか進み具合は」
リーダーの高橋から各ブースの進み具合やデッサンを見て説明を受けると
「ありがとうございます いい所まで来ています それで今日からは
建築設計の方も参加していただき進めます」
アルタの建築部門専門の兄弟会社 アルタスカイはアルタ本社の
隣りに有る会社でアルタの仕事は勿論 大手のゼネコンもこなしている
優秀な人材が豊富で評判はいつもいい
今日から参加した 渡辺高次は元々アルタのデザイナーだったが
建築設計の仕事がしたく設計士の資格を持つベテランだった





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2012年4月13日金曜日

Vol.643 ゆり -8-41



「いやね ほんと」
神山と由紀枝はベッドから見える空を眺めていた
昨夜はセクシーなランジェリーを脱いで交わり寝たのは25時だった
神山も由紀枝も恨めしそうに肘を付いていた
「ねえ 由紀枝 2日の引越しは必ず来るよ 出来れば前日から来るよ」
「ふぁ~ ほんと嬉しいわ」
「それで 前日夜だけど 冷蔵庫の電源は切っておくことだよ
まあ移動したら 直ぐに電源は入れられるけれどね ねっ」
「そうね まあビールは一回ダンボールに入れて向こうに着いたら入れるわ」
「うん お願いしますよ」
「は~い 分りました」
二人は一緒にシャワーを浴び朝食を食べた
8時半になると由紀枝が出かける仕度を済ませると 昨日洗濯した神山の
衣類をたたみ手渡した
「今日は亜矢子さんが休みなの だから多少ゆっくり出来るけど
雨が降っているから 何時もと同じ様にでるわね」
「うん いい心がけだね」
神山は由紀枝にキスをし 洗濯物を受け取りボストンに仕舞った
由紀枝が簡単な化粧を済ませると神山に
「どうですか 出られる?」
「うん OKだよ」

二人は手を繋いで管理人室寄ると社長婦人が
「神山様 おはようございます 昨日の駐車場の件ですが確保出来ました」
「そうですか ありがとうございます」
神山と由紀枝は顔を見合わせてマンションを出て由紀枝がマーチに
乗る時に傘で濡れないようさしていた
由紀枝のマーチを見送ると神山も赤いポルシェに乗り駐車場を出た
御殿場ICで東名高速に入ると何時ものように飛ばし上原の
マンションに着いた
一旦部屋に戻ると留守電やFAXを確認すると アルタの内藤社長から
御殿場の有料老人ホームに付いて原案が出来たので連絡が欲しいと
入っていた 神山はFAX用紙をバッグに入れ忘れ物を確認し部屋を出た
赤いポルシェに乗ると銀座の次長室へ向った
車をホテルの地下駐車場に止めると次長室のあるビルに入った
由香里とたまたまエレベーターで会うと
「ねえ この頃全然ご無沙汰ね どうしたの」
神山は本当の事を言えずに
「うん 忙しいんだ ごめんね」
「ふ~ん そうなんだ でも待っているわね」
エレベーターの扉が開くと由香里は催事課に入り神山は次長室へ入った
部屋にはまだ洋子が来ていなかったので冷蔵庫からコーヒーを出し
次長席でタバコを吹かし飲んだ

神山はアルタの内藤社長と連絡をとり話していると
当初亜矢子が言っていた主旨と外れているので亜矢子と直接話し
それから話を進めた方がいいと助言をし電話を切った
亜矢子に電話をすると今日は出かける用事がない事を言われたので
老人介護施設の件でアルタの内藤社長と直接話してもらうように勧めた
「今 内藤社長と話したんだが 亜矢子と話していた主旨と外れて
来ているんだ だから亜矢子も出資をするならば直接話をして
OKならば 直接会って進めればいいと思うよ」
「ありがとう 色々と そうしたら内藤社長に電話をするわ」
「うん くれぐれもお金の話は避けてね それと金額も」
「そうね ありがとう また連絡するわ 携帯ね
あっ それと凄い一杯食料品が来たわ どうしたの」
「それね 僕の所にきたお中元だけど 一人で食べられないから
御裾分けしたんだ」
「わぁ~ ありがとうございます でもあんなに頂いてよかったの」
「うん 亜矢子 洋子 由紀枝と分けてまだ余ったよ
本当に 罰が当るけどこうするしか無かったよ」
「そうね 下手に人にあげると変に思うしね 贅沢な悩みね」
「うん そうなんだよ でも一応落ち着いたよ よかったよ」
「そう で 由紀枝さんはどう」
「どうって」
「いい子なんでしょ 結婚しなさいよ」
「おいおい 朝から何を言い出すんだね まあしかっりしているよ
それと今朝も雨だからと言って早く出勤をしたよ」
「まあ 今朝も一緒だったの 羨ましいわね」
「先日 洋子と由紀枝と会わせたけれど姉妹みたいに
丁度 亜矢子と由紀枝のように仲が良かったよ」
「そう 洋子さんは元気?」
「うん 元気だよ」
「じゃあ 頑張ってね 私も逢いたいわ 待っているわね」





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2012年4月12日木曜日

Vol.642 ゆり -8-41



ソファーに座りTVをつけるとニュースが流れていた

神山と由紀枝はブランデーを呑みながら見ていると由紀枝が何も言わずに
寝室に消えていった
神山はあまり気に止めなかったがどうしたのかと振り返ると
「ねえ どうこれ ふふふ」
由紀枝はザ ホテル 強羅で購入したセクシーな下着を着けて現れた
「わぁ~お こっちにおいで」
由紀枝は部屋の照明を暗くして神山の脇に座りキスをした
「由紀枝 似合うよ 凄いよまるで娼婦のようだ」
由紀枝は化粧も目の周りに少しして雰囲気を変えていた
「ふふふ ねえ ここ触って」
由紀枝は神山の手を透けているパンティーの大事なところへ持っていくと
ざらざらした感触だった
「ふふふ このパンティー 穴あきよ びっくりした」
「ふぁ~ そうしたらこのまま入れるね」
神山は由紀枝を正面にして抱っこをした
由紀枝は丁度神山のおちんちんを跨ぐ格好になった
神山は正面にある乳房を揉んでいると下半身が
元気になりガウンからはみ出ると由紀枝が秘所をあてがって刺激をした
片手で亀頭を撫でまわしているとぬめぬめした体液が出てきて
「ふふふ あなた 出てきたわよ ほら気持ち良いでしょ」
由紀枝は肉棒の裏側をクリトリスとヴァギナで刺激を与えて
亀頭は指と手のひらで刺激を与え続けると神山は
「由紀枝 駄目だ出るよ」
「我慢して 出しちゃだめ」
由紀枝は腰の動きを早くすると神山は
「由紀枝 もう駄目だ 出るよ」
神山の亀頭が充血して熱くなったので由紀枝は神山から下りて
口で肉棒を咥えこむと手と併せてリズムよく動かすと
「由紀枝 でる~」
由紀枝は頷いて 手の動きを早くした
神山はスペルマを由紀枝の口の中に発射し腰をがくがく揺らした
由紀枝は最後の一滴まで飲み込むとキッチンで
口の中をすすいぎ神山にキスをした
「ふふふ ベッドに行きましょよ」
由紀枝は神山の手を取って寝室に入った
二人はベッドに横たわり互いの体を弄り興奮を高めていった
「由紀枝 ここは感じるか」
「だめ 絶対に」
神山はアヌスの入り口を刺激したが拒否をされ蟻の門渡りを攻めた
黒いレースで透け透けの穴あきパンティー セットのビスチェ そして
ハーフガウン 神山は元気一杯だった
黒い透け透けのブラジャーからは乳首の尖がりが分り神山は唇で挟んだり
歯で軽くかむと由紀枝は喘ぎだし大きな声を出した
パンティーの穴が空いている部分は由紀枝のぬめぬめした体液で
ぐしょぐしょになり神山は
「由紀枝 そろそろ硬くしてくれ」
神山は由紀枝の口に肉棒を添えると由紀枝はハーモニカを吹く要領で
肉棒の裏側を愛撫し手のひらで亀頭を撫でまわした
神山の両手も乳首とクリトリスを愛撫していて由紀枝は時々肉棒を
唇から離し喘ぎ声を発し息を整えていた
「由紀枝 はいるぞ」 
由紀枝は頷き神山が由紀枝の足をY字の形で高く上げ
肉棒をゆっくり挿入すると由紀枝は
「あっ うっ~ うっ~ きもちいいわ 素敵 おおきいわ~」
「由紀枝のなか 熱いよ」
「大きいわ うごいて ねえ」
由紀枝は我慢できずに自分から動き出して神山も併せ腰を動かした
「あつっ あうぅ あぅ~ いいわ~」
由紀枝の目は虚ろになってきて天井を見ていたが焦点が定まっていなかった
そのうちに頭を左右に振り出し顔も歪んで来た
神山がだんだんと早く腰を動かすと
「もう駄目 いぐぅ~ きて~」
由紀枝の膣が狭まってきて神山も我慢できなくなってきて
「由紀枝 でるぞ」
「うん だして はやく いくよ~」
神山の腰が早くなると由紀枝は体を反らし膣が狭まり
二人は一緒に快楽の頂点に達した
由紀枝は痙攣が治まらないので神山が優しく抱くと由紀枝の
痙攣が治まり抱き合ってキスをした

