2012年2月29日水曜日

Vol.599 ゆり -6-39



だって なんか見張られている事と同じでしょ
普通 不在の時はわざわざ人の部屋まで来ないって」
「うん でも悪そうな人じゃなかったけどね」
「でも その子の事を考えたら心配でしょ だったら不動産屋に言うべきね」
「そうだね 自分がそうされれば嫌だもんね」
「ええ そうよ 絶対に変えて貰うべきよ 後は引っ越すかね
でも 引越しをしたばかりでしょ そうしたら管理人交代ね」
「うん わかった ありがとう」

神山が考えていたが暫くすると洋子が
「お風呂に行きましょよ」
神山は部屋着を脱いで浴室に入ると湯船に湯を張ってシャワーを浴びて
先に湯船に浸かった
洋子が神山に
「ねえ 洗濯しようか 明日までに乾くし」
「うん お願いします」
洋子は自分の下着も洗濯機に入れて回し浴室に入ってきた
久しぶりなので洋子は高ぶっていて
「ねえ 今夜は寝かさないからね 覚悟して」
神山は洋子の目がぎらぎらと輝いているので圧倒されたが
湯船の中では神山にちょっかいを出さなかった
神山が髪の毛を洗いもう一度湯船に浸かっていると洋子がわざと
足を開いて髪を洗い始めたそれも神山に見えるように開いた
神山は我慢をして見ていると洋子が
「ねえ 大きくなった ふふふ」
洋子のリンスが終ると神山の肉棒はカチンカチンになっていた
普段ならこのタイミングで攻めるが今夜はベッドまでじらす作戦にした
浴室から出るとバスローブを羽織りソファーで寛ぐと洋子が
「ねえ ワインしか無いでしょ だからブランデーを買ったの呑む?」
「嬉しいね お願いします」
洋子はブランデーのロックを作ってテーブルに置いた
神山が
「洋子 こちらにおいで」
「は~い いきます」
そう言い洋子は神山の脇にちょこんと座った
暫く話して洋子が寝室に消えると神山はなんだろうと思った
洋子が戻って来ると以前買ったセクシーなキャミショーツ姿で現れ
「ねえ ベッドにいきましょ」
そう言われてベッドに入ると
「やっと思い切り抱きつけるわ 寂しかった」
「僕もだよ」
「うそばっかり 別な女を相手にしていたのに もう
覚悟しなさいね 今夜は ふふふ 寝かさないからね」
洋子は神山の上にかぶさって来て熱いキスをした

5月20日 水曜日 曇り
「ねえ 起きてあなたったら もう」
「わぁ~ おはよう でも良く寝たな」
「もう 9時になっているわよ 早く御殿場に行かないと」
「うん でも大丈夫だよ」
「なにをのんびりな事を言っているの 私だったらすぐに行くわ」
神山は洋子にせかされて帰り仕度をした
昨夜寝たのは3時を回っていた 
洋子の体力が続く限り肉棒を攻められて神山が降参した
「洋子 ありがとう それで連絡は東都食品があるかもしれない
それだけなので今日は昼までで良いよ
そして 明日は12時までには必ず次長室に入る
Gプロが出勤するけど みんなに旅行の纏めをレポート2枚程度
自分が何に感銘を受けたか それを今後どのように生かしたいか
その程度を書かせて欲しい」
「そうね その位で充分ね 学校のように点数をつけるのではなくて
生かしてもらう為だから いいでしょ さあ急いでね 車は」
「うん 上原に置いてある」
洋子は洗濯物をたたんで神山に渡すと自分のは引出しに入れた
神山は洗濯された靴下を履いたり赤いショーツを穿いて身支度を済ませた

マンションを出ると神山に
「気を付けてね お願いします 守ってあげてね」
「ありがとう では」
先に来たタクシーに洋子が乗って次のタクシーに神山が乗った
神山はタクシーの中で由紀枝に電話をすると
「ふぁ~神山さん 良かった 昨夜も可笑しかったの管理人が もう」
「うん その件でこれから行く 1時間位見てくれ」
「わぁ~ 良かったわ 待っています」





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2012年2月28日火曜日

Vol.598 ゆり -6-39



焼いた物だが素材のぷりぷりと甘さが合って美味しかった
神山と洋子は出てくる料理が味といいい鮮度といい文句のつけようが無く
ナイフとフォークを忙しなく動かし食べた
ステーキが出され神山が一口食べ洋子に
「うん 美味しい これはお肉だけではなくて調理方法だね」
「ええ しかしなんともいえないわ やはりたたきより全然美味しいわね」
二人はステーキを味わって食べ終わると最後のフルーツが出てきたが
これが見事だった
氷を彫刻した器にフルーツが色とりどり並べられ見た目も美しかった
「ふぁ~ 素敵 初めてよ氷の彫刻なんて 見た事無いわ」
「うん 僕も初めてだ でもいいのかな こんなに優遇されて」
「いいじゃない でもTJは営利目的ではなくてこういう事を多くの
人に知ってもらう為でしょ だから貴方がみんなに風潮しなければ」
「まあ そうだね」

二人はフルーツを食べ終わりカウンターに確認すると責任者が
「勿論 全て無料とさせて頂きます ありがとうございます」
神山は洋子に
「洋子 本当に泊まれるの?」
「ええ 大丈夫ですよ 今朝 母に嘘を言ってきたわ 
残業が一杯あるからどこかに泊まるって ふふふ」
「まあね 嘘も方便と言うからね では久しぶりに代々木にいこう」
神山達はタクシーで代々木のマンションに行った
部屋に入ると洋子はガラス戸を開けて空気を入れ替えた
「ほんと 久しぶりよ 確か4日と5日に連泊したのが最後でしょ
2週間も利用していなかったんだわ」
「まあ ここは代々木ホテルだよ 二人きりのホテル」
「ねえ あなた 玄関にメモが」
神山は管理人室に行ってワインを受け取って
「すっかり忘れていたよ 管理人も助かったって言っていたよ ははは」
神山は着ている物を脱いで部屋着に着替えると洋子も着替えた
「ねえ ワインが一杯あるからワインでいい?」
「うん いいよお願いします」
洋子はワイングラスを用意して届いたばかりの伊豆ワインを
二人のグラスに注ぐと
「では 2週間ぶりのホテルに乾杯」
二人は色々と話していたが神山が御殿場の話になるとうやむやにするので
「ねえ あなた御殿場に出来たでしょ はっきり言って
私は咎める事は出来ないわ ただ嘘をつき通すと必ずどこかで
歪が出るのよ だから怒らないし 逆に素敵だと思うわ
だってそうでしょ 素敵な男性と選ばれた女性 その女性が
一人だったらそれでお終いでしょ でも貴方のようにどんどんと
増えてくれば 私は はみ出さないように努力をするわ
だから正直に教えて お願いします」

神山は考えてから伊豆赤沢ホテルの出来事や由紀枝の部屋探しから
就職の事まで話すと
「凄いわね やっぱり貴方は人気が有るのね 分ったわ でもその人は
その人よ 私といる時は私だけ愛してね」
「うん わかった」
「しかし 亜矢子さんも観る目が有るのね 椿支配人が面接で何も
言わなかったという事は亜矢子さんの実力が分るしね 凄い子ね
それで 幾つなの その子は」
「うん 27歳だったな 高校生の時に父親を無くして母親一人で
大学を卒業して最初の職場でいやな事が有り退職 その後
伊豆高原 赤沢ホテル料理長をしているおじさん 大竹さんの
紹介で 就職をしたという訳」
「へぇ~ 頑張り屋さんなんだ 会ってみたいな ねえ あなたの事だから
美しい子でしょ それでおっぱいが大きくて」
洋子はにやにやして神山を攻めた
「うん でも結果論だよ それは」
「うん 亜矢子さんやるわね 大したものね 私も若い子を探そう ふふふ」
「それと洋子 明日だけど 午後から泊まりで御殿場に行く 
明日の午後に納車があるんだ それで行って来る
あと管理人が不信な行動が有るので不動産屋と相談してくる」
「まあ 車を買ったの?」
「うん 雨の日に便利だしね」
「ふぁ~ 欲しいな 良いな~」
「いいよ 買っても」
「まあ冗談として 管理人の不信な行動ってなに」
神山は昨日起きた事を説明すると洋子は
「怪しいわね それで今はどうしているの」
「うん ドアフォンのモニターで確認をしてから開けるように言ってある」
「でも 私だったら 管理人を変えて貰うわね 絶対に可笑しいって





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2012年2月27日月曜日

Vol.597 ゆり -6-39



ちょっと待ってください 今 代わりますね」
「はいJrです 神山さんご無沙汰しています 涼子はよく働いていますよ」
「それは良かった それで 今日電話したのはアレックス氏に
御殿場アウトレットで展示するスーパーカーの話だけど
その後全然なにも来ないんだ なにか聞いているかと思って」
「うん 父は今セレクトをしているよ まだ神山さんに見せられる
状態じゃないと言っていた 父も最高のスーパーカーを出したいと
思っているよ 大丈夫ですよ」
「ありがとう では待ちます
それから今日電話をしたのは私と秘書の辞令が欲しいのでお願い出来るかな」
「ああ その件なら大丈夫ですよ すぐに出来ます 日付は」
「うん 4月30日でお願いします アレックス氏と約束をした日だ」
「了解しました それと神山さん伊豆で指名手配を逮捕したそうで
おめでとうございます アメリカナ大使館のジョン ブラームスから
連絡がありました」 
「うん まあその話はあまり広めないで欲しい」 
「そうですね 分りました ではいつ来られますか」
「う~ん GOLの件などで行くがその時でいいかな」
「大丈夫ですよ 大きいバッグを持ってきてくださいね」
神山は電話が終ると頭を切り替えて仕事に集中し
御殿場アウトレットのスケッチを進めた

