2011年1月13日木曜日

Vol.187 青葉 -1-15

「うん 凄く気持ちよかった」
「ほんと?」
「だから すぐに出ちゃったじゃないか よかったよ」
神山は亜矢子を抱き寄せキスをした
亜矢子も抱かれながら下半身を神山に摺り寄せていた
神山はこのままではゆっくりと味わう事が出来ないので
「さあ 亜矢子出ようよ ゆっくりとしよう」
「ええ そうね ここ狭いし」
二人は石鹸を流しながら又 お互いを触りながらシャワーで流した
ベッドに戻るときに
亜矢子の携帯電話が着信を知らせるランプが点滅していた

「あなた ごめんなさい」
亜矢子は留守電を聞いてみたら 今夜の出勤が指示されていた
神山は亜矢子の顔がだんだんと暗くなっていくのが分った
「ねぇ ごめんなさい 今夜出勤になりました
だから 遅い時間まで一緒に過ごせないわ ごめんなさい」
「いいよ そんな 仕事が第一優先だよ 今日は、、、」
「だけど 寂しいわ ゆっくり出来ると思っていたのに、、、」
「亜矢子ちゃん 僕も寂しいけど仕方ないよ だけど どうして?」
「ええ 夜シフトの子が体調を崩して出勤不可能なんですって」
「その位は何とかなるでしょう わざわざ亜矢子が行かなくても」
「ええ しかしその子は矢田部と同じサブなのでそのクラスの
責任者が何人も居なくなると困ってしまうの」
亜矢子は冷蔵庫から地ビールを出し二人で呑みながら説明をした
亜矢子のようにグランドマネージャーは山側と海側で
各一人ずつ配置されその棟の最高責任者で
その下に3フロア毎管理するサブマネージャーが各棟配置されている
今日会った矢田部はその下のサブという事を説明された
矢田部の下にもフロアマネージャーが居るが見たこと事は無かった
亜矢子は当然でしょ と言って
椿総支配人のご友人関係は全て私たち
上のクラスが応対する事になっている事をつげ
あなたが来られた時は本当にVIPの接客なんですとも言った
今日は 山側のサブがどうしても夜の出勤に間に合わなくて
要請が来たと言った
自分達のシフトより山側のシフトで何とかならないかと
ホテル側では検討をし山側のマネージャーと話をしたが
どうしても欠員が出てしまうために亜矢子に廻ってきた
亜矢子にしても時々山側に助けられている事もあり
ここは普段どおり夜出勤しようと考えた事を伝えた
「僕だったら 今の亜矢子が言うと通りだと思うね」
「ごめんなさい ゆくっり出来なくて、、、」
「いいよ そんな事より 何時に出ればいいのここを?」
「ええ 8時ですから 6時半で充分です」
「じゃあ まだ充分に時間があるでしょ ねぇ亜・矢・子」
神山はロレックスを覗いて見るとまだ3時になったばかりだった
「本当にごめんなさい こんど埋め合わせをします」
神山は埋めるのはこちらが専門だと 言って亜矢子を笑わせた
地ビールを飲み干したのでお代わりを注文した

亜矢子が冷蔵庫に立った時に
バッグからブレスレットを取り出しガラステーブルに置いた
亜矢子が座りビールを注いだ後
「これ 亜矢子さんにプレゼント、、、 どうぞ受け取って」
亜矢子はホテルに入っているブティックの包装紙を開けた
「わあ これ 欲しかったんです いつも眺めていたの、、、」
「よかった 喜んで貰えて」
「でも 本当に私でいいの こんな高価な物、、、」
「そんな 亜矢子さんに似合うと思って選んだんだよ、、、」
「ええっ ほんと 嬉しいわ ほんと欲しかったの」 
亜矢子は嬉しい顔をしながら涙を流してきた
「どうしたの 亜矢子 悪かったかな」
「違うの 本当に欲しかったの だけど、、、ごめんなさい」
亜矢子の涙はこのブレスレットが原因でないと分った
神山はブレスレットを亜矢子の左腕に掛けてあげた
「嬉しいわ ほんとよ あなた ほんと、、、」
又涙ぐんだ亜矢子をベッドに抱えていった
亜矢子を寝かせると 反対に寝かされ
「ねぇ 私 教えていただいた事を精一杯しますから、、、」
亜矢子は言うが早いか行動のほうが早かった
神山に教えられたとおり
肉棒の上下運動 そして捻り 唇の技などなど
いままで亜矢子は教えられた事を実践した





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