2011年1月16日日曜日

Vol.190 青葉 -1-15

神山は勿論だと言う事を肉棒で示した
どんどん大きくなる肉棒を亜矢子は頼もしげにしゃぶった
神山に言われたとおり手の愛撫も充分だった
神山は亜矢子に対し 後ろ向きになるよう求めると
「私 上になりたいの だからここに座って、、、」
神山は浴槽の縁に座ると亜矢子がこちらを向いて座ってきた
このままの格好では動けなかったので
亜矢子は浴槽の縁に足を掛け腕を神山の首に回した
腰を上下に動かし始めると感じてきたのか膣がきつくなってきた
しかし神山はこの体勢だと動く事も出来ず
上に乗っている亜矢子を支えるのに精一杯だった
亜矢子はますます感じてきたのか 上半身を反らすようになった
神山は腰の動きを亜矢子に合わせてあげると
「ねぇ だめ きもちいいわ だめ、、、」
神山はふちから降りると亜矢子を抱きかかえるようにし
亜矢子の片足をバスタブの縁に乗せ下から攻めた
亜矢子は縁に乗せた片足でリズムを取りながら絶頂を迎えた
ぐったりした亜矢子を抱きながら
緊張からほぐれてくる膣に対し最後の抵抗をした
亜矢子も神山も体力を使う体勢だったのでぐったりとした
神山の太ももに生暖かいものが感じられシャワーで洗い流した
「あなた 先に出ていて お願い」
「うん 分ったよ」

神山はバスルームを出ると冷蔵庫からビールを取り出し呑んだ
亜矢子はバスタオルを胸に巻き出てきた
「そんな格好で大丈夫?」
「ええ 下はちゃんと穿いているわよ だから大丈夫」
神山はロレックスを覗くと6時を指していたので
「そろそろ仕度をしようよ 遅れるとまずいし」
亜矢子もチェストの時計で時刻を確認した
「そろそろ 仕度をしますね」
亜矢子は神山の前でバスタオルを脱ぎ
「私を忘れないでね お願い」
ショーツ1枚の格好で神山に抱きつきお願いした
「分ったよ 忘れないように頭に叩き込んだ」
「そうしたら 窓のほうを見ていて いいと言うまで」
「なんで 恥ずかしい事ないだろ」
「いやよ お願いだから あっちを向いていて」
神山はビールを持ち窓際に移り外の景色を眺めた
夕焼けが綺麗な空だった
下を見てみると歩道では会社帰りのサラリーマン達が
仲間と居酒屋に入る姿が在ったり
これからお仕事であろう女性のお尻を追いかけている男たちもいた
東京の銀座とは比べ物にならない三島銀座だが
華やかさでは負けても 男と女は元気そうにみえた
男は女を自分の物にしたいし 女はいい男にめぐり合いたい
東京だろうが三島であろうが 
地域や国が違っても男と女の根本的なところは同じだと思った
神山が外の景色に見とれていたので
「ねぇ どうしたの 私が言った事で怒っているの、、、」
神山は余計な事を考えさせてしまったと思って
「いいや 全然そんな事は無いよ
今 外の景色見ていたら考える事があって、、、」
「そう 良かったわ 怒っているかと思って、、、」
神山が振り返るとすっかり仕度が出来た亜矢子が居た
「あと もう少し お化粧をします また 向こうを向いていて」

神山は言われたとおり 窓の外を眺めた
相変わらず男と女の世界があった
化粧が濃い女に男が声を掛けていたり
少し派手身なりのな男女が無言で歩いていたり、、、
これから大人の 女と男の時間が始まることを告げていた
果たして亜矢子はどうかと考えた時
本当に自分を考えてくれているのか否か、、、
現時点では考えてくれていると考えたほうが良いのか、、、
「どうしたの あなた?」
「えっ なに?」
「だって 少し前から呼んでいるのに 答えてくれないから、、、」
「あっ ごめん 気が付かなかった ごめんなさい」
「そうしたら 私は準備出来ましたので あなたの番よ」
「うん すぐに仕度するよ」
神山はブリーフを穿きTシャツを着ると
「ねぇ あなた お願いがあるの、、、」
「なに?」
亜矢子はチェストから真っ赤なショーツを取り出し
「これはまだ穿いていないの ねぇ 穿いていって」
「しかし 綺麗な色だね 鮮やかな色だよ」
「そうでしょ だから 穿いていって」
「なんで そんなに拘るの?」
「、、、 お守りよ それと 運があると言われるわ」
神山は亜矢子から渡されたショーツを穿いたが
そんなにきつくなく 収まり具合も充分な機能だった
「いいじゃん きつくないし ゆるくも無いし」
亜矢子に下半身を見せつけると
「可笑しくないわ 大丈夫よ 格好いいわ」
亜矢子は神山の傍に来て下半身を優しくなでて
「本当に お守り、、、よ」
「分った ありがとう 大切にするよ」
神山も身支度を整えるとそろそろ6時30分に近くなっていた
二人はマンションを出ると行き交う女と男に紛れ込んだ
三島駅に着くと二人は廻りの人を気にせずに抱き合った
神山は亜矢子の肩越しに見えた宝くじ売場に行った
「亜矢子 さっきの、、、 運試しをしてみようか」
亜矢子は腕を組んだまま胸を押し付けてきて
「そうね 間違いないわよ 買いましょ」
神山はその場で分る『スクラッチ宝くじ』を買い 削ってみると
「わぁ 当りよ 他の4枚は、、、」
神山は1000円の投資で1万円を獲得した
亜矢子は神山にもう一度5枚買うことを言った
果たして1000円の5枚で又 1万円を当てた
「凄いわ 私こんな事初めて 凄いわ、、、」
亜矢子は神山のほほに軽くキスをした
「ねぇ そうしたら こちらの宝くじを買いましょうよ」
神山は獲得した2万円で宝くじを買った
地方の宝くじで1等が4000千万円の宝くじを亜矢子に全部渡した
「あなた 半分ずつにしましょうよ」
「いいよ 僕はこのショーツの凄い事が分ったから又の時に、、、」
「本当にいいの? だけどこの宝くじ当ると良いわね」
二人は顔を見合わせて笑った
神山は新幹線の切符を買うと亜矢子と別れた
亜矢子は御殿場に向かう為 新幹線の改札口まで来て
「寂しいけど 我慢するわ 連絡を下さいね お願いします」
「分った 出来るだけ電話しますよ」
亜矢子の乗る電車の入電が告げられたので 互いに手を振り別れた





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