神山が洋子に
「どうだね そろそろ終ろうよ もう6時だし」
「ええ そうですね」
「そうしたら TJのカードで美味しいステーキを食べようか
何処のホテルが良いかな」
「そうね 赤坂でも美味しいし そうしたら赤坂に新しく出来た
赤坂スカイハイホテルはどう 結構人気があるそうよ」
「では そこに行こうか」
「ええ お願いします 楽しみだわ」
神山は洋子と部屋を出るとタクシーで赤坂へ向った
「ねえ 御殿場のお話はどうなったの」
「うん 順調だよ 大丈夫ですよ」
タクシーが赤坂スカイハイホテルに着くと神山と洋子はフロア案内を見て
「いかにも高そうな所だね」
「ええ でもランチも提供していて良心的な値段だと書いてあったわ」
二人はステーキハウスに行き神山がTJのカードを見せると店員が
「少々お待ちください」
そう言い責任者の処に行って話をしていると責任者が神山に
「大変申し訳ございませんでした カードを貸して頂けますか」
神山が責任者にカードを渡すと機械にスキャンした
「神山さま どうぞこちらへ」
そう言い窓際の眺めがいい最高の席を案内され
「神山さま 店員が失礼を致しました 以後気を付けます」
そう言って先ほどの店員も神山に謝罪をした
二人は最高のメニューを注文して店員に
「出来れば このお肉を生で少し頂きたい しょうがとニンニクを
おろししょうゆたれで頂きたい それから最初は生ビールを下さい」
店員はメモをとって復唱をして厨房に行った
二人はビールが来ると洋子の箱根温泉の話を聞いた
「そうすると今 強羅公園の薔薇は美しいのか」
「ええ それは見事で綺麗でしたよ 母も喜んでいましたよ」
「そんなに綺麗か そうか」
神山は由紀枝の希望を叶えてあげたいと思った
生ビールと生の牛肉が出てきて
「洋子 美味しそうだ 頂こう」
洋子は一口食べて
「わぁ~ 凄い 他では食べられないわ 美味しい」
「美味しいね 味が濃厚だ うん そうするとこれは上級牛だね」
「ええ たたきでも美味しいわよきっと」
神山は店員を呼んでこのお肉でたたきを注文した
出された生肉はすぐに無くなってしまったので2人前頼んだ
そのうちにスープが出てきたので神山はステーキに合うワインを
注文した ワインクーラーも忘れずに付け加えた
スープもコーンの味が出て美味しく飲むと牛肉のたたきが出てきた
「ふぁ~美味しいそう」
洋子は食べてみると先ほどと違って口の中で柔らかくとろけるようだった
「美味しいわ ほんと」
神山も食べてみるとなるほど美味しかった
ワインがテーブルに用意されワイングラスに注がれると
牛肉と合っていて美味しかった
料理は少しずつ運ばれ野菜類もよく調理されて味もしっかりとしていた
伊勢えびは上にホワイトクリームとチーズが掛かっていてオーブンで





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2012年2月26日日曜日

Vol.596 ゆり -6-39



「おいおい 大袈裟だよ そんな」
「もう 1週間会って居ないのよ この乙女心が分らないの、、、
それと 伊豆の旅館からワインが届いてますよ 今朝受け取ってきました」
「うん ありがとう」
そう言い洋子にキスをすると
「ねえ 駄目よ 欲しくてうずうずしているのに」
神山はブラウスの上から乳房を触ると
「ねえ 本当にやめて ねえ 今夜お泊り出来るからそれまで我慢して
書類も届いているわ ねえ」
神山は
「わかった ちょっとだけ」
そう言って ブラウスをたくしあげブラジャーをさげ乳首を吸うと
「ほんと ねえ ほしいのよ だけどやめて」
神山はそこまでで止めて
「ごめんね だけど久しぶりに乳首の元気な姿をみたよ」
「なに それ さあお仕事 お仕事」 

神山は次長席に座ると内藤社長が紹介してくれた
トラベラーズジャパン株式会社から封筒が届いていた
開けるとメンバーズカードと規約書 それと神山がよく利用する
ホテルや旅館の無料宿泊券が同付されていて
AEXカードコピー 免許証コピー 年会費引き落とし口座のコピーを
郵送かFAXで送れば今日から使用できると書いてあった
神山は指示された物を用意して早速FAXすると電話が掛かってきて
本人確認をされ今日 この時間から使用可能と案内された
規約を読み細かい所をみると 旅館やホテルは無料でよかったが
ペンションや民宿などは要確認となっていた
全てでは無いがまれに利用できない個所があると書いてあった
また ホテルなど宿泊以外の利用時も無料と書いてあった
神山は先日や上高地の件が合ったので電話で聞いてみた

「ええ 条件付ですが全て無料です ランチを食べに行っても無料
プールをご利用になられても無料です そこで条件ですが毎年4月1日が
メンバーの更新日で翌年3月31日までの間に60回までのご利用で人数も
本人を含め4名までとなっています どう言う事かと言いますと
ホテルで食事をされ プールに入るとカウントは2になります
その後に夕食をされますとカウントは3になります 年間で60カウント
までしか無料になりません しかし61カウント以上になりますと
ホテルなどによって違いますが五分の一から四分の一でご利用できます
人数に付いてはカウントに関係なく5人目からは五分の一から
四分の一の料金でご利用になれます
今 ご案内した規約はあくまでもホテルや旅館の日帰り利用の場合で
宿泊をされた場合はカウント無しで無制限にご利用なれます」
「そうするとホテルの駐車場を例えば宿泊先でないホテルに駐車した
場合などはどうなるんですか」
「ええ 基本は宿泊先ホテルが基本でそこが何らかの事情で駐車出来なければ
宿泊先ホテルでの利用となりますが それ以外の利用は出来ません
要はご本人様が利用しているホテルでの料金が無料になると言う事です
もっと分りやすく言いますと チェックインからアウトまでホテルが
認めている有料な物は全て無料になりますという事です 例えば
連泊をされている時のランチは無料ですが チェックアウト後のランチは
無料でも60カウントに入ります」
「ありがとうございます では無料で利用できる宿泊者は何名までですか」
「はい本人を含めて最高4名までで5名からは半額の料金でご利用出来ます」
「どうも ありがとう 詳しく説明して頂いて助かりました」

神山は電話を切り洋子に話しをすると
「ふぁ~ これから何処に行っても無料っていいわね 嬉しいわー
だけど 高かったでしょ」
「うん 3000万円した」
「へぇ~ そんなにするんだ でも価値があるわよ」
神山は次長席に戻ると東都食品の田宮に電話をして
「神山ですが 田宮副社長は」
「はい 田宮です こんにちわ お世話になります」
「実は先日お話をした地ビールの件ですが」
「ええ 私どもは参加させて頂こうと思っております」
「分りました 近じか伺います それで私と秘書の辞令を頂けますか
誠に申し訳ないのですが」
「日付は先日の雇用契約日で宜しいでしょうか」
「ええ 構いません お願いします」
神山は電話を切るとアレックスジャパンのJrに電話をした
「はい 社長秘書の篠原でございます」
「神山です こんにちわ 頑張っている」
「わぁ~ 神山さん ご無沙汰しています ええ頑張っていますよ





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2012年2月25日土曜日

Vol.595 ゆり -6-39



「由貴 早いけどそろそろご飯を食べようか」
「ふぁ~嬉しいわ」
「それでシブヤ ハイアット ホテルのラウンジで待っていてくれるかな」
「ええ いいですけど、、、」
「うん 一旦 部屋に戻ってみたいんだ」
「は~い 分りました」
神山は由貴をシブヤ ハイアット ホテルの近くで降ろすと上原に戻った
駐車場にZを置いてタクシーを待っていると由紀枝から電話が入った
「神山さ~ん 由紀枝です」
「うん」
「明日の納車ですけど昼過ぎの3時か4時になるんです 大丈夫ですか」
「うん いかれるけど そんな遅くなるんだ 大丈夫だよ 行くよそれまで」
「わぁ~嬉しいわ 待っていますね」
「うん それで泊まるよ 明日は」
「ふぁ~ 本当ですか 大丈夫ですか?」
「うん 心配は無いよ それと御殿場の不動産屋の電話番号を教えて欲しい」
「えっ何かあったの?」
「うん 僕が行くと車が1台がはみ出るだろう だからマンションの
駐車場を確保したいんだよ」
由紀枝はすぐに電話番号を神山に伝えて電話を切った
神山は御殿場の不動産屋に電話をし社長と駐車場の件で話した
「それでしたら 1台分空いていますので使ってください
それで1か月分が2千円です どうしますか」
「ええ あした1年分をお支払いしますのでお願いします それと
契約書はどうしますか」
「ええ 出来れば賃貸借契約書があると良いんですが」
「はい分りました 早急に手配します」
神山は電話を切ると由紀枝に事情を説明すると
「いいわよ 今日空いているから行って来るわ」
「うん お願いします では」

丁度タクシーが来てシブヤ ハイアット ホテルに行くと
由貴が手を振って合図をしてくれた
二人は地下の中華料理店に入って食事をした
「明日が楽しみだわ 私さっき考えたんだけど 車を買うわ」
「えっ どうしてまた」
「ええ 会社は電車でいいけれど何処か旅行とかの時に有ったほうが
便利でしょ だから」
「うん そうだね もう決めた車は」
「ええ 神山さんのスポーツカーもいいけど
私 可愛らしいマーチにしようかなと思っているの」
「そうか ちょとした買い物でも便利だよね」
「ええ 雨の日にお買い物は辛いですからね」
「そうしたら その分を出してあげよ」
「ふぁ~ うれしいけどバチが当りますよ そこまでしてもらうと
自分で買いますよ 宝くじにも当ったんだし そうさせて」
「わかった では待っているよ 新車を」
「ええ 今日にでも契約したいんですよ でも住民票がとかが
揃ってから行こうと思っています」
「そうしたら 区役所に行って転出転入手続きが先だね
そのあとに免許証の書き換え それから購入だね」
「そうですね 住所は今日中に移します あとは免許証ですね」
「うん そうした方がいいよ」
二人は出てきた定食を食べ終わると
「お腹が一杯 又太るわ」
「大丈夫だよ 終ったらまた痩せるよ」
由貴の顔が赤くなって
「もう いや そんな でも欲しいのよ今でも」
「うん 時間を作るよ」
「ええ でも気にしないで じっと待っています」

二人はタクシー乗り場で別れて神山はタクシーで次長室に向った
神山の携帯電話が鳴って出てみると由紀枝で
「神山さん 今 駐車場の件すませましたよ それと昨日の管理人の
不信な事を言ったの そうしたら不動産屋も可笑しいと言ってくれて
これから調査をしますって」
「ありがとう 良かった それと管理人の件はそこまでにしておきなさい
あとは 僕が由紀枝を守るから」
「ふぁ~ ほんと 嬉しいわありがとう」
神山は電話を切ると管理人はどうしたものか考えた
電話を切ると次長室の入っているビルに着きタクシーを降りた
久しぶりに部屋に入ると洋子が
「わぁ~ お久しぶり」
そう言うと抱きついて来た





