2012年1月30日月曜日

Vol.569 ゆり -4-37



「うん 一緒に泊まって 明日寮に立ち寄って又必要な物を買う
で どう?」
「ふぁ~ でも良いんですか 独占して」 
「うん 亜矢子はお仕事だからさ そこはプロ意識を持っているよ ねえ」
「由紀枝さん お願いしますね神山さんを もう嫌と言うほどSEXして」
由紀枝は顔を真っ赤にして
「亜矢子さん それって凄いプレッシャーですよ ほんと
私 今夜 寝られないじゃないですか もう」

みんなで大笑いして部屋を出てフロントで清算すると5千円だった
フロントがブティック『モテリコ』の荷物を渡してくれた
神山はお礼を言いホテルを出て二人を車に乗せると
御殿場市街地に入った 亜矢子に聞いて家電量販店はすぐに分った
神山は車を駐車場に止めると傍にあるATMで現金を300万円
引き出して店内に行った
家庭電器フロアで冷蔵庫8万 洗濯機5万 湯沸2万円 電子レンジ7万円 
ガステーブル3万円を店員に言うと在庫確認をしてOKだったので
5月17日の日曜日11時配達をお願いして由紀枝が住所を
お届け伝票に記入した 合計25万円は亜矢子が現金で支払った
神山は配線配管も確認をしたら全て行いますと答えだった
更に他のフロアの商品も一緒に送って欲しいと言うと店員が一緒に
付いて来てくれて
ノートPC 20万円 プリンター10万円 48インチモニター40万円
TVチューナー6万円 CDコンポ5万円 以上の在庫もOKだった
電話機はすぐに使いたいのでFAX無しを2万円で買い持ち帰りにした
合計83万円を亜矢子が現金清算した
「どうだろう とりあえずはこれで行けるね こまごました食器類は
明日でも当日でも買えるし どうだろう」
「ええ 大丈夫だと思いますよ ねえ由紀枝さん」
「ガス 水道 電気大丈夫ですね 足りなかったら又買えば良いし」
「分った では出るとしようか」
亜矢子が神山を呼んで由紀枝に見えないように
「これ おろした残りよ 使ってまだ300万円有るわ」
「わかった ありがとう」 
神山はバッグの中に入れて由紀枝に
「熱海まで戻って亜矢子さんと別れるよ それで携帯の番号は 
もう教えてある?」
「ええ 大丈夫です メールアドレスも交換しましたよ」
「じゃあ いこうか」
神山は時計を見ると17時30分を廻っていた
駐車場から車を出して二人を乗せると御殿場ICまでゆっくり走ったが
東名に入ると飛ばしてすぐに大井松田ICについた
国道を南下して小田原厚木道路に入ると又飛ばして
熱海まで40分くらいで着いた
3人は車を下りて亜矢子と神山は握手をして再会を約束した
由紀枝は亜矢子にお辞儀をして電話する事を約束した
亜矢子が自販機で切符を買い発車時刻を調べると下りのこだまが
すぐに来ると言うので改札に消えていった

神山は由紀枝を宝くじ売場に連れて行って
「叔母さん 大当たりだありがとうございます」
「そうかい 残り物には福が来たね」
神山はお礼を言ってスクラッチを選んだ 5枚買って
10万円と3万円と1万円の15万円を当てた
「へぇ~ 凄い そんなにこのショーツ良いんですか?」
「うん 由紀枝も選んでごらん 自然に」
由紀枝は言われた通り5枚選ぶと
大当たりの30万円あとは1万円だが本人も驚いた
「ねっ だけどこの事は秘密にしてね お願いだよ さあそれでは
今宵の宿まで行きましょうか」
神山はレンタカーを返して自分の車が置いてあるホテルまで歩いた
駐車場から車を出して由紀枝を乗せると 
「神山さん この車は2人乗りなんですね」
「うん 普段 秘書しか乗せないしね さあ行こう」

神山は熱海から南下して伊豆多賀のホテル多賀にはすぐに着いた
車を駐車場に止めると二人はホテルの玄関に入った
フロントで名前を言うとフロント嬢はニコニコして
「神山様 お待ちしておりました」
そう言い神山のサインだけ記入して部屋まで手押し台車を使って
案内してくれた
部屋に入ると由紀枝は神山に抱きつき
「ようやく2人だけになれたわ 嬉しいわ~ 幸せです~」
神山はフロントに電話をしてあと





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