「さあ 二人ともお尻を出しなさい」
神山は眞鍋香織と安堂真由美に後ろ向きになりお尻を出させると
眞鍋香織から思い切り3回叩いた
「きゃあ~ 分りました ごめんなさい きゃあ ごめんなさい きゃあ~」
安堂真由美にも思い切りお尻を叩くと
「キャ~ ごめんなさい キャ~もうしませんごめんなさい キャ~」
二人は一緒に泣いて抱き合っていた
「いいか 今日はこれで済んだけど 今後同じ様に僕の事を弄んだ時は
こんな事では すまないよ いいね」
そう言うと眞鍋香織と安堂真由美は神山の胸に抱きついて泣きながら謝った
神山は
「ほら お化粧が落ちて大変な状態だ 顔を見せてごらん」
二人は顔を上げるとマスカラが落ちて目の周りが黒くなり二人で
笑い出した
神山は眞鍋香織にキスをし安堂真由美にもキスをした
二人はまた嬉しくなり泣き出して神山を困らせた
神山は二人を離すとシャツが二人のマスカラや頬紅
ルージュでぐちょぐちょになり困った
「おいおい 大事なシャツがこんなになった 困ったな もう」
そう言うと眞鍋香織が顔をシャツの汚れていない所に擦りつけると
「前衛芸術 出来上がりですよ」
安堂真由美も同じ様に顔をシャツに擦りつけた
「わかった ありがとう しかし君たちの顔も前衛芸術だよ ほら」
二人は姿見を見て笑った
神山は二人の乳房を優しく触り
「今夜 僕の友人が誕生日だけど くるかね」
「女性ですか」
「そう 女性だよ 素晴らしく美しく素敵な女性だ」
眞鍋香織と安堂真由美は顔を見合わせて
「いきなりだと申し訳ないです もう少し神山理事とお話をさせてください」
「うん わかった では帰るよ」
安堂真由美が慌てて
「理事 この袋は建築の各協会にきた書留です
送り主はリストを作りすでに礼状を発送しています」
安堂真由美は職員と一緒に神山の前に出した
「分りました ありがとう」
神山は最後に二人の秘書に商品券50万円分ずつ渡し
「これで鈴やの資生堂化粧品で化粧をして貰いなさい
今までより素敵な美しい女性になれるよ いいね」
二人は笑顔に戻ったが 前衛芸術の顔では笑っているのか泣いているのか
分らなかった
神山は書留の袋を運ぶのを職員に手伝ってもらい
駐車場で二人にキスをして協会を後にした
蒼いBMWに乗ると近くにあるホテルの地下駐車場に止めた
神山は傘を持って次長室に入ると洋子がシャツを見て驚いた
「どうしたの なんか女性のお化粧品みたいね」
神山は後で説明するといって蒼いBMWから二回往復し袋を運んだ
一息つくと神山は洋子に協会で起きた事を伝えると
「そう 大変だったのね でも彼女達は悪気があった訳じゃないでしょ」
「当たり前だよ そんな事だったら もう首にしているよ
まあ 今までの理事がおじいさんばかりでSEXも
充分ではなかったんだろう
はけ口と言っても協会の性格上誰でも良い訳じゃないしね
まあ そこに僕が就任したから先を争ったんでしょ 迷惑だね」
神山はシャツを取り替えると洋子が
「クリーニングに出しておきますね」
「うん ありがとう それと昨夜はありがとうございます
でね 今日は祐子の27歳のバースディーと
カトリアーナがアレックスジャパンの面接で受かったんだよ
洋子も来てくれると楽しくなるし どうだね」
「わぁ~嬉しいわ いいの本当に」
「うん 赤坂 スカイ ハイ ホテルで行うつもりだけど どうだろうか」
「そうしたら 青山3丁目のイタリアンレストラン スパで
やってあげればどう?」
「そうか そうしよう じゃあ連絡をしてくれるかな
参加者は 僕をいれて4人だよ」
「私とあなたでしょ 祐子さんとカトリアーナね 由貴と桃子ちゃんは」
「う~ん 考えたんだけど 今回は外したよ」
「そうね 分りました」
「それから プレゼントだけどペンダントにしようと思っているんだよ
クリーニングに行くなら一緒に見てくれるかな」
「ええ 行きましょうか」
神山と洋子は次長室をでると歩きながら洋子が
「午前中に桃子ちゃんの部屋を見てきたわ 凄くいい所よ 場所も
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