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2012年2月24日金曜日

Vol.594 ゆり -6-39



5月19日 火曜日 曇り
「じゃあ 20日の納車の件は分り次第連絡を下さいね」
「ええ 今日10時過ぎに電話をして確認します」
「また 亜矢子さんから何かあったら連絡するし 由紀枝からもください」
「ええ 色々とありがとうございます 助かりました」
「それと 管理人には気を付けてね 不信な事があったら電話ください」
「ええ すぐに電話をするわ お願いしますね」
神山と由紀枝は玄関で熱いキスを繰り返して
「じゃあ また」
「は~い 行ってらっしゃい」
由紀枝はニコニコして神山を送り出した
駐車場まで来るよう勧めたがここで良いと言うのでそれ以上言わなかった
神山はエレベーターで1階に下りると駐車場から車を出して
フェアレディーZに乗り御殿場ICに向った
神山の頭はすっきりしていたが昨夜は3回も交り今朝も浴室で
SEXをしたせいか体が少し疲れていた
久しぶりに良いパートナーが見つかったと喜んでいたが果たして
どうなるか神山も分らなかった

上原の自室に着いたのは9時前だった 御殿場の由紀枝の部屋を出たのが
8時20分頃だったので30分位で着いた事になる
1週間ぶりの部屋は曇りのせいか薄暗かったので照明をつけて明るくした
ガラス戸を開けて空気を入れ替えてタバコを吹かした
FAXは何もなく留守電を聞いたが全て解決している事ばかりだった
神山は由貴に電話をすると
「ふぁ~ おはようございます 待っていましたよ」
「うん ありがとう 今帰ってきた それで10時に
由貴の部屋に行けばいいかな」
「ええ 大丈夫ですよ お待ちしていますね」
神山は時間が有ったので30分寝ることにした
目覚ましで起きると多少疲れが取れ 冷蔵庫からチーズをだして食べた
今日の用意をして部屋出るときにドアに届け物ありと管理人のメモがあり
早速管理人室に行ってワインを受け取った

ワインを冷蔵庫に仕舞うと駐車場に行き車に乗った
由貴の部屋に着いたのは10時前で
「あ~ ようやく会えたわ」
由貴は神山に抱きついてキスをした
「ほとんど片付いたわ ありがとうございます」
「もう 引越し出来るね」
「ええ だから今日は外食ですよ 全部片付けたから」
「そうか まあそれも楽しみだね」
由貴が神山にキスをした後神山のおちんちんを触っていて変化をしたので
「ねえ 私女の子になったんです だからお口で我慢して」
そう言って神山のGパンをさげて赤いショーツを下げると
肉棒がびゅうんと飛び出して由貴は驚いたがすぐに咥え込んで
優しく愛撫をして両手でしごき始めた
「由貴 気持ちいいよ」
由貴は時々鈴口や裏筋をハーモニカのようにして刺激を加えると
亀頭がだんだんと充血してきて
「由貴 でるよ」
「いいわ だして」
由貴のハンドジョブは巧みだった 固くなった亀頭もついに悲鳴を上げて
「おお でる」
由貴はいっそう手の動きを早くして神山のスペルマを飲み込んだ
最後に肉棒の付け根をぎゅっと掴んで先端まで動かして最後まで飲んだ
由貴は台所で口の中をゆすいで神山に
「よかった ふふふ」
「うん 癖になるね ほんと」
由貴は神山の赤いショーツを上げるとGパンも上げて
「はい 終ったらお願いしますね」
神山のおちんちんをポンと叩いて言った
「由貴 では銀行にいこうか」
「ええ」
「免許証と印鑑は必要だよ それと振込先の通帳など」
「ええ 準備してあります」

二人は渋谷の宝くじ取扱銀行へ行き手続きを終えると由貴が
「はい これありがとうございました」 
と言って450万円を神山に返した
「由貴 車は要らないか」
「ええ 欲しいけどあとあとお金が掛かるでしょ それに上原に駐車場が
ないし すぐ近くにあればいいですけど でも自動車より電車で充分です」
「うん わかった そうだね 雨の時は近くに駐車場が無いと不便だよな」
「ええ それに代々木だって歩く距離は青山と同じ位ですから大丈夫ですよ」





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2012年2月23日木曜日

Vol.593 ゆり -5-38



「ねえ お風呂に入りたいなー」
「うん 入ろうか」
由紀枝は浴室の準備をして脱衣所の洗濯機に今日きた物を入れて
「貴方の洗濯物はここに置いていいでしょ」
「うん 構わないよ」
「そうしたら置けるのは Tシャツと靴下 それと悩ましいショーツね」
「うん 今日の分だね ありがとう」
由紀枝は確認をして洗濯機を回した
神山が部屋着を脱ぐと裸になって由紀枝も
「ほんと ノーパンていいわ すうすうして ふふふ」
由紀枝ははだかでおっぱいを神山に押し付けてシャワーを浴びた
湯船にボディーソープを入れてジャグジーを入れた途端に泡が出来て
すぐに泡風呂になった
「由紀枝 今夜はご馳走様でした 美味しかったよ」
「ほんと 嬉しいわ」
「特に 豚のロースはいい味だったね もう一度食べたいね」
「ええ その時に準備しますね」
神山はなるべく明日帰る事実を話さないよう気を付けていた
自身も辛く由紀枝はそれ以上に辛いと思った
昼に亜矢子が宜しくお願いしますとはその事も含んでいると思った
「ねえ 自動車は20日でしょ来るの その時に来てくれる?」
神山は不意と突かれて
「うん 来るよ 時間を調べてくれるかな?」
「いいわよ うれしいな~ でもね明日から大変なのよ 英語の勉強を
しなければ 2週目か3週目にフロントの実地訓練があるの
だから 明日からは英語の猛勉強よ」
「でも あれだけ出来れば大丈夫ですよ ほんと」
「でも 簡単だったでしょ フロントはそうわいかないもん」
「そうだね でも由紀枝だったら あれだけの基礎が出来ているから
勉強すればすぐに取り戻せるさ」
「そうだと良いけど それだけ不安よ」
暫くそんな話をしてい神山は少しは救われたが ベッドにも行きたくて
「由紀枝 でようよ」
「ええ でましょう」

由紀枝はシャワーを自分の手で温度を確認して神山に掛けて流した
神山が出た後しゃがんで秘所を丁寧に洗ってシャワーで流してでた
バスタオルで簡単に拭いてバスローブを羽織った
神山はソファーに腰掛けてブランデーを呑み始めた
「由紀枝 忘れなかったらブランデーグラスを買ってくるよ」
「ふぁ~ ほんと 楽しみにしていますね 嬉しいわ」
由紀枝も神山を真似てウイスキーグラスにアイスを
入れてブランデーを呑んだ
「ふぁ~ こうすると美味しいわね 癖になりそう」
ソファーで二人は楽しく話していたが管理人から電話が有って
荷物が届いているので受け取りに来て欲しいと言われた

神山は由紀枝に話し着替えをして伝票の控えを借りて管理人室に行った
ワインが届いていて
「昼間何度か行ったが不在でして すみませんね遅くに」
「そうしたら これから荷物があったときにはドアにメモを
挟んでくれると 帰って来た時に伺いますよ」
「そうか いい考えだ これからそうします すみませんね 
それから 新聞屋からも頼まれて今朝の分から来ているので
一応持って行ってくださいよ お願いします
それで 取られるようでしたら ここまで電話をしてください」
管理人は新聞配達営業所の電話番号をくれた
神山はお礼を言ってワインを担いで由紀枝の部屋に戻った
「由紀枝 ワインだよ 昨日朝注文した分」
神山は管理人に言ってきた事を伝えると
「へぇ~ 面白いおじさんね 当たり前なのに 気をつけよう」
「うん ちょとね 何回も部屋に来るって可笑しいよね」
「そうしたら 自動ドアでドアフォンが鳴らないで直接だったら
管理人かここの住民ね」
「そうだね だから返事をしないでモニターを見て管理人だったら
そのままにしておけば良いよ まあもう一度同じ事があったら
不動産屋にクレームを言うけどね」
「はい 分りました 気を付けるね それとなに 新聞一杯もって」
「うん 新聞屋に頼まれているんだってさ 勧誘でしょ」
神山はガウンに着替えてソファーに座って新聞を眺めていると
宝くじ情報の欄をみつけ

「ねえ 由紀枝 先日買った宝くじ持っている?」
「ええ どうして」
「当選番号が出ている 多分この分だと思うな~」
神山も席を立ってバッグから宝くじをだし調べると確かにこの回だった
由紀枝も神山の隣りに座って番号を確認した
【1等 27組135692 72組196537
33組154997 3本 1億円
1等の前後賞 同組同番号下一桁違 5千万円 6本】
神山と由紀枝は疑ってもう一度宝くじを見直した
「ぎゃあ~ 当った~ 凄い 神山さんは」
「わぁ~お 大当たりだ ダブルだね 凄いね」
「ふぁ~これでお母さんに少し楽して貰える 良かった~」
由紀枝はもう神山のところで泣きじゃくった
「良かったね ねえ」
よほど嬉しかったのか神山のお腹のあたりで泣いているので
おちんちんに熱い息が伝わってきて大きくなって行くのが分った
由紀枝もその変化に気が付いて
「もう 私が泣いているのに 大きくして 不謹慎でしょ ば~か」
「おいおい 由紀枝のその熱い息が刺激をしたんだよ でもごめんね」
「でも良いわ ゆるす 今回だけよ 私の息が刺激したんだったら
私が悪いんだから でも次は通用しませんからね」
神山は何ともガウンから肉棒がにょろと天を向いた格好だった
由紀枝は横から平手打ちをして
「もう 一人だけ大きくして 私は泣いているのに もう ほんと」
「わぁ~ 痛いよ もう わかったから ごめんなさい」
そう言い神山は由紀枝の背中を撫でてキスをすると
「でもね 嬉しかったのよ ほんと ありがとうございます」
由紀枝はまた泣き出し顔を下に向けた時に肉棒が邪魔をして鼻に当り
「もう この邪魔のもちんこ 痛いでしょ鼻が」
由紀枝は嬉しくてしょうがなく泣いていた
神山は換金日を確認すると5月25日月曜日からとなっていた
由紀枝を優しく動かすと笑って神山を見てキスをしてきた
「さあ 神山さん 今夜も頑張ろうね 寝かさないから覚悟して
こんなに大きくしてさ いいわね」
神山は立ち上がると天狗のようだったので由紀枝が笑っているので
ガウンで無理やり隠すと余計におかしな格好になり由紀枝は
「もう やめて わかったから そのまま早くベッドにいて」
由紀枝は笑いが止まらなくなっていた
神山は宝くじをバッグに仕舞うとベッドに横になり由紀枝を待った
横になってもなかなか来ないのでどうした物かと思っていると
リビングの照明が落とされて寝室の照明も薄暗くなった
由紀枝が現れるとあのキャミソールとショーツを着て神山に
「どう 似合うでしょ ふふふ」
「わぁ~ 凄い全部見えるんだ おけけも乳首も 早くおいで」
「いくわよ かくごしなさい」