5月28日 木曜日 小雨 御殿場
「う~ん まだ雨だよ」





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2012年4月11日水曜日

Vol.641 ゆり -8-41



「だろう これが山になっていてさ困ったよ ほんと
だから洋子のところに送ったんだけどね ほら町内で祭りを
しているでしょ だから何かの役に立つかと思ってね」
「しかし 幾らなんでも凄いよう 食べきれないわね これを見ただけで
お腹が一杯になったわ だって お素麺のセットって普通考えて
せいぜい 5千円か8千円よ これは1万5千円よ それが2箱
わぁ~ 考えただけでもねえ 毎日食べても7月一杯掛かるわよ わぁ~」
「まあ 仕方ないよ 今夜はこれを嫌と言うほど食べればいいさ」
「分りました そうしたら今夜はここにある物を食べましょうね」
「由紀枝 お風呂に入って 少し寝かせてくれるかな」
「ええ 一緒に入りましょよ 今 準備するわね 待っていてね」
神山は着ている物をクローゼットに仕舞うと部屋着に着替えてた
「あなた 洗濯をするから汚れたのをください」
神山はボストンから洗濯物を出し由紀枝に渡し
ビールを呑みながらTVを見た
丁度天気予報を放送していて 今夜は大雨になり明日も雨と予報した
神山はフロントで貰った包みを開いてみると現金で500万円と
総支配人のお詫び状が入っていた
ガラステーブルに置き由紀枝を呼ぶと
「由紀枝 はい これが入っていたよ 夏のボーナスだよ」
「えっ ほんと でもこの時計も買ってもらったし
ねえ 私 200万円でいいわ あんまり貰うと罰が当るわ ねっ」
「うん わかったよ じゃあ僕は300万円貰うね」
「ええ だって調理方法で勝ったのは貴方だもん そうしよう」

二人は現金を分け由紀枝はチェストの引き出しに仕舞い
神山はボストンに仕舞った
湯船に張られた湯加減は熱くも無く丁度いい温度だった
神山は由紀枝を抱っこした格好で入り乳房を触り乳首を愛撫した
由紀枝は時々振り返り神山とキスをし楽しんだ
神山は由紀枝の秘所に手を持って行くとすでにぬめり気のある体液が
溢れていて由紀枝が
「ねえ そんな事したら寝られなくなるよ~」
神山と由紀枝は顔を見合わせ笑い愛撫を止め静かに浸かった
二人は浴室から出るとベッドで抱き合って寝た
丁度18時の目覚ましで二人は起き 神山は疲れが取れたのか元気だった
「ふふふ おちんちん元気よ 食べたいけど夜にとっておくわ」
由紀枝は下着をなにも着けずに部屋着を来てキッチンにいった
神山は由紀枝が用意してくれたガウンを素肌の上に羽織った
由紀枝は冷蔵庫からビールを出してテーブルに用意すると
「あなた 本当に缶詰類でいいの?」
「うん いいよ」
由紀枝は沢山ある缶詰の中から温めるだけで美味しくなるのを選び
中身を出し電子レンジで温めた
魚やお肉など数種類温めお皿に盛ると
「なんか 変な組み合わせだけど出来ました ふふふ」
神山がダイニングテーブルにつくとなるほど変な組み合わせだった
神山は冷蔵庫からビールを出して二人のグラスに注ぐと
「さあ お疲れ様でした 楽しかったね」
「ええ ありがとうございます いい記念になったわ」
二人はグラスをカチンと合わせ乾杯した
「缶詰って温めるだけでこんなに美味しくなるんだ へぇ~」
「結構美味しいわね ただお野菜が無いから寂しいわね」
「そうか野菜が無かったのか う~ん しかし野菜の缶詰は聞いた事無いね」
「そうね あると便利だけど どういう缶詰になるかよね
例えば下味が付いていると万能に使えないしね」
「由紀枝 ありがとう 仕事に使えるよ」
「ほんと へぇ~そんな事も仕事にしちゃうんだ 凄い」
二人はビールの後にワインを呑んで缶詰料理を食べると
「あなた お素麺 どの位食べられる?」
「う~ん 大丈夫だよ 大盛りで」
由紀枝は二人で400g分の素麺を茹でると用意した切子の大鉢に盛って
アイスを浮かばせると夏らしく涼しげだった
めんつゆもお中元の貰い物を薄めるだけで出来た
「では頂きます」
「は~い いただきま~す」
二人はシンプルな素麺が美味しく箸がよく動いた 
神山と由紀枝はここ最近贅沢な食事をしていたのでさっぱりとした
素麺が口にあった
食べ終わると神山は
「あ~ お腹一杯だよ 美味しかったよ由紀枝」
「ええ この素麺 こしがしっかりしていて美味しかったわ
ごちそうさまでした」
神山は食べ終わると由紀枝を手伝い早く後片付をした





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2012年4月10日火曜日

Vol.640 ゆり -8-41



困ったよ あんなに頂いても」
「そう だったら 素麺と何か簡単なおつまみでいいわね」
「うん おつまみも缶詰が入っているよ」
「じゃあ 今夜はお素麺で質素な食事ね」

