「ええ 大丈夫よ 先程のお中元リストも作りました」
洋子は神山にリストを渡すと
「はぁ~ 知らない所が3分の1もあるんだ そうすると
これから まだまだ来るわけか、、、
ねえ洋子 先程の礼状の件だけど全てPC任せにする 変更 お願いします」
「ふふふ やはりね そうだと思って 一応作ったの」
洋子は席に戻って試作を神山に手渡し神山の脇に座ってキスをした
神山も洋子をきつく抱いてキスに答えた
「さあ これでよしと ありがとう そうだ送ろうか
どうせ 渋谷から入ったって大して変らないし」
「わぁ~ お願いします」
二人は帰り仕度をして部屋を見渡してゴミなど片付けた
次長室をでるとホテルの地下駐車場にいき赤いポルシェに乗った
この時間になると雨が止んで夕日が差していた
日曜の夜なので車が空いていているのでポルシェを飛ばせた
洋子の自宅付近に行くと祭りの幟や大きな紅白幕飾りがつけられ
祭りが盛り上がっていた
「じゃあ 明日頼んだよ 9時」
「ええ 何か有ったら携帯にお願いしますね」
「うん 了解 では」
神山は洋子に手を振って渋谷のICに向った
渋谷の夜は日曜日でも若者が多く賑わっていた
さすがに会社帰りのカップルはあまり見かけなかった
信号が青に変ったので渋谷ICに向かい坂を登ると神山は飛ばした
この時間帯は夕日が目に入るので気をつけたがスピードはZより出せた
御殿場ICで下りて由紀枝のマンションに着くと19時前で余裕だった
最上階に行くと由紀枝がドアを開けて待っていて
「わぁ~ 嬉しい はやいね~」
神山が玄関にはいると二人はキスをして抱き合った
ソファーに座ると由紀枝は冷蔵庫からビールを出して神山に渡して
「嬉しいわ 乾杯しましょ」
「由紀枝 ずっとあそこで待っていたの」
「ええ そうよ だから会社から帰ってきて手を洗ってうがいをして
それから待っていたの」
神山は由紀枝を抱きしめて
「優しいね ありがとう ますます好きになったよ」
「わぁ~ ほんと れしいわ それで仲直りした?洋子さんと」
「うん したよ」
「何回したの 教えて ねえ」
「えっ 何を?」
「セッ・ク・ス」
「うん 2回 いや3回だ」
「じゃあ 今夜は4回ね ふふふ たのしみだな さあ今夜もがんばろう」
「おいおい 何を頑張るんだよ」
「決まってるじゃん SEXよ 寝かさないからね ふふふ」
「分ったわ なんとか頑張ります」
二人はキスをした後に部屋を出て駐車場にいくと由紀枝が
「わぁ~ 凄いわ ポルシェじゃん 凄い」
「うん これで明日鎌倉にいこうね」
「わぁ~ 素敵よ 明日ね 晴れるって言っていたわ 良かった」
神山と由紀枝はマーチに乗って御殿場駅前寿司にいくと
女将がニコニコして迎えてくれた
カウンターに座ると大将が威勢良く女将にビールを注文した
「こんばんわ 旦那 いらっしゃいお嬢様 晴れましたね」
「ええ 良かったですよ 晴れて」
神山は先日同様に鮮魚の盛り合わせを注文して由紀枝と食べた
由紀枝が大将に
「ニンニクとしょうがのおろしたものを頂けないかしら」
「りょうかい お~い ニンニクおろしとしょうがおろし 一丁」
「へ~い ニン しょうおろし 一丁」
ここに来ると気持ちよく食べられのが人気なんだろう
由紀枝はニンニクとしょうがおろしが来ると神山に
「さあ これでたべてね 頑張ってもらわないと ふふふ」
それを聞いていた大将が
「お嬢様 何を頑張るんですか」
由紀枝が顔を真っ赤にしたのを大将は分って
「よし あちらのお客さんはね3回だって4回だったらビールご馳走よ
で 何回?」
由紀枝はますます顔を赤くして小さい声で
「4回よ」
それを聞いた大将は大きな声で
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