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2012年2月22日水曜日

Vol.592 ゆり -5-38



「由紀枝 OK 火力が強いよ」
「ありがとう 良かったわ」
そう言い由紀枝は材料の下作りを進めた
神山は鉄板を洗ったり外の準備を進めていると家具屋が配達にきた
由紀枝も何回か会っているので配達員も愛想よくお辞儀をして
荷物を設置した
バルコニーのガーデンテーブルは組み立てが必要で部屋で行ってから
外に出して重石を置いて完了した
配達員が帰ると神山はガーデンテーブルや椅子を拭いたりして
「由紀枝~ 準備出来たよ~」
「ねえ 大きな声を出さなくても聞こえるわよ は~い」
由紀枝は材料をお皿に乗せてラップで覆って運んでくれた
「ねえ ビールでいい」
「うん でもコップはステンのコップにしようよ暗くて割ったら危ないし」
「そうね 了解です」
部屋の照明を最大限明るくしてバルコニーを照らした
神山はテーブルなどの配置の変更をして美味しく食べられようにした
食材が色々有ったがまずは野菜と大きいえびを焼き始めた
鉄板がすぐに熱くなってじゅうじゅうと焼けている音がしてきた
由紀枝が座ると神山はビールをコップに注ぎ乾杯をした
えびの体が曲がって来たので取り皿に盛り一口食べると焼けていた
「由紀枝 大丈夫だよ 美味しいよ」
由紀枝もえびを取ってたれに付けて食べると
「ふぁ~ 美味しい やったね」
由紀枝はもう天下を取った笑顔で神山に答えていた
神山は順番に焼いていったが どうしても食べるのがワンテンポ遅れて
由紀枝がさきに食べるようになった
でも神山は由紀枝が美味しいと言ってくれるだけで幸せだった
「由紀枝 そろそろビールじゃなくて ワインかバーボンにするか」 
「ええ 私はワインがいいな」
「うん 悪いけど このコップでいこうよ」
そう言い暗くて割れた時を考えてステンのコップにした
由紀枝は洗ってコップにアイスを入れてワインを入れてきてくれた
「おお さすが これならジュース感覚で呑めるね ありがとう」
外で焼きながら食べると美味しいのかどんどんと食材が少なくなった
神山が由紀枝に
「ねえ もうなくなるけど お終いかな」
「大丈夫ですよ まだ冷蔵庫に隠してあります 持ってくるわね」

由紀枝は冷蔵庫から食材を持ってきて神山に渡した
豚肉のロースを焼くといい匂いがしてきたので由紀枝に聞くと
「もう下味が付いているの だからその匂いでしょ いい匂いね」
ナイフを使わないように一口大になっている肉を食べると美味しかった
「由紀枝 これいけるよ 美味しいよ」
由紀枝はニコニコして
「良かったわ 喜んで貰って嬉しいわ」
神山はワインの御代りをすると自分のコップも一緒に持ち
二人分を持って来た
最後にご飯を焼く時に細かく切った野菜を炒めてその野菜と
炊き立てのご飯と混ぜて塩コショウで味を調えて小皿に盛ると
「はい ご飯よ どうぞ」
神山は残った野菜を聞くと由紀枝は冷凍保存をしておいて使うときには
電子レンジで温めれば色々にアレンジできると言った
「なるほど すごいね やっぱりおじさん?」 
「ううん 昔覚えた必殺技よ ふふふ」
「そうか でも勉強になったよ ありがとう」
「いいえ 煮物も少し作るより3,4回分を一回で作ると野菜の無駄や
調味料の無駄が無いでしょ だから纏めて作って冷凍保存ね」
「なるほど ますます勉強ですね ありがとう」
食べ終わって暫く外で過ごすとのんびりしたくなるので
由紀枝が
「さあ片付けましょうか」
神山は食器類を部屋に運び洗うのを手伝った
洗う食器が少なかったので今度は鉄板や汁受けプレートを洗った

由紀枝は外のテーブルを拭いて綺麗にした
「ねえ このテーブル台風の時に部屋に入れるんでしょ
どうやって入れるの 教えて」
神山は外に行き テーブルを横に倒して転がして足を最初に入れて
と親切に教えると
「わかった 転がしていいのね このままだと入らないから
どうするのか分らなかったの ありがとうございます」
「うん しょうがないよ 転がして傷が付いても」
部屋でゆっくりすると由紀枝が





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2012年2月21日火曜日

Vol.958 紫陽花 -13-58




Vol.591 ゆり -5-38



「やはりレミーかな」
「ええ でも私は高いのを買えないからお任せします
それに 今までも大きいボトルではなくてホテルで使うミニを
業者の人から安く分けて貰っていたの だから大きいボトルは憧れね」
「うん わかった 御殿場で情報を集めよう なにしろ東京でも
正規の五分の一とか十分の一の金額で販売されているよ」 
「へぇ~ そんなに安いんだ~ そういう意味ではいいね東京も
私ね 鎌倉の紫陽花を見たくて 昔からそう思っていたの
今年はどうかしら」
「大丈夫だよ 入社して最初か次のお休みに連れて行ってあげるよ
車で向いに行けば電車より全然早いしね いいよ ただしね
鎌倉は歩かないといけないから疲れるかもしれないな
本当は泊りがけが良いけど難しいもんね」
「でも 来年があるし ゆっくり見るんだったら」
「うん それに箱根登山電車だと沿線に紫陽花が咲いている時期には
それは見事で綺麗だよ」
「うん 知っているよ それも見たいな~ 
後は今の時期だと薔薇が綺麗でしょ
鎌倉の薔薇や箱根の薔薇も見たいな~」
「一杯あるね 予定を作って少しづつ見ていこうよ」
「ええ お願いします 私の車でも行ける所があったらいいね」
「うん そうだね あの車だったら折り畳み式の自転車も乗せる事が
出来るからここならかえってあの車のほうがいいね」 
「そうね 私 探しますね 色々と」
「うん 程ほどにね」
二人はよく話しよく食べステーキも美味しく食べて

最後にフルーツが出てきてそれも食べ終わると神山は受付で清算をした
由紀枝は神山の腕にしがみついて歩いていると遊覧船を見つけて
「ねえ 乗ろうよ」
神山は遊覧船乗り場まで車を走らせて乗船順番を待った
「久しぶりだね 遊覧船乗るのは」
「私は以前芦ノ湖で乗船したけど昔の話しね だから嬉しいわ」
神山は由紀枝が嬉しいと言ってくれると自身も嬉しくなってくる
船が戻ってきて乗船すると観覧席に出て風を受けながら
山中湖を一周した
船から降りた二人はアイスクリームを食べながら近くを散歩した
丁度芝生広場が有って寝転び遊んでいた
神山は由紀枝に 
「15分でいいから寝かせてくれる?」
「どうぞ 私は起きていますよ この間みたいに寝ないから」
神山は由紀枝に甘えて強い陽射しの中で昼寝をした
暫くして時計を見ると40分ほど寝てしまって由紀枝を見ると
こっくりと寝ていた 膝には読みかけた文庫本が置かれていた
神山はどうしようかと思ったが下からキスをして見ると
「ぎゃあ~ もう なに 何しているの」
「おいおい どうした」
「あっ ごめんなさい 寝ちゃった」
ペッコとお辞儀をしてテレ笑いをした
神山も由紀枝に
「ごめんな 鼻水が垂れていたからさ 起こしたよ」
由紀枝は慌てて鼻を触ったけれどなにも出ていないので
「もう 嘘ばっか もう 信じない」
顔が怒っていないので神山が笑ううと由紀枝も笑い出した
「由紀枝 そろそろ御殿場に戻ろうよ 今夜のご飯も考えよう」
「ねえ 夕飯は鉄板焼きにしない バルコニーで」
「うん そうすると キャンプ用品を買わないといけないな」
「でも 簡単な物で良いでしょ だってフライパンがあるし」
「う~ん フライパンだとね うん そうしよう
それに今夜ガーデンセットが来るしね よしではいくか」
神山と由紀枝は山中湖を後にして御殿場のデパートに行き
スポーツ用品売場でコールマンのコーナーでLPガスを使用し
鉄板焼きやバーベキューが出来るグリルを見つけた
神山は鉄板とグリル 予備のLPボンベそれと収納ケースを
現金で支払い箱や余分なものを売場に渡して収納ケースに入れて
お店を出た
「風が強い日は無理だけど 普通に使えるところが良いね」
「ええ そうしたら 材料を買いましょうよ」
二人は車で近くのスーパーで食材を買った
洋酒コーナーで正価の半額と出ていたので神山はブランデーの価格が
四分の一になっている高いレミーを選びその他にウイスキーは
バーボンとスッコチを各1本づつ現金で買った

部屋に戻ると神山はコールマンを組み立て着火テストをすると





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2012年2月20日月曜日

Vol.590 ゆり -5-38



「えっ まだ一緒に居るの」
「ええ 今 山中湖でお昼ご飯でーす」
「へぇ~ 会社は大丈夫なのかしら」
「ええ 午前中に連絡無い時は今夜も泊まってくれると言っています」
「えっ 今夜も泊まるの、、、あなた羨ましいわね あ~あ いいな~」
「とても幸せです 優しいし、、、」
「わかったわ それで電話をしたのは貴方の入社のことに付いてなの
メモは出来る?」
「ええ 大丈夫ですよ 仰ってください」
「まず 5月21日は10時に入社式を行うわ だから挨拶があるから
30分位前に来てね それからそのあとに色々と入社に関する
手続きがあるの これが書類を一杯書く訳 大体3時間くらいかかるわ
勿論 簡単な作文があるわ このホテルでしたい事とか テーマは
自由よ 勿論 ホテルについての考え方とかね ほんと自由
その間にお昼があって その作文が終るとその日は終了よ
それで帰れるけど従業員の送迎バスが6時なの早く帰りたい時は
タクシーで帰るしかないわね」
「あの 私マイカーで行っても良いですか」
「えっ マイカー」
「ええ 神山さんに買ってもらったんです 可愛いのを」
「へぇ~ 良かったわね ええ大丈夫よ 社員の駐車場はお客様の
駐車場の反対側なの 最初は分らないから教えてあげるわね」
「ふぁ~ ありがとうございます」
「それで 最初の一ヶ月は色々な部署で働くわけ なので朝9時から
夜6時までの勤務 それで土日のお休みは
6月一杯までは半分 だから土日は6日位取れるわね 
貴方の場合は中途入社だから 結構自由にお休みが取れるわよ
それと貴方の面倒を見る人は人事の坂井 登志子さんが見ます
最初の一ヶ月を過ぎると愛さんの下で勤務する事になるわ」
「はい 分りました ありがとうございます そうするとお休みの
スケジュールはその人事の方と決めれば良い訳ですね」
「そうね 彼女も普段は内務だけど接客業務だから
彼女に合わせる事があるわね」
「はい 分りました メモをしました ありがとうございます」
「そんなところかしら 何かある?」
「ええ 今の所何も無いです 英会話のテストは無いですよね」
「ええ それは2週目か3週目にフロントの実習があるのでその時ね」
「はい 分りました それから神山さんと変りましょうか」
「ええ では替わって」
「神山です こんにちわ」
「もう いいですね若いと元気でしょう」
「いやいや 女性に年齢は関係有りませんよ しかし色々と
片付けましたよ ようやく落ち着きました」
「ご苦労様でした 車も買ったって言っていたわよ」
「うん 雨が降ったときなど考えるとマイカーの方が安心でしょ
バスを待つより それと普段の買い物にも便利だしね」
「それでどんな車なの」
「うん 日産のマーチって可愛い車さ 以前乗っていたそうだ」
「へぇ~ そうなの 喜んでいたわよ 優しいのね」
「まあまあ ところで休みは」
「明日だけどこれから母のとこに行って明日は昼頃戻るわ」
「そうか では今夜は無理だね」
「ええ また時間作ってね」
「うん また電話をします」
「彼女をお願いしますよ」
「了解です それと例の老人ホームの件 わかったら電話をするよ」
「ええ お願いします」
「では」
「は~い」

