2012年3月31日土曜日

Vol.630 ゆり -8-41



5月25日 月曜日 御殿場 快晴
「ねえ あなた忘れ物ない」
「うん 大丈夫だよ 由紀枝は」
「ええ 大丈夫ですよ ちゃんと仕度してあるもん」
由紀枝は神山にモテリコのボストンバッグを見せて
「これ いいでしょ きのう買ったの」
「なかなかいいね 言ってくれれば買ったのに」
「じゃあ 30万円くれる?」
「うん いいよ」
神山は由紀枝に30万円を渡すと由紀枝はキスをして
「ありがとう 私ボストンを持っていなかったから
今日の旅行 どうしたら良いか考えたの それで3階を思い出して
思い切って買ったのよ 素敵でしょ」
由紀枝のボストンは上質の牛革でシンプルなブラウンで取っ手のところに
モテリコのロゴマークが施されていた
知らない人が見ると1、2万円のバッグと外観は同じ様に見えたが
さわり心地や使い勝手が違うし内側にも牛革が張ってあり高級品だった
神山は少し腰が重く昨夜頑張りすぎたと反省していた
寝た時間は24時だったがお風呂から出て3回も由紀枝に付き合った

「うん 素敵だ 由紀枝に似合っているよ 大丈夫だよ」
二人は手を繋いで1階に下り 駐車場に行くと赤いポルシェに乗った
由紀枝は嬉しくてニコニコして神山を見ていた
神山は窓を開けると風が気持ちよかった
御殿場ICで東名高速に入るとまだ車が少なくて飛ばせた
大型のトラックが多かったが神山はかえって走りやすかった
30分もしないうちに渋谷で下りると由紀枝が
「ここが 渋谷ですね へぇ~ 大きな街ね」
都会が初めての由紀枝には何もかも新鮮に見えた
サラリーマンや若者が多くビックリしていた
洋子と待ち合わせたシブヤ ハイアット ホテルのタクシー乗り場には
15分程早く着いたが洋子は待っていて手を振った
「やあ おはよう」
「おはようございます 貴方が由紀枝さんね 田所洋子です 宜しくね」
「おはようございます 庄司由紀枝です 先日はご心配をお掛けして
ありがとうございます 神山さんに一杯甘えて 少し元気です」
「良かったわ」
「さあ 乗って そしたら由紀枝も後ろに行って洋子と一緒で良いでしょ」
「でも、、、」
「良いわよ 由紀枝さん 私が後ろに乗るから」
洋子が後ろに乗ると由紀枝はニコニコして神山を見つめてキスをして
「わぁ~ 素敵よ 嬉しいわ」
由紀枝は洋子を無視して嬉しさを表現していた
洋子も由紀枝の素直な所に何も言えずにいた
赤いポルシェは再び首都高に入り鎌倉を目指し飛ばした
横浜横須賀道路を朝比奈ICで下りると北鎌倉まで行って有料駐車場に
車を止めるた

「さあここが鎌倉だよ 必要な物はこのトートバッグに入れ替えればいいよ」
神山は今日の為に準備したモテリコのトートバッグを2人に渡した
洋子や由紀枝はボストンバッグから必要な物を入れ替えていると由紀枝が
「ねえ神山さん 途中でHしないでね ショーツ足りなくなるから
だって 伊豆の時も帰りはぐじょぐじょで気持ち悪かったから」
洋子が笑って
「由紀枝さん 大丈夫よ ここは出来ないから大丈夫よ」
由紀枝は洋子に確認をしてトートバッグを肩に掛けて足を降ろすと
「わぁ~ 鎌倉の第一歩よ 神山さん」
由紀枝はそう言うと神山に抱きついてキスをした
よほど嬉しいのだろう 神山は照れないでしっかり受け止め
「さあ 思い出に残してね 最初に円覚寺にいこう」
3人は少しずつ増えてくる観光客と一緒に円覚寺に行った
由紀枝は鎌倉文化を勉強していたので 神山や洋子に分り易く話した
道を左に曲がると桜の木が階段を覆い観光客が整列して歩いていた
総門の大きさや立派さに由紀枝は驚いていた
境内を右に歩くと見晴らし台に行く階段があり
まだ蕾の紫陽花が可愛らしく綺麗だった
見晴らしからは丁度東慶寺が見え神山が
「あそこの紫陽花もカメラマンがよくいる所で 有名だよ」
神山はビールを呑みながら由紀枝に説明すると
由紀枝と洋子はデジカメを取り出し撮影を楽しんだ
3人は狭い階段を降りている時に由紀枝が神山に抱きついて
「ぎゃあ~ もう なに いまの にゅろにゅろと出てきたわ こわい」
「ははは とかげだよ 大丈夫だよ そんなに心配しなくて」
由紀枝はそれから神山にべったりくっついて階段を降りた
円覚寺を出て線路を渡ると東慶寺がすぐに見え拝観した






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2012年3月30日金曜日

Vol.629 ゆり -7-40



「は~い 出ました 4回 お~いビールをサービス」
神山と由紀枝は呆気に取られた
女将がニコニコして
「いいね 若さは私も若い時は5回が最高だったよ 頑張って」
神山と由紀枝はますます呆気に取られた
ここのお寿司屋では下ネタを上手に明るく使っている所も人気かなと思った

突然大将が大きな声で
「は~い こちらのお客さん5回 でました5回 ビールサービス」
神山と由紀枝は可笑しくなって顔を見合わせて笑った
二人は日本酒に替えると二合徳利を運んできた
神山は一合を頼んだ筈だがあえて言わなかった
「大将 照り焼きとか天ぷらはお願い出来ますか?」
「へい 作りますか」
「ええ 一人前でお願いします」
大将が大きな声で厨房に
「照り焼きと天ぷら 大盛りサービス たのんだよー」
神山と由紀枝はびっくりして顔を見合わせた
「食べられなかったら どうしよう」
「その時は 包んで持ち帰るよ 大丈夫だよ」
暫くすると天ぷらは大きなお皿にえびや野菜の天ぷらが2,3人前来た
照り焼きも5切れあり大サービスだった
大将が神山と由紀枝に
「この大トロ 美味しいよ 食べて」
そう言うと下駄に乗せてくれた
二人は食べると口の中でとろけた 初めてで
「大将 美味しいよ 初めてだよ ありがとう」
「ええ 私も初めて 美味しいわ」
「良かったです ではこれでネギトロ巻きを作りましょうか」
「お願いします」
神山と由紀枝はビックリした
様子を見ていた大将が
「私ら 覚えるのが商売ですよ ねえ 大竹さんのご親戚」
「まあ 覚えてくれたの嬉しいわ ねえ神山さん」
「うん いい事だね 僕も勉強になるよ」
ネギトロ巻きが下駄に乗せられ日本酒を呑みながら食べた
神山と由紀枝はお腹が一杯になったので残った天ぷらと照り焼きを
包んで貰い会計をお願いすると女将が神山に
「この間の預かり分があるから 3500円よ」
神山は驚いて 5000円出しおつりは又次回にと言って店を出た
「由紀枝 あれだけ食べて 8千円もしないんだよ なんか心配するね」
「そうね でもちゃんと何処かで儲けがあるんでしょ」
「そうだね」
神山が空を見ると星が綺麗に輝いていた
「由紀枝 良かったね 晴れが続くといいね」
「絶対に箱根は晴れよ」
二人はキスをして由紀枝のマーチでマンションに帰った

部屋に戻るとソファーで寛ぐ神山に
「ねえ 早くお風呂にはいろうよ」
そう言い神山を浴室に連れて行った
湯船は由紀枝が用意したのか湯が張って有り直ぐに浸かった
由紀枝が入って来ると目を反らしていたが
「神山さん 我慢しなくていいのに ほら」
神山が由紀枝を見るとお尻を向けて挑発的なポーズを取っていた
「おいおい 丸見えだよ」
「ふふふ 大きくなった だめ」
由紀枝は神山に更に近づき秘所を見せた
神山は軽くお尻を叩くと
「イヤ~ う~ん 神山さんそうしたいんだ でもいやよ」
由紀枝は振り向くと神山の横にザブンと入りキスをし神山の肉棒を掴んだ
「由紀枝 気持ちいよ」
由紀枝は神山にキスをして更に肉棒を硬く大きくしていった
「神山さん 明日は8時頃ここを出るの」
神山は由紀枝の手が上手に動いて気持ちよくてしどろもどの口調で
「う~ん うん そうだね う~ん」
由紀枝は神山の顔を見て動きを早くすると
「出そうだよ 由紀枝 う~ん」
由紀枝はもう片方の手で亀頭を撫でまわした
「ふふふ おちんちんの先がぬるぬるしているよ ふふふ ほ・し・い?」
「う~ん うん う~ん」
由紀枝は手をそのままにして躰を反転させて神山に跨った
神山は目の前のぷりぷりした乳房にむしゃぶりついて
「由紀枝 気持ちがいいよ ここも」
由紀枝は肉棒を跨いで腰を前後に動かして裏側を刺激した
「ふふふ どう ほら ぬるぬるよ」
由紀枝は更に片手で腰の動きに合わせ亀頭を撫でまわした
「頼むよ 欲しいよ 由紀枝入りたいよ」
「ふふふ 私も欲しいわ」
由紀枝は立ちあがり後ろ向きになってお尻を突き出した
「一杯いれて」
神山も立ち上がって由紀枝の腰を支えて肉棒を挿入した
二人の腰が動くと浴槽の湯が揺れた
由紀枝は両肘を床につけて更に腰を突き出し動かした
神山は空いた両手で乳首を愛撫すると喘ぎ声が大きくなって
膣が狭まってきた
肉棒は膣の圧力に悲鳴を上げてスペルマを発射しすると
「きてるぅ~ あっ~ あっ あっ」
由紀枝も一緒に快楽の頂点に達した





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2012年3月29日木曜日

Vol.628 ゆり -7-40



「ええ 大丈夫よ 先程のお中元リストも作りました」
洋子は神山にリストを渡すと
「はぁ~ 知らない所が3分の1もあるんだ そうすると
これから まだまだ来るわけか、、、
ねえ洋子 先程の礼状の件だけど全てPC任せにする 変更 お願いします」
「ふふふ やはりね そうだと思って 一応作ったの」
洋子は席に戻って試作を神山に手渡し神山の脇に座ってキスをした
神山も洋子をきつく抱いてキスに答えた
「さあ これでよしと ありがとう そうだ送ろうか
どうせ 渋谷から入ったって大して変らないし」
「わぁ~ お願いします」
二人は帰り仕度をして部屋を見渡してゴミなど片付けた

次長室をでるとホテルの地下駐車場にいき赤いポルシェに乗った
この時間になると雨が止んで夕日が差していた
日曜の夜なので車が空いていているのでポルシェを飛ばせた
洋子の自宅付近に行くと祭りの幟や大きな紅白幕飾りがつけられ
祭りが盛り上がっていた
「じゃあ 明日頼んだよ 9時」
「ええ 何か有ったら携帯にお願いしますね」
「うん 了解 では」
神山は洋子に手を振って渋谷のICに向った
渋谷の夜は日曜日でも若者が多く賑わっていた
さすがに会社帰りのカップルはあまり見かけなかった
信号が青に変ったので渋谷ICに向かい坂を登ると神山は飛ばした
この時間帯は夕日が目に入るので気をつけたがスピードはZより出せた
御殿場ICで下りて由紀枝のマンションに着くと19時前で余裕だった

最上階に行くと由紀枝がドアを開けて待っていて
「わぁ~ 嬉しい はやいね~」
神山が玄関にはいると二人はキスをして抱き合った
ソファーに座ると由紀枝は冷蔵庫からビールを出して神山に渡して
「嬉しいわ 乾杯しましょ」
「由紀枝 ずっとあそこで待っていたの」
「ええ そうよ だから会社から帰ってきて手を洗ってうがいをして
それから待っていたの」
神山は由紀枝を抱きしめて
「優しいね ありがとう ますます好きになったよ」
「わぁ~ ほんと れしいわ それで仲直りした?洋子さんと」
「うん したよ」
「何回したの 教えて ねえ」
「えっ 何を?」
「セッ・ク・ス」
「うん 2回 いや3回だ」
「じゃあ 今夜は4回ね ふふふ たのしみだな さあ今夜もがんばろう」
「おいおい 何を頑張るんだよ」
「決まってるじゃん SEXよ 寝かさないからね ふふふ」
「分ったわ なんとか頑張ります」
二人はキスをした後に部屋を出て駐車場にいくと由紀枝が
「わぁ~ 凄いわ ポルシェじゃん 凄い」
「うん これで明日鎌倉にいこうね」
「わぁ~ 素敵よ 明日ね 晴れるって言っていたわ 良かった」

神山と由紀枝はマーチに乗って御殿場駅前寿司にいくと
女将がニコニコして迎えてくれた
カウンターに座ると大将が威勢良く女将にビールを注文した
「こんばんわ 旦那 いらっしゃいお嬢様 晴れましたね」
「ええ 良かったですよ 晴れて」
神山は先日同様に鮮魚の盛り合わせを注文して由紀枝と食べた
由紀枝が大将に
「ニンニクとしょうがのおろしたものを頂けないかしら」
「りょうかい お~い ニンニクおろしとしょうがおろし 一丁」
「へ~い ニン しょうおろし 一丁」
ここに来ると気持ちよく食べられのが人気なんだろう
由紀枝はニンニクとしょうがおろしが来ると神山に
「さあ これでたべてね 頑張ってもらわないと ふふふ」
それを聞いていた大将が
「お嬢様 何を頑張るんですか」
由紀枝が顔を真っ赤にしたのを大将は分って
「よし あちらのお客さんはね3回だって4回だったらビールご馳走よ
で 何回?」
由紀枝はますます顔を赤くして小さい声で
「4回よ」
それを聞いた大将は大きな声で





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2012年3月28日水曜日

Vol.627 ゆり -7-40



神山は冷蔵庫からビールを出して二人のグラスに注ぐと洋子に
「洋子 おいで」
二人はビールを呑んで一休みした
洋子が神山をじっと見ているので神山はキスをすると舌で答えた
神山が洋子のGパンを脱がせるとショーツは濡れていてパンストまで
体液が溢れていたブラウスのボタンを外しブラジャーの上から
乳房を揉むと喘ぎだした
神山は洋子を次長席に移し寝かせると膣に肉棒を進入し動いた
お尻が少し下がっている状態で動かされた洋子は
「こんなの初めて 子宮に来ているわ ああっ」
神山も亀頭がこりこりしたとこに当っているので気をつけた
それでも亀頭がGスポットを刺激すると洋子は膣を狭め肉棒を咥え
遂に一緒に昇天した
神山は肉棒を抜くとティッシュで尿管の残りを綺麗に出して
ショーツに残らないようにした
ぐったり机に寝ている洋子の秘所も丁寧に拭きとってあげた
「ありがとう しあわせよ」
洋子は机から降りると神山にキスをして脱いだ物を身に着けた

暫くしてPCで25、6日と宿泊する宿を探して見ると強羅に眺めのいい
ホテルがあったのでTJのメンバーカードで予約をした
「洋子 25、26は強羅 ザ ホテル 強羅のスイートが取れたよ」
「えっ、、、あの 強羅 ザ ホテル 強羅ですか、、、」
「なんで?」
「だって あそこは最低でも1人8万円はしますよ
それがスイートだったら とんでもない金額よ へぇ~」
「そうか だったらいいね それで部屋に露天風呂が付いているって」
「わぁ~ 凄いわ そのお部屋は 2部屋しかなくてスイートでも
最高級よ 凄いわ」
「まあ 楽しみだ それで明日は渋谷のシブヤ ハイアット ホテルが
有るでしょ そこのタクシー乗り場で9時はどう?」
「ええ 大丈夫よ それで先日話した通り26日の夜だけど
お昼ご飯を食べてどこかタイミングの良いところで帰ります」
「そうか 夕飯を食べていると遅くなるか」
「ええ それも有りますけど 今日頂いた物をお祭りで準備をしないと」
「うん 分ったわよ そうしたら26日は駅の近場でお昼にしよう
まあ あくまで予定だけど」
神山は冷蔵庫からビールを出して洋子と呑むと
「洋子 お願いがある 食事の時に笑うのは構わないが過ぎないようにね」
「はい ごめんなさい 絶対にしません」
「うん 話しに夢中になるのも良いが 程ほどに頼んだよ」
「はい 本当にごめんなさい 失礼しました」
洋子は余程先日の事を重大な事と受け止めているのか
緊張して聞いていた
神山は時計を見ると17時だったのでGプロジェクトに行き
ディスカッションを聞いた
殆ど方向性が決まってきたがまだ揉んだほうが良いと思い
神山がみんなの前で今一度基本姿勢を伝えディスカッションを再開した
30分経って神山は高橋を呼んで
「孝ちゃん だんだんと良くなっていると思うよ
それで 明日は少し良いデザインを出すために
各自が突っ込んだスケッチを書きながらもう少し進もうよ」
「そうですね 今日それをしたかったんですけど まだかなと思って」
「うん だから 今夜遅くなっても構わないよ 
どんどん書いていこうよ ねっ」
神山はそう言うと高橋に5万円を財布から出して
「これで美味しいもの食べて頑張って」
高橋は受け取らずに
「山ちゃん 佐藤から貰っていますから ほんと何時もありがとうございます
なので 頂け無いですよ ほんと 怒られます」
神山は頷いてお札を財布に仕舞った
「じゃ 明日は休むけど何かあったら携帯までね」
「了解です」
神山は次長室に戻ると洋子に
「30分寝かしてくれ お願いします」
「は~い 分りました」
神山はソファーに横になると直ぐに寝息をたてて寝入った
洋子は冷房が効いている部屋なのでクローゼットから自分のジャッケットを
出して神山に掛けた
30分が経つと洋子が神山を起こした
「わぁ~ ありがとう すっきりしたよ」
神山は時計を見ると18時になっていた
冷蔵庫から缶コーヒーを出して頭をシャッキとさせた
「洋子 今日はもういいよ 急ぎは無いでしょ」