ガラスの美術館を出ると12時になっていたのでホテルに戻り
そのままイタリア料理を食べた
スパゲッティーとピザを一人前づつ注文してサラダを追加した
神山はビールを呑むとワインを注文して由紀枝と呑んだ
「あなた ここのカルボナーラは美味しいわ チーズが美味しいわ」
半分ずつ分け神山はピザを食べていたがパスタを食べると美味しく
「うん ここのホテルで一番美味しいね」
二人は顔を見合わせて笑った
食事を済ませると神山はカウンターで伝票にサインをして部屋に戻った
露天風呂に入ると雲が一段と厚くなり天候が怪しくなってきた
神山は由紀枝に
「雨が降ると車から出るのが億劫になるから ドライブをして
早めに御殿場へ戻ろうか」
「ええ 晴れていないと散歩もつまらないしね」
そう言い目の前の景色に満喫した二人は湯船を出て部屋に戻ると
さすがに由紀枝も疲れたのか
「ねえ 私も一緒に寝ていい?」
「うん こっちにおいで」

二人は裸のまま眠りについた
15時前のタイマーで二人は目を覚ますと身支度を済ませ部屋を出た
「ねえ 結局 部屋の真中にあったあのお風呂は利用しなかったわね」
「うん でもすごいね あんな総ガラス張りなんて
次回来た時に利用しよう」
「ほんと 全部見えるのって なんか変な気分ね でも楽しみね」
神山はフロントでカードキーを返し伝票にサインをした
精算金は勿論無料で自身驚いた
フロントが神山に
「神山様 先日 ステーキの件で大変ご迷惑をお掛けしたお詫びに
総支配人より言付かっております どうぞお納めください」
神山は包みを多分現金と考えて
「分りました 今後 美味しいステーキをお願いしますね」
「はい 畏まりました 本当に申し訳ございませんでした」
神山は包みをボストンバッグに入れるとホテルを出て赤いポルシェに乗った
「由紀枝 さっきのつつみの中味 なんだと思う」
「多分 現金ね 5百万円は有ると思うわ 赤沢でも以前あったもん
料理じゃなくてね 別だけど 支配人が用意してお客様に渡したわ」
「じゃあ あれは由紀枝のものだね」
「なんで 神山さんでしょ」
「だって ステーキが硬いと言ってシェフを呼んだのは元と言えば由紀枝さ」
「う~ん そうか まあ頂きましょうね」
そう言っていると神山は宮ノ下まで来てここから元箱根まで登ると
「あれっ 昨日来た所でしょ ここって」
「うん 良くおぼえていいるね ここから芦ノ湖の脇を抜けていくんだよ」
「でも 左ハンドルだから神山さんの顔しか見えないよ~」
由紀枝はほほに軽くキスをした
「由紀枝 ありがとう でもスピードを出している時は駄目だよ」
「は~い 分りました」
この時間になると小雨がぱらついてきてワイパーを動かした
ゆっくり走っていても雨だと景色も楽しめないのでスピードを上げた
乙女トンネルを抜けるとジグザグした道を一気に駆けおりた

御殿場市街地に入ると由紀枝のマンションは直ぐだった
車を駐車場に止めると傘をさし 荷物をエントランスに運ぶと
自動ドアを開けて荷物を全部中に入れた
神山は管理人室に行くと社長婦人が出てきて
「神山様 こんにちわ」
「実は 駐車場をもう一台分お借りしたいんですが」
「はい分りました ここは空いていますから 向こう側の駐車場は
誰も使っていませんから 大丈夫ですよ
それと 今度移られる所はこれから手配します」
「ありがとうございます お願いします」
神山は赤いポルシェを指示された所に動かし荷物を纏めていると
「神山さんこの台車を利用してください 終ったらここに置いてください」
「ありがとうございます お借りします」
神山は台車に荷物を丁寧に積み上げ更に由紀枝も持ったが
一回では済まなかったのでもう一回台車を利用して部屋に運んだ
由紀枝は神山が言っていたダンボールを開けると
「ぎゃあ~ もう なに こんなに一杯 ほんと食べられないわ」





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2012年4月9日月曜日

Vol.639 ゆり -8-41



神山は乳首を愛撫すると由紀枝は腰を動かし浴衣越しに肉棒を刺激し
朝の儀式が始まった 

神山は2回交わったあと由紀枝に降参を宣言した
レストランに行くと受付嬢が席を案内してくれた
昨日と同じ席だったが洋子が居ないので由紀枝は寂しがった
二人はバイキングの朝食を楽しんだ 
昨日 由紀枝は和食中心メニューだったが今朝は神山と同じ洋食にした
神山はビールを注文し由紀枝も楽しく食べた
「ここの洋食も美味しいけど 赤沢も美味しかったよ
もう少しメニューを増やしてくれるといいんだけどな~」
「そうね あと少し増やせば 組み合わせが楽しくなるわね」
「前に言っていたけど 女子寮のメニューもホテルと一緒って」
「ええ だって一緒に作って少し女子寮に廻ってくるの
だから お客様と全部一緒よ」
「そうか 毎日食べて飽きなかった?」
「そうなの だから自分でふりかけを買ったりしていたわよ
私も寮に入りたての頃は美味しく食べていたの
だけど もっと質素な物を食べたくなる時が有るのね 
そう言った時は友人にふりかけを貰ったりお茶漬けにしたり
だから 食べ慣れると本来の味が分らなくなる時があるわ」
「美味しい物を食べているとそう言うことがあるんだよね
先日も急にラーメンが食べたくて普通のラーメンを食べたけど
すごく美味しかったよ うん由紀枝の事分るな
自慢じゃないけど 結構美味しい物を食べているから 時々コンビニの
おにぎりを見ると食べたくなったりね」
「そうね あなたは不自由が出来ないから大変ね
こうやって私と居ればそれなりの食事をするし 大変ね ふふふ
でも お金がないとこういった贅沢は出来ないわよ」
「うん もっとおにぎりを食べよう」
「ふふふ で今夜はなに?」
「そうか 寿司屋か」
神山と由紀枝は顔を見合わせて笑った

二人は食べ終わると部屋に戻って帰り仕度をして露天風呂に入った
「ねえ由紀枝 お昼はここでイタリアンを食べて 昼寝をして
それから又箱根めぐりをして御殿場に戻るか」
「ええ そうね」
神山はフロントに15時のチェックアウトを頼むと快く受けてくれた
赤いポルシェに乗って仙石原の湿生花園にいった
園内に入ると小さく可愛らしい花が由紀枝を喜ばせた
由紀枝はデジカメで撮影して神山に見せていた
蓮の花が可愛らしく堂々と咲いていると由紀枝が
「蓮ってこうやって見ると結構綺麗で美しいのね
今までは あっ咲いているとしか見なかったけど
ここらの可愛らしい花に混ざっていると 立派で堂々として美しいわね」
「そう言われると 結構しっかりした花だね よし僕も撮ろう」
神山と由紀枝はデジカメで蓮の花を撮影した
二人は目の前が広大な景色の場所に出ると
まだ小さいススキが迎えてくれた
空気も美味しく普段味わう事が出来ない大自然に神山は癒され
このまま御殿場に由紀枝と住んでも良いかと考えた
一周するとまだお昼には早かったので近くのガラスの美術館に行った
ステンドガラスやアールヌーボー独特の曲線を持つ器など
二人の目を楽しませてくれた
お土産コーナーで由紀枝が
「ねえ この切子のグラス ブランデーを呑む時にどうかしら」
由紀枝は普通のグラスより小さく可愛らしいカップを神山に見せた
「いいね 日本酒の時にも使えるね 買おうよ」
神山は清算をしカップを包んで貰った
由紀枝は切子の大きな器をみて神山に
「ねえ これでお素麺を頂くと涼しいわよ どうかしら」
そう言われれば由紀枝のところに素麺を入れる器が無かった事を思い出して
「そうしたら 同じ柄のめんつゆを入れる器も一緒に買おうよ」
神山と由紀枝が探すと丁度いい大きさの椀が見つかり
「これなら丁度良いでしょ」
「うん 柄も同じだし OKだね」
神山は大鉢と椀を店員に渡し包んで貰い現金で支払った
「だけど 今夜はお寿司屋ね 残念ね」
「由紀枝 実はね 僕の所にお中元が沢山来て由紀枝に御裾分けをしようと 
車に積んでいるんだ その中に素麺も入っているよ 
だから今日はお素麺でもいいよ」
「あの ダンボールがそうなの 凄い量ね」
「うん 洋子と亜矢子にも分けた 自分で食べられないからね





