「はい 神山ですが」
「すみません 神山理事 私 眞鍋香織です」
「やあ こんにちわ どうされましたか」
「ええ 実はどうしてもお会いしたいと言う方がいらっしゃいますが、、、」
「う~ん 今度の土曜日は伝えたのかな」
「ええ それでも動かないんですよ」
「わかった 電話に出るように」
神山は電話に出た相手と暫く話すと眞鍋香織に代わり
「大体分ったが 困った人だね 僕が決裁権がないのにお願いしますって
それで なにかメモをして帰られるそうだ 僕は2時か3時に寄るよ
その時にそのメモを頂きますね」
「はい 分りました それと書留がまだ届いていますよ バッグは」
「う~ん 持っていないから紙袋を用意してください」
「はい 分りました それから 建築協会も溜まっているそうです」
「うん そうしたら安堂さんに言ってそこに纏めて欲しいな」
「でも 安堂さんも神山理事のファンですよ 先日 お尻を叩かれてから
二人とも大ファンになったんですよ だから会いに行ってくださいよ」
「そうか わかった そうしたらまた叩こうかな 弾力が有ってよかったよ」
「もう 嫌です まだ跡が残っているんですよ もう ではお願いしますね」
「うん 頼んだよ メモ」
「はい 畏まりました」
神山は電話を切ると由紀枝が
「まあ 女性のお尻を叩いたんですか あなたが」
「うん 久しぶりに怒ってね叩いたよ まだ跡が残っていると怒っていたよ」
「可哀相に そんな 痛かったわよ」
神山は事の成り行きを掻い摘んで説明すると
「確かに あなたに対して失礼ね 女の武器で弄ぶとは失礼だわ」
二人の話題はその失礼な女性達になりしゃぶしゃぶを食べた
神山が現金で清算すると小野貴子が
「是非 お電話くださいね 携帯がいいわ お待ちしています」
神山と由紀枝は小野貴子にお辞儀をしてお店を出ると由紀枝が
「結局 あの人は欲求不満なの?」
「うんそんな感じだね でもそうがつがつしている人でもなさそうだけどね
結構 お金は持っていそうだね」
「ええ そんな感じがするわね」
部屋に戻ると神山が由紀枝に昼寝を伝え自身も目覚ましをセットした
由紀枝が目を覚ますと神山はまだ寝ていて神山を起こした
「ねえ 起きて ねえあなた」
「ふぁ~よく寝た でも目覚ましが鳴らないよ」
「何処のボタンを押したの セットされていないわよ」
神山は目覚まし時計をみると言われたようにセットをしていなかった
「ごめんなさい 僕が間違っていました」
「大丈夫ですか? もう1時30分になるわよ」
「うん ありがとう」
神山は由紀枝の乳房に顔を埋めてキスをすると由紀枝は神山の頭を撫でた
「さあ 仕度をするよ」
由紀枝は神山のおちんちんにキスをすると
「元気でね おちんちんちゃん ふふふ」
神山の仕度が出来ると由紀枝は駐車場まで付いて来て
「このまま東京に行こうかな 明日送って貰えばいいし」
「おいおい 大変だぞ いいけどさ」
「夢よ 私も勉強があるからのんびり出来ないわ」
「うん 頑張ってね」
「は~い 分りました」
「そうだ 忘れる所だった これ亜矢子に渡して19日の分だよ」
神山は亜矢子に約束をした30万円を由紀枝に渡した
「は~い 分りました 明日渡すわね」
神山は蒼いBMWに乗ると由紀枝に手を振って別れた
御殿場ICで東名に入りスピードを上げると渋谷はすぐだった
渋谷ICで下りると赤坂のスタジオに向った
玄関を入ると蒼いBMWをガレージにいれて家に入った
神山は祐子を探すと自分のメイド室で寝ていたので起こさずに
スタジオでタバコを吹かしていた
暫くすると祐子が起きて来て
「ごめんなさい 気が付かなくて」
「いいよ 寝ていなさい どう体調は」
「ええ 昨日より良くなりました ありがとうございます」
神山は祐子にゴルフが出来るか聞くと
「ええ 大学時代は遊びでしていましたよ」
6月20日のゴルフコンペの話をして由紀枝と祐子が同じ部屋に
泊まれるように手配した事を伝えた
.