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2012年3月27日火曜日

Vol.626 ゆり -7-40



「うん 雨の日にね 晴れていると中に入るのに最低でも15分は待つよ」

そんな話をしていると駐車場に着きフェアレディーZに乗った
意外と早く銀座に戻れて神山は部屋で商品券の整理をした
10件分で130万円程になって神山は洋子に30万円分の商品券を渡して
「これさ 町内のお祭りの時に使いなよ 使い道は色々と有るだろうし」
「いいんですか だってあなたの物よ」
「いいから 使いなさい」
「はい 分りました ありがとうございます」
神山はお中元の贈り物で洋子にあげる物を選び
「洋子 これは自宅に持って帰って使いなさい ねっ」
「そんな こんなに一杯貰っても、、、」
「そうしたらお母さんがご近所さんに配るだろう 大丈夫だよ」
ここのところ神山は上原で全然料理をしていないので殆どの食品は
不要だったが代々木のマンションや 由貴 亜矢子 由紀枝などに
均等に行き渡るように区別をした
それでも一回に運べる量では無いので困っていた
神山は何を思ったかお届け伝票を外して商品を記入すると
化粧箱から商品をだして 次長席に並べ始めた
半分くらい整理すると次長席の机が商品の山になって
「洋子 売場に行ってダンボールを貰ってくるよ」
神山は売場に行きダンボールとパッキンを貰い部屋に戻った
3つの箱に均等に商品を詰め込むと結構入ったがまだ机の上に残った
神山は再びダンボールを貰いにいき商品を詰め込んで漸く机の上から
商品が無くなった
ダンボールに印をつけて由貴と亜矢子の分をコンビニに持って行き
配達の手続きを済ませた
部屋に戻って由紀枝の分をポルシェに積んだ
神山は残った分を洋子と
「ねえ 代々木に何を持っていく?」
「そうね これだけあると選ぶのも困るわね まずお酒類でしょ 
後は日持ちする缶詰とか麺類ね それだけで充分よ」
神山は洋子と仕分けしたがまだ残って
「まさか ハムばかり毎日食べられないしな 困ったな ほんと」

神山の所に届いたお中元の商品内容ははビールやウイスキーが半分位で
その他はハムの詰め合わせ 缶詰セット 素麺詰め合わせ
コーヒーセット など食料品ばかりだった
ビールやウイスキー コーヒーは次長室に置いても良いがハムや缶詰
素麺はもう何処にも振り分けられなかった
「ねえ 上のGプロジェクトの皆さんに分けてあげたら」
「そうか でもこんなにな~ でもそうしよう」
神山はダンボールに詰めてGプロジェクトの部屋に行くと
ディスカッションをしていたが中止をして
「済みません お仕事中に」
神山は中元の商品をテーブルに置いて均等に5つに分けてじゃんけんで
買った人から好きな山を取って貰い全員に喜んで貰った
ディスカッションを再開し様子を見ると次長室へ戻った
「さあ 後は洋子が持って行って頂戴ね」
「えっ こんなにですか」
「だって ここに置いといてもどうにもならないよ 助けてくれよ」
「でも どうしようかしら ねえ 贅沢な悩みね
それにまだ有るんでしょ しかし理事になると凄いわね
それにアレックス関係でしょ 東都食品でしょ 私も始めてよ」
神山は2つのダンボールに詰めるとテープでしっかり止めて
お届け伝票に洋子の住所を書いて
「洋子 ここに出してくるよ」
それを見た洋子は
「わぁ~ 大変だわ 分ったわ 母に話しておくわ 驚くもんこんな」
神山はコンビニに行き配達の手続きを終え部屋に戻った
「しかし 大変だな ほらビールがこんなに 程ほどにして欲しいよね
ここなんて 3ケースも送ってくるんだから まあ毎日呑んでも
充分に余りますね」
空になった化粧箱を片付けていた洋子が
「あなた 書状が幾つかありますよ はいこれ」
神山は受け取ると中を見ると挨拶状の他に現金が入っていたり商品券が
入っていた

東都食品からのお中元は自社の缶詰セット5個を一つに包みにして
書状があり中に商品券100万円が入っていた
「洋子 いくら缶詰屋さんでも5ケースとは考え物だね ほんと
うちは利益が出て良いけどさ でも貰った人の事考えていないよ もう」
神山は現金や商品券を引き出しに入れて 洋子の
手伝いをすると16時になった





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2012年3月26日月曜日

Vol.625 ゆり -7-40



管理人室でももう置けないんですよ だから取りにきて欲しいんです」
「それは済みませんでした 早速伺います どの位ありますか」
「ええ 40は有りますね 車のトランクでは入りませんよ」
「えっ そんなに はい分りました今日中に伺います 済みませんでした」
神山はGプロジェクトの部屋を出て次長室に戻るとみやま運送へ電話をし
バン1台とアルバイトを借りた
料金はそのアルバイトに渡たせば良いと言う事でOKした
洋子に
「これから横浜に行く 昼までには戻れると思う 待っていてくれ」
「どうしたの 急に」
「ああ お中元が溜まって管理人から苦情だよ 参った」
「わぁ~ 大変 そうしたら私 ギフトに連絡を取って貴方宛は
ここで良いんでしょ」
「うん」
「ここに送ってもらうわね 出ている分も横浜の配達所に連絡をして
ここに回送して貰うわ」
「うん 頼む では行ってくるね 申し訳ないな」
「大丈夫ですよ 行ってらっしゃい」
神山は傘をさしてパーキングに行くとアルバイトが待っていて
バンに乗り込むと最初に料金を払った
「神山様 多いですよ 1万円と言われています」
「ははは 気持ちだよ 取っておきなさい」
「はい ありがとうございます」
車を出し銀座ICで首都高に入ると飛ばした
横に乗っているアルバイトが悲鳴を上げて煩かった
30分で横浜のアパートに着くと管理人室を訪ねた
「どうも済みませんでした ありがとうございます」
神山とアルバイトは荷物が濡れないようにバンに積み込んで
「いま 横浜の配達所に連絡を入れて回送してもらう手続きを
していますが 鈴やだけなんです まだ来ますが
また電話を下さい 済みませんでした」
「はい 分りました」
挨拶を済ませるとバンを飛ばして銀座に戻った
次長室が入っているビルに着けると台車で部屋に運んだ
車をパーキングに戻してアルバイトに御礼を言った
神山が部屋に戻ると洋子が
「凄いわね こんなに一杯 鈴やだけじゃないわね」
「うん どうしよう 困ったな」
「私 午後から依頼人情報と品物をPC入力するわ その方が何かの時に
役立つでしょ それにお礼状も書かなければいけないし」
「あっ そうだね お願いします」
「お礼状はPCで制作しても良いんでしょ」
「う~ん 相手と自分の住所と名前は自筆にする」
「は~い 分りました それも作るわ しかし凄い量ね
そうそう商品券は書留だから部屋のポストに不在票があったでしょ」
「あっ 見てこなかったよ あ~あ 失敗した」
「ふふふ 良かった普通の人間で」
「こら お化けじゃないぞ そうしたらまだ11時30分だから
これから一緒に横浜に行ってラーメンでも食べようか」
「良いんですか うれしいわ」
神山はGプロジェクトに電話をして3時まで外出を伝え部屋をでた
フェアレディーZをホテルの地下駐車場から出すと銀座ICで
首都高に乗って横浜まで飛ばした

約半月ぶりの部屋に入ると換気扇を回してポストの下に置いた
ダンボールを整理した
洋子が言っていてように書留の不在票が10通も有った
「有ったよ 洋子 ありがとう」
「いいえ どう致しまして」
「じゃあ 早速郵便局に行って受け取りにいこう すぐ近くだよ
待っていてくれる」
神山は傘をさして郵便局に行き書留を受けとった
局員に事情を話して郵便物の転送先を勤務場所にお願いして戻った
「さあ ラーメンだよ 期待しないでね」
神山は横浜駅の周りに数件有るラーメン屋に洋子を連れて行った
このお店はビールもなければ餃子やシュウマイも無いラーメンだけの
お店でお昼時には行列が出来るが今日は雨なのかすぐに店内に入れた
神山と洋子は3種類のメニューから選んで食べたが
濃厚とんこつラーメンを食べた洋子は
始めての味で美味しかったと言い
「でも あなたが入れてくれたニンニクが多かったのかしら匂うわ」
「悪い悪い でもとんこつスープが意外と
さっぱししていて食べやすかったでしょ」
「ええ 東京では無いわね 又食べに来たいわ」





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2012年3月25日日曜日

Vol.624 ゆり -7-40



ニンニクの丸焼きとか出来るし バーベキューセットも安いし」
「ふぁ~ いいわね 楽しみが又増えたわ」
「えっ なに?」
「ええ 今日マーチを買いました それで27日のお休みの時に納車です」
「おお 買ったのか 良かったね これでこんな雨の時でも
お買い物が楽だし楽しくなるね」
「そうなんですよ」
由貴は冷蔵庫からビールを出して二人のグラスに注ぐと神山が
「マーチ購入おめでとう 乾杯」
神山は由貴の顔を見ながら食べたり呑んだりした
牛肉は500g買ってきたが二人には丁度良かった
食べ終わると由貴が
「いやだ~ 食べちゃったよ~ ふとる~」
「ははは 今夜 痩せようよ」
由貴は真っ赤な顔になって
「実はね神山さん 生理中もあそこがうずうずして落ち着かなかったの
まだバージンの時はこんな事無かったのに 神山さんに肉体改造 いや
膣改造をされたわ 責任をとってね」
「そんなに変化が有ったの へぇ~」
「男は包茎でも射精はするでしょ 女は違うから だから今日は
ショーツを何回か穿き替えたわ もうべとべとよ いやね~」
二人はソファーから立って浴室にいき戯れた
由貴は片足を思い切り上げて神山の肉棒を受け入れると
雨音をかき消すくらい大きな声で喘いだ
ベッドに入ると由貴が積極的でおちんちんをすぐに元気にさせ
膣に何回も導いて昇天をしていた
神山も頑張っていたが そのうちに麻痺してきてあまり感じなくなり
由貴は限界と思って神山を開放し抱き合って寝た

5月24日 日曜日 雨
「起きて 神山さんたら もう」
由貴は神山を起こしたが目が覚めないので手を拱いた
布団を開けると肉棒が天を向いていたので由貴は跨って静かに腰を落とした
「あ~幸せ 朝から頂けるって ふふふ」
由貴は気持ちがよくなり腰の動きも早くした
神山は下半身が気持ちよく目が覚めると
「わぁ~お お おはよう 気持ちいいよ」
神山は由貴を抱きしめ腰を動かし下から膣の奥を目指してつついた
暫く動かすと二人は一緒に昇天した
「ふぁ~ さっぱりしたわ 気持ちよかった」
そう言い一人でシャワー室に駆け込み体を流した
神山も遅れてシャワーを掛けシャッキとした
由貴は簡単な朝食を作り二人はお腹に入れ出勤の仕度をした

出かける時に由貴が神山に
「神山さん 桃子が5月30日で26歳なの 一応情報提供です」
「そうか ありがとう」
神山と由貴は抱き合ってキスをして部屋を出た
由貴を駅まで送り銀座に向った
車をホテルの地下駐車場に止めると途中で缶コーヒーを2つ買って
次長室に入った
缶コーヒーの1つを冷蔵庫に入れて次長席で自分の分を飲んだ
神山は御殿場アウトレットの纏めをしていると洋子が出勤してきて
「おはようございます 早いですね」
「やあ おはよう」
洋子が席に付くのを待って冷蔵庫から缶コーヒーを出して渡した
「はい これ 今日も頼むよ」
洋子は朝から嬉しくなり明るく答えた
「は~い 分りました ありがとうございます」
神山は次長席で先程の続きをしているとそろそろ9時50分になったので
「じゃあ洋子 上に行ってくる ここを頼んだよ」
「はい 行ってらっしゃい」
神山は今日中になんとか纏めたいと気を引き締め部屋に入った
「やあ おはようございます」
「おはようございます」
神山は昨日の纏めを聞いて注意点を指摘しディスカッションを開始した
熱い意見が飛び交っていたが神山は一つ気がかりな事があった
御殿場プロジェクトチームの竹内氏から新しい規約書が届いていない事だった
この規約書がないとデザインが暴走してしまう事もあり心配だった

内線が鳴って神山が出ると
「神山さん 横浜の管理人さんからお電話です」
「うん ありがとうございます はい神山です ご無沙汰しています」
「やあ 神山さん 実は神山さんにお中元が来ていて





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2012年3月24日土曜日

Vol.623 ゆり -7-40



「いや いい内容ですよ 続けてください」
神山は佐藤部長を呼ぶと
「段々と出来てきましたね もう僕も安心です ここまで来れば
それで建築設計のエキスパートを一人呼んで貰えませんかね 28日からで
結構です 理由はこれからどんどんとデザインを出していく上で
並行作業をして建築設計からの視点なども取り入れていけばいい物が
出来ると思うんです 来て貰うのは毎日じゃなくて結構ですよ」
「そうですね その方が現実的な案も出てきますし早く進みますね
分りました 早速手配します それから昨夜はご馳走様でした」
「いえいえお願いします それと勤務表ですがこの部屋に置いて頂けませんか
アルタ本社同様日曜日公休ですよね それはそれで行きましょう
あと週に1回公休があるので ここで僕が確認をしたいんです
出来れば一斉公休の方が都合がいいんですが」
「そですね その方が私も管理しやすいですよ
どうでしょうか 土日にしては
今週は26、27を当てて30日から土日では」
「そうですね イレギュラーが発生し出勤となった場合は翌週で
調整しますか」
「ええ そうすると助かります」
「では お願いしますね 私は6時を過ぎたら戻りますから」
「はい 分りました」
神山はみんなのディスカッションを聞いて方向がずれる時に修正をした
18時になるとGプロの部屋を出て次長室に戻ると洋子がニコニコして
「はい 出来ました これで良いですか」
車のカタログを神山に手渡し見せた
「うん 上出来 ありがとう エピソードが面白いね
こんなにあるとは思ってもいなかったよ
あと この車を日本に持って来た時に使える写真を撮影したいんだ
あっ そうか上にいるな ちょっと借りるよ」
神山は再びGプロに部屋に戻ってグラフィックデザイン担当の田辺を呼んで
「この車を生かす方法を考えてください 時間は有るけど早い方がいいね」
「もしかして 撮影ですか」
「そう 現在日本に来ていない 御殿場アウトレットに持っていく前に 
使える写真を撮って置きたいわけさ そのデザインをお願いします」
「はい 分りましたPC画像で良いですか」
「うん OKだよ ではお願いしますね」
神山は次長室に戻ると洋子に
「さあ 今日は終わりだ 洋子お疲れ様でした」
「お疲れ様でした あの~今夜は」
「うん 他に行くところが有るから良いよ
気にしないで もう少ししたら帰るけれど先に帰っていいよ」
洋子は一瞬戸惑ったが気を取り直して
「は~い 分りました ではお先に失礼します」
「うん 明日も頼むね」
「は~い」