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2012年4月8日日曜日

Vol.638 ゆり -8-41



「わぁ~ 怖かったわ 下から硫黄の湯気が出ていたでしょ 怖くなかった」
「まあ 怖いのは止って風で揺れた時が怖いけど 普段は安心していいよ」
「そうなの あんな高いところから落ちたらもう駄目ね」
「うん まあ大丈夫だよ 今まで聞いた事無いし 大丈夫だよ」
由紀枝はよほど怖かったのか神山にピタリとついて遊覧船を待った
平日とあって家族連れは少ないがカップルや会社の団体など多かった
遊覧船の乗船が始まり神山達はデッキに出ると由紀枝が
「遊覧船は部屋に居るより外の方がいかにも乗っているぞって」
「そうだね 雨は別にしてもデッキに出ると気持ちが良いよな」
「ええ そうだ誰かに写真を撮ってもらおうよ」
由紀枝はそう言って傍にいた同年代の女性に声を掛けてデジカメを
渡すと神山と腕を組んでいる写真を撮影してもらった
遊覧船は定時に出港し箱根町に向った

由紀枝が 
「洋子さん 本当に残念ね」
「うん でも仕方ないよ 以前町内のミス七夕に選ばれたから
恩返しをすると言っていたよ お母さんの手伝いもあるけどね」
「でも そうやって次の世代に何かを伝えるのも大変なお仕事ね」
「うん 洋子自信は楽しんでいる様子だったよ」
「じゃあ 心置きなく神山さんを独占できるのね わぁ~うれしい」
箱根町では旧関所跡や杉並木を見た
太く背丈が高い杉の木を見ると
「小さい時に日光の杉並木を歩いた事があったけどここも素晴らしいわね」
「うん 共に江戸時代から有ったからね 300年以上の杉でしょ」
神山達は元箱根で休憩をして桃源台行きの遊覧船を待った
ホテルの部屋に戻ったのは18時前で二人は露天風呂に入り疲れを癒した
神山と由紀枝はレストランで和定食を選び 出てくる料理の
品数が多く驚きながら食べた
神山と由紀枝は料理が美味しくワインをよく呑んだ
「由紀枝 呑みすぎるときついよ 日本酒と同じだからね」
「は~い 分りました でもここのワイン 美味しいよ」
二人は2本目のボトルも少ししか残さなかった
カウンターで伝票にサインし部屋に戻ると由紀枝から誘いベッドで戯れた
神山は由紀枝の体を愛撫すると由紀枝もそれに答えヴァギナを濡らした
張りのある肌に弾力があり乳房やお尻などプリプリして神山を喜ばせた
由紀枝も神山を喜ばせようと一生懸命だった
神山が喜んでいると自分にも喜びが伝わり嬉しかった
「なあ由紀枝 この体を触っていると何時も元気になるよ」
「嬉しいわ そう言ってくれて ふふふ」
由紀枝の肌は吸い付くようなしっとりとしていて滑らかな肌だった
神山は色々な事を忘れ由紀枝との戯れを楽しんだ
二人は何回となく交わり抱き合って寝た

5月27日 水曜日 晴れ
この日は二人ともゆっくり寝ていて7時に神山が起きて
「由紀枝 遅刻だよ ほら 起きて」
「ふぁ~ 大変 何故起こして、、、もう 嫌い お休みでしょ」
「ごめんごめん おはよう 寝顔が可愛かったよ」
「関係ないでしょ あ~あ 神山さんとキスをするところだったのに」
神山は由紀枝にキスをすると
「ふふふ やっぱり 本物がいいね」
「由紀枝 今日は箱根を一周して帰るだけなんだ
見るところは何箇所か有るけど何処が良い」
神山と由紀枝は部屋に置いてある観光案内をみて由紀枝が
「湿生花園がいいな」
「そうしたら 仙石原に行って湿生花園と他何箇所か見よう
箱根を5時に出ても由紀枝の部屋には6時に着くよ
この地図にも有るけど乙女峠のトンネルを走るんだ
ここからだと 大体20km位で40分有れば帰れるよ
だから 仙石原だともっと早いね」
「ふぁ~ そんなに近いんだ この間の山中湖と一緒ね」
「うん 山中湖より近いかも知れないね」
「そうしたら これからは私の部屋を中心に考えると結構いける所が
増えるのね」
「うん 由紀枝のところだったら富士五湖めぐりも余裕だよ
東京からだときついけどね」
「そう 嬉しいわ 私もトライするわね 美味しい処や
素敵なお店を探せるわね」
「うん 意外と便利な場所だよ 御殿場は
さあ 朝食を食べにいこうか」
「だめ その前に 私が貴方を食べるの ふふふ」
由紀枝は神山を倒して上になり 自慢の乳房を神山の顔に押し付け
「いいでしょ 朝からおっぱいしゃぶり出来て 私の赤ちゃん ふふふ」





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2012年4月7日土曜日

Vol.637 ゆり -8-41



「いいの でも私もまだまだ若い子に負けられないわ」
「そうよ洋子さん 頑張ってね」
「もう あなたもあと10年すると分るわよ」
すっかり身支度を整え神山達は部屋を出てレストランに行った
三人は昨夜と同じテーブルに案内されバイキングを楽しんだ
洋子と由紀枝は和食中心で神山が洋食中心のメニューだった
由紀枝は納豆が無いので不満だったが脂の乗った焼き魚に満足していた
神山はビールを注文して呑んでいると洋子が
「今日 車じゃないの」
「うん 洋子が居るうちは車は使わないよ 安心して」
三人ははおしゃべりをしながら楽しく朝食を終えると部屋に戻り洋子が
「どこに行くの」
「ほら あそこの強羅公園でお花を楽しもうと思っているよ」
「わぁ~ いいわ 伊豆と違ったお花が見られるわね」
「う~ん でも季節が季節だから似通っているかもね」
神山達は出かける用意をしたが洋子が悩んでいて
「どうしようかしら この荷物」
「宅配便なら明日届くよ フロントで出しておけば」
「そうね ダンボールを頂けばGパンやジャケットは小さくたためるし」
洋子は帰り仕度をして荷物を纏めると由紀枝が
「このHな下着は持っていかないの」
「えっ いいわよ 由紀枝さんが使えば ねっ」
「ほんとですか わぁ~貰っちゃった」
洋子はニコニコして由紀枝を見ていた
「さあ 仕度が出来たわ」
神山はモテリコのワンピースをきた二人を見て
「おいおい どこかのモデルと見間違えるよ 二人とも似合っているよ」
由紀枝と洋子は顔を見合わせてくすっと笑った
洋子たちがフロントに行くと店員達は驚きの眼差しで二人を見ていた

