2012年3月14日水曜日

Vol.613 ゆり -6-39



お給料も跳ね上がるわね 楽しみよ」
「そうか 良かったね 来てくれて 由紀枝は亜矢子の事を
本当のお姉さんと思っているよ 頼んだよ」
「はい 分りました」
「うん 仕事中にありがとう では」

話をしていると由貴のマンションに着いた
神山は自動ドアのインターフォンに話し掛けた
「は~い 分りました いまあけま~す」
ドアが開きエレベーターで最上階に行くと由貴が待っていて
「わぁ~ お帰りなさい」
「ありがとう」
そう言って部屋に入ると自分の代々木の部屋と同じで少し驚いた
「わぁ~お 前と違って良いお部屋になったね」
そう言い由貴を抱きしめてキスをした
「私 幸せよ 神山さんが居なかったらここに住めなかったもん」
今度は由貴が神山にキスをした
「どうだい 片付いたかな」
「ええ 殆どね でも片付けてない物があります なんでしょう?」
「ははは 分った Tシャツやそうだな通勤靴」
「ハズレです 私のしたぎで~す ふふふ
だって 男の人って憧れでしょ ショーツとか だから残しておいたの」
「そうか ありがとう 楽しみだね」
「ねえ 今夜は泊まってくれるの?」
「うん でもまだ終っていないだろう」
由貴は顔を真っ赤にして
「なんで そこまで覚えているの」
「本人に興味が無いと覚えられないよね」
由貴は嬉くれ神山に抱きついて
「ありがとうございます うれしいわ」
「うん だから今夜は帰るよ 寂しいけれどね」
「ねえ もうお仕事終ったの?」
「うん 終ったよ」
「ねえ そうしたら お風呂に入りましょうよ」
「うん 入ろう」
由貴は浴室の整理をして
「ねえ 神山さん 準備OKよ きて~」
神山はソファーにバッグやジャケットを脱いで脱衣所に行くと
由貴がGパンやシャツ 靴下まで脱がせてくれてショーツの上から
おちんちんを触ってニコニコ笑って
「神山さん どこかで抜いて来たでしょう ほら跡が残っている
ちゃんと綺麗にしないと駄目よ もう」
「はい 気を付けます」
二人は笑って
神山が先に浴室に入ると簡単にシャワーを浴びて湯船に浸かった
「お邪魔します」
由貴が入って来たので神山は黒々としたヘアーを見ていると
「まあ そんなに見たいの じゃあ見せてあげるね」
由貴はしゃがんで神山の目の前で膝を広げると
秘所から5cm位紐が垂れていた 
神山が手を出すと由貴は腰を引いて
「もう 駄目です 一杯出ますから失神しますよ ふふふ」
神山はその言葉を聞いて止めた
由貴が浴槽に入る時に携帯が鳴っていた

神山の呼び出しではなく由貴の携帯だった
「ごめんなさい 何かしら いやねほんとに」
由貴が浴室から出て電話を取る筒井からで
昨日の在庫員数が合わないので本社に応援要請だった
「私じゃないと 駄目ですか」
「うん 昨夜携わった者はタッチ出来ないんだ 本当に申し訳ないけど
これから応援に着てください」
「誰も 居ないんですね」
「うん 責任者の判を押せるのは君しか居ないんだ」
「分りました でもちゃんとこの分は埋め合わせをしてくださいね」
「うん 分っているよ」
「でも1時間位掛かりますよ いいですね」
「うん お願いしますね」
由貴は浴室に戻ると神山にこれから出勤のことを伝えた
「えっ 出勤? 酷い話だねそれは だってそんな事分って
ローテーションを組んでいるんだろう」
「ごめんなさい 本当に だけど可笑しいのよね 久保チーフが
居るはずだけど どうしたんだろう」
由貴は今日の事が有る事を久保チーフは分っていた筈なのに





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