洋子が部屋を出て行った後 神山はタバコを吹かして洋子の事を考えた
よく働き頭脳明晰 下からも慕われて人間的にもOK なのに
神山の周りの女性には執拗なほど拘りを持っている
しかし反省をしたが何処まで変えられるか疑問符が付いた
一方洋子は一人寂しく電車の中で自分を変えようと反省していた
(もう昨夜のようなことは絶対に慎もう 嫌われたら いく場所がないわ 
女についてあれこれ詮索するのは辞めよう でないと嫌われるわ
もう他の女の事を考えるのはよそう 
今まで気にしていない振りをして実は束縛していたんだわ 辞めよう)
洋子は気が付くと何か吹っ切れて明るい表情になった

神山は赤いポルシェに乗ると由貴のマンションに行った
部屋に入ると
「ふぁ~ お帰りなさい 由貴寂しかったよ うれしい~」
神山はキスをして
「さあ 食事に行こうか」
「えっ 由貴が作ったよ だめ?」
「おお ありがとう 助かるね」
「ねえ そうしたら 先にシャワーを浴びてきて お願いしますよ」
神山は脱衣所で脱ぐと由貴が脱いだ物を丁寧にたたみ寝室に持っていった
簡単にシャワーで洗い浴室を出ると着替えの部屋着が用意されていた
ダイニングテーブルに着くと由貴が
「ふふふ洋子さんと仲直りしたでしょ」
「えっ なんで分るの」
「だって いい香りがしたもん ふふふ」
「そうか分るか」
「さあ 今夜ね しゃぶしゃぶにしたの ニンニクを一杯使って元気よ」
「由貴 そうしたら 今度外でバーべキューをしよう





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2012年3月23日金曜日

Vol.622 ゆり -7-40



洋子はようやく笑顔になってニコニコして
「ありがとうございます 嬉しいわ ごめんなさい」
「ははは いいよ気にしないで 先にホテルの地下駐車場へ行ってて
僕は ちょっと買い物をする」 
神山は店内の地下食品街に行ってカツサンドを買ったりおつまみを買い
由貴に電話をして19時に行く事を伝えた
ホテルの地下駐車場に着くと洋子が待っていて
「ふぁ~ 今日はお弁当ね 楽しいわ」
神山はにニコニコし頷いて赤いポルシェに
乗るとゆっくり出て代々木のマンションへ向った
車を駐車場に止めると雨が激しくて車から降りる時に苦労した
部屋に入ると神山は洋子を抱き寄せキスをした
ソファアーに座ると洋子が冷蔵庫からビールを出して二人のグラスに注ぐと
「さあ 今日は久しぶりにゆっくりしよう 夕方帰る」

今日はようやく神山が主導権を取り戻して話が出来た
「はい 分りました さあ食べましょう」
神山はビールを呑みながら
「洋子は運転した事はあるの」
「無いわ 運転したいわ 見ていると」
「ははは その後は 腕がむずむずしていると言いたいんだろう」
「もう そんな でも本当よ」
「うん 今日は雨だから 晴れている時だね その方が安全だしね」
「ほんと 嬉しいわ」
二人は漸く仲直りをして楽しい昼食を食べた
神山がビールを冷蔵庫から出して呑み洋子に勧めると
「ねえ 大丈夫?」
「大丈夫だよ 昼寝をするから大丈夫だよ」
食べ終わると神山は片づけを手伝うと洋子がキスをした
「さあ じゃあこっちのランチも済ませようよ」
洋子は真っ赤な顔になって
「うれしいわ ありがとうございます」
神山に抱きついてキスをした
「さあそれでは風呂に入ろうよ」
神山は脱衣所で脱ぐと浴室をシャワーで簡単に流し湯船に湯を張った
ボディーソープをいれジャグジーを使うと泡がどんどん出来て
神山は湯船に入った
洋子が前を隠して浴室に入ってくると神山は
「洋子 早くおいで」
「でも 洗わないと」
洋子は簡単に洗って浴槽に入ると神山の傍に座った
神山はジャグジーの別のスイッチを入れると洋子が
「ふぁ~ なにこれ また」
「気持ちいいだろ ほら 動いたらだめだよ こっちに来なさい」
洋子は恐る恐る腰を動かした
泡が丁度クリトリスを刺激して洋子は段々と顔を紅潮させた
「あなた 気持ちいいわ ほしい ほしくなった ねえ」
神山は中指を膣に入れると洋子は腰を動かしてきた
「ねえ 行きそうよ あつっ あうぅ あぅ~」
洋子はそう言うと体を反転して神山のおちんちんに跨って
腰を前後に動かしクリトリスの刺激を強くした
神山も秘所の柔らかい感触に肉棒化し洋子の膣に入りたかった
洋子は硬くなった肉棒を腰を浮かせて挿入した
神山は入ったすぐに膣が狭まったので腰を動かした
「あっ あっ きて いきそうよ」
神山は指でクリトリスを刺激すると
「あっ~ あっ~ あっ あっ いぐぅ~」
洋子はあっけなく昇天し 暫くすると
「駄目 のぼせるわ 出ましょう」
洋子は昨夜のお酒が抜けてきたのか 汗を一杯かいていた

「あなた 起きて 4時になるわ」
洋子は神山を起こした
神山は風呂から出た後に2回交わり気持ちよく寝ていた
「う~ん やあ あ~あ よく寝た」
神山はシャワーを浴びると身支度を済ませるた
「洋子はもう大丈夫ですか?」
「ええ 出られるわ」
二人は傘をさして赤いポルシェに乗った
神山は前の車を巧みに追い越しをして銀座のホテル地下駐車場へ止めた
次長室に戻ると洋子は留守電を確認したが神山のものは無かった
神山は洋子に部屋を頼みGプロの部屋に入ると佐藤部長も来ていて
熱いディスカッションが行われていた
Gプロの面々が神山を見ると話し合いを一時中断してが





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2012年3月22日木曜日

Vol.621 ゆり -7-40



神山は電話を切ると時計を見て
「このまま皆で12時まで行って昼に行って下さい
僕は夕方戻ります 今の方向性でいいし ニーナ・ニーナだけ
もう少し揉んでください 孝ちゃんお願いしますね」
「山ちゃん スケジュール出来たよ」
「おお ありがとうございます では見ておくよ」
高橋からスケジュールを受け取ると
「部長は知っている?」
「ええ さっきFAXしました」
「了解です 詳細は部長とつめるね」
神山はそう言うと次長室に入り洋子を呼んで
「ほら 行くよ」
洋子は嬉しさをどう表現したらいいか分らなかった
「ほら なに座っているの さあ」

神山は傘を持って洋子を一緒に部屋をでた
洋子は神山と並んで歩いたが傘が邪魔をして話せなかった
パーキングに着くと人だかりになっていて神山が
「すみません 今 納車です 色々と話がありますので
皆様どうぞご理解を下さい お願いします」
神山がお辞儀をしながら人だかりを解くと営業マンが
「やはりポルシェですね どこに行ってもこの人気ですよ」
「ありがとう 凄いね 正直驚きました」
「ええ 僕もようやくなれましたよ では説明しますね」
営業マンの説明が始まった
神山は分りやすい説明に頷きながら聞いていた
最後に書類にサインをして完了すると神山が鈴やの周りを
廻って戻ってきた
「凄いですね トルクが何とも言えないですよ」
「でも フェアレディーZも良い感じでしょ」
「ええ 比べ物にならないですよ ありがとうございます」
「何かありましたらお電話を下さい 精一杯努力をいたします」
「うん わかった」
営業マンは神山に挨拶をして帰っていった
「さあ 洋子乗って」
左ハンドルの運転席に座って洋子を右に乗せた
神山はゆっくり出ると銀座ICで首都高に入るとスピードを上げた
フェアレディーZもアクセルコントロールをしやすかったが
このポルシェ911ターボはそれ以上に扱いやすかった
コーナーでもスピンをしそうだが安定していた
一周して銀座で下りるとハイオクを満タンにしてホテルの地下駐車場へ止めた
ホテル禅の地下駐車場を借りる時の条件で警備員室の傍を伝えたので
神山の赤いポルシェは警備員からよく見えた
車から降りて警備員に挨拶をすると
「貴方が そうでしたか 悪戯されないようよく見張りますよ」
「お願いします」

警備員は帽子に右手を持って行き敬礼をした
ポルシェに乗った洋子はようやく元気になって
「素敵ね 私も欲しくなったわ いいわ~」
「ははは ようやく元気になったね」
「そうよ 車は私の思い通りになるから大好きよ」
洋子はしまったと思ったが遅く神山が
「そうだよな 車は嘘や隠し事をしないで素直だもんな」
「ごめんなさい 許してごめんなさい」
「しかし 車とはSEX出来ないし 愛撫もしてくれないけどね」
「ごめんなさい 本当にごめんなさい」
神山は洋子に
「でも 洋子が言った事が本音だったら僕には咎める事は出来ないしね」
「ごめんなさい 謝ります 済みませんでした」
「うん でも仕方が無いんだろね わかったから元気をだせよ」
神山は洋子が考えている事も分った 自身も嘘を付かない車が好きだった
ここのすり併せをしておかないといけないがどうしたら良いか分らなかった
部屋まで二人とも無口で神山は次長席に座り洋子は受付に座った
暫くすると内線がなって洋子が受け取ると
「Gプロの高橋さんです 3番です」
「うん ありがとう はい神山です」
「山ちゃん どう 久しぶりに」
「ごめん ちょっと駄目なんだ」
「了解です」
神山は電話を切ると洋子に
「洋子 お昼に行くよ」
「誘ってくれるんですか 本当に」
「おいおい いこうよ ほら カーキチさん」





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2012年3月21日水曜日

Vol.620 ゆり -7-40



「ふふふ おなじとこで働いているから でも呼びませんから大丈夫よ」
「うん まあ僕が恨まれるだけだね で部屋には慣れた?」
「ううん 全然 どこかのホテルって感じですよ まだ落ち着かないです」
「そうだろうね まあすぐに落ち着くよ」
「神山さん 今夜は忙しいの?」
「う~ん 何も無いと思うよ なんで」
「私 今日から大丈夫よ 痩せられるわ ふふふ」
「そうかぁ 行かれる様だったら3時までに連絡をするよ」
「ええ 待っています」
「では」
神山は電話を切り時計を見ると8時になっていた
普段なら祥子が起こしに着てもいい筈だがどうしたのか
神山は浴室に入り熱いシャワーを浴びてシャッキとさせた
冷蔵庫から地ビールを出してテーブルで呑んでタバコを吹かし
由貴の言ってた祥子の行動を考えた
神山は身支度をして部屋を出た
駅までの坂を複雑な気持ちで下りて行くとニーナ・ニーナの
ショップがあるがまだ誰も着ていなかった
構内カフェで簡単な朝食を摂り地下鉄で銀座まで出た

次長室に入ったのが9時過ぎだったのでコーヒーを飲みながら
今日の仕事を準備した
FAXを見るとアメリカのアレックス氏から届いていた
内容はスーパーカーの確保は3台に決定で倉庫保管をしている事
クラッシックカーも10台確保し倉庫保管をしている
後は難しくこれだけ報告しておく
Jrから聞いた10億単位のお金は準備している
御殿場アウトレットについては神山さんの思い通りに進めてください
そう言う内容だった
神山は次長席で読んでいると洋子が出勤してきた
洋子はいかにも前日のみ過ぎましたと顔だった
「おはようございます 昨夜は済みませんでした 謝ります」
「やあ おはよう」
「私 反省しました もう二度とあのような事を申し上げません」
「おいおい 畏まって どうした」
「ええ 私 自分が秘書と言う事で他の女性より優位に立とうと
している事に気が付きました 本当にごめんなさい」
洋子は次長席の前で今にも泣きそうな顔で神山に言った
「ようやく そこが分ったのか 今まで何回も話そうとしたが
洋子が良くしてくれているので話さなかった
今朝 由紀枝と話をしたら 僕が言っていないのに
喧嘩をした事を見破っていて 仲直りをしてくださいだって
訳は私が逢えなくなるでしょうって
それから由貴とも話をした
同じ様に仲直りをしてくださいってさ
そんなに慕われているんだから そこだけ直せば充分だね」
洋子は神山の話を聞いていて泣いていた
「本当にごめんなさい あの子達に心配させたのね ごめんなさいあなた」
神山は次長席を廻って洋子を抱くと泣き崩れた
ソファーに落ち着かせると
「まあ 今後気を付けて欲しい いいね」
「はい ごめんなさい」
「よし もうその涙を忘れないで仕事だ」
神山はアレックス氏から届いたFAXを見せて
「PCを利用して一台ごとに画像を取り込んで カタログを作って欲しい
カタログデーターにはスペックは必須 あとエピソードやなんでも良い
使えるものをどんどんと 見やすくいれて欲しい」
神山は簡単にスケッチを書いて渡した
洋子はようやく元気になって仕事を始めた
神山はのみ過ぎた後にはよく梅昆布茶がよく効いたのでコンビニで買って
洋子に上げると また泣き出した
「ほら これを飲んで具合をよくしなさい」
「本当にありがとうございます」
神山は冷蔵庫からビールを出して洋子に
「昼ご飯が行けなかったら 帰ってもいいよ ゆっくりしなさい」
そう言いビールを呑んで9時50分になったので洋子に
「それでは上に行ってきます ここを頼んだよ」
「はい 行ってらっしゃい」

神山はGプロの部屋に入ると全員が揃っていたので 10時まで待って
昨日行ったディスカッションの続きをはじめた
午前中は佐藤がいなかったが皆真剣だった
時間を忘れて話し合いをしていると洋子から
「いま 納車です パーキングの受付に来てください」





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2012年3月20日火曜日

Vol.619 ゆり -7-40



神山はそう言うとタバコを吹かして坂を上がっていった
もう女性の事で金輪際打ち明けるのを辞めようと思ったし
関係のある女性と一緒に逢わせるのも気を付けようと思った
洋子が後ろから付いて来て
「ごめんなさい 済みませんでした 謝ります」
「謝って貰っても もう戻れないんだ あそこには 帰る
君が彼女達の面倒を見ていればいいよ おやすみ」
洋子はもう何も言えなかった
自分が犯した事に反省をしても前に戻れなかった
神山の言う通りはしゃぎすぎたと反省をした
これ以上言って神山を引き戻す事が出来るか考えたが無理と判断した

5月23日 土曜日 小雨
神山は久しぶりに自分のベッドで起きた
昨夜は帰宅した後 由紀枝と随分と長話しをして 寝たのが23時だった
神山にしては早かったがすぐに寝付いた
小雨が降っていたがテラスに出て屋根のある所でビールを呑んで
タバコを吹かした
昨夜の事も気になったが 仕事が早く進まないと自分の
首を絞める事になるので 進め方を考えた
朝の7時ならば由紀枝は起きていると思って電話をすると
「わぁ~ 凄いわ 又 電話貰った嬉しいわ~ おはようございます」
「やあ おはよう 元気だね」
「ねえ 神山さん 気を悪くしないでね 昨夜洋子さんと喧嘩したでしょ」
「えっ ううん、、、そんな」
「ね やっぱな~ 神山さん可笑しかったもん 由紀枝分ったよ
でも言うと電話切られるから言わなかったの 
ねえ 仲良くして でないと私会えなくなるでしょ そうなると悲しいわ」
「そうか 分ったか ごめんなさい 謝るよ
うん そうだね由紀枝のお姉さんだもんな わかったよ」
「わぁ~よかった 嬉しいわ 昨日は亜矢子さんがお休みだったの
でも人事の坂井さんがこれまた出来ている人で優しかったわ
今日は少し早く行って亜矢子さんの傍にいて10時から研修です」
「そうなんだ 忙しい所ごめんね」
「ふふふ 今ねおちんちんを思い出してクリトリスを触っているの」
「えっ な なんで また、、、」
「ふふふ う・そ・よ・逢うまで大事に仕舞っておくんだ」
「もう 朝からどきどきさせるなよ それでは頑張ってね」
「は~い 分りました では」

神山は電話を切ると由貴に電話をした
「神山さん 昨夜はごめんなさい ほんと反省しています」
「やあ おはよう うん済んだ事は仕方が無いよ
それより21日の件はどうだったの 昨夜聞きたかったけど
安田桃子ちゃんが居ただろう」
「ええ 私も話したかったんですよ それが久保チーフが20日の夜
残業終って実家に帰ったんですって で21日ですけど連絡が取れなくて
筒井さんから私の所に電話がきたと言う事です
最初20日に本社で残業が終った時は普通に帰ったんですって
それから5分位してまだ残っていた事務の杉浦さんに電話があって
突然実家に帰ると言われてそれから連絡が取れなくなったんです」
「そうすると彼女は何時出勤なの」
「ええ 昨夜戻っている筈だったら今朝からです 私が休みなので上原です」
「わかった 筒井さんは何処まで知っているの」
「ええ 杉浦さんに聞いていましたから全体を把握していると思いますよ」
「わかった 今までも助言をしたが 黙っていなさいね
ただし 筒井さんから聞かれたら正直に話すんだいいね」
「はい 分りました
それから神山さん 洋子先輩 泣いていましたよ
許してあげてください お願いします」
「うん わかった」
「ふぁ~本当ですか 良かった だってね神山さん
私は秘書に向いていないとか 神山さんに迷惑ばかり掛けているって
もう桃子と二人で宥めるのに大変でしたよ
あのあと日本酒をがんがん呑んでいましたよ びっくりです
私も抱いて欲しいけど 洋子先輩にも優しくしてくださいね」
「うん 大丈夫だよ 由貴は今日休みか ねえ由貴 ポルシェは
運転した事あるかな」
「えっ ある訳無いでしょ あんな高い車 買ったんですか?」
「うん 今日納車さ」
「えっ 凄い こんど乗せてください」
「うん いいよ あっ それとそこの住所は教えたの洋子に」
「いいえ だってそんな雰囲気じゃないですよ だから大丈夫ですよ」
「ありがとう でも桃子ちゃんには分っちゃうね ははは」