宅配の手続きを終ると強羅公園まで歩いてもすぐの距離で
洋子と由紀枝は仲良く並んで坂を下った
園内はさほど大きくは無いがそれでも充分に楽しめた
この時期は薔薇が見ごろで
「ねえ 神山さん 文学館と又 違った感じね」
「うん ここは小さくまとめられているね」
「素敵だわ 神山さん ありがと~」
由紀枝は神山に抱きつき頬にキスをした
洋子と由紀枝はデジカメで薔薇を撮影していた
神山たちは強羅公園を出ると強羅駅まで歩き彫刻の森美術館に行った
広大な敷地に現代美術の彫刻が競い合うように展示されていた
芝生の緑が眩しく青空の向こうには相模湾がかすかに見えた
三人と行き交う観光客たちは由紀枝と洋子をみて口々に
「素敵なお二人ね 親子かしら 美しいわね」
と女性が言っていた
爽やかな風がスカートを揺らしより美しくみせた
由紀枝もこの格好になるとおしとやかな女性に変身し言葉使いも
気を付けて話していた
三人はピカソ館を見終わり お腹が空いてきて時計を見ると
13時なので彫刻の森美術館でお昼を食べる事にした
「私 ここに来たいとずーっと思っていたんです
でも 近いようで結構遠いですよね
日帰りだとここに着いたら直ぐに帰らないといけなくて来れなかったわ」
「そうね 車じゃないと ちょっと不便ね」
「でも 今日は洋子さんと一緒だったから楽しかったですよ」
「ふふふ 神山さんも でしょ こら」
「ふふふ 分りました」
3人は食事が終るとタクシーで強羅駅まで戻って洋子と分かれた
「じゃあ 気を付けて帰ってね 明日も晴れそうだから良かったね」
「ええ ありがとうございます」
「洋子さん ありがとうございます またお会いしましょう」
「ええ 貴女と話をしていると元気になるわ ありがとう」
洋子は入電してきた電車に乗って由紀枝と神山に手を振っていた
発車時間が来ると由紀枝が手を振って挨拶をしていた

神山と由紀枝は見送ったあとに
「さあ そうしたら芦ノ湖にいって遊覧船で一周しようか」
「ふぁ~ 嬉しいわ」
二人は強羅駅からケーブルカーで早雲山駅までいきロープウェイに乗り換えた
大涌谷駅で降りて黒い温泉ゆで玉子を2つずつ食べた
硫黄の臭いが鼻を突き由紀枝はいやねと言いながらも
広大な景色を楽しんでいた
再びケーブルカーに乗ると地獄谷が眼下に迫り由紀枝は神山に抱きついた
姥子を過ぎると終点の桃源台駅に着いた





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2012年4月6日金曜日

Vol.636 ゆり -8-41



赤いポルシェに乗り国道1号線の箱根を登った
右に早川を見て緑に囲まれた道は神山も好きだった
朝日の木漏れ日がアスファルトに模様を作り
その上を赤いポルシェが駆け抜けていた
宮ノ下でR1に別れをつげ強羅まで行くとホテルに着いた
部屋に戻ると二人はまだ寝ていて神山が起こすと
「わぁ~ おはようございます もう起きたの」
「うん 車を持って来たよ」
「へぇ~ そんなに 早く起きたの」
「まあね 洋子はまだ寝ているようだね」
「さすがに疲れたのよ 頑張ったもん ふふふ
ねえ 洋子さんって いつもあんなに頑張るの?」
「いや 昨夜は由紀枝が居たので興奮したんじゃないかな」
「じゃあ ゆっくり寝かせておきましょうよ ねえ お風呂にはいろ」
由紀枝は神山の着ている物を脱がせると露天風呂に入った
「いいわね 朝早くからこんな素晴らしい景色を見られて」
由紀枝は景色を楽しみながら神山のおちんちんを触っていた
「だんだんと大きくなった ねえ 欲しい?」
神山は頷くと立ち上がって由紀枝を抱え片足を持つと肉棒を挿入した
由紀枝は不安定な格好だったので両手で神山に抱きついた
神山はリズムよく腰を動かすと由紀枝も腰を動かし喘ぎ始めた
「あっ うっ~ うっ~ きもちいいわ あなたも気持ちいい」
「うん なかまで入っているだろう」
「うっ~ うっ~ うん あたっている 凄いよ」
神山は暫くすると由紀枝を後ろ向きにしお尻を高く上げさせ
秘所が丸見えの格好でヴァギナに挿入し腰を動かした
「あつっ あうぅ あぅ~ いいわ~」
「絞まってきたね」
「う~ん うっ~ うっ~ あっ~ いきそう」
神山は肉棒がもたなく亀頭が充血しより硬くなると
「あっ あっ きて いきそうよ ね あたってる~」
神山はピストン運動を早くすると由紀枝の腰も早くなり
「いぐ~ あっ~ あっ あっ」
由紀枝は快楽の頂点に達し神山も発射すると
「わぁ~ きている でてるよ~ あっ~」
神山は出し終わると膣から肉棒を抜きとると由紀枝が
「だめよ あ~ 抜いちゃった もう」
由紀枝が振り返ると神山とキスをして湯船に浸かった
「いいな 一緒だと本当に幸せよ」
「うん 僕もさ」
「うそばっかり でもいいんだ~ 一緒の時は楽しいから
でも洋子さん まだ寝ているのかしら 余程こたえたのね ふふふ」
神山達3人は昨夜寝たのは25時を過ぎてまず洋子が抜けて
由紀枝と最後の一回と約束し済ませ寝た
「ほんと 大丈夫かしら」
由紀枝が心配していると洋子が起きて来て露天風呂を見ると
「まあ 元気ねお二人 私頑張りすぎちゃった」
そう言って湯船に入ると神山にキスをして由紀枝に
「もう 入ってもらったの?」
「ええ 気持ちよかったですよ 洋子さんもどう?」
「私は もういいの 昨夜で充分よ 壊れるわ」
「ふふふ そんな事いって」
そう言うと由紀枝は洋子の乳首を愛撫し始めた
「ねえ 辞めて お願い う~ん う~ん うっ~」
「ほら 気持ちいいでしょ」
由紀枝はさらに洋子のクリトリスを触り始めると
「あつっ あうぅ あぅ~ いいわ~」
洋子も由紀枝のクリトリスを愛撫し始めレスビアンが始まった
神山は反対側の縁に腰掛け眺めていると肉棒が天を向き由紀枝が
「ねえ それを洋子さんに入れてあげて」
神山は頷くと洋子を後ろ向きにして両手を床につかせ後ろから入った
洋子の膣は体液でぬれぬれでピストン運動をするとピタピタと
音がした 由紀枝が下から洋子のクリトリスを愛撫すると
「わぁ~だめ あっ あっ きて いきそうよ ね」
由紀枝がクリトリスを更に刺激をすると洋子は躰をガクガクと
震わせ昇天してしまった 神山も膣の圧力に負けて発射した
暫く3人で湯船に浸かっていると由紀枝が
「ねえ 神山さんお腹が空いた 食べにいこうよ」
「そうだね いこう」
神山が出ると由紀枝が神山の体を拭いて浴衣を着せた
「ありがとう じゃあ今度は僕の番だ」
二人の女性を交互に丁寧に拭くと洋子が神山にキスをして
「優しいのね こんなおばさんなのに ふふふ」
「おいおい そんな事考えた事もないよ」





