神山は計算すると275万円で現金で支払った
ベッドを店員に聞くとこのフロアではなく店員が案内してくれた
ここでもシモンズのベッドが陳列されていて
シモノズ ベッドキングサイズ 30万円
羽毛布団と薄いのと各一枚ずつ2枚40万円 タオル類も高級コットンで
10万円した 神山はここの在庫も聞くとOKだったので一緒に
届けてもらうように指示をした ここでは80万円だったので
それも現金で支払いをした
神山はクーラーや照明器具の扱いを聞くと上のフロアで扱っているので
案内してもらいクーラーは28畳用を2台50万円と照明器具は
2台10万円で神山が現金で支払いをして5月17日日曜日の11時の
一緒の便で大丈夫か尋ねるとOKとの事なので安心した
神山は時計を見ると13時を過ぎていたので亜矢子に美味しい所を聞いた
「ねえ そうしたら私のホテルに行って少し休んでから家電を買う?」
「うん そうしようか ここからだと近いしいいね」
「じゃあ そうしましょ」
神山達はフェアレディーZに乗ってゴテンバ グランド インへ向った
「ねえ あなたそうしたらお食事の前に椿に紹介しましょうか」
「うん そうだね しかし履歴書が無いけど大丈夫ですか?」
「ええ 入社日で良いわよ それは私が責任持つわ」
「分った お任せしますよ いいね由紀枝」
「は~い 分りました でも緊張するな こんな格好だし」
「うん そうしたら変身をしようね ねえ亜矢子さん 3Fで
変身できるでしょう」
「ええ ブティックね でも私、、、」
「うん 僕が持つよ 素敵なお嬢ちゃまに変身だ~」
神山の運転する車はすぐにゴテンバ グランド インに着いて
車を駐車場に止めると3人は3階へ向った
ブティック『モテリコ』でまずスーツを決めるのに
神山がチャコールグレーのダブルを選んだが
バストが大きいのでシングルにした パリ製のもので40万円したが
ここのカードを見せてAEXカード決済を申し出ると30%オフに
ブラウスも4万円だったが同様に30%オフにしてくれた
ハイヒールとバッグは共に5万円だったがこれも30%オフをしてくれた
由紀枝は着替えると見違えて綺麗になって亜矢子もビックリした
派手さは無いが上品で気品溢れる頼れる女性に変身をした
店長が
「神山様 このネックレスは如何ですか70万円ですが
30%オフに出来ます お似合いだと思いますが」
店長が由紀枝にネックレスを装着するとますます綺麗な変身を遂げた
神山が一緒に清算しますといって計算をしてくれた
「合計が87万8千円ですが85万円で如何でしょうか」
神山は頷いて伝票にサインをした
店長に脱いだ衣類を30分位預かって欲しい事頼んで
グランドフロアのティールームに行くと亜矢子が
「呼んできますね 緊張しないでね」
亜矢子が総支配人の椿を連れて由紀枝のところに来た
由紀枝はすぐに立ち上がって丁寧にお辞儀をして挨拶をした
「私が ここの責任者で椿と申します お願いします」
亜矢子が経緯を掻い摘んで説明すると椿はにこやかに答えて
「桜川さんが そこまで惚れたんだならOKですよ うちも助かるよ
それに神山様も後継人だったら 申し分ないよ大丈夫だよ
それでお給料は幾らなの」
「ええ 手当て無しで32万円でお話をしました」
椿は考えて
「うん 分りましたよ それでは後は桜川さんに任せますよ」
そう言い椿は由紀枝に握手をして別れた
亜矢子は由紀枝を連れてフロントで簡単な自己紹介をした
フロントの女性達も由紀枝の気品ある姿にビックリして挨拶をしていた
亜矢子はそのまま3階に行って由紀枝を着替えさせて戻ってきた
「さあそれではステーキを食べに行きましょうよ」
亜矢子は由紀枝を本当の妹のように接していた
ステーキ屋に入ると店長がビックリして
「どうしたの亜矢子ちゃん」
「ふふふ 今日はお客様よ だからワインも頂くわ」
「良いですよ 神山様 いらっしゃいませ 亜矢子ちゃんその方は」
「ええ 今入社試験を合格したばかりの新人さんよ さあ」
「私 庄司由紀枝と申します この度 桜川様の計らいでこちらの
ホテルで勤務させて頂くことになりました 今後ともお願いします」
「うん 由紀枝ちゃんか 亜矢子ちゃんの若い頃にそっくりだ
綺麗で美しいよ ねえ神山さん」
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