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2012年3月19日月曜日

Vol.618 ゆり -7-40



「でも 何時から隠していたの」
「うん 温泉の時かな ごめんなさい」
「もっと早く教えてくれれば良いでしょ」
「うん ごめんなさい ほら忙しくて」
「もう 私は隠さないでってお願いしているのに」
神山が完全に意気消沈をしているとカウンターの由貴が座敷に来て
洋子に英語で
「ごめんなさい 私が神山さんに甘えたんです
だからそんなに怒らないで下さい 神山さんが可哀相です」
それを聞いていた安田桃子も座敷にきて英語で由貴に
「やっぱりそうだったの この頃先輩が大人になって美しくなったって
皆で言っていたの そうだったの 先輩 おめでとうございます」
由貴が安田桃子に英語で
「でも 絶対内緒よ でないと先輩後輩の縁は切るからね いいわね」
「ええ 大丈夫よ そんな事して損をするのは私ですよ」
洋子が二人に英語で
「二人の英語は上手ね 何処の大学」
安田桃子が
「ええ 青山学院の英語クラブです」
「えっ 私の後輩よ 貴方達は それでしっかりして綺麗な発音なのね」
神山が驚いて英語で3人の女性に
「そうすると大学も一緒 クラブも一緒なの、、、」
3人はニコニコして頷いた
今度は日本語で
「もう 分った事だ こっちに来てたべよう さあ」
「そうよ いらっしゃい ここに」
由貴と安田桃子が座敷に座ると女将がビールやおつまみを運んでくれた
神山が女将に天ぷらや照り焼きなど注文した
由貴は相変わらずに英語で洋子に話をした
誕生日を一人寂しく過ごした事や翌日神山に誘われてホテルに誘ったのは
私が誘った事 このロレックスも建て替えてもらった事など話した
洋子も英語で由貴に事情が分ったから仲良くしましょうと言って
安田桃子と3人で乾杯をした
その時に安田桃子が顔を赤くして英語で
「私は まだ神山さんに抱かれて居ないわ 先輩達2人は抱かれているのに
なぜ 不公平な事がいいんですか 私も神山さんにバージンを捧げたいわ
それに 引越しだって神山さんに手伝って貰ったんでしょ」
「えっ 言っていないよ そんな事」
「話を聞いていれば分りますよ 駄目です先輩隠しても」
洋子が神山に英語で
「まあ そんな事も隠していたのね もう」
「ほら 洋子が生理で休んでいる時で その まあ ごめんなさい」
由貴が洋子に英語で
「神山さんが悪いんじゃないんです 私がお願いしたんです
だから 神山さんを苛めないで下さい」
洋子は神山に英語で
「分りました もう 隠さないで下さいね お願いします
でも 後輩一人置いてきぼりは酷いわね ねえ安田桃子さん」
「ええ 先輩もそう思うでしょ」
「ええ そうよね どうしましょう 神山・さ・ん」
「だって その え~」
「ねえ 一人置いてきぼりよ それもバージンよ 
私のバージン 由貴さんのバージンを奪っておいてどうするの」
神山は完全に洋子に主導権をを奪われた
由貴と安田桃子はビックリして洋子に
「わぁ~ 凄いわ そこまで守ったんですか」
洋子が顔を真っ赤にして二人に英語で
「私をその気にさせる男性が居なかったの 神山さんが始めてよ
胸をときめかせて その気にさせたのは、、、」
女性群は男性像などで盛り上がり神山は一人かやの外だった
しかも大学で英語クラブの先輩後輩となると話は尽きなかった
神山は一人で食べているとすぐにお腹一杯になって
「洋子 先に帰るよ」
3人の女性は居ないとつまらないと言って帰さなかった
しかし神山は話す事も出来ない状態なので再び洋子に
「先に帰るよ」
そう言って立ち上がり 女将に挨拶をして出て行った
洋子が追い駆けてきて
「ねえ 何を怒っているの」
「いや 怒っているのじゃなくて飽きれたよ
大学時代の事を話したかったら別な時に機会を設ければいいだろう
今夜は僕が居なくてもいい内容ばかりだったよ だから帰る
僕の事を責めていたけど 洋子はどうなんだ 僕はお飾りじゃないぞ
だから 帰る では」





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2012年3月18日日曜日

Vol.617 ゆり -7-40



「呑みものはある筈だからそれだけお願いします 
売場に先に払っておこう あと少しおつまみだね お願いしますね」
「はい 分りました なんでも良いですね」 
「うん 呑み会じゃないから」

16時になると神山はGプロの部屋に行って全員に先日発表した
各担当の変更を伝えた リーダー及びアレックスジャパンブースは
高橋担当 鈴や食品ブース及びアレックスジャパンとの関連は
田中担当 ニーナ・ニーナブース内野担当以上
こうして午後後半のディスカッションが始まった
アルタの選抜隊も真剣になりアイディア提案の発言が多くなった
ここでも神山が使えるアイディアを取上げていき その都度山下と
概算を出しながら進めた
あともう少し揉めばもっと良くなると手ごたえを感じていた
19時少し前になると寿司が運ばれてきたので神山が 
「これは 夕飯です どうぞ食べてください
今までの進め方を参考に今夜中にスケジュールをまとめてください
明日も10時からこの内容で始めます」
そう言い佐藤部長に
「済みませんが 用事が有るので先に帰ります お願いします」
「どうも お疲れ様でした でも大分見えてきましたね」
「ええ ディスカッションの中でも言ってますが 各会社は私に一任を
されているのです だからすり合わせの時に提出するデザインは
1つで良いと思っています そこまでが大変だけど 短時間で仕上げないと
後ろがなくなります お願いします」
「はい 充分理解しています しかし 山ちゃんの考えている事は
大きいですよ 彼等も勉強になるでしょう ありがとうございます」
「では 部長も食べてくださいね 失礼します」
「ありがとうございます ところで山ちゃん25、26、27日ですが
全員出勤します 先程皆で決めました でないと追いつかなくなるので
それで多少起動に乗ったら少しづつ休みの修正をします」
「ええ でも丸々休まないより、、、分りました 
こうしましょう 26、27日は公休で2日間は休みましょうよ
連休でまた良いアイディアが出てくるでしょう」
「はい ありがとうございます それでは26、27は公休にします」
「ええ お願いします また後で忙しくなると休めませんからね」
「そうですね」
「では 失礼します」

神山が次長室に戻ると洋子が
「お疲れ様でした どうですか」
「うん 後少し揉めば良くなるな 田中君の移動も上手く行ったよ」
「良かったわ」
「しかし 途中で抜け出そうとしたが 最後まで付き合ったよ 参った」
「何処にしますか 夕飯は」
「うん 上原の寿司屋でのんびり食べるかな」
「は~い 分りました 電話をいれておきますね」
洋子はもう帰り仕度を終えていたので何時でも部屋を出られた
神山は資料がばらばらになったので 揃えていると洋子が
「OKですよ」
「うん すぐに終るよ」
神山も次長席の上を片付け帰り仕度をした
「お待たせ でよう」
二人は上原駅前寿司までタクシーで行った
暖簾をくぐると女将が丁寧にお辞儀をして迎えてくれ奥の座敷に案内された
女将は早速ビールと鮮魚の盛り合わせなどを運んできた
神山は二人のグラスにビール注ぐと
「では 乾杯」
神山はディスカッションが順調だったので気分が良かった
洋子も神山が嬉しそうな顔をしているので頼もしかった
二人が座敷に座って間もなくニーナ・ニーナの由貴と安田桃子が入ってきた
神山は気が付かなかったが由貴は気が付いて神山に
「神山さん こんばんわ」
「おお ニーナ・ニーナの美女軍団が現れたね こんばんわ」
由貴が神山を見ている目が違う事を洋子は見抜いた
「どう こちらに来ない」
洋子が由貴を誘うと少し目を反らして
「ええ でもカウンターで良いですから」
洋子はこれで神山と出来ていると決めた
由貴と安田桃子はカウンターに座って神山を意識して振り向かなかった
洋子が神山に英語で
「あなた あの子と出来ているでしょう 正直に言って お願いします」
神山も英語で
「うん そうだ 隠していたよ ごめんなさい」





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2012年3月17日土曜日

Vol.616 ゆり -7-40



「ええ 私の感想も書いて送りました あっ人事の武田さんと話し
それで書いたんですよ 誤解しないで下さいね」
「ははは わかったよ それで武田さんはなんと言っていたの」
「ええ 要点を押さえていますって なんかテストされたみたい」
「だって 向こうは本職 洋子は前職 だからそうねって いいだろう」
「それでも まあ 逆に向こうがすればよかったと思うわ」
「まあまあ 朝から湯気を出さないで しかし田中君は
ポイントを押さえてくれたね 頼もしいよ」
「ええ あの人確か美佳さんを泣かせた人でしょ だから私も驚いたわ」
「結構 芯をついていると感じ取ったね 良かったよ 
これだけでも500万円の価値があると思うよ」
「ええ そう思います」
「ところで3連休の件だけど 24日の夜御殿場に泊まるよ
それで25日の朝 洋子を拾って鎌倉 夜は箱根です 
で26、27日は箱根の観光とします」
「ありがとうございます それで私26日の夜に
帰らないといけないんですよ
実は町内の祭りを手伝う事になっているんです」
「そうか 分った そうしたら25日の朝何処で待ち合わせしようか」
「鎌倉だったら渋谷で高速乗った方が便利でしょ」
「うん そうしたら渋谷で待ち合わせでいいね」
「ええ お願いします」

神山は次長席に座ると上原のマンション 代々木のマンション
ホテル禅の地下駐車場に電話をして駐車場1台分追加を連絡した
各駐車場とも空きが有り契約を結ぶ事が出来た
早速 ホテル禅の管理室に行き駐車場契約書にサインをした
次長室に戻るとGプロの部屋に行き 昨日制作されたスケジュール表見て
各ブースとの打ち合わせ時期など調整を指示をした
神山は車で代々木の不動産屋や上原の不動産屋へ行き駐車場契約書を貰った
次長室に戻ると12時を過ぎてGプロの面々は食事に行っていた
「洋子 どこへ行こうか 雨が降っているし」
「そしたら 近くの串揚げにしましょか」
「そうだね 近いし」
「それと スケジュールは出てきた?」 
「いいえ まだ時間が掛かるみたいね」
「何をそんな ここで時間取っていて困るな わかった」
二人は傘をさして串揚げ屋が入っているビルに駆け込んだ
二人とも安いランチメニューにしてお好みで単品追加をした
ランチビールで乾杯をして食べ始めた
グラスワインを注文してお好みを注文した
天気が雨とあって観光客は殆ど居なかったが
多くは近くのサラリーマンが利用していた
二人は食べ終わると神山がAEXカードで清算をして次長室に戻った

神山はGプロの部屋に行くと佐藤部長も来ていて
「部長 こんにちわ」
「山ちゃん 昨夜はご馳走様でした」
「いえいえ それよりスケジュール表が遅いですよ
こんなに時間を取られては 困ります」
「ええ 私も聞きまして 注意をしたところです 済みません」
「それで 時間が無いので スケジュール表制作は残業で行ってください
先にデザインを進めないと間に合いませんから」
「はい そですね 夜 作ります」
神山は全員を会議テーブルに集めてブースの方向性をディスカッションした
話し合いをしていると田中が神山のプランを一番理解している事が分り
15時30分に休憩をした時に佐藤部長に
「部長 田中君を鈴や食品のブースに変更してアレックスジャパンとの
関連デザインも彼にお願いをしたいんですが どうでしょか」
「ええ 山ちゃんのたたき台を一番理解をしているのは田中君ですね
いいですよ 賛成です 私も今聞いていてそう思いました」
「では4時からの打ち合わせに入る時に発表しますね そうすると
内野君がニーナ・ニーナでいいですね」
「ええ そうしましょう」
二人は打ち合わせを終えると休憩した

神山は次長室に戻って洋子に
「今夜 上は残業になる 店のすし屋で取ろうか 少し」
「ええ 分りました 何人前ですか」
「うん 特上握り 6人前でいいでしょう 7時前に持って来て貰えば
大丈夫ですよ」
「えっ 私たちは?」
「大丈夫だよ 任せて 僕達は帰るよ」
「はい 分りました」





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2012年3月16日金曜日

Vol.615 ゆり -7-40



5月22日 金曜日 曇り
「おはよう 早いね」
「勿論 入社2日目から遅刻は出来ませんからね ふふふ」
神山と由紀枝は互いに目覚ましが鳴る前に起きた
昨夜は由紀枝が激しく求め神山は力の限り尽くし今朝はだるかった
由紀枝を見ているとそんな疲れを感じさせなかった
部屋着を着てすぐに朝ご飯の準備をしてからシャワーを浴びてた
「ねえ~ やっぱり臭いよ~ ニンニクが~ わぁ~怒られる~」
由紀枝が洗面台で神山に聞こえるように叫んでいた
神山も部屋のガラス戸を開けて新しい空気を入れると確かに臭かった
しかし過ぎた事を言っても始まらないので神山は口臭を消すガムをかんだ
神山は起きて裸のまま脱衣所へ行くとそれを見た由紀枝は
「ねえ 朝からぷらぷらは辞めて なんか着てくれないかしら もう」
「だって ベッドで着てここで脱ぐって時間の無駄だろ」
「そう 言ったわね じゃあ今度私がそうしても怒らないわね」
「ごめんなさい 着てくる」
神山は素直に寝室に戻って部屋着を着てわざと由紀枝の周りを歩くと
「分ったわ もう 勝手にして 忙しいの もう」
そう言い神山にキスをしてパンツを下ろすとおちんちんにキスをした
「まあ 昨夜は頑張ったほうだから許してあげる 早く入って」
神山は完全に主導権を握られていた
シャワーを浴びてシャッキとさせるとダイニングテーブルに着いた
由紀枝が朝ご飯をテーブルに並べると神山は感心した
「ごめんなさいね 昨夜のが有るけど さあ 頂きます」
「頂きます」
神山は昨日下作りしたものとは分らなかった
「由紀枝 美味しいよ ほんとよく出来るね 感心するよ」
「ありがとうございます そう言ってくれると張り合いが出るわね」
「ほんと 目玉焼きも上手だし うん 美味しいよ」
「でも貴方は少しおしょうゆ掛けすぎよ おしょうゆの味しかしないでしょ」
「そんな事は無いさ それとね納豆がいいね これがあると
ご飯を御代り出来るからね」
「ええ 私もそうよ みんな嫌がるけどおちんちんよりいい香りよ」
「こら 何て事を もう」
神山と由紀枝は笑いながら朝食を済ませると神山も後片付けを手伝った
由紀枝は身支度を済ませると神山に
「ねえ 早くして 出かけるわよ」
「おいおい まだ9時前だよ 幾らなんでも早いだろう」
「いいの 慣れるのに時間は関係ないわ そうでしょ」 
「おお その通り ちょっと3分待ってくれ 用足しをする」
二人は駐車場で
「じゃあ 気を付けてね」
「ええ 今夜電話ちょうだい さみしいから」
そう言ってキスをした
神山は
「あれっお化粧は」
「ふふふ 見習の時はこの方がいいの でも少ししているよ ふふふ」
「そうか 分った 24日の夜は駅前寿司に行こうか」
「ふぁ~嬉しいわ そうしたらそのようにメニューを変更です」
「ごめんごめん そうか いいのかな」
「ええ 大丈夫ですよ 冷凍だから」
「じゃあ」
「は~い 行ってらっしゃい」
「うん」
由紀枝が先に車に乗って駐車場から出ていた
見送ったあと神山もフェアレディーZに乗って御殿場ICに向った
東名に入ると小雨がぱらついて来たので慎重なドライブを心がけた