神山は由紀枝に携帯電話を返すと
「亜矢子さんが 由紀枝をお願いしますって そう言っていたよ優しいね」
「ええ 本当にお姉さんみたいに優しいわ」
神山と由紀枝が亜矢子と話している間に料理が運ばれて食事を始めた
最初のビールが無くなったので神山はワインを注文した
「どちらのワインが宜しいですか」
「うん このステーキに合うワインならどれでもいいよ
それと この高いステーキを単品で下さい お願いします」
ウエイトレスはニコニコして厨房へ戻った
神山と由紀枝は生の牛肉を食べると味が濃厚で美味しかった
最初に出てきたスープも味がしっかりしていて玉葱の甘さが充分出ていた
由紀枝は先ほどから笑顔のまま食べてワインも良く呑んだ
「そうだよ 由紀枝 帰りに酒屋に寄ってブランデーを買わなくてはね」
「ええ 私も忘れていたわ お願いします」






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2012年2月19日日曜日

Vol.589 ゆり -5-38



神山はテラスに出て由紀枝の下半身を露わにすると神山もGパンを
脱いで後ろから交わった
由紀枝は太陽を浴びて余計に興奮したのか自分から腰を振って
「もう駄目よ はやくきて あっ~ あっ~ あっ あっ」
神山は膣が狭まったので動きを早くすると 
「あっ~ あっ~ あっ あっ きて いきそうよ ねえ」
「だすぞ~」
「いいわ きて~ あっ うっ あ~あ」
由紀枝はいってしまい神山もスペルマをどくどくと放出した
そのまま暫くして神山が肉棒を引き出すと
「由紀枝 そのままだよ 垂れてくる」
そう言い部屋からティッシュを持ってきて由紀枝の秘所を拭いてあげた
「ありがとう」
由紀枝はショーツを脱ぐと
「わぁ~ すうすうするわ 癖になりそうよ 気持ちいいわ
今日 このままノーパンにしようかな~」
「また いいけどなんか有った時にまずいよ」
「う・そ・よ ちょっと言ってみただけよ」
「もう はらはらさせないで」
「ふふふ でも本音はノーパンが良いんでしょ 分るわよその気持ち
女だって 男のノーパンって憧れるもん ぷらぷらじゃなくてね
逞しいのがGパンから分るとぞくぞくするわよ」
「そうすると由紀枝は大きければ誰でもいいの?」
「違うわよ ぞくぞくするのはお遊びよ SEXと次元が違うわ
背丈が低いより高いほうが良いと言うのと一緒よ」
「そうか わかったような気がするよ
それでは 山中湖に行ってお昼を食べようか?」
由紀枝はショーツを新しいのに穿き替えて仕度をして部屋を出た

駐車場から車を出して乗ると山中湖へ向った
東富士五湖道路を走るとすぐに山中湖ついて神山が
「由紀枝は何を食べたい?」
「う~ん 迷うわね」
神山は下りてからすぐ傍にあるホテルに入り館内案内を見て
「洋食レストランにしようか」
「ふふふ それが一番ね そうしましょ」
由紀枝は滅多にしない腕を組んで豊かなバストを神山の腕に押し付けて
ニコニコしながら歩いた
レストランの入り口でも腕を組んだままで席に案内されると
由紀枝は肘をついて神山をニコニコしてみた
神山も肘を付いて由紀枝のマネをしているとウエイトレスが
くすくす笑うので神山はそのままの格好で
「ビールを最初に下さい」
そう言うとウエイトレスは堪えきれずに大笑いをしてしまった
それを見ていた神山と由紀枝も一緒に笑ってしまい
「ごめんごめん 彼女が余りにも可愛いからマネをしてしまったよ
おじさんがするとやっぱり可笑しいね」
ウエイトレスがまだ笑っていて
「ふふふ ええ ふふ でも よかったです ふふふ」
「それで このステーキをコースでください」
ようやく笑いが収まったウエイトレスが
「はい 畏まりました 少々お待ちくださいませ」 
「悪いけど 何か単品のすぐできるおつまみはあるかしら」
ウエイトレスが考えているので
「そうしたら この牛肉の生を少し下さい それでニンニクとしょうがを
おろしたのもください 勿論別料金でお支払いしますよ」
ウエイトレスはお辞儀をして厨房に聞きに行って戻って
「出来ますのでお持ちいたします 2人前で宜しいですか」
「ええ 一つに纏めていいですよ」
ウエイトレスは厨房に行って神山の言った事を伝えていた
「もう わらわれちゃったじゃない でもあの子正直ね
多分 高卒で入ったばかりじゃないかしら」
「わかる?」
「ええ 大卒と違うわね まだあどけなかったでしょ」
「う~ん 由紀枝もあどけないから分らないよ」
「もう そんなに幼稚 私って」
「いや 表情が可愛いと言っているんだよ 中味じゃないよ」
「そう でもいいや こんなに素晴らしいとこに来たんだから」

そんな話をしていると由紀枝の携帯がなった
「はい 庄司です」
「こんにちわ 桜川です どう落ち着いた」
「ええ 何から何まで神山さんに甘えました それで今朝も役所の
転出入 免許証の書き換えを手伝って貰ったんです」





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2012年2月18日土曜日

Vol.588 ゆり -5-38



神山は時計をみるとまだ10時30分だったので由紀枝に
「これから御殿場の家具屋に行って姿見を買おうよ」
「ええ 早いわね もっとも裏書をされるだけだから」
二人は駐車場に戻ると何人かの車ファンが神山のZを見ていた

神山が
「失礼 乗ります」
そう言いファンを避けて乗車した
由紀枝も乗ると神山はゆっくりと免許センターを出て
東名を使って御殿場の家具専門店についた
店内でお世話になった店員と会って話をすると
「大きなのと普通のと2タイプあります」
そう言って神山と由紀枝を案内して見せてくれた
どちらも高さは20cm位の違いだったが大きいほうは幅が広くて
使いやすそうだった 神山は由紀枝に尋ねないで大きいほうを買った
それとチェストの上に置く化粧用の鏡も一緒に買った
姿見が25万円で化粧鏡が10万円した
神山は今夜の配達をお願いしてAEXのカードで清算をした
「由紀枝 食器自動洗い機は要らないかい」
「ええ あったら便利ね どうかしら」
「ここはもう無いかな」
「ええ 鏡が有れば充分よ」
由紀枝はそう言ったが 思い出して
「ねえ バルコニーのテーブルはどうするの」
「おお 忘れていたよ ごめんごめん」
神山は先ほどの店員に話をするとイタリア製しかないと言われ
みてみると20万円と高かったが丁度いい大きさだったので
重石と一緒にAEXのカードで清算し今夜の配達を頼んだ

神山と由紀枝は家具屋を出て家電量販店に行ってみたが由紀枝は
「二人でもそんなにこれを使わないし勿体無いわ 神山さんいらないわ
だって そんなに使わないし自分で洗ったほうが綺麗でしょ ねっ」
「うん わかったよ そうだね自分で洗ったほうが満足するよね」
「ねえ 神山さん アイロンを忘れていたわ いい買って」
「おお 大事な道具を忘れて でも今まではどうしていたの」
「だって お買い物だって普段着でしょ 洗いっぱなしを着ていたわ
でも 神山さんのシャツや多少アイロンを掛けないといけないものが
出てくると思うの だから」
「そうだね アイロン台も必要だね このフロアにあるのかな」
由紀枝が探し出してアイロン台と一緒に買った
神山が現金で2万円を支払った

二人は御殿場駅前のデパートに行って神山の着替えなどを買った
下着売場に来ると由紀枝が靴下と高級コットンで作られた薄い
部屋着を見つけて神山に
「これからの季節にいいわよ これ涼しそうで」
「うん 軽いし涼しそうだね これってペアで着れるよきっと」
「そうね 私も着られるわ これにしましょうよ」
神山は店員に言って大きさをみて貰い2着を現金で支払った
二人は紳士靴売場で今履いている靴と同じ靴があり それと普段履ける
スポーツシューズを現金で買った
由紀枝はシャツを探し神山に
「この間着ていた シャツはこれでしょ」
神山が調べると同じ物だった
「うん これだよ」
「そうしたら 2枚位買っておきましょうよ それに今着ているTシャツも」
神山は由紀枝に言われて現金で清算をした
「さあ もう無いよね」
「ええ ショーツが無くなったら私のを穿けばいいし 無いわね
そうそう 髭剃りはどうするの?」
「うん ホテルので充分さ ほら触ってごらん もともと濃くないから
ホテルの髭剃りで間に合うのさ だからいらないよ」
由紀枝は
「ふふふ それだったら私の腋毛を剃るのでも大丈夫ね ふふふ」
「わぁ~ 腋毛と一緒か~ まいった」
二人は笑って
「じゃあ 部屋に戻ろうか しかし便利だね由紀枝の部屋は」
「ええ 車があると便利 すぐ近くにこんなにお店が一杯在るから嬉しいわ」
神山と由紀枝は荷物を持ち駐車場から車を出して由紀枝の部屋に向った

部屋に戻ると神山が時計とみて12時を差していたので
「由紀枝殿 午前中に電話が無かったから 今夜も泊まっていい?」
「ふぁ~ ほんと嬉しいわ」
そう言うと神山に抱きついておちんちんを触っておねだりした





