ようやく神山が
「僕はそれは助平だよ しかしあそこまで言われる為に時間を作って
ここに来たんじゃない 楽しむ為だ いくら謝ってもらっても
傷ついた物はすぐには元に戻らないよ」
そう言うとまた無口になって空を見て洋子と由貴を思い出していた
亜矢子と由紀枝はどうしたらいいか分らずにそこに座っていた
そのうちに亜矢子が涙声で
「ねえ あなたもう絶対に言いません ごめんなさい 許してください」
由紀枝も
「私も絶対に言いません だから許してください お願いします」
そう言うと由紀枝も涙を流していた
神山は下を向き涙している二人を見て
「わかった 今回は許す しかしきちんとキスをしてからだ」
亜矢子は頷いて神山の唇に自分の唇を合わせ熱いキスをした
随分と長いので由紀枝が亜矢子を引き離して由紀枝がキスをしていると
後ろから
「随分と見せ付けてくれるね お兄さん」
神山は由紀枝を跳ね除けて二人を後ろえさげた
「なんだ ひとが何しようがかってだろ」
2人組の男は神山に近寄って来て
「面前でいちゃいちゃして 目障りなんだよ」
神山も少し虫の居所が悪かったので
「そうかい それで」
「おう いい覚悟だ 面前はな 静かにおて手繋いでれば良いんだ」
そう言うと一人の男が飛び掛ってきたので神山は体を捻ってよけると
立ち上がって もう一人が顔面にパンチを浴びせてきたところを
体を反転させてしゃがみ込むと腕を掴んで放り投げた
たまたま傾斜になっているところで投げられたので5m位したまで
転がりそのまま動かなくなった
もう一人が神山にぺこぺこして動かなくなった男に
「兄貴 大丈夫ですか 兄貴」
そう言っているので多分気絶をしたと思い近寄ると子分が
「なっ なにを するんだ もう済んでいる あやまるよ」
神山は無口で子分を払いのけて 倒れた男の上半身をお越し背中に
片膝をあてがい渇を入れると気を取り戻した
倒れた男は神山を見るとその場で膝をついて
「どうも 済みません どこの組の方か分らず喧嘩を売ってしまいました
どうぞ ご内密にお願いします」
「おう わかった おまえは何処のもんだ」
「へえ それだけはご勘弁を」
「そうか 言いたくないんだな それだったら言うまで ここにいろ
動いたら 今度は骨の2本や3本折るからな」
神山は亜矢子と由紀枝のところに戻ると
「大丈夫だった?」
「ええ 平気よ でもビックリしたわ」
神山が携帯電話でジョン ブラームスと話すとその件は
日本の警察が良いだろうと言う事でジョン ブラームスから
連絡をしてもらう事になった
「しかし 神山さん強いね CCAでも充分通用するよ
どうですか 入りませんか」
「いえいえ まぐれですよ ではお願いします」
二人の男は逃げたくても神山の強さを知っているので逃げられなかった
暫くすると警官4名が来て刑事が2人来た
早速動けない2人を逮捕して刑事が神山のところに来て
「今 CCAから連絡を頂て駆けつけました お怪我は有りませんか」
「ええ こちらはないです」
刑事は簡単な事情徴収を行い帰る前に神山に
「神山さん お手柄ですよ あいつらはここいらを拠点に恐喝で指名手配を
している悪人でした 良かったですよ ありがとうございます」
そう言い刑事は敬礼をして帰った
神山はすぐにジョン ブラームスに電話をしてお礼を言った
電話を切ると神山は
「さあ すっきりしたぞ よしパターゴルフをしよう」
亜矢子と由紀枝は神山が元気になったので嬉しかった
パターゴルフ場に着くと神山は亜矢子と由紀枝に
「よし 二人とも各ホール2打ずつのハンデを上げる僕に勝ったら
1万円を上げるよ だから全ホール勝つと18万円だいいね」
「負けたらどうするの」
「ははは おっぱい触ったり 僕の手の動き次第さ」
「まあ わかった 引き分けは何も無しね」
「う~ん 何も無しではつまらないからキスをしよう」
二人の女性は嬉しくなった
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