渋谷で下りて上原の部屋に戻って着替えをした
FAXや留守電が無い事を確認して部屋を出た
フェアレディーZで会社に向う頃には雨が本降りになった
神山は一旦部屋に戻り傘を持って車に乗った
次長室に着いたのは9時だったので昨日のレポートを読んだ
全員のレポートを読み終わると洋子が出勤してきた
洋子はニコニコして神山に
「昨日は ありがとうございます お陰で助かりました
以後 事前に報告します ごめんなさい」
神山はわざと
「うん よかったね」
洋子は神山がまだ怒っていると思い
「ねえ コーヒーを入れますね」
そう言うと冷蔵庫を開ける時にわざとお尻をぷりぷりさせていた
神山は音を立てなよう後ろに立っておちんちんを擦りつけると
「もう 元気なんだから 本当にごめんなさい」
「もういいよ それよりこのレポート アルタにFAXした?」





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2012年3月15日木曜日

Vol.614 ゆり -6-39



なぜ休みの私に電話がきたのか考えていた
「由貴 わかったよ残念だが 夕食は次にしよう」
神山は由貴にキスをしてクリトリスを触ると
「お願いだから触らないで 欲しいのを我慢しているの 分ってね」
神山はそこまで言われると引かざる得なかった
二人はキスをすると由貴は悲しそうな顔で
「ほんとにごめんなさい でも納得がいかないわね」
神山と由貴は出かける準備をして
「ねえ これに懲りないで来て お願いします」
「うん 仕事だから仕方ないさ ねえ元気出して」
「は~い 分りました」
「今度は 泊まりで来るからね」
「ええ お願いします」

二人は部屋を出て先に来たタクシーへ由貴を乗せ神山は次のタクシーで
銀座に戻った 
次長室には寄らずにホテルの地下駐車場に行ってZに乗ると上原の
マンションへ向った
車を駐車場に止めると部屋に戻ってショーツなど着替えて由紀枝に電話をした
「神山です こんにちわ」
「ふぁ~ 神山さん こんにちわ」
「初出勤おめでとうございます お疲れ様でした」
「ふふふ 亜矢子さんから聞いたんでしょ」
「うん まあ ところで今夜はどう」
「どうって」
「うん 泊まろうと思っているよ」
「ぎゃあ~ もう ほんと ぜんぜんOKですよ うれしいわ」
「わかった あと1時間以内で行くよ」
「は~い 分りました でも夕飯はこれから考えて買い物しようと
思って考えていたんです」
「うん そうしたら 明日の朝と夜に回せばどうだろう」
「ええ そうします すぐに行って帰ってきますよ」
「慌てて忘れ物が無いようにね」
「は~い 分りました 待っています」

神山は電話を切ると部屋に来ているFAXや留守電を確認したが
緊急性が無かったのでバッグに入れて仕度をした
部屋を出ると駐車場から車を出して渋谷で高速に乗ると飛ばした
この時期はまだ夕日が沈まないで目に入り運転には少し気を使った
それでも東名では200以上出して御殿場ICにはすぐに着いた
ICを下りると多少渋滞に出会ったがそれでも50分で着いた
部屋に行くと由紀枝は神山に抱きついて
「わぁ~ 凄いわ 毎日会えるなんて 嬉しいわ~」
「おいおい 痛いよ 結構力が有るんだね」
由紀枝はすぐに神山のおちんちんを触って
「ねえ 使っていないでしょうね でもいいか 男だから ふふふ」
「ところで 夕飯は」
「うん 先日好評を頂きましたしゃぶしゃぶで~す」
「わぁ~お いいね じゃあ手伝うよ」
「いいわよ 先に汗を流してきて その方が気持ちいいでしょ
湯船のお湯が熱いかもね 気を付けて」
神山は言われたように用意された部屋着を持って浴室に入って
シャワーで簡単に流すと湯船に入ったが冷たかった
「由紀枝 ちょっと来てくれ~」
聞いた事が無い大きな声だったので由紀枝は慌てて浴室に行くと
「由紀枝 またやったね 水だよ もう でも気持ちよかったけどね」
由紀枝は顔を真っ赤にして
「ごめんなさい 忘れていた 失敗」
由紀枝は安心してキッチンに戻った
(もう 脅かすんだから そのくらいのことお湯を出せば済む事なのに
やっぱり 私に甘えているのね ふふふ)
神山が浴室から出てくるとしゃぼんの香りが漂って
「うん 良い香りだわ このボディーソープ さっき買ったの
新製品で安く売っていて 香りが良かったから どう」
「うん なかなか爽やかで強くないしいいね~」
「でしょ よかった 貴方に誉められると幸せよほんと」
由紀枝は部屋着にエプロンをしていた
神山は似合っていると感じて見入ってしまった
「なに見ているの わかった この下のおっぱいを想像したんでしょ
いやらしい でもそれが元気の元だもんね ふふふ」

神山は何も言えずにダイニングテーブルに座ってエプロン姿を見て
今度は部屋着に隠れている豊かな胸や形のいいお尻を想像した
「はい 用意が出来ましたよ」
由紀枝が皿に食材を綺麗に並べてテーブルに置いた
神山はテーブルコンロを着火させると
由紀枝は冷蔵庫からビールを出して二人のグラスに注いだ
「では 私の初出勤おめでとうございます で かんぱ~い」
神山もニコニコと由紀枝とグラスを合わせた
「もう大丈夫だよ ほらぐつぐつしてきたから」
神山と由紀枝はお肉を湯にしゃぶしゃぶしてたれを付けて食べた
「う~ん なんか違うね 美味しいよ」
「ふふふ よかったわ 誉められて」
神山は又食べるとやはり先日と違っていた
「分らないな なんだろう でも違うな このお湯が違うんだ」
「ピンポーン これね玉葱を茹でた汁なの だから甘いでしょ」
「そうか さすが由紀枝 大したもんです」
二人は由紀枝の工夫で美味しいしゃぶしゃぶを堪能した
由紀枝は野菜類を食べた後にちんげんさいやほうれん草を茹でた
「何しているの」
「ふふふ これでカットをして冷凍するの もうそのまま食べられるでしょ」
「なるほど さすが」
由紀枝はきしめんを鍋に入れて茹でた
神山はお椀に出し汁を取り塩コショウ 薬味ネギを入れ待った
「もう大丈夫だよ 食べよう」
神山と由紀枝はきしめんを食べると美味しかった
「ここでも玉葱が効いているね 美味しいよ」
「わぁ~ 美味しいわ ほんと 自分で誉めちゃうわ ふふふ」
神山は由紀枝の笑顔でお腹が一杯になりそうだった
綺麗に食べ終わると神山は後片付けを手伝い早く終わらせた

ソファーに座っていると由紀枝がお茶を用意してくれた
「由紀枝 25、26、27の連休だけど24日日曜日の夜に逢おう
ホテルは6時で終るとしても7時には戻れるでしょう」
「ええ そだうだと思うわ でもどうするの?」
「24日の夜 僕がここに泊まって25日朝に鎌倉見学 夜に箱根
26、27と箱根を廻って27日は乙女峠を下れば御殿場だよ」
「わぁ~ 素敵よ ほんと凄い 晴れるといいわね」
暫く鎌倉の事を話をしていると由紀枝が
「ねえ 一緒にはいろう」
神山は頷いて先に浴室に入りソープを湯船に入れてジャグジーを使った
泡が勢いよく出来て湯船一面行き渡ると神山はおちんちんを大きくした
脱衣所で由紀枝が部屋着を脱ぎ始めたので神山は肉棒を泡から出して
上半身と下半身を湯の中に沈んで由紀枝を待った
「お待ちどうさま」
浴室の扉を閉めて
「ぎゃあ~ もう 神山さん 大丈夫ですか?」
由紀枝は立ち竦んで叫んだ
神山の顔が泡から出てくると
「もう 子供より悪いわよ びっくりしたわ おちんちんが浮いているの」
「ごめんごめん でも久しぶりに脅かしたな ははは」
「ば~か もう 心配したんだからね さっきは水だったけど
今度は何を失敗したか分らなかったわ もう でも格好良かったけど
おちんちんだけだと なんか物足りなかったわ」
「さあ おいで」
由紀枝は湯船に入りニコニコして神山の脇に座って二人で夜空を眺めた





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2012年3月14日水曜日

Vol.613 ゆり -6-39



お給料も跳ね上がるわね 楽しみよ」
「そうか 良かったね 来てくれて 由紀枝は亜矢子の事を
本当のお姉さんと思っているよ 頼んだよ」
「はい 分りました」
「うん 仕事中にありがとう では」

話をしていると由貴のマンションに着いた
神山は自動ドアのインターフォンに話し掛けた
「は~い 分りました いまあけま~す」
ドアが開きエレベーターで最上階に行くと由貴が待っていて
「わぁ~ お帰りなさい」
「ありがとう」
そう言って部屋に入ると自分の代々木の部屋と同じで少し驚いた
「わぁ~お 前と違って良いお部屋になったね」
そう言い由貴を抱きしめてキスをした
「私 幸せよ 神山さんが居なかったらここに住めなかったもん」
今度は由貴が神山にキスをした
「どうだい 片付いたかな」
「ええ 殆どね でも片付けてない物があります なんでしょう?」
「ははは 分った Tシャツやそうだな通勤靴」
「ハズレです 私のしたぎで~す ふふふ
だって 男の人って憧れでしょ ショーツとか だから残しておいたの」
「そうか ありがとう 楽しみだね」
「ねえ 今夜は泊まってくれるの?」
「うん でもまだ終っていないだろう」
由貴は顔を真っ赤にして
「なんで そこまで覚えているの」
「本人に興味が無いと覚えられないよね」
由貴は嬉くれ神山に抱きついて
「ありがとうございます うれしいわ」
「うん だから今夜は帰るよ 寂しいけれどね」
「ねえ もうお仕事終ったの?」
「うん 終ったよ」
「ねえ そうしたら お風呂に入りましょうよ」
「うん 入ろう」
由貴は浴室の整理をして
「ねえ 神山さん 準備OKよ きて~」
神山はソファーにバッグやジャケットを脱いで脱衣所に行くと
由貴がGパンやシャツ 靴下まで脱がせてくれてショーツの上から
おちんちんを触ってニコニコ笑って
「神山さん どこかで抜いて来たでしょう ほら跡が残っている
ちゃんと綺麗にしないと駄目よ もう」
「はい 気を付けます」
二人は笑って
神山が先に浴室に入ると簡単にシャワーを浴びて湯船に浸かった
「お邪魔します」
由貴が入って来たので神山は黒々としたヘアーを見ていると
「まあ そんなに見たいの じゃあ見せてあげるね」
由貴はしゃがんで神山の目の前で膝を広げると
秘所から5cm位紐が垂れていた 
神山が手を出すと由貴は腰を引いて
「もう 駄目です 一杯出ますから失神しますよ ふふふ」
神山はその言葉を聞いて止めた
由貴が浴槽に入る時に携帯が鳴っていた

神山の呼び出しではなく由貴の携帯だった
「ごめんなさい 何かしら いやねほんとに」
由貴が浴室から出て電話を取る筒井からで
昨日の在庫員数が合わないので本社に応援要請だった
「私じゃないと 駄目ですか」
「うん 昨夜携わった者はタッチ出来ないんだ 本当に申し訳ないけど
これから応援に着てください」
「誰も 居ないんですね」
「うん 責任者の判を押せるのは君しか居ないんだ」
「分りました でもちゃんとこの分は埋め合わせをしてくださいね」
「うん 分っているよ」
「でも1時間位掛かりますよ いいですね」
「うん お願いしますね」
由貴は浴室に戻ると神山にこれから出勤のことを伝えた
「えっ 出勤? 酷い話だねそれは だってそんな事分って
ローテーションを組んでいるんだろう」
「ごめんなさい 本当に だけど可笑しいのよね 久保チーフが
居るはずだけど どうしたんだろう」
由貴は今日の事が有る事を久保チーフは分っていた筈なのに





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2012年3月13日火曜日

Vol.612 ゆり -6-39



そこで先程も言いましたが箱を2つ使った場合は結構遊べると
思うんです ただそれも御殿場プロジェクトの審査を通らなければ
アウトなんで そこをしっかり押さえたいですね」
「そうですか」
「逆にアレックスジャパンのブースは10億単位で動かせますから
理由付けさえしっかりしていれば出させます」
「えっ 10億単位ですか」
「ええ そこまで決めてきていますよ 私は」
「いや~すごい手腕です そうすると鈴や食品と
アレックスジャパンを上手に繋げると言う意味はそこにですね」
「ええ そうです しかし東都食品が鈴や食品の傘下という
構図だと鈴や食品も出さざる得ないでしょう
東都食品も最低3億で6億まで出すと契約を結びましたから」
「なるほで でも改めて山ちゃんの事を見直ししました
分りました 私もここに残ってスケジュールを作ります」
「ええ お願いします」
神山と洋子は次長室に戻ると神山が
「ちょっと銀行にいってくる」 
洋子にそう言い残しバッグを持ち銀行にき過日 亜矢子と買った
宝くじの換金をして現金を2千万円をバッグにいれ部屋に戻った
「洋子 アレックスジャパンの2000万円は僕が預かっていいね」
「ええ 構いませんよ だってあなたのお金ですもん」
「でも ほら もと人事のエリートに断らないとね」
「そんな事気にしないでください もう 抱いて貰えないわ」
「ははは では 預かるよ」
神山は時計を見ると15時になっていた
「洋子 今夜はどうする?」
「ええ 出来れば早く帰りたいんですが、、、あの」
「そうか わかった そうしたら僕はこのまま外出して帰る
だから洋子は5時頃までいて帰っていいよ」
「ごめんなさい そんな嫌がって言った訳じゃないんです」
「うん だからいいよ」
神山はそれ以上洋子と話をしないで帰り仕度をして部屋を出ると
Gプロジェクトの部屋に行き佐藤部長に
「5月25、26、27日は休みにします
と言っても仕事が優先ですから 出勤しても構いませんが私は休みます
勤務形態はアルタ本社と同じでいいですよ ただ詰まってくると
休みが取れなくなる恐れがある事は承知してください
それから明日午前中から各ブースの方向性を打ち合わせします」
神山は佐藤部長に言うと5万円を渡し
「これで慰労会をして明日から頑張って下さい お願いします」
「神山さん そんないいですよ」
「いえ 本来なら私がどこかで席を設ければ良いのですがこれから
外出するので これでお願いします また一緒に行きますよ」
「そうですか 分りました それとスケジュールですが 明日には
ご説明できるものがお渡しできます」
「ありがとうございます 楽しみですね お願いします」
神山はそう言いGプロジェクトの部屋を後にした時携帯がなった
「洋子です 先程はごめんなさい 母の頼まれ物があってどうしても
早く出たかったんです それが済めば大丈夫です 時間は空きます」
「うん 分りました でもいいよ今夜は 早く帰りなさい 間に合うように」
「はい 分りました ごめんなさい では5時に上がりますん」
洋子はこんな筈じゃなかったと思った
もっと早く伝えておけば神山を怒らせないで済んだと思ったが
今後このように母からの用件は当日受けないようにしようと決めた
結局自分が招いた事態である事を反省した
「うん では」
神山は電話を切ると由貴に電話をした
「わぁ~神山さん こんにちわ 素敵なお部屋になりましたよ」
「うん 良かったね これから行くけど大丈夫ですか?」
「わぁ~ ほんと うれしいわ~ 待っていますよ」
神山は電話を切るとタクシーで代々木の由貴が
住んでいるマンションに向った

神山は亜矢子に電話をして
「こんにちわ 神山です どうでした由紀枝は」
「こんにちわ桜川です 大丈夫よ 早く済んでもう自宅に帰ったんじゃない
由紀枝さんって凄い能力を持っているわね びっくり」
「どうしたの」
「ええ 最初にレポートにこのホテルに期待することや自分の希望など
書いて貰うんだけど 普通1時間位掛かる所20分で仕上げたの
それが 誤字脱字が一切なくて 文章も分りやすく纏められて
椿も坂井もビックリしていたわ 普段だと分らないわね
だから うちとしては大喜びよ これで2ヶ月くらい勤務したら





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2012年3月12日月曜日

Vol.611 ゆり -6-39



「ねえ 築地に行きましょうよ」
「うん そしよう」
二人は銀座に戻り ホテルの地下駐車場に止めるとその足ですぐに
タクシーを拾い銀座築地 寿司屋いせ丸へ行った
洋子が携帯電話で予約をしていたので奥の座敷をキープできた