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2012年2月17日金曜日

Vol.587 ゆり -5-38



由紀枝自身もこのネグリジェで興奮しているのか秘所は体液が
溢れ出ていて神山がピストン運動をするとぴちゃぴちゃと音がした
大きく開いた襟元から乳房が苦しそうに覗いているので
ネグリジェを上から脱がせると由紀枝は思い切り神山に抱きついて
「愛しています ほんとうよこんな気持ちになったの」
「ありがとう ぼくも愛しているよ」
神山は由紀枝の両足を上げて腰を動かすと由紀枝は喘ぎが強くなり
「う~ん う~ん うっ~ いいわ~」
今度は 自分のピローを由紀枝の腰に当てがい腰を高くすると
「あっ きて いきそうよ ねえ はじめて」
「由紀枝 すごいよ あたってるよ きもちいい」
「わたしも あたってる~ きて いきそうよ ねえ」
由紀枝の膣がきゅんと狭まったので神山の亀頭に一気に充血し
「わぁ~ おおきい だめ~ いく~ あっ あっ」
由紀枝はがくがくと体を震わせて昇天してしまった
神山もスペルマを膣の中に発射すると肉棒を奥までつついた
「きている ああ~ あついのがきているよ」
神山は由紀枝の上になってぐったりすると暫くして由紀枝は
するりと抜けてティッシュで自分の秘所と神山の肉棒を拭いた
こんどは神山の肉棒を咥え手で付け根からぎゅっと掴み先端まで
移動させると尿管に残っていたスペルマを飲み込んだ
裸の二人はそのまま抱きあって寝てしまった

5月18日 月曜日 快晴
朝6時30分二人は仲良く目覚ましで目が覚めた
「おはよ~う」
「あ~あ よく寝たな」
「ほんと 久しぶりよ あら大きくなっている」
「男の場合は朝立ちと言って おしっこが溜まっているからおおきいの」
由紀枝はまじまじと見て
「ねえ ここが気持ちいいんでしょ それとここも」
由紀枝は鈴口や裏側の筋を触ってみた
「ふぁ~なんか出てきた 何時もと同じべとべとしているわ
でも時間が無いから あとでね さあシャワーを浴びましょうよ」
由紀枝は神山を引きお越し 浴室へ行ってシャワーを浴びた
神山もすっきりしてバスローブを羽織ってソファーに座ると
由紀枝は電子レンジでパックのご飯を温めおにぎりを作ってくれた
「ねえ 簡単だけどおにぎりを作ったわ 食べましょう」
「おお ありがたい」
そう言い神山と由紀枝はダイニングテーブルでおにぎりを食べた
本当に簡単な朝食だが由紀枝に感謝した
目玉焼きも美味しいしおにぎりも美味しかった
神山は浴室から洗濯物を出すとベッドでたたみ始めた
由紀枝のブラジャーとショーツのたたみかたが分らないので
「ねえ~由紀枝 これどうやってたたむの」
「なぁ~に」
「ほら 由紀枝のブラだよ」
由紀枝は台所からきて
「ブラはこうやってたたむの ショーツは丸めてなければいいわ
でも恥ずかしいな」
神山は由紀枝の秘所をポンと触って
「ここを何回も舐めているのに?」
「それと違うでしょ やっぱりさ でもありがとう 嬉しいわ」
由紀枝はたたんでもらった洗濯物を引き出しチェストに仕舞った
神山は出かける準備が出来ると由紀枝も初夏らしいワンピースを着た
脱衣所にある鏡の前でお化粧をするとまた違った由紀枝を発見した

7時半には少し早かったが部屋を出て伊東にある市役所本庁に向った
丁度朝の渋滞で神山は早く出てよかったと思った
それでも御殿場ICまでの距離だったので大したロスにはならなかった
いつもの大井松田IC 厚木小田原道路を使って伊東に着くと
役所が丁度開いた時だった
由紀枝が市民課に行って転出手続きを終ると神山は
「ご苦労様でした では御殿場市民になりましょうね」
「はい ありがとうございます お願いします」
そう言い高速を飛ばして御殿場へ戻った
御殿場市役所は何時も通るところなので迷わずに行けた
由紀枝はここでも市民課にいって転入手続きをした
一緒に住民票を貰って東名沼津ICに近い東部運転免許センターへ向った
ここからだと15分あれば着く距離だった
免許センターに着くと傍に書類に貼る顔写真を撮影した
中に入ると免許更新などの手続きで訪れている人が多かった
由紀枝は受付で必要な書類を提出して順番を待った
免許証の裏に新しい住所を記入されて由紀枝に戻ってきた





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2012年2月16日木曜日

Vol.586 ゆり -5-38



「でもごしごし洗いたいな~ ねえ洗ってあげる せ・な・か」
神山は出て由紀枝に背中を流してもらった 気持ちが良かった
今度は神山が由紀枝の背中やわき腹を優しく洗うと笑い出して
「ねえ くすぐったいの 真面目に洗って うっ だめったら」
由紀枝はくすくすと笑いが止らなくなって体をよじって逃げていた
それでも綺麗になると今度は由紀枝が
「頭を洗いましょう」
そう言って神山の頭にシャンプーを付けてゴシゴシと洗ってくれた
目の前に由紀枝の黒々としたヘアーが見えるので触ると
「もう 駄目よ 洗えなくなるわよ ほら駄目」
神山はこれ以上怒らすと自分で洗う事になるのでここで辞めた
「ねえ 痒い所ない」
神山は無いと答えるとシャワーを掛けた
「わぁ~お つめたい」
「ごめんなさい またお湯を忘れたよ~」
「でも気持ち良かったよ」
由紀枝はお湯の温度を調整して神山の頭に掛けてシャンプーを流した
今度は神山が由紀枝の髪を洗う番になってそのままだと髪の毛が
床につくので浴槽の縁に座らせて神山は立った上体で洗うと
由紀枝の額におちんちんがぶつかってその都度由紀枝が手で払っていた
「神山さん 楽しんでいるでしょ おちんちんぶつけて もう」
垂れている髪を纏めて洗っていると首をあげておちんちんを咥え込んで
動かないようにした
「この位洗えばいいのかな?」
由紀枝は咥えたまま頷くのでお湯を出してシャンプーを洗い流した
リンスを付けるときに
「リンスはコツがあるから私がするわ」
そう言い 自分で付けてよく髪の毛に馴染ませてからお湯で流した
神山は由紀枝の黒々としたところが目に入って触ると
「もう 駄目って言ったでしょ ほんとに」
神山は自分もリンスを付けて馴染ませると洗い流した
二人は又 泡風呂に入ってジャグジーを楽しんだ

浴室から出ると由紀枝は良く拭いてバスローブを羽織った
神山の体を良く拭いてバスローブを着せ
「ねえ ワイン呑むでしょ」
「うん 呑もう」
神山と由紀枝はソファーで寛ぎTVを見ていたが由紀枝は髪の毛が
乾くと神山が買ってきたネグリジェに着替えた
「わぁ~お 凄い似合っているよ ほんと」
由紀枝はカーテンを開けてガラスに映る自分の姿を見ていた
「そうか 明日時間があったら姿見をかおうね」
由紀枝は妖艶な仕草で神山にせまりキスをした 
「どう これって結構いいわね 素敵」
レースで作られていて胸元が大きく開き前身頃の膝上からスリットが
入っているセクシーなネグリジェだった
「神山さん どう」
「いいよ 素敵だし元気になるよ 又別の由紀枝を見ているようだよ」
由紀枝が神山にシルクのガウンを渡し着替えさせ 脱衣所に干してあった
洗濯物を全部浴室に入れて自動乾燥のスイッチを入れた
「ねえ この自動乾燥って 時間設定するの?」 
「しなくて平気だよ センサーが湿度を監視しているから」
「そうなんだ 分りました また勉強」
神山は由紀枝の素直な所がたまらなく好きになった
「こっちにおいで 一緒に呑もう」
由紀枝は照明のダイヤルを回して部屋を薄暗くした
「頂きます」
そう言い 由紀枝はワインを神山から貰って呑んだ
「明日 酒屋でスコッチとかバーボンとかブランデーを買おう」
「ええ そうね 寝る前にはその方がいいわ私はブランデーがすきよ
あそこに居た時も良く呑んでいたわよ 誤解しないでね 
小さなグラスに入れてよく読書をする時に舐める程度でよ」
「分りました あす買って あの食器棚に飾ろう」
神山は我慢が出来なくなって由紀枝の乳房を触ると
レース腰に乳首が硬くなっているのがわかった
グラスをテーブルに置くと神山は由紀枝を抱きしめてキスをした
由紀枝も答えて舌先を神山の口の中に入れてきて絡ませた
神山はだんだんと由紀枝を自分の膝に寝かせるようにすると
空いた手で由紀枝の秘所をまさぐった
由紀枝は唇を離すと
「向こうにいきましょう」
神山の手をとってベッドに入った
「ねえ このままきて」
神山はガウンを脱ぎ由紀枝をそのままの格好で肉棒を膣に挿入した





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2012年2月15日水曜日

Vol.585 ゆり -5-38



ほらうちのホテルに有ったあんな感じ」
「そうだね 椅子が無いと日光浴も出来ないな 読書も 明日にでも探そう」   
「どうせ雨風に当るんだから そんなに高くなくても良いでしょ」
「うん 台風を考えると 由紀枝が一人でも仕舞える重さにしよう
風対策で重石も買っておこう」
「そうね うちは良いけど下の部屋に迷惑がかからないようにね」
由紀枝はテレビをつけたが映らないので
「ねえ 壊れている もう いやよ」
神山が見てみるとモニターのスイッチが入っていなかった
突然大きな画面にNHKのニュースが流れた
「由紀枝ちゃん ここのスイッチを忘れないようにね」
「もう 驚いたわ でも大きいとアナウンサーの顔も大きいわ」
そう言い由紀枝は画面の顔と自分の顔を比べた
「ねっ 私より大きいわ 凄い」
神山は空気を入れ替えたのでガラス戸を閉めてカーテンを引いた
今度は神山が男性アナウンサーの前に行くと由紀枝が
きゃあきゃあと笑って
「ねえ やめてお願いだから なんか変よ 女の人が小さくて もう」
「そんなに変かな」
そう言って横を向いて 女性アナウンサーにキスをすると
「ば~か 何しているのよ 変態 こっちに着てよ もう」