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2012年4月5日木曜日

Vol.635 ゆり -8-41



由紀枝は両手を下げてもう一度見ていると店長が
「ヨーロッパの方たちはお客様のように着ていますよ」
由紀枝はようやくニコニコして浴衣に着替えて神山にキスをした
「じゃあ 由紀枝 明日はこれを着ようよ」
「ええ 嬉しいわ ありがとうございます」
洋子も触発されたのか同じワンピースで柄違いを選び靴とベルトも買い
試着室で着替えると見違えた洋子が現れた
「わぁ~ 素敵よ 洋子さん 凄いバストも綺麗よ
でもヒップは私の方が綺麗ね ふふふ」
「よくも言ったわね 由紀枝さんもあと10年すればこうなるのよ もう」
神山は洋子の分として49万円を現金で会計を済ませた
由紀枝はこの後にワンピースを2着買い神山は80万円を現金で支払った
神山達はモテリコを出てウインドーを見ていると
輸入ランファンのお店を由紀枝が見つけ
「神山さん ここにはいろうよ Hな下着があるし ねっ」
神山と洋子はニヤニヤしてお店に入るとセクシーな下着だけでなく
まさにSEXの時にしか着ないランジェリーまで販売していた
由紀枝はニコニコして神山に聞きながら選んでいた
結局 普段着用する下着ではなくSEXをする時のランジェリーを買った

荷物が多くなったので神山が持って一回部屋に戻り
10Fのラウンジで高級なお酒を呑むことにし受付でカードキーを見せると
特等席に案内され外を見ると夜景が綺麗で感動をした
22時からピアノやベースなど生の演奏があり3人は雰囲気に酔った
由紀枝が神山に
「ねえ もうお部屋に帰ろう」
「そうだね 楽しかったよ 戻ろう」
神山達は部屋に戻ると由紀枝が
「ねえ 露天風呂に入ろうよ ねえ洋子さん」
「ええ そうね 入りましょうよ」
神山は冷蔵庫から人数分ビールを出して露天風呂に行くと洋子が
「はい 脱がせて」
そう言い神山の丹前や浴衣を脱がせるとおちんちんにおしゃぶりをした
由紀枝も浴衣を脱いで神山の背中から乳房を押し付けて
「洋子さん 入ろうよ おしゃぶりは後でいいでしょ ねえ」
洋子はおしゃぶりを止めると自分も浴衣を脱いで一緒に湯船に浸かった
神山の両脇に洋子と由紀枝が座り由紀枝が早速おちんちんを触り始めた
洋子は神山にキスをしながら自分のクリトリスを触り始めた
神山は二人の秘所を触るともう体液が溢れ出てぬめぬめとしていた
洋子は神山の中指を膣に導き喘ぎ始めた
硬く大きくなった肉棒を洋子が由紀枝に
「ねえ 先に欲しいの いい」
由紀枝が頷くと神山を立たせ 自分は後ろ向きになりお尻を向けて
肉棒を挿入してもらった
由紀枝も洋子と同じ格好をして神山の肉棒を催促した
洋子がいきそうになると由紀枝に挿入して二人の女性はなかなか
昇天を迎えることが出来なかった
由紀枝が
「ねえ お布団にしよう もうだめ はやく」
神山達はバスタオルで簡単に拭いてベッドに行くと神山を
仰向けに寝かせ顔に由紀枝が跨ってクリトリスを愛撫して貰い 
洋子は肉棒を膣が咥え込んだ
由紀枝と洋子はお互いの乳首を愛撫して興奮を高めると
洋子が先に昇天してそのまま動かないと膣の中が動いてきて
「あっ きて またいきそうよ はやく~」
神山はしたから肉棒を突き上げると洋子は再び昇天してしまった
由紀枝は洋子と変り腰を落とすと少し動いただけで
「あっ~ あっ あっ きて いきそうよ はやく」
更に腰の動きを早くすると由紀枝は膣を狭めた
肉棒は我慢できずにスペルマを発射してしまった
神山を真中にしてぐったりとしていたが由紀枝は神山のおちんちんを触り
「良かった まだ大きいから大丈夫ね」
そう言うと由紀枝は神山に跨って肉棒を膣に挿入して腰を動かした
神山も下から突き上げると由紀枝は
「うっ~ あっ~ あっ~ あっ あっいいわ~」
洋子が神山の肉棒を刺激したり由紀枝のクリトリスを愛撫すると
「だめ~ いく~」
由紀枝は体をガクガクさせて昇天した
神山もそれを合図に一緒に昇天し発射をした

5月26日 火曜日 快晴
神山は一人早く起きて部屋を出て
強羅まで歩いき登山電車の強羅から箱根湯元までいった
昨日車を止めた有料駐車場に行くと





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2012年4月4日水曜日

Vol.634 ゆり -8-41



伊勢えびの料理が出されてビックリした
ウエイトレスが
「これはシェフからのお詫びの気持ちです どうぞ召上ってください」
食べると塩コショウの味付けだがえびの美味しさが充分引き出されていた

綺麗に食べ終わると受付で伝票にサインをして部屋に戻った
「あ~美味しかった お腹が一杯です」
「ええ 私もお腹一杯よ ご馳走様でした」
「あれだけ食べて呑んで 0円とはTJは凄いね」
「わぁ~ 神山さん 全部ただ?」
「そうだよ そうだここの冷蔵庫 ビールが無いよね 頼まなくては」
神山はフロントに電話をして冷蔵庫のビール補充を頼んだ
暫くして客室係りがよく冷えたビールを冷蔵庫に補充をしてくれた
神山は二人に 
「さっき気が付いたがショッピングモールが有るので
ウインドーショッピングをしようよ」
「うん いこうねえ洋子さん」
神山達は3階にあるショッピングモールに行くと由紀枝が
「わぁ~ ここにもモテリコが入っている 見てみましょうよ」
神山たちは店内に入ると御殿場や渋谷と同じ商品が飾られていて
由紀枝は腕時計を眺めていたが自分のボストンバッグを見つけると
「神山さん これ」
「おお だけど値札は40万円じゃないか」
「ええ おまけをしてくれたわ 先日スーツを買った時に神山さん
一緒だったでしょ それで店長さんが覚えていてくれて
大サービスって それで安くなったの」
「よかったね あそこの店長は覚えがいいからね 助かったね」