暖簾をくぐると女将が
「お久しぶりでございます どうぞこちらです」
そう言い いつもと違う部屋に案内された
何時ものようにビールが運ばれ鮮魚のおつまみが出てきた
二人は御殿場の由紀枝が住んでいるマンションや管理人の話をした
「それでね洋子 由紀枝が25、26、27日と休みなんだ
そこで洋子も休んで3人で箱根にいこうと考えている」
「へぇ~いいの そんなに休んで」
「だって 今日これからたたき台を提案すれば忙しいのはここ2、3日だよ」
「でも いいかしら」
「洋子 最高責任者がOKと言っているんだよ 大丈夫だよ」
「はい 分りました ごめんなさい」
「うん それで亜矢子さんも誘ったけどお母さんのところで用事があって
参加できないと言っていた 残念だけどしょうがないよ」
「そう でも大丈夫ですか? お母様は」
「うん 病状は快方に向っていると言っていたよ 大丈夫だよ」
「私の母のように動き回れるようになって欲しいわ」
「うん その関連で介護の件もアルタの内藤社長が進めているよ
もしかしたら 僕も1億出資する事も考えている」
「えっ1億ですか」
「ああ 亜矢子の非営利な考え方に感銘を受けたのさ」
「そうなんですか 亜矢子さんそんなにまで、、、」
神山と洋子は食べ終わると次長室に戻り午後からの仕事に備えた
14時少し前Gプロジェクトの部屋に行くと全員が揃っていて
洋子が午前中のレポートを回収した
神山が全員を会議テーブルに集めると早速神山の書いたスケッチを見せ
「あくまでもたたき台です しかし決まっている事は先程も
話したようになっています ここからが本当の勝負と思い頑張って下さい」
神山は静岡県庁の考えや御殿場プロジェクトのスタンス
各ブースの概算予算など大まかに伝え
「これから 進めていく事は8月に建築設計が出来るように
仕事をしていかなければ全員くびです いいですね
詳細はリーダーの高橋さんと決めて欲しい 
まずは スケジュールをどうするか 今日中に決定をしてください
微妙なずれは調整できますが節目は抑える事 高橋さんお願いしますね」
「はい 分りました それで工事着工は何時ですか」
「ええ 10月1日からです したがって時間がありません
しかし 私が選んだプロなので信じています
従いまして 各ブース会社とのやり取りは最小限にとどめ
デザインが出来た順に工事の見積りも同時進行します
今日から大変ですが頑張って下さい」
「関係会社との打ち合わせは3回位みておけばいいですか」
「そうですね 微調整や修正を除けば2回でしょう
1回めはすり合わせ 2回目で決定としたい
8月1日と言いましたが 7月15日と思ってくださいお願いします」 
神山はスケジュールを話すと各ブースの詳細をスケッチを見せながら
説明をしていた
色々なアイディアが出てきたがそれは今後仕事で生かして貰うと言い
全て神山の基本姿勢を説明した
Gプロジェクトの面々はやる気を出したが大変な仕事だと思った
話を聞いていたグラフィックデザイン担当の田辺係長や
見積もり資材関係担当の山下らが
「僕達の仕事は何時からですか」
「こら 何を聞いている もう始まっているよ
例えば各ブースの基本となるカラーデザインや敷地に対する
予算振り分けなど一杯あるだろう メモを取っていないの」
「はい 済みません」
「今後 必ずメモを取って横の連絡をスムーズにしてください
今までの会社と違う事を頭に叩き込んでください いいですね」
佐藤部長が
「神山常務の言われる通り でないとこの事業は潰れる 
それを肝に銘じて仕事をするように 頼んだよ」
佐藤部長が神山に
「しかし 山ちゃん 時間が無いのに良くここまで纏めたね
いや感心しました これだけ出来ていれば7月の始めにはメドが
立ちますよ ありがとうございます」
「いえいえ しかし一番困っているのがニーナ・ニーナのブースです
予算が無いので既存の箱を使うしかないんですよ





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2012年3月11日日曜日

Vol.610 ゆり -6-39



旅行の纏めと 自分が何に感銘を受けたか
それを今後どのように生かしたいかを書いてください
このレポートはアルタ人事考課の一環です 時間は12時まです
今日は14時から仕事を始めます 宜しいですね レポートには
ご自分の氏名を忘れずに書いてください」
神山は佐藤に
「どうされたんですか 部長直々に」
「いや~ ほら彼らと会っていなかったから見にきたのさ
しかし山ちゃんの言う通り 済みませんでした」
「いえいえ そんな 部長申し訳ないんですが
僕達はアレックスジャパンに行きます 14時には戻ります」
「もう 進んでいるんですね」
「ええ 大分 たたき台も一杯書きましたよ」
「そうですか 分りました 行ってらっしゃい」
「では」

神山と洋子は次長室へ戻り
「洋子 これからアレックスジャパンへ特別軍資金を受け取りに行く
一緒に来てくださいね」
「はい 分りました この格好でいいかしら 特別軍資金って?」
「うん 色々とさ 向こうがくれるんだ」
「あっ 例の事件?」
「うん そんな所かな」
「でも いいかしら 大丈夫?」
「うん 美しい OKだよ」
二人は仕度をしてホテルの地下駐車場に行って車に乗った
青山のアレックスジャパンまですぐに着いて8Fに行くと
「やあ 神山さん元気」
「やあ Jr 元気そうだね」
二人は抱き合い 挨拶をした
早速ガラス張りの社長室へ入るとJrが引出しから2000万円をだして
「これからもお願いしますね」
「分りました ありがとう」
神山は大きなバッグに入れると打ち合わせに入った
静岡県のスタンスや御殿場プロジェクトの考え方など情報提供と
今後の進めかたや資金に付いて納得をして貰った
「大丈夫だよ 神山さん 父は信じているから
我社の事だけでなく御殿場アウトレットの繁栄はそのうち
後になって我社に利益をもたらすと考えているよ
あそこが成功すれば我社は安泰だよ アルタも一生懸命に動いているよ」
「わかった ありがとう では10億単位で動くけれど頼みます」
「うん 全然心配しないで」
この打ち合わせでは二人の秘書 洋子と涼子が同席をして
メモを取っていた 話し合いが終るとお互いにメモを交換して
発言に間違いがないかチェックをしてサインをした
Jrはサイン交換が終ったのを見て神山に
「ボーンが本国に返されたよ 今日連絡が有った」
「わかった ありがとう」
「神山さん それから 辞令です どうぞお願いします」
神山と洋子は英文で書かれている辞令を受け取りJrにお辞儀をした
再び二人は握手をして別れた

車に乗って暫く走ると赤坂のポルシェジャパンが見え神山は立ち寄った
ショールームに入ると6台飾ってありどれも輝いていた
神山が目にしたのは20%OFFのびらが付いた赤いポルシェ911だった
傍に近寄って見ていると店員が来て
「いらっしゃいませ 実はこの車はまだ新車なんです
昨日納車したんですがお客様が不要という事で引き上げたんです
メーターを見ていただくと分りますがまだ50Kmしか走っていません
この車は先程展示したばかりですお買い得ですよ」
神山は20%OFFなら税金や手数料を入れても新車を購入するより
安いと判断して購入する事を決めた
店員によると手続きで2日掛かると言われOKを出した
カウンターで色々な書類にサインをして押印をした
「では23日の納車は会社にお願いします 何時になりますか」
「ええ 11時にはいけますよ」
神山は先程アレックスジャパンから貰ったお金で1450万円を払った
ショールームを出ると洋子が
「凄いわね ポルシェ911ターボを買って」
「うん 自家用だからね 何時もZばかりよりね それにレンタカーは
甘いし気を使うからね」
「ふふふ そうね でも乗せて欲しいわ」
「うん いいよ」
「さて お昼だけど何処で食べようか」





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2012年3月10日土曜日

Vol.609 ゆり -6-39



「はい 分りました それで昨夜は一杯抱いてもらった?」
由紀枝は顔を赤くして
「ええ 満足です 今朝も飲んじゃいましたよ」
「まあ 元気ね」
亜矢子と由紀枝は楽しそうに笑っているが神山は疲れが溜まってきた
「さあ 由紀枝 いこう あまりゆっくりだとね」
「そうね 由紀枝さん 気を付けてね」
由紀枝はニコニコして亜矢子に挨拶をして駐車場を確認し
自分のマンションへ戻った
神山は広い道路をそのままといって左の脇道に入らなかった
暫く走ると先程の分岐点に着いて
「わかった ここを曲がった方が早いでしょ」
「ええ ありがとうございます でも曲がらなくても行けるんですね」
「うん ただ時間がかかるでしょ それだけ ここは交通量も
殆どないし 人も歩いていないしほんと便利だね 
でも 慣れるまで広い道路でも構わないよ」
由紀枝はガソリンが少なくなったので マンションの手前で入れた
車を駐車場に止めると神山と由紀枝は下りて
「25、26、27日の件は今夜電話するよ がんばってね
分らない事が有ったら 自分で解決しないで亜矢子さんに聞きなさい」
「はい ありがとうございます 神山さんも気を付けて下さいね」
「うん ありがとう では行ってらっしゃい」
由紀枝はマーチに乗ると神山に手を振って初出勤をした
神山は時計を見ると9時前で由紀枝は充分間に合うと安心した
フェアレディーZに乗ると市街地を抜け御殿場ICで東名高速に入って
どんどんとスピードを出すとすぐに首都高に入って銀座ICでおりて
何時ものホテルの地下駐車場で止めた

まだ10時になっていないのでゆっくり歩いているとホテルを出たところで
洋子とばったりあって
「やあ おはよう 昨日はありがとう」
「おはようございます よかったです 元気になった?」
「うん さっき亜矢子さんも心配していたけど元気になったよ」
話しながら次長室に入るといきなり洋子が抱き付いて来て
「ねえ もっと抱いて お願いします」
神山はキスをして抱きしめていると下半身が段々と元気になった
「はしたないでしょ でも我慢できないわ お願いちょだい」
神山は洋子を次長席に連れて行きスカートをたくし上げ
パンストとショーツを引き下げるとショーツはベトベトに濡れていた
自分のGパンをおろしてショーツを下げ肉棒を洋子の膣に挿入した
「あっ うっ~ うっ~ きもちいいわ」
洋子は自分から腰を振って神山もリズムを合わせた
「あつっ あうぅ あぅ~ いいわ~ ほしくてたまらなかった」
「ぼくも気持ちいいよ」
「う~ん う~ん うっ~ うっ~ ねえきて いきそう」
洋子の膣がどんどん狭くなって肉棒が悲鳴をあげた
「きてる でてるわ あっ~ あっ~ あっ あっ」
神山と洋子は一緒に快楽の頂点を味わった
洋子はすぐに肉棒を抜くと体液を綺麗に舐めティッシュで拭取った
「ふふふ モーニングSEXね よかったわ すっきり仕事が出来るわ」
洋子はスカートをたくし上げてからショーツとパンストをあげ 
スカートを降ろすと手でしわを直した
神山は次長席に座って時計を見ると10時30分になっていた
「洋子 Gプロ何か連絡あった?」
「いいえ 何も聞いていないです 遅いですね」
「うん 初日からこれでは困るな」 
神山はいらいらしてタバコを吹かしていると部屋の電話が鳴ったので
「はい 神山ですが」
「山ちゃん おはようございます」
「孝ちゃん 遅いよ 全員揃った」
「済みません ええ 揃っています」
「うん ではそこに行く」
神山は洋子にレポート用紙をと言うとニコニコしてOKサインを出した
二人は4階にあるGプロジェクトの部屋に入るとアルタの佐藤部長も居て
佐藤に神山は簡単な挨拶をし全員に
「こら 遅い 初日からなんだと思っている 反省が必要」
と一喝すると高橋が
「済みません 少しのんびりしました 気を付けます」
「孝ちゃん リーダーだからもっと引っ張ってよ お願いします
まあ 起きた過ちは二度と繰り返さないように いいですね」
全員が声をそろえて分りましたと意気消沈した
洋子が全員にレポート用紙を配って
「みなさん おはようございます 長い旅行をされて疲れていると
思います お疲れ様でした さてお配りしたレポート用紙に





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2012年3月9日金曜日

Vol.608 ゆり -6-39



おちんちんが肉棒になるのに時間は掛からなかった
由紀枝の手が肉棒を掴み優しく上下運動を始めると
「ほら だんだんと美味しいお汁が出てくるでしょ」
由紀枝は自分で腰を前後に動かし始めクリトリスの刺激を高めた 
急に体を反転させると今度は69の格好になって口と手で肉棒を攻めた
このあと神山と由紀枝は何回も交わって抱き合って寝た

5月21日 木曜日 快晴
「さあ 起きて でも起きないな もう 早く起きてよぉ~」
由紀枝は神山のおちんちんをおしゃぶりし始めると段々と大きくなって
更に手でしごき始めた
神山は下半身が気持ちよくなったので発射した夢を見た
「わぁ~ 凄いわ 寝ているのに でた~ 勿体無い」
由紀枝はそう言い神山のスペルマをぺろぺろとなめて肉棒を綺麗にした
それでも起きないので 由紀枝は部屋着のパンツを脱いで神山の顔に跨り
クリトリスを刺激しているとようやく神山が目を覚まして
「わぁ~お~ な 何 何しているの」
「ふふふ ようやく起きたわね 早くして練習でしょ 先生」
神山はようやく理解できて
「ごめん ゆっくり寝てしまって でも気持ちよかったよ」
「ふふふ 出した夢でしょ」
「えっ なんで分るの?」
「ば~か 実際に出したの 寝ていてもでると思ってビックリしたわ もう
だれとSEXしていたの 私? 亜矢子さん?」
「う~ん ほんと 気持ちよかっただけで分らないよ」
「いいわよ そのうちぼろが出るから 早くしてねえ」
「うん でも出たんだ でも綺麗だよ ほら あっ 出してた」
神山は自分のお腹に飛ばしたあとが有ったので
「ごめんなさい 出しました」
二人は大笑いした 神山は熱いシャワーを浴び体をシャッキとさせた
ダイニングテーブルに座ると由紀枝が
「では ビールで乾杯と行きたいけど麦茶で乾杯です」
二人は笑いながら麦茶を飲んでご飯を食べ始めた
由紀枝は冷凍できる物は一度に作り分けて冷凍していた
今朝の料理も昨夜作ったフライだったが全然冷凍と分らなかった
「随分楽よ 冷凍庫があると 本当はホテルで使っている業務用だと
マイナス20度まで下げられるから便利だけど仕方ないわね」
「でも 家庭用でもマイナス10度はいけるだろう」
「ええ でも欠点があるのよ家庭用は 温度が一定じゃないの
だからあまり長期保存は向いていないわね せいぜい1ヶ月でしょ」
二人が食べ終わると8時になっていたので神山も片付けを手伝った
由紀枝が出勤の仕度を始めると今までと違う由紀枝が現れた
モテリコのスーツを着ると頼りになるお姉さんだった
神山はルージュをさす前に由紀枝を抱きしめてキスをして
「美しいよ 輝いている」
「ほんと ありがとうございます うれしいわ」
神山も身支度を済ませると由紀枝を待っていた
「お待たせしました」
神山は素敵な女性に変身した由紀枝に驚いて
「由紀枝 ますます美しい うん 綺麗だよ」
そう言い二人は駐車場に行きマーチに乗った

由紀枝が分る道は少し飛ばしたが神山が教えるポイントでは
ゆっくり走って周りを確認した
「あそこだよ 間違えやすいのは」
由紀枝は神山が言うように右に入ってすぐ左に曲がった
「わかったわ ここが通り過ぎるところね」
「うん でもまっすぐでも行かれるけど大回りになるんだ
だからこちらが近いんだよ」
由紀枝は頷いて車をバックさせて最初の分岐点まで戻った
「もう一回行きます 先生」
そう言い 右に入ってすぐに左に曲がって3、4分で広い道路の
向こうにはホテルが見えた
「ここか 写真より綺麗ね」
「そうしたら 亜矢子さんに駐車場を聞くよ 待っていて」
神山は亜矢子に電話するとエントランスに居るので車が分ると言って
わざわざ出てきてくれた
「おはようございます 先輩」
「いらっしゃい 駐車場は左手のあそこの角を入ったところに有るわ」
「やあ おはよう」
「お疲れ様でした あれっ 今日はお仕事でしょ」
「そう 由紀枝ちゃんの先生でここまで教えた」
「そうよね まだ早いし そうすると一回帰るの」
「ええ 戻って神山さんを駐車場に届けて又来ます」





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2012年3月8日木曜日

Vol.607 ゆり -6-39



までなら大丈夫です あの襖の向こうの部屋です
離れみたいになっていて廊下で繋がっています
ここより少し割高になりますが 落ち着いて食べられます
今度 ご利用ください」