神山は由紀枝の隣に座ると由紀枝が
「あんな女の何処がいいの もう 私のほうが全然綺麗よ もう」
「ごめんごめん ほらなんて言うか ねっ」 
「もう しないで あんな人好きなんて信じられない」
「違うって ほら笑ってくれると思ったんだよ 嫌いだよ」
「ほんと ねえ」
「本当だよ 嘘言ったってそのうちに分るでしょ」
「そうね だったらキスをして 愛のこもったキスよ」
神山は由紀枝を抱きしめてキスをした
ソファーに倒れると部屋着の下から乳房が神山の胸を押していた
由紀枝は
「分ったわ ねえ 苦しい わぁ~たすけてくれ~」
二人は笑って神山は由紀枝を起こしてあげた
「そうだ 明日 市役所にいこう」
「えっ だって結婚しないんでしょ、、、」
「ははは 違うよ もう 転出転入の手続きさ」
「なんだ そうよね でも明日じゃないといけないのかな」
「どうして?」
「うん だって、、、でもいか どうせ一緒にいられるもん」
「うん そうか だったらここからだと山中湖が近いから行こうか」

由紀枝は明るい顔に戻って 
「ほんと いこうよ」
「うん 待てよ 納車が20日だとすると免許証も書き換えたほうが
いいね 色々と煩いからね」
「あっ そうか 免許証もあるんだ なんだ 折角と思ったのに」
「でもね 僕が運転するんだからいいじゃん 海を見ていれば
明日早く出て 伊東の市役所で転出 御殿場に戻って転入 そこで
住民票を取って 沼津の東部運転免許センターでしょ
大丈夫だよ 午前中に終るよ」
「朝早いって何時?」
「うん 7時半に出れば伊東が8時半で役所が開く時間だよ」
「そうね それで戻って10時で免許が10時半か~、、、
早く出て済ませたほうがいいわね 分ったわそうしましょう」
「そうだよ それから山中湖行ったって大丈夫だよ ねっ」
「うん そうする ふぁ~大変だ~」
「そうしたら 早く寝ようよ 風呂に入って」

神山が誘うと由紀枝は浴槽に湯を張って準備をした
洗濯物を脱衣所に干し直して
「いいわよ~ きて」
神山が脱衣所で部屋着を脱ぐと由紀枝も一緒に脱いで
「入りましょ」
プルンプルンのおっぱいを神山に擦り付けて笑った
神山もお返しにおちんちんをお尻にあてがって笑った
湯船に入ると神山はボディーソープを入れてジャグジーを使った
段々としゃぼんの泡が出来て由紀枝は口に入って
「ぎゃあ~ もう 入れすぎよ もう 口に入っちゃった」
神山が蛇口でお湯を手ですくって由紀枝の口に持っていった
由紀枝はそのお湯で口をゆすいだ
「はぁ~ 驚いたわ 急に泡が口の中に入ってくるんだもん」
「でもこれで体が綺麗になるから良いよね」





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2012年2月14日火曜日

Vol.584 ゆり -5-38



由紀枝はもう一つの箱を開けると
「わぁ~ 素敵よ すごい これ着るの私が わぁ~セクシーよこれ
だけど すべてみえみえでHね」
「うん 似合うと思ったのさ 輸入品だよ」
由紀枝もう一つの箱を開けるとキャミソールとショーツのセットを広げ
「ぎゃあ~ もう すごい これも着るんでしょ ふぁ~すごいHね」
「うん Hが好きだから ははは いいだろう」
「ありがとうございます 欲しかったけど相手がいなかったし
でも 昼下がりにこのネグリジェを着てバルコニーでワインが最高ね
映画で有ったでしょ ふふふ」
神山はお揃いの部屋着に着替えソファーに座ってビールを呑んだ
「あれっ ここのチェストは?」
「ええ 家具屋さんが運んでくれたわ ごめんなさい」
「うん よかったね わかったよ 由紀枝を見ていると手伝いたくなるさ
このままで良いですと言ってもね そんな力を持っているよ」
「ごめんなさい 私断ったんだけど でもね聞いて 寝室のガラスを
開けて お布団は綺麗に直してあったの よかったわ」
「そうだね でも良かったよ ありがとう 由紀枝もここに来て呑もうよ」
「でも もうすぐ出来ますよしゃぶしゃぶが そうだお野菜を乗せる
お皿をとってください それからポン酢たれを入れる小鉢もお願いします」
神山は由紀枝に言われた食器を棚から出して
「これで いいかな」
「ええ ありがとう~」
由紀枝がテーブルに野菜のお皿やお肉を乗せたお皿を用意すると
神山はテーブルコンロに火をつけてお鍋を置き
冷蔵庫からビールを出して二人のグラスに注いだ
由紀枝を席に座らせて
「では 新居 初めてのお食事に乾杯」
「かんぱ~い あなたごめんなさい これしか出来なくて」
「何を言っているんだよ 僕には充分だよ こちらこそ感謝をしていますよ」
二人はお惣菜をつまみにビールを呑んでいると鍋の中がぐつぐつ煮立って
きたので神山は火力を調整して
「さあ しゃぶしゃぶだよ 由紀枝」
由紀枝も神山も久しぶりに家庭の味を味わった
神山はワイングラスを出して冷蔵庫のワインを注ぎグラスを合わせた
由紀枝は終始ニコニコしていて嬉しそうだった
神山も由紀枝の顔を見ているだけで幸せだった

知らない間にお肉が無くなり神山が由紀枝に
「お肉 もう無いけどそんなに食べたかな 由紀枝」
「ふふふ 大丈夫ですよ ご安心下さい 冷蔵庫にまだ隠してあるの」
そう言い残りの半分を冷蔵庫からだして
「ほら 時間が経つと美味しく無くなるでしょ だから冷やしたの」
神山は感心をして
「どこで覚えたの」
「ええ 時々おじさんに教えてもらったわ」
「そうか だから野菜も綺麗に切れているんだ 納得」
「さあ 早く頂きましょ」
二人はワインを呑みながらお肉を味わっていた
野菜や牛肉を食べると今度はきしめんを食べることになった
椀に塩コショウを入れ万能ネギを入れてしゃぶしゃぶの
スープを入れて完成だが スープが少なくなったのでお湯を注ぎ足し
沸騰すると つけたれは完成 きしめんを湯の中に入れて
少し茹でると由紀枝が
「そろそろ大丈夫よ 食べましょう」
二人はつるつるするきしめんをすくってタレで食べた
「由紀枝 いけるね 美味しいよ」
「ふぁ~ お家でも出来るのね 美味しい~」
由紀枝はニコニコして食べた 上手に出来た事がよほど嬉しかった
食べ終わると後片付けを神山も手伝っていたが時々部屋着の上から
おっぱいを触ったりちょっかいを出していた
その都度由紀枝は注意するが顔が怒っていないので又悪戯された
「はい ありがとうございます 片付きました
お茶を用意するからソファーに座っていて」

神山はガラスが少し曇ったのでガラス戸を開けると気持ちの良い
風が部屋に入ってきた 神山は由紀枝を呼んで
「ほら 見てごらん 星があんなに綺麗だ 東京では見られないよ」
由紀枝がお茶をテーブルに置いて神山の脇にきて寄り添った
「素敵な夜だわ お星様も歓迎してくれているみたい」
「キスをしなさいって 言っているよ」
神山と由紀枝は熱いキスをした
テーブルに戻ると由紀枝が
「テラスにテーブルと椅子があると良いわね





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2012年2月13日月曜日

Vol.583 ゆり -5-38



今夜の配送品と一緒に持ってきてもらうように頼んだ
二人は家電量販店に行ってデジカメを見たが由紀枝が
「神山さんが持っているのがいいな~ だって綺麗に撮れるもん」
神山は店員に話すと紹介してくれて記憶カードや予備のバッテリーなど
購入した 合計で6万円支払いをした
「由紀枝 もう無いかな 足りない物は」
「ええ 大丈夫よ 有っても使わないと勿体無いし」
二人はバンに乗って駐車所から出てマンションに向った

「ねえ 今夜 しゃぶしゃぶでもしましょか」
「おお いいね そうしたらスーパーに寄ろうね」
バンはスーパーに寄り由紀枝は精肉売場に行くと一番いい牛肉を500g
買って野菜やきしめんなど材料を買った 神山が
「由紀枝 どこでする テーブルコンロを買おうよ」
「あっ そうね 忘れていたわごめんなさい」
別のフロアでカセットガスボンベを装着するテーブルコンロを購入した 
「由紀枝 良かったね これでテーブルで作れるよ」
「そうね ほんとごめんなさい」
神山が両手に荷物を持ってバンでマンションに向った
部屋に戻ると神山は早速ダイニングテーブルを組み立てた
止め金具もしっかり回して充分と点検をした 由紀枝と一緒に返すと
「わぁ~ けっこう大きいわね でも素敵」
神山はキッチンとの境にあるカウンターに付けて見た
「この方がお料理をすぐにテーブルに置けるからいいわね」
神山は椅子の養生を剥がしてテーブルに置いた
「僕がいる時亜矢子さんが来たらPCのところからもって来れば良いよ
でも 来ないと思うけどね 何かの時にさ」
「神山さん ありがとうございます 幸せよ」
「そしたら もう運ぶ物は無いのかな バンを返そうと思っているんだけど」
「ええ 大きくて緊急な物は無いですよ」
「そうしたら 返してきていいかな?」
「ええ いわよ 私その間片付けていますよ 一人で寂しいけど ふふふ」
「うん わかった じゃあ熱海に行って来るよ 何か欲しい物はある
熱海のデパートで買ってくるけど」
「そうね あっ 貴方の着替えを買ってきて 赤いショーツは予備が
有るけど靴下とかシャツでしょ それから靴や傘とか色々有るわよ」
「そうか でも僕の分は明日御殿場でゆっくり買えば良いよ ねっ」
「そうね あなた一人より私がいた方が良いでしょ 一緒だと嬉しいな~」
「わかった では行って来るよ その間に家具屋が来たら
ちゃんと指示をしなさい それと寝室へは僕が運ぶよ」
「ふふふ 大丈夫よ 分ったわありがとうございます」
「うん 向こうを出る時に電話をする」
「は~い 分りました」
神山は由紀枝とキスをして部屋を出た
駐車場のバンに乗ると熱海を目指した 御殿場ICまで近くて便利なのが
良かった 東名高速を飛ばすと大井松田ICで
下りて小田原を経由して熱海に着いた
レンタカー営業所でバンを返すとまだ5時30分だったので
熱海のデパートに入り婦人ランジェリー売場に行って
セクシーなネグリジェとキャミソールとショーツのセットを購入した
輸入品なのでネグリジェが15万円してキャミショーツも10万円もした
神山は売場を見回すと素敵な光沢のガウンを見つけた 
店員が
「こちらは100%シルクで紳士用もございます」
神山は店員に体のサイズを告げると大きいほうがゆったり着れると
言われるので婦人はLサイズで紳士はLLサイズを買った
男女とも同じ金額で30万円でAEXのカードで清算をした
神山は荷物を持ってホテルの地下駐車場へ行き警備員に礼を言い
フェアレディーZの運転席に座った
ガソリンが少なかったのですぐ傍のスタンドでハイオクを満タンにした
丁度18時だったので19時には間に合うと計算できた