由紀枝はやはり腕時計が気になるのかまた見に行った
神山が後ろから
「由紀枝 欲しいのか」
「うん でも会社にしていけないし 考えているの」
由紀枝が見ている腕時計はべゼルにプチダイヤが埋め込まれた
可愛く清楚な感じがしてけっして派手な時計ではなかった
洋子も加わり神山が話すと
「大丈夫よ この位のダイヤだったら それに派手じゃないし
ホテルでも充分使えるわよ」
「うん 僕も大丈夫だと思うよ 何か言われたらその時に考えればいい」
そう言うと店長を呼びゴテンバ グランド インのカードを見せると
「神山様 いらっしゃいませ こちらですと少々お待ちください」
店長は電卓で計算して
「AEXカードをご利用されますと30%引きの490万円で現金ですと
更に5%引かせて頂きます」
神山はAEXのカードで清算をしてベルト調整をして貰いその場で
由紀枝の腕に着けてもらった
「わぁ~ 素敵よ 欲しかったんだ」
由紀枝は神山と洋子にニコニコ笑顔で見せた
「由紀枝 似合うよ 良かったね 
そうしたら 由紀枝 今着ているワンピースも変えるか 靴も一緒に」
「えっ でも、、、」
「いいわよ 私を気にしないで 私も買って頂いているから心配しないで」
由紀枝はそう言われて自分に似合うワンピースと靴を選び
神山と洋子がアドバイスをして漸く決まった
「悪いけど 現金を持ってくる」
神山は部屋に戻って現金をもってモテリコに戻った
店長が
「ワンピースが30%OFFで35万円 お靴が同じく30%で
15万円が10万5千円で合計で、、、44万円で如何でしょか」
「由紀枝 このワンピースのベルトも一緒に買えばいいよ」
由紀枝はいろいろな色が有ったが淡いブルーを選び店長が
「こちらは5万円でご提供させて頂きます」
「由紀枝 浴衣を脱いで着替えてごらん」
「えっ でも」
「大丈夫よ その格好で外に行く訳では無いし ねっ」
由紀枝は浴衣の下には何も着けていなかったが試着室で着替えると
「わぁ~ 素敵よ 綺麗よ由紀枝さん」
「うん 凄く清楚で可愛らしくて 良く似合っているよ」
由紀枝の着たワンピースは麻とシルクで作られひだ加工が施されていて
乳首がうっすらと透けていたが充分このままでも外出できた
由紀枝は姿見を見て
「ぎゃあ~ もう 見えている」
両手で乳房を隠していると洋子が
「若いから そのくらい見えても大丈夫よ かえって素敵よ ノーブラで
綺麗なバストラインを出せるのは今でしょ」





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2012年4月3日火曜日

Vol.633 ゆり -8-41



「ねえ だめよ 我慢しているの わかって ほら ねっ」
由紀枝は神山の手を取ると浴衣の中に入れて秘所を触らせた
「わかった だからもう駄目」
「由紀枝 穿かないの」
「ふふふ 洋子さんも穿いていないよ いいでしょ」
神山は呆れて自分だけでもショーツを穿こうとしたら
「今日はいいわよ 全員 ノーパンよ ねえ由紀枝さん」
由紀枝と洋子はきゃあきゃあと言いながらで笑っていた
神山がソファーに落ち着くと
「どこに行こうか 和食 ステーキ 洋食中華が選べるね」
二人とも揃って
「ステーキ」

3人は丹前を羽織ってステーキハウスに行くと受付でカードキーの
確認があり受付嬢が
「カウンターとテーブル席とどちらにされますか」
神山は二人に聞くと景色の見える窓際の席が良いと言うのでテーブルにした
「ふぁ~綺麗 神山さんほら 見て」
窓際に由紀枝が隣に洋子が座り神山は由紀枝の正面に座った
神山は外を見た後に生ビールを頼み
「出来れば 焼いてくださる牛肉を生で食べたいのですが、、、」
「ええ 構いませんよ ニンニクとしょうがをおろした
しょうゆたれで宜しいですか?」
「ええ お願いします それと特に人気のあるステーキは有りますか?」
「はい ございますが 神山様は最高級のお肉を使わせて頂きますが、、、」
「ありがとうございます それでしたら そのお肉も
一人前でお願いしますね」
「はい 畏まりました」
ウエイトレスはニコニコして厨房に戻りオーダーを入れた
生ビールと生の牛肉が運ばれると3人は乾杯をして食べた
神山が
「味が濃厚で期待出来るね」
洋子が少し控えめに由紀枝と話しながら食事が進むとステーキが出てきた
神山は最初口にしたときに少し硬いと思ったがそのまま食べた

洋子も神山同様硬いと思い食べていたが由紀枝がはっきりと
「このお肉 硬いわね ねえ神山さん そう思わない」
神山は頷くがそれ以上答えなかった
ウエイトレスが由紀枝の声を聞いてテーブルに来ると
「神山様 只今のステーキですが硬かったですか」
「ええ 味が濃厚で美味しいのですが硬かったですよ」
「少々お待ちくださいませ」
そう言い厨房に戻るとシェフが神山達のテーブルにきて
「申し訳ございません 只今ウエイトレスから聞きました所
お出ししたステーキが硬かったと伺ったのですが、、、」
「ええ 確かに硬いですね 良い最上級のお肉なのに残念です」
「ありがとうございます しかしいつもこのように焼いておりますが」
「ははは 私は色々な所で色々なお肉を頂いています
一つお聞きしますが お肉を割いてからすぐに焼いていませんか」
シェフは当然という顔で
「それはそうでしょう そのように調理していますよ」
「ははは それが間違いなんですよ」
シェフは沽券に関る事なので
「どういう事ですか 私が間違っていると言われるのですか」
「はい そうしましたら 私が言う通り焼いてください いいですね」
シェフは完全に神山を敵視していた
「まず 捌いてから塩コショウをして最低でも5分そのままにします
裏表とも人肌になったら焼いてください
焼く時間はミディアムより少し短めです いいですね」
「神山様 柔らかく出来なかった場合はどうします」
「ははは いいですよ 貴方の言う事を聞きましょう」
そう言われシェフは厨房に戻って牛肉を捌いて塩コショウをしておいた
シェフはまだかと牛肉に触るが冷たいので焼けなかった
10分ほどすると人肌になり肉が傷み始まる時焼き始めた
神山が言うようにミディアムより短い時間で焼き上げると
3人前と自分の分をお皿に乗せ神山の所に運んだ
神山は試食をすると先程より数段柔らかくジューシーだった
女性達も先程より全然美味しいと言われシェフが食べてみると驚いた
「神山様 大変失礼を申し上げました お許しください」
シェフは神山に深々と頭をさげ詫びた
「ははは 良かったですよ 美味しく出来て 頭を上げてください」
「はい ありがとうございます 勉強になりました」
シェフは再び頭を下げ厨房に帰った
神山達は新しいステーキを美味しいと食べていると





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2012年4月2日月曜日

Vol.632 ゆり -8-41



まだ夕暮れには時間が有り国道134号線を南下して箱根湯元に向った
途中のガソリンスタンドでハイオクを満タンにしたりコンビニに寄って
余裕で箱根湯本に着いた
神山は屋根の有る有料駐車場に赤いポルシェを置いて箱根登山電車の
箱根湯元駅まで歩いた

由紀枝は車から降りると珍しいのと嬉しさで 
周りの景色などを撮影しては神山に見せていた
洋子はそんな由紀枝の素直な気持ちが羨ましかった
強羅まで切符を買うと神山はビールを買って入電するホームに並んだ
電車を待つ間 由紀枝が鎌倉で撮影した写真を洋子と神山に見せて
「こんな風景 伊豆には無いわ 綺麗でしょ」
「よく撮れているよ 綺麗だ」
入電すると3人は山側のBOXにいき窓際に由紀枝と洋子が座った
電車が走り出すと洋子と由紀枝は楽しそうに話していた
時々由紀枝がデジカメで撮影したがなかなか上手に撮れなくて
神山がシャッターを押してあげると由紀枝は喜んでモニターを見ていた
スイッチバックすると由紀枝が後ろに進みだしたので
「わぁ~ これがスイッチバックなんだ」
登山電車はスイッチバックをし高度を稼ぎ終点の強羅駅に着いた
「わぁ~ 空気が美味しい 伊豆と同じ位美味しい」
由紀枝は一人で美味しい空気を吸っていると神山と洋子が居ないのに
気が付き探したが仕方なく改札口を出ると
「わぁ~ 神山さん 置いてきぼりにして もう」
「だって 他のお客さんに押されるまま出されたんだよ ほんと」
「いいわよ 本気で守ってくれないと亜矢子さんに言いつけるもんね」
「分ったよ ほんとだってば」