神山と由紀枝はお辞儀をして店を出ると
「ふぁ~ お腹一杯 美味しかったわ でも狭いですね 
おじさんと一緒に働いていたって」
「そうだね それにここであの女将に会うとはね~参った」
「ふふふ 女将さん 大分貴方の事気にしていたわね
でも もてる男の宿命ね よかったわそんな有名人と一緒って」
「おいおい なにも有名人じゃないよ ほんとあの時は小さくて
亜矢子が出る前に手で大きくして それで僕を引っ張り出したんだよ
その時はおちんちんは上を向いていたさ そこで亜矢子が3人に
あ~あ さっぱりしたので出ますって まあだから最初から
大きくしていないよ」
「ふふふ いいのもう 結果 有名人だから さあ帰りましょか
私が運転してもいい?」
「いや 僕がするよ 由紀枝は赤くなっているから」
そう言い神山はマーチを運転してマンションの駐車場に止めた

部屋に戻ると由紀枝は神山に抱きついて
「ねえ ほしいいの でもお風呂に入りたいわ」
神山が先に浴槽に浸かっていると由紀枝が後から入ってきた
二人は浴室から見える空を眺めていた 神山が
「由紀枝 よかった 晴れてきたよ ほら西の方に星が顔を出しているよ」
神山は願いが通じたと思って嬉しかった
寿司屋から帰る時には上がっていたが晴れるとは考えていなかった
由紀枝を抱いて嬉しさを伝えたかった
「わぁ~ 分りました 苦しいってば もう でもありがとうございます
そうよね 初日が晴れていると気分が違うもんね やったぁ~」
由紀枝は喜んで神山にキスをして神山のおちんちんを触り始めた
「ねえ 新しい所 このお風呂より広いでしょ」
「うん 大きくて驚いたよ」
「そうしたら もっと色々な格好でSEXできるね」
「でも潜らないといけないから大変だよ」
由紀枝は神山のおちんちんを潜って咥えたが
「はぁ~ だめね苦しい」
二人は笑ってお互いを愛撫し交わった
浴室から出るとバスローブを羽織ってソファーで寛いだ
「ねえビールでいい?」
「うん お願いします」
由紀枝は冷蔵庫からビールを出して二人のグラスに注ぎ呑むと
「わぁ~ 美味しいわ 今夜は特に嬉しいし楽しいわ」
「由紀枝さ 明日だけど 一回試し運転しようか ホテルまで」
「そうね 大体は聞いたの でも不安」
「よし ここからだと15分あれば充分に着くよ 僕が隣りに座って
練習をしようか」
「ほんと 嬉しいわ そうすれば覚えられるわ」
「うん 難しい所は無いからね 一箇所だけ有るけどそこは教えるし
う~ん そこを除けば殆ど大丈夫だよ」
「は~い 分りました 10時だけど亜矢子さんは挨拶があるから
30分前には来てねって言ってましたけど、、、8時30分から練習ね」
「うん 朝ご飯はどうするの」
「大丈夫よ 7時に起きるから それに明日持って行く物は
全部昨夜用意したし 大丈夫ですよ」
神山と由紀枝は明日の事を話していると由紀枝が
「ねえ ベッドにいこうよ~ 早く~」
神山がまだバスローブなので着替えようとすると由紀枝が
「そのままでいいでしょ 早く」
せかされてベッドに行くと照明を薄暗くして由紀枝が寝室に入ってきた
今夜はセクシーなロングネグリジェで神山に迫った

「今夜は程ほどにね ふっふ」
そう言うと由紀枝は神山の上にかぶさってきた
神山は由紀枝をしたからしっかりと抱きしめて
「こら このごろどうした 僕の上に乗って」
「だって ここを弄れるでしょ上だと 分った」
神山は自分が上になった時を思い出すと確かにうえの方が主導権を握り
下になっている女性を焦らしたりしている事を思い出した
健在神山は由紀枝に完全に主導権を握られて俎板の鯉状態だった
由紀枝は今までと攻め方を変えてきて最初から神山の顔を跨ぎ
「どう 美味しいでしょ クリちゃん」
神山は目の前に黒々としたヘアーがあり口にクリトリスがあって興奮した





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2012年3月7日水曜日

Vol.606 ゆり -6-39



「でもね お嬢さん 男は弱いんですよ ついついスケベ心で ねえ旦那」
神山はついに旦那になり
「そうなんだ 誘われて ついつい行ってしまった ごめんね」
後ろで聞いていた女将も
「大丈夫だよ この人は正々堂々として格好良かったよ お嬢さんが
選んだ人は立派だよ ほんと」
由紀枝は立派をおちんちんと勘違いして顔を真っ赤にして
「ねえ もう関係者以外の人に見せないでね お願いします」
それを聞いた女将や大将 神山が大笑いした
由紀枝も笑っている理由が分り余計に顔を赤くして下を向いてしまった

大将が神山に
「旦那 これもご縁だ はいこれサービス どんどん食べて」
神山は下駄に大トロや中トロの刺身を並べられ驚くと
「いいですよ 気持ちがいい人にはどんどんサービスするんですよ」
女将が
「だからねうちは傾いているのよ ほんと困ったもんで だけどね
お客さんが美味しいって食べてくれると張り合いが出ますよね
まあ それで持っているんですよ 遠慮しないで食べてくださいよ」 
神山と由紀枝は出された大トロを食べると口の中でとける美味しさだった
由紀枝が大将に
「すごく美味しいわ 久しぶりよこんなに美味しいの」
「へえ ありがとうございます 誉めて頂くと嬉しいですね」
隣りで聞いていたお客が神山に
「ここの大将は味が分る人にはどんどんとサービスをするんですよ
それで知ったかぶりが美味しいと言っても分るみたいで
サービスは無いんですが そこは商売で食べて貰おうと努力はしていますよ
だからお客さん達は本物の味を知っていると認められたんですよ
良かったですね」
「そうですか ありがとうございます 光栄です」
由紀枝は大将に差し障りない程度に自己紹介をすると大将が驚いて
「ええ 知っていますよ あの大竹さんでしょ そうですか
ご親戚の方ですか いえね私と一緒に仕事をする前に沼津で
働いていたんですが友人が亡くなってそこの料理屋を止めてきたと
そう聞きましたよ そうなんですか お元気ですか」
「ええ 今でも包丁捌きは天下一品よ ねえ神山さん」
「うん なにしろ美味しいね あの人の捌きは」
「ええ 沼津で大分勉強したと言ってましてね私も見習っていましたよ
お~い おまえ達 新しい人だ 味を見てもらえ~
あっちが長男坊でこっちが次男坊です 今美味しい刺身作りますから」
女将が
「神山さん あの時の二人ですよ ほらあそこに」
神山は女将が指を差す方を見るとニコニコしてお辞儀をしていた
「うちは月に1、2回連休を頂いてそれぞれ旅行をしているんですよ
その時はああやって厨房の人も一緒なんですよ」
「それでたまたまお会いしたんですね」
「ええ 神山さんが女風呂にきたお陰ですよ」
そんな話をしていると 長男と次男の刺身が下駄に並べられ
「うん 美味しいよ 大丈夫だよ」
由紀枝も頷いて 美味しいと言ったが
「でも お父さんにはまだね 頑張ってね」
「お~い おまえ達 頑張ってだとさ」
「へ~い がんばりま~す」
なんとも威勢いいお店に神山と由紀枝はすっかり気に入った
神山がねぎとろの細まきを頼むと快く引き受けて作ってくれた
「へい お待ちどうさま」
大将が新しい下駄に六巻切りのねぎとろを乗せて出してくれた

神山が店内を見ていると座敷は結構長居するお客だが
カウンターのお客は回転が速かった
隣りの客が遅い時間になるとカウンターでゆっくり食べる人が
増えてくると言っていた 
だから美味しい刺身を食べるなら早い時間の方が良いとも教えてくれた
神山と由紀枝は呑んだり食べたりして満腹になって会計を頼むと
大将がメモを女将に渡して
「神山さま 7000円です ありがとうございます」
「えっ 日本酒を呑んでいるよ いいの」
「ええ 大丈夫ですよ ちゃんと入っていますよ」
神山は1万円札を出すと
「こんなに安いと来れないよ これでおつりは次回にねっ」
女将はニコニコして
「はい 分りました ありがとうございます」
女将がお辞儀している時に大将が名刺を出して
「予約も出来ますから 電話を下さい 座敷の奥がありますよ6人位





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2012年3月6日火曜日

Vol.605 ゆり -6-39



生じた時は私が責任を持って対応いたします
今回その為の保険も入りました」
社長は保険の控えを持ってきて神山と由紀枝に見せた
「では社長 そのコピーも下さい 庄司由紀枝と実名が出ている以上
こちらにコピーがあっても可笑しくない筈ですが」
社長はコピーを2枚作り神山と由紀枝に渡した
神山と由紀枝は社長に礼を言って不動産屋を出ると
「なにかすっきりしたね 一応これで何もないし何かあっても
こちらが不利になる事は無いよ よかったよ」
「ええ ありがとう~よかった」
「今夜は何を食べようか ご馳走をするよ」
「そうね 美味しいお寿司が食べたいな」
「そうしたら ここいらにあるかな お寿司屋は」
「駅前に何軒かあったわ 何処が美味しいか分らないけど」
「兎に角行ってみようよ」

二人は御殿場駅前に行くとなるほどお寿司屋があったが神山は
一番大きいきらきらしているお店は敬遠してほどほど門構えが
しっかりしたお店を選び中に入った
店内は平日の18時と早い時間なのにお客が入っていた
ここは座敷とカウンターでもてなし カウンターの中では3人の板前が
威勢良く握りを作っていた
神山達はカウンターに案内され 早速メニューをみるとおつまみは
あまりないので神山が板前に鮮魚の盛り合わせを頼むと快く作ってくれた
ビールを注文するとすぐに出てきて神山が二人のグラスに注ぐと
「では 解決 乾杯」
由紀枝もニコニコして乾杯をした
鮮魚の盛り合わせが下駄に食べきれないほど盛ってあり
「ふぁ~凄い これを食べるの」
神山も驚いたがまずは一口食べてみると新鮮で美味しかった
「うん 美味しいよ いけるね」
「ほんと 新鮮だわ 久しぶりよ またこようっと」
由紀枝は女子寮を出てから新鮮な刺身を食べていなかった
1週間ぶりに新鮮なお刺身を食べて満足していた
神山も由紀枝と同じく1週間ぶりに美味しい刺身を食べた
「ねえ 由紀枝 どんどんと美味しいの食べて元気になれよ
でないと僕が悲しくなるからさ ねっ」
「もう 大丈夫よ」
「考えていたんだけど 今度の25、26、27日のお休みだけど
鎌倉とか箱根に行かないか どう」
「わぁ~ ほんと 行きたいわ~絶対にいく~」
由紀枝はニコニコして人目も憚らず神山のほほにキスをした
一瞬の事で周りのお客は気が付かなかったが板前はニコニコして頷いていた 
神山はこの際自分の車を購入しようと考えた
「それと 2日の引越しは僕がいるよ だから安心して」
「わぁ~ 嬉しいわ ほんとでしょ」
「うん 勿論だよ」

由紀枝は先ほどと同じ様にキスをした
暫く話していると頼んでいないあわびやいくらなど盛り合わせが出てきた
神山が板前に聞くと
「良いじゃないですか 若い子が喜んで お祝いですよ どうぞ
見ていて微笑ましいじゃないですか ねえ お客さん」
神山は笑顔で板前に御礼を言うと板前が
「お~い 女将 お客さん 日本酒だよ ほら」
神山は頼んでいないがビールが無くなったので頼むところだった
女将が日本酒を持ってくると神山の顔をじっと見ていて
「もしかして 赤沢ホテルでお会いしましたか?」
神山も振り返って女将をよく見ると女風呂で
会った元気のいいおばさんだった
「いやーここの女将さんでしたか ほんと恥かしかったですね ははは」
女将が板前に
「ほら 先日話しただろ 大きいの持っているって このお客さんだよ
貴方も少しは爪の垢貰って大きくしなよ ほんとだらしないんだから」
板前が神山に
「お客さんでしたか いやねホテルで風呂にいた男の逸物がでかいでかいと
それは煩かったですよ ようやく静かになったんですよ でもまた
今夜から言われそうですね ははは」

由紀枝がきょとんとしているので赤沢ホテルで先週14日の朝起きた
露天風呂の出来事を説明すると顔を赤くして
「もう そんな事していたの 恥かしいわ いやよ ば~か」
由紀枝は本気で怒った訳ではなく甘えてみただけだった
話を聞いていた大将が





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2012年3月5日月曜日

Vol.604 ゆり -6-39



由紀枝は気丈に出勤すると言っていたが果たして神山と替わると
「彼女は出勤すると言うので 神山さんに甘えて早く忘れなさいって
そう言っておいたわ 引越し休みはこちらで処理をしますね
お休みではなくて特別有給休暇を発行してもらうわ
ある部分 私にも責任あるしね お休みで分っているのは
25、26、27日の公休と31日から6月3日までの特別有給休暇ね
ねえ 神山さん 今夜お泊りでしょ」
「うん」
「そうしたら 一杯可愛がってあげてね お願いしますね
多少でも心の傷が癒されればいいと思うの
優しい男に抱かれると嬉しいしいやな事は少しづつ忘れるわよ」
「うん ありがとう では」
「ええ 私も忘れないでね」
「勿論だよ ねえ亜矢子 24、25、26日はどこかで連休取れないの」
「ええ 先日取ったばかりだし 母の所に行きたいの 残念だけど」
「うん 分りました では また連絡するよ」
「ええ お願いします」

電話を切ると休みの事を由紀枝に伝えるた
「ふぁ~そんなに頂けるんですか? だってそんなにないのに」
「良いじゃないか 彼女も責任を感じてお休みを取りなさいいって事さ」
「は~い 分りました ありがとうございます」
「じゃあ お風呂に入ろう」
神山は由紀枝の用意したバスローブを持って脱衣室に言った
由紀枝が浴槽に湯を張っていてくれたので簡単にシャワーを浴びて入った
外を見るとまだ雨が激しく降っているので心配した
折角の初出勤日に雨は無いだろうと願っていた
今までの神山は色々な催事の立ち上がりが木曜日なので
初日に雨が降らないように願っていた
「はいりま~す」
神山は突然の声で振り返ると由紀枝が前を隠さずに入ってきた
美しいプロポーションに黒々としたヘアーが印象的で見入ってしまった
「ふぁ~ いやらしい ここばっかり見ているの」
そう言うとしゃがんで体を簡単に流したあと秘所を洗う時に
神山に見えるようこちらを向いて膝を開き
「ねえ よく見える?」
由紀枝は更に神山に近寄って今度は膣を隠しているひだを開いて見せた
「綺麗な色をしているよ」
そう言うと神山はクリトリスを愛撫した 
二人は浴室で戯れ交わった

遅い昼寝をしていると神山の携帯電話でふたりが起きてみると
不動産屋からの電話でこれからこちらに来ると言う事だったので
30分遅らせて来るように伝えた
時計を見ると4時30分だったので二人は浴室でシャワーを浴びて
部屋着に着替えてビールを呑んだ
「ねえ あなた私 亜矢子さんの言っている事少し分るわ」
「うん なにが」
「だって 亜矢子さんこの間も壊れるって言っていたわ 私もそう 
SEXしている時は気持ちよくていいけど あとで効いて来るの
多分 今夜辺りとか明日は絶対にくるわね」
「どのような感じ」
「ええ 体が重たくなるの 疲れの一種ね 貴方はないの」
「うん ぜんぜんないよ」
「そうか 今度 男に生まれておちんちんを使いまくろうっと
神山さんに出来て私にできない事ないと思うし」
暫く考えていた神山が突然に
「それはそうと 不動産屋はなんで隠していたんだろうか
そんな大事な事を もしかしてが社長が加害者じゃないか」
「ええ 考えられるわね そうすると嫌ね お部屋に入ってもらうのは」
「こちらから 出向こう」
「でも大丈夫ですか?」
「うん すぐに電話をするよ 理由は幾らでもあるさ」
神山は携帯電話で不動産屋に電話をするとこれから
出る所だったと言われたがこちらから出向く事を伝えた
神山と由紀枝は着がえてマーチで不動産屋に行った
社長が賃貸借契約書を持ってきて神山と由紀枝は内容を熟読し理解した
最終的に弁護士の印鑑押印がされている事を確認して
神山と由紀枝は各自が押印した 
「社長 このコピーを下さいお願いします 本来なら原本を欲しい所ですが
弁護士さんの分もコピーだと思うので私もコピーで良いです」
「はい 分りました お待ちください」
社長は賃貸借契約書をコピーして神山に手渡し
「この契約書にも記載しましたが 庄司様が今後今回の事で経費負担が