神山は有料道路に入るとどんどんとスピードをあげてすぐに小田原に着き
国道を北上し大井松田ICから東名で御殿場ICで下りた
由紀枝の部屋に戻ると18時45分で家具屋が丁度帰るときだった
家具屋の配達員が丁寧にお辞儀をして帰っていった
先ほどのテーブルや椅子のゴミも一緒に持っていってくれた
「お帰りなさい 早かったのね」
「うん 空いていたし はいこれお土産だよ」
「何かしら 開けていい?」
「うん」
由紀枝はデパートの包装紙や箱を開けると
「ふぁ~ 素敵なガウンね 軽いし綺麗な光沢だわ」
「うん ペアで買ってきた シルク100%と言っていたよ」
「へぇ~ 高いでしょ そんな でも夜寛ぐ時に良いわね 早速使えるわね」





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2012年2月12日日曜日

Vol.582 ゆり -5-38



肉棒も狭まった膣には悲鳴を上げて発射してしまった
由紀枝も体をがくがくさせ
「ふぁ~きてる すごい きてるよ~」
そのまま神山とキスをして神山の上に重なった
神山もそのままの格好でいると肉棒が抜け落ち
由紀枝の秘所から神山の体液が流れ出してきた
神山がするりと抜けて目覚ましを15時にセットして由紀枝を抱き寝た

神山は15時にセットした目覚ましで起きて由紀枝をおこした
「ふぁ~ 気持ち良かったわ」
立ち上がった由紀枝はまだ秘所が濡れているのでチェストに置いた
ティッシュで拭くと匂いかいでみた
「ぎゃあ~ なに くさい~ 変な匂いほら」
まだべとついているティッシュを神山の鼻に近づけると確かに臭かった
「わぁ~ へんな匂い 洗いましょ ねえ」
由紀枝は神山を引き起こして浴室に行きシャワーで流した
「わぁ~ 冷たい」
「あっ ごめんなさい お湯を出します ごめんなさい」
二人は笑って温かくなったシャワーで体を流した
「さあ それでは家具屋さんに行こう」
由紀枝が下着をベッドに並べて
「ねえ どれがいい 選んで」
神山は黒いブラショーツを選ぶと
「ふふふ やっぱりな~ 神山さん好きなんだ 選ぶとおもった」
そう言いながらブラジャーを乳房にあてがうと
「ねえ~うしろ 止めて~」
神山がホックを止めると正面を向いて黒い乳房を押し付けてきた
「こうゆうの好きでしょう ふふふ」
今度は黒いレースが付いたTバックショーツを穿くと腰を振って神山に
「今夜はこの格好で迫ろうかしら ふふふ」
神山は由紀枝を引き寄せて抱きしめキスをした 
「わかったよ お願いしますね」
神山と由紀枝は出かける仕度が済むと部屋を出てバンに乗った

家具屋でイタリア家具のコーナーにダイニングテーブルを見ると
4人掛けの丁度いい大きさのテーブルがあった
神山が店員に
「これは組み立て式ですよね」
先日来店した神山を覚えていた店員はニコニコして
「いらっしゃいませ そうです 組み立て用のスパナなども付いていますよ」
神山は在庫を確認してもらうのと持ち帰ることを告げると
店員は倉庫に電話をして在庫ありの確認をとって神山に
「お車はバンですか」
「ええ そうです 駐車所に止めてます」
店員は指示するまで待機と言って商品を確保した
神山はパソコンテーブルで使っている椅子を2脚買った
由紀枝は
「ここに敷いてあるシャギーカーペットは有りますか」
「何処に敷くの」
「ええ リビングのガラステーブルの下に敷くとどうかしら」
神山は
「うん そうだね あそこだといいね 有りますか?」
店員は倉庫に確認をすると在庫ありと報告を受けた
神山は椅子2脚10万円 テーブル40万円
シャギーカーペット30万円 合計80万円を店員に支払うと
今日のお礼と言って玄関用の同じ柄の小さなシャギーカーペットを
プレゼントしてもらった
「これからお車に戻られますか 倉庫から運びますが」
神山は戻る事と駐車場ナンバーを伝えると10分ほどで来るといった
二人は店内を見渡して足りない物が無いか確認をした時に由紀枝が
「ねえ あなたPCテーブルの脇にチェストを置いているでしょ
でもあそこはあの高さの本棚でいいと思うの どうかしら
そうすれば寝室に持って行って使えるわよ」
「そうだね そうすると大きいのがいいのかな」
「普通の高さで充分だと思うわ どうかしら」
「それで扉が付いている方が良いよね」
「ええ ほこりが入らないし その方が良いわ」
神山はイタリア家具のシリーズを確認するとカタログに載っていて
店員に聞くと在庫が有るので明日の配達と言ったが夜遅くても良いので
今日何とかして欲しい事を言うと今日の夜19時の配達をOKした
神山は30万円を現金で払い清算し駐車場に戻ると
倉庫から来たトラックからテーブルが降ろされてる所だった
神山はバンの後ろ扉を開けると余裕で入ったが
シャギーカーペットが入らなかったのでその場で店員を呼んで





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2012年2月11日土曜日

Vol.581 ゆり -5-38



神山は頷いてボストンバッグから洗濯物を出すと洗濯機に入れて
湯のみ茶碗に今朝買ったワインを入れて浴室に行った
浴室をお湯で洗い流すと湯船に湯を張った
神山は浴室の脱衣所で着ていた物を洗濯機に入れるとシャワーを出した
簡単に体を洗って湯船に浸かっていると洗濯機の回る音がして

「私も入ります」
そう言い由紀枝が前を隠して入ってきた
由紀枝もシャワーで体を簡単に洗うと湯船に浸かった
「やったー ようやく自分のお部屋で神山さんと一緒よ ふふふ」
由紀枝はうれしさ一杯の笑顔で神山に抱きついて来た
神山はしっかりと由紀枝を抱いてキスをした
由紀枝はジャグジーを入れると下から泡が出てきて楽しんでいた
「私にもワインを頂戴」
由紀枝は美味しそうに呑んで
「でもここ3日の出来事でしょ なんか夢みたいで信じられないわ」
「でも現実さ いいんだよ由紀枝は心配しなくて 僕がいるから」
神山は腰をずらして由紀枝の腰を寄せてジャグジーのボタンを押すと
「ぎゃあ~ もう なに ねえ」
丁度由紀枝のクリトリスに小さい泡が出てきて刺激を与えた
「これはクリトリス専用のジャグジーだよ」
実際は痔を患っている人に開発されたジャグジーだった
「ほんと 神山さんて脅かすんだから でも気持ち良いわよ」
由紀枝はだんだんと顔を紅潮させてきて
「ねえ あなた欲しくなった ねえ触って」
神山は由紀枝のクリトリスを触ると
「もうだめ いく あっ あ~ あっ」
由紀枝は体をがくがくさせて神山に寄りかかった
息が整うと
「もう これだけでいくわね いやねほんと 癖になったらどうしよう」
「大丈夫ですよ 僕といるから気持ちよくて 一人だったらただの泡さ」
「そうかしら そうだと良いけど」
神山はワインを呑み終わると
「出ようか」
「ええ 出ましょう」
二人は高級コットンで作られたバスタオルで互いの体を拭いて
薄地のバスローブを着て寝室にはいりベッドに横になると
「わぁ~気持ちが良いわ このベッド」
由紀枝は嬉しくてタンバリンのように跳ねた
横で跳ねているのに神山は揺れなかった
このベッドは独立したポケットコイルが重量が掛かったところだけ
コイルが働くので神山のコイルには影響しなかった
「おいおい あまり跳ねると底が壊れるよ」
「ふふふ ごめんなさい でもはじめてなの」
由紀枝が神山を押し倒して上になると熱いキスをしてきた
神山はバスローブの上から由紀枝の乳房を揉んだ
少し喘いでいたが神山のバスローブを剥ぐと胸に熱いキスをして
神山の乳首をちろちろと愛撫した
由紀枝は片手でおちんちんを掴むと握ったり上下に動かしたり
マッサージを始めた
神山は由紀枝のバスローブを上半身剥がすと見事な乳房がプルンと
現れて乳房をじかに揉み始めた
神山の肉棒がだんだんと大きく硬くなると由紀枝は下にずれて
先端の亀頭を優しく飴を舐めるように愛撫すると神山は気持ちよくなった
由紀枝の体が回転して神山の目の前に由紀枝の秘所が現れたので
神山は舌と指で秘所とクリトリスを攻めた 由紀枝も肉棒を握っている
手の動きも早くしたり遅くしたりした
鈴口から透明の体液が溢れてくると
「神山さん 出てきたわよ ほらこれ」
由紀枝はべとべとする体液を唇を細くして亀頭の周りに
伸ばしぺろりと舐めた
由紀枝は体を回転させて神山を跨ぎわざと秘所が見えるようにして
静かに腰を落としていくとスムースに挿入出来たが動かなかった
艶かしい顔で神山を見ると腰を前後に動かして自分のクリトリスを
刺激してどんどんと膣を狭めていた
神山も下から腰を動かすと気持ちがいいのか腰の動きを上下に変え
上半身を神山の上に乗せる格好になりそうすると腰を掴んだ神山は
自分の動きと併せるように由紀枝の腰を動かすと由紀枝は
「もう だめ う~ん う~ん うっ~」
「うん 気持ちが良いよ」
由紀枝は腰の動きを早くしてきた
「ねえ いく あっ きて いきそうよ ねえ」
神山も腰を突き上げるように動かすと
「あつっ あうぅ いぐ~」





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2012年2月10日金曜日

Vol.580 ゆり -5-38



「もう 分っているけど 出てくるの 煩いわねもう これ新しい住所と
電話番号よ 何かあったら連絡ちょうだい」
「携帯は」
「うん そのまま」
「うん神山さんに甘えなさいよ 一杯 でもいいわね~ さあ行きなさいよ」
「うん 時間が出来たら宿泊に来るわ お客さんで その時 宜しくね」
「うん 凄く美味しい納豆を探しておくよ」
「うん じゃあ おじさんとこいってくる」
「うん ばいばい」
「うん ばいばい」
由紀枝は厨房の裏口から入っておじの大竹に挨拶に行った
大竹はまた何かあったら連絡をしなさいと優しく言って送り出してくれた
由紀枝は挨拶を終えたので従業員出入り口に向