2Hは420y Par4の左ドッグレッグ少し打上げになっていた
神山はキャディーに曲がり角までの距離を聞くと200yだと
教えてくれたのでドライバーで左の林ギリギリを狙って打った
ボールは先ほどと同じ様にまっすぐに飛んでいった
フェアウェイの右側になったが残160yにつけた
洋子は曲がり角の少し先まで飛んでいった 残190yまで行った
高橋と内野は共に狙いすぎて左のラフに捕まった残は200y以上有った
高橋から先に打ったがガードバンカーに入ってしまった
内野はグリーン手前まで打ってきた
このホールは神山が2オン2パットのパー 洋子は3オン2パットで
ボギー 高橋は3オン2パットのボギー 内野は3オン2パットで
ボギーとなった 高橋と内野が
「山ちゃん すごいね ドライバーが冴えているね」
「うん バランスが凄くいいよ だって力加減は7割くらいだよ」
「へぇ~ それで飛ぶんだ 見せて」
高橋と内野は神山のゴルフクラブを覗き驚いた
「山ちゃん こんな高いもん使っているんだ 凄いや」
「うん 貰いもんだよ」
「これ高いのって知っている?」
「ううん ぜんぜん」
「ドライバーだけで10万するよ へぇ~これは負けるわ」
高橋と内野は神山のドライバーを素振りすると
「うん山ちゃんが言うようにバランスが凄くいいね 宝だね」
「ありがとう」
話しながら3Hにきた
3Hは490y Par5右ドッグレッグ打ち下ろしでグリーン手前が
見えているが右はOBになっていてOBに入れると前進4打のグリーンが
設けられているホールだった さらにコースが全体に緩やかに曲線を
描いているので曲がり角が無く難しかった
神山はスプーンで左の山側を狙ってスライスをかけたボールは
フェアウェイ真中に落ち転がった 残260y
洋子はドライバーで右をギリギリ狙って打って230y飛ばし
フェアウェイ真中に転がしてきた残260y
高橋は神山と同じスプーンで打ってきてようやくフェアウェイに運んだ
残280y
内野はドライバーで右のOBギリギリを狙いフェアウェイ左に打った
残250yと飛ばした
洋子が内野に
「凄いわ ここでドライバーを使うなんて」
「ええ 1番2番と左に行っているんで ここは少し冒険でしたね」
「頑張ってね」
洋子はスプーンで手堅く打ってグリーン手前50yに付けた
神山もスプーンを使ってグリーン手前40yに飛ばしてきた
高橋は力んで左のラフに入れてしまい残100yとした
一番飛んでいる内野は素晴らしく綺麗な弾道でグリーン手前30yと
飛ばした
このホールは神山が3オン3パットのボギー洋子が4オン2パットの
ボギー高橋が4オン3パットのダブルボギー 内野が3オン3パットの
ボギーとなった
4H,5Hは全員がボギーで6Hに向った
6Hの手前に売店があり飲料水やタバコ チョコレートなどがあり
神山は2人のキャディーにチョコレートを上げた
4人がビールを呑み6Hのティーグランドへ向った
6Hは165y Par3 打ち下ろしの谷越え
神山は5番アイアンでまっすぐに飛びワンオンした
「ナイスオン」
と言われ ピンまで15y
洋子はクリークを使った やはりワンオンしピンまで18y
内野は5番で打ったが左にこぼしピンまで25y
高橋も5番で打ち右のガードバンカーに転んだ
内野は体勢が良くなく左足を随分と上げる格好で打ち2オンしたが
ピンまで25y残 高橋はバンカーショットで上手に2オンしたが
下りでピンまで4yと微妙な距離を残した
洋子はフックラインを読みカップ30cmでパーで上がった
神山もフックラインを読みカップ50cmでパーで上がった
内野は2パットでボギーで上がった
高橋はスライスラインを読み見事に4yを入れボギーにした
7Hに行く時に洋子や高橋 内野から
「山ちゃん 今日凄いスコアじゃない まだ2オーバーだよ
どうなっているの」
「うん 風が無ければこのコースは簡単だと思うよ
力まず 打てばそんな変な所にいかないしね」
「このまんまだと30台も出るよきっと」
「そうよ 力まずに頑張ってね」
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