3人はタクシーを利用してザ ホテル 強羅までいった
神山はフロントでTJカードを見せるとフロントが
「いらっしゃいませ 神山さま お待ちしておりました」
神山は簡単な宿泊手続きをするとカードキーを渡されて
「ご夕食は3箇所とラウンジをご利用できます
ご朝食は2箇所とラウンジがご利用できます」
フロントが詳細を説明したあとにポーターが荷物を運んでくれた
最上階にあるスィートルームは広くて部屋の真中に浴室があった
由紀枝と洋子がカーテンを開けるとバルコニーの
端に大きな石の囲いが有り露天風呂が覗いていた
「ふぁ~ 凄いこんな高いところで露天風呂なんて」
「本当 私も初めて」
洋子は先日の白骨温泉も高所だったが由紀枝の手前伏せた
「さあ それではちょっと入って夕飯にしよう お腹が空いたよ」
「じゃあ 由紀枝さん一緒に入りましょうよ」
「ええ 入りましょう」
二人は意気投合して露天風呂に入ったが神山はなんとなく
入れる雰囲気で無く取り残された
神山はソファーに座ってビールを呑み二人を観察したが
由紀枝の方が若いだけ有って肌に張りがあった
「ねえ あなた入らないの 美女が二人して待っているのよ ねえ」
「分ったわ 入るよ」
神山はビールを女性の分ももって露天風呂に行くと由紀枝が
「ふぁ~ まだ小さい ふふふ 大きくしてあげるね ほら どう」
由紀枝と洋子が立ち上がってお尻を突き出してプルプルと振るわせた
「もう なんだよ 大事な所が丸見えだよ おい」
二人はニコニコして神山の両側に座って神山の躰を弄りまわした
神山も堪らずおちんちんを大きくしてしまったが
「ふぁ~ ほら言った通り 大きくなったわ ふふふ でもあとで」
そう言うと二人は神山を残して風呂からあがりきゃあきゃあと騒いでいた
神山は完全に遊ばれて意気消沈し元気を無くした
夜空の星が綺麗で群青に映えていた
眺めていると女性達から
「ねえ お腹が空いたわ はやくぅ~」
「そうよ 早く出てください ねえ由紀枝さん」
神山は遊ばれた仕返しに
「うるせぇ~ お前さんだち 人のちんぽをでかくしたりちいせくしたり
え~ なんだと思っていやがるんでぃ~ えっ~」
由紀枝が
「わぁ~ 素敵よ 格好いいわよ もっと続けてねえ」
「もう お終い さあ出るよ」
神山が風呂から上がると由紀枝がバスタオルで神山の体を拭き
おちんちんを丁寧にしゃぶって
「ごめんなさいね あとで ふふふ」
これには洋子や神山も呆気に取られて何も言えなかった
神山は由紀枝を抱き起こして熱いキスをすると由紀枝は





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2012年4月1日日曜日

Vol.631 ゆり -8-41



神山が話した通りカメラマンが多くいて邪魔にならないように歩いた
由紀枝はこんなに多いカメラマンに驚き不思議な世界と感じた
東慶寺を出ると再び線路を渡り紫陽花寺に向った
「ねえ 神山さん 東慶寺でお花を撮影していた人は殆どプロですか?」
「う~ん どちらかと言うとアマだね どうして?」
「ええ みんな同じ花を撮影していたでしょ だから不思議なんですよ」
「そうか 由紀枝ね 例えば由紀枝の事を撮影しても僕が撮影するのと
洋子や亜矢子が撮影すのと違うと思うよ 要はその人がどのような
気持ちで接して表現していくかだと思うな」
「なるほど わかった ありがとうございます」
神山を真中に洋子と由紀枝が脇で神山の腕を組んで歩いていた
道を左に曲がると明月院まで観光客と一緒に歩いた
明月院総門手前の階段両脇には紫陽花が背丈ほど有り
由紀枝や洋子がその高さや株の多さに驚いていた
洋子がデジカメを出して神山と由紀枝を撮影すると
由紀枝が神山と洋子を撮影したり仲良く拝観できた
院内をひと回りすると由紀枝が
「神山さん お腹がすいてきた 何かほしいな」
神山が
「ここを出ると甘い物があるから我慢して あと3分だよ」

神山と由紀枝は朝食を食べて来なかったので神山も空いていた
明月院を出ると踏切を渡りあんみつ処でお腹を少し満たすと
浄智寺に行った 総門手前の緩やかな坂の両脇に
まだ早い蕾の紫陽花が咲いていて由紀枝と洋子はデジカメに納めていた
境内にも何箇所か撮影ポイントがあって二人は撮影をしていた
神山は時計を見ると11時30分を差していたので二人に
「では 駅まで戻って鎌倉で食事をしようよ」
先程食べた由紀枝と洋子が嬉しそうに手を叩いて喜んでいた
3人は有料駐車場まで戻り赤いポルシェに乗るとゆっくりと
鎌倉に向かい走った

鎌倉駅傍にある銀行の駐車場に車を止めると神山が
「洋子 すこしここで待っていてくれるかな ごめん」
洋子は尋ねたかったがあえて聞かないで
「ええ行ってらっしゃい」
そう言うと由紀枝が耳打ちして
「先日 宝くじが当って その換金です すぐに戻ります 済みません」
そう言い由紀枝は神山のあとを楽しそうに追い駆けて
追いつくと腕を組んで神山とニコニコ話をしていた
洋子は由紀枝に若さを見せ付けられ自分も頑張ろうと思った
暫くすると二人が腕を組んで仲良く出てくると神山が
「洋子も知らない美味しい所に案内するよ」
この時は洋子も素直に嬉しく思った
3人は再び赤いポルシェに乗ると長谷寺に向かい近くの有料駐車場に
止めると蕎麦屋に入った
洋子と由紀枝は神山の勧めでざる天ぷらを注文した
ビールと鶏肉のおつまみが出てきて3人で乾杯をした
お蕎麦と天ぷらが運ばれ由紀枝は食べると
「わぁ~ 美味しい 伊豆では無いわ 美味しい」
神山は由紀枝を微笑ましく眺めながら自分も箸を動かした
食べ終わると由紀枝が
「鎌倉はみんなこんな味するの?」
「う~ん お店で違うよ やっぱり 美味しかった?」
「ええ 満足しました~」
そう言うと由紀枝は神山の腕を両手で掴んだ
洋子も負け時と両手で掴み歩いた

神山達3人は長谷寺 光則寺 成就院 極楽寺を拝観し満足し
鎌倉文学館に入園すると由紀枝は
「わぁー 凄い薔薇 素敵だわぁー」
「ほんと 見事ね」
「ねえ 神山さん ここってね あの三島由紀夫の小説『春の雪』でも
描かれている所なんですよ 知っていた?」
「いや 初めて聞いたよ 由紀枝って 何でも知っているね」
「実は、、、種明かしは 先日PCで調べたの ふふふ」
「なんだ でも 旅行先のことを調べるって 大したものです」
「ほんと 嬉しいわー」
「そうよ 由紀枝さん 調べると色々と分かるし 楽しいわよね」
「ええ だから PCで予備知識を蓄えると 楽しさ倍増ー」
「そうか 由紀枝は凄いね 勉強家だ」
「それに 神山さんと一緒だから余計楽しいわ」
3人は薔薇の香りに包まれた庭園を写真を撮りながら満喫した
有料駐車場に戻ると由紀枝は洋子と後ろに乗り車を出した





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