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2012年3月4日日曜日

Vol.603 ゆり -6-39



モニターを見て話をするとマーチの納車だった
二人は急いで駐車所にいき営業マンと話をした
一通り説明が終ると由紀枝が運転をして駐車所に止めると
「すごく運転しやすいわ ありがとう神山さん」
「うん 良かったね」
営業マンはニコニコして帰っていった

部屋に戻ると二人は気の抜けたビールで再び乾杯をした
食事を終ると先ほどぽつりぽつりと降っていた雨が小雨になり
西の空は暗くゆっくりこちらに動いていた
神山は雨雲を見て明日は晴れて欲しいと願った
由紀枝が元気を取り戻したので安心していると
不動産屋から電話があって契約書が出来たことを伝えてきた
由紀枝の運転するマーチで不動産屋に行き契約書を社長と確認した
「社長 ありがとうございます ところで家賃ですが幾らなんでも
無料とはいかないでしょう そこで現在マンションの半額でいいですよ
そうすれば多少なりとも現金が入るわけでしょう どうですか」
「はい 大変ありがたいお言葉ですが 会社が潰れた事を考えれば
安い事ですよ ですからこのまま無料とさせてください」
神山は今後の事や会社の経理処理を考え無料だと不利になると思った
「社長 会社の中でどのように処理をされるか分りませんが このことは
弁護士の方も承知されているのですか」
「はい 相談は致しました 社員寮という名目で私が買い取り
ご迷惑をお掛けした事で無償でお貸しする事になっています」
神山は由紀枝を早くこの不動産屋から切り離す事を考えた
いずれ別なもっと素晴らしい処に移ろうと思い
「そこまで仰られるなら分りました では賃貸借契約書を制作してください
それで 賃貸借契約書にもこの契約書があることを明記をして
弁護士さんの印鑑を押印してください 法的に通用する契約書を
制作してくださいね
それから 引越しが6月2日火曜日となっていますが 大丈夫ですね
引越しをしても」
「はい 大丈夫ですよ 一般の入居日が翌3日からでその一日前を
選ばせて頂きました 引越しも15名体制で引越しを行います
3,4日前にダンボールをお届けしてご自分で箱詰めされる分
例えば肌着類やアクセサリー 貴重品など人に触られたくない物は
ご自分で整理して頂きます その他は引越し屋が全て致します
ご引越し先で家具の配置を決めて頂ければ全て行います」
「分りました ありがとうございます では賃貸借契約書には
弁護士さんの押印があるものを制作して頂き今日18時までに
今の部屋まで持って来て下さい いいですね」
「はい分りました 本当にご迷惑をお掛けいたしました」
「社長 現在取り付けてあるクーラーと照明器具はどうしますか」
「はい その分もお返しいたします 用意は出来ております」
「分りました」
「では 早速 返金をさせて頂きますのでお待ちください」
社長は部屋を出て行き経理に話をして現金を持って来た 社長が
「この127万2千円は先日お支払いをして頂いた分でございます
そして この1千万円は私共のお詫びの気持ちでございます
どうかこれをお納めください 本当に申し訳ございません」
神山は何も言わずに由紀枝に渡して
「では 賃貸借契約書を今日夕方までに持参してください
それと 私の名前が出ていますので連帯保証人兼相談役としてください
相談役の定義はこちらに不利な条件が示された時に私が本人より
優先的に弁護士を相談できるという一項を設けてください」
「はい 分りました 早速弁護士と話進めます」
「では お願いします」

神山は由紀枝のマーチで部屋に戻った
「ようやく本当に一段落だね よかった」
「ええ 助かったわ」
由紀枝はそう言うと神山に抱きついて来た
「おいおい そうしたらシャワーを浴びようよ」
由紀枝はニコニコして浴室の準備をした
「ねえ あなた 頂いたお金だけど神山さんに返すわね」
「いいよ 由紀枝が持っていれば 何かの時に役に立つさ」
神山は管理人の不信行動から引越しまで今回の事を亜矢子に電話をした
「そうなの 大変だったわね 彼女 今は大丈夫ですか?」
「うん 落ち着いているよ 洋子に話したら早く行って助けなさいと
お尻を叩かれたよ それで来たら泣いていたので良かった」
「そう そうしたら引越し済むまで休むかしら」
「うん どうだろう 彼女と替わるね」
由紀枝と亜矢子が話していると由紀枝は思い出したのか泣いてしまった
優しい亜矢子の言葉が嬉しかったのだろう





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2012年3月3日土曜日

Vol.602 ゆり -6-39



「まあ 済んだ事でも この心の傷は治りませんよ 女性だったら
分りますよね どうされますか」
「はい もう神山様の仰られる通りでございます 今後 この事が原因で
何か起きた時は精一杯の事はさせて頂きます どうぞお願いします」
「分りました ではご主人に今言った事を契約書に
記載するよう伝えてください 良いですね」
奥さんは神山に言われた通りに社長に伝えると神山に
「只今 契約書が出来まして 追記をさせて頂きました」
「分りました ありがとう ただ言葉で精一杯と言われても不透明ですね
だから 何か分った方が良いと思いますが どうでしょうか」
「はい、、、やはりお金を提示したほうが安心しますよね」
「だと 思いますよ そこは弁護士さんと打ち合わせをしてください
私は 彼女が普通に働けなくなった時 事故を起こした時 
色々と出て来ると思います 決してお金を取ろうとは考えていません
私ではなく 彼女に対してですよ 良いですか」
「はい 分りました」
「ですから 追記に弁護士追記ありで良いでしょう」
「はい そうさせて頂きます 本当にごめんなさい 庄司さん」
社長婦人は涙を流して二人に謝った
「では お願いしますね 私は社長のところに戻り契約書を
確認して 追記の部分も確認をします ではありがとう」
由紀枝は管理人を避けて車の所に行って神山を待った
「さあ いこう」

神山は由紀枝を乗せて不動産屋に行き社長に会い
夫人に伝えた事を社長に話した
「神山様 庄司様 この契約書で宜しいでしょうか」
神山と由紀枝は内容を熟読して間違いが無い事を確認した
「では ここの追記については弁護士さんと良くご相談ください
こちらが不利な内容になれば裁判を起こします
そうすると ここは潰れますよ 良いですね 脅かしではなくて
事実ですからね これは それから 貸してください」
神山は今日の日時と追記ありと今神山が言った事を追記した
その上で 神山の印鑑押印と社長印の押印をしコピーを神山が持ち
「今日 18時までに解決してください 良いですね」
「はい 分りました」
「契約書が出来たら必ず電話を下さい 私の携帯でいいですよ」
神山は携帯電話の番号を教えて社長の名刺を貰い携帯番号を聞いた
「では お待ちしています」

神山と由紀枝は部屋に戻り由紀枝を抱きしめて
「本当に良かったよ ごめんね由紀枝」
「ううん 神山さんが来たから元気がでたよ~」
「さあ もう12時になったね 一段落するとお腹が空きますね」
「ふふふ そうでしょう 神山さん格好良かったよ しびれたな~」
神山は由紀枝に秘書が由紀枝の存在を見破った事や
この件で自分の事のように心配した事などを伝えると
「やっぱりね 鋭いですね でも優しい方ですね お会いしたいな」
「うん 彼女もそう言っていたよ」
由紀枝が高校の時にお父さんを亡くされた事や亜矢子に 
スカウトされた事なども話したと由紀枝に伝えた
「そうすると 亜矢子さんは知っているの その方を」
「うん 姉妹みたいだよ 性格もそっくりさ」
「へぇ~ ますます会いたいな~」
神山は思い出して洋子に電話をして経過を伝えると良かったといい
こちらは何も無いのでこれから帰ると言ったので神山が電話を
切ろうとした時に由紀枝が電話に出ると言うので替わると
「私 庄司由紀枝と言います 今日はご心配をお掛けして
申し訳ございませんでした 本当にありがとうございます
神山さんのお陰で 助かりました ありがとうございます」
「いいのよ 女だったら心配するわよ 神山さんはのんびり構えたけど
私がお尻を叩いたの それで早く着いたのよ でも良かったわ
今日は 神山さんに甘えて心の傷を早く治しなさいね 今度会いましょ」
「は~い 分りました ありがとうございます」
「では 失礼しますね」
電話を切ると由紀枝は神山に
「なんか お姉さんみたい 優しいわ」
「うん 亜矢子さんと一緒だよ ほんとに
ご飯はさ スーパーで買って済ませるか 納車があるし」
「ええ そうしましょうか」
二人はスーパーに行ってお弁当を買い部屋に戻った
神山は冷蔵庫からビールを出して二人のグラスに注ぐと
「では 乾杯」
神山と由紀枝がビールを呑もうとした時にドアフォンが鳴ったので





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2012年3月2日金曜日

Vol.601 ゆり -6-39



10年ほど前に交通事故で頭を打ってそれから可笑しくなったんです
隠していて済みませんでした
でも ご安心下さい すぐには出られないので私の家内を付けました
暫くの間は我慢してください 勿論お部屋には行かせません
それでご提案が有るのですが 現在建築中の分譲マンションを
私共で買取りその最上階のお部屋をご利用ください
私にはそれしか出来ません 済みませんでした」
「わかった そのマンションは何時出来る」
「ええ 今 内装工事ですので6月初めには引越しが出来ます
引越し代金は私共で持たせて頂きます」
「家具類は買ったばかりだけど傷が付いたらどうする」
「はい弁償させて頂きます」
神山は家具類の配達伝票控えを持っていたので見せると
「ひぇーこんな高いものばかりですか、、、」
「ええ 嘘では有りませんよどうしますか それにそのマンションだって
中を見ていないし分らないじゃないですか」
「実は 設計管理会社が私の弟がやっているんです
それで今のマンションも造ったんですが今度は分譲タイプで造る事に
なりまして 部屋のレイアウトが同じで広さが二回り以上大きくし
設備も充実しています 勿論 南向きのお部屋で10階建てです」
「家賃や敷金礼金は」
「はい 一切頂きません それと先日お支払い頂いた金額は全額お返し 
致します どうでしょうか」
「わかった それでは 入居日をきちんと明記をして
今 社長が言った事を契約書として制作してください 今 すぐに」
「はい 暫くお時間を下さい」
「どの位待てばいい」
「はい 30分位です」
「わかった その現場まで行ってきます 
中に入れるように手配してください いいですね」
「はい 場所は道路を挟んだすぐ向かい側でわかります 
現場監督に伝えますので中を確認してください」
「では 30分後に戻ってきます いですね そして
その契約書を作る経緯を明記してください良いですね」
「はい 庄司様 神山様にご迷惑をお掛けした事から全て記載します」
「では 現場の手配をお願いします」

神山と由紀枝は駐車場から車を出して乗ると
「ふぁ~よかった 助かりました それに新しいお部屋って良いですね」
「うん 良かった でもごめんね 怖い思いをさせて」
「ううん それより何故分ったの 以前病を患ったって」
「うん 感だよ 後は駐車場かな 女性が好む車が一台も無いでしょう 
そんな所から判断したわけさ 半分賭けだったね」
「ふぁ~凄い そこまで読んで話をしたんだ」
「うん まあね でないと勝てないよ」 
そう話していると由紀枝のマンションに着き車を駐車場に止め
新しいマンションに行った
工事囲いに現場責任者らしき人物がいたので神山が名乗ると
やはり現場監督で神山を待っていたと言った
入り口で安全ヘルメットを着帽して中に入るとやはり造りが良くて
神山も納得した
最上階に行くと部屋は一つしかなくてまさにペントハウスだった
部屋に入るとレイアウトは殆ど同じだったが全然広くて気持ちが良かった
更に驚いたのはバルコニーが倍以上の広さだった
肝心のセキュリティーもしっかりしていてモニターも大きくなっていた
神山は照明器具やクーラーを確認すると部屋の広さに対して
相当の器具しか付けていないのでメモをした
通常分譲マンションは造りつけの家具があるがここはそれを省いた分
安く提供していると言った
神山は現場監督に照明器具の取替えとクーラーの取り替えを伝えて
窓際に天井付きラインモールの増設とライトの取りつけを伝えた
現場監督も社長からの指示で神山に何も言えなかった
キッチンはシステムキッチンで多少不要品が出る事になった
神山は由紀枝に何か質問がないか聞くと無いと言うので
現場監督に御礼を言い 部屋を出て現場から出た
道路わきに女性と管理人が立っていて 女性が神山と由紀枝にお辞儀をした
この時由紀枝は管理人を見て神山の後ろに抱きついた
「神山様 庄司様 この度は本当にご迷惑をお掛けしました
申し訳ございませんでした」
管理人のほうは由紀枝をにやにや見ているだけで気持ちが悪かった
「奥さんもう良いですよ それよりその人を早く病院に入れるのが先でしょ
ここで 彼が謝る事も出来ないなら そうでしょ」
「はい ありがとうございます 先ほど主人から言われ今探しています
本当に 怖い思いをさせてごめんなさい」





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2012年3月1日木曜日

Vol.600 ゆり -6-39



電話を切ると上原に付いた
神山は急いで自分の部屋に行きボストンバッグに着替えなどを入れ
カード類や現金も少し持って部屋を出た

駐車場から車を出して御殿場へ向った
渋谷で高速に入ると飛ばしてすぐに御殿場ICに着き由紀枝の
マンションに着くとZを駐車場に止め部屋に行った
「ふぁ~早い 良かった」
そう言うと由紀枝は涙を流した
神山は優しく抱いて
「わかった 大丈夫だよ 僕が来たから 落ち着いて話して ねっ」
二人はソファーに座って由紀枝が話し出した
「昨夜 7時頃だと思ったけど ドアがノックされるので神山さんから
言われているように返事をしなかったのね 勿論モニターで確認はしたわ
それで一回帰って 今度は10時頃かしら またドアがノックされるけど
今度はしつこく何度もドアを叩くし恐ろしくなったの
でも 被害が無いから神山さんに会った時に話そうと思っていたの」
「わかった 用件を書いたメモは入っていた」
「いいえ それも確認したわ あ~あ よかった」

神山は由紀枝を連れて不動産屋に行く事に決めた
駐車場から車を出して由紀枝が乗ると不動産屋まですぐだった
神山は社長と話がしたいと申し出ると奥から出てきて
「昨日は駐車場の件で早速ありがとうございます 今日はまた何でしょうか」
神山は一昨日や昨夜の出来事を社長に伝えると
「それは 管理人の親切から出た事でしょう なにも可笑しくないでしょう」
社長は高飛車に出てきたので神山は
「もう 知っていますよ あそこに女性の入居者が居ない理由を」
神山は駐車場の車を見て判断した そして部屋が満室でない事も
何回か出入りをして確認していた
社長の顔色が変って
「すみません 本当にご迷惑をお掛けしました 少しお待ちください
こちらへどうぞ」
神山と由紀枝は少し奥まった応接室に通され少し待つと
「神山様 庄司様 これでご勘弁をお願いします」
社長は包みを開いて200万円を出した
神山と由紀枝はそれを見て笑った
「社長 なんですか それは?」
「ええ ご迷惑料です どうぞお納めください」
「社長 お金で解決出来ますかね この噂が広まればここは潰れますよ
いいんですか それでも 私はここに置かれたお金には興味がない」
「そんな事を仰られても ではあと100万円出しましょう
これで なんとか勘弁してください」
「社長 私を見くびったね 私は1000万円単位のお金しか興味がない」
そう言ってTJのカードをみせて
「ご存知ですか このカードは」
社長は以前見た事のあるカードで財産がしっかりしていないと
ここの会員になれない事も知っていた
「神山様 どうも済みません」

社長は椅子から下りて床に跪き二人に謝罪をした
「まあ そうされても被害届を出すか否かはこちらで判断します」
社長が
「どうかそれだけはご勘弁ください お願いします」
「まあ 椅子に座ってください」
社長が椅子に座ると
「良いですか 引越しそうそうまたすぐに引越し出来ますか」
「大変 申し訳ございません」
「そこで 管理人をすぐに変えなさい いいですね
或いはあの管理人を追い出して ここに居る社員を当てなさい
で ないと貴方はこの会社とも潰れますよ 私の権力を分らせましょか
静岡県庁に電話すればここに飾ってある免許も取り消しですよ」
「へぇ~県庁の方をご存知で 済みませんでした」
「いいですか 彼女は恐怖を抱いて一夜を過ごしたんです
貴方も味わいますか 会社が潰れる夢を見て」
「分かりました 早速今の親戚を追い出します済みません
今 手配しますので 少しお待ちください」
社長が出た後に神山と由紀枝は顔を見合わせて
「親戚と言ったね」
「ええ 確かに聞こえました」
社長が戻ってきたので
「昔 病を患い完治していない人間をいくら親戚と言っても酷い話だ」
「神山様 そこまでご存知だったのですね 済みません
私も困り果てているんですよ でも神山様のお陰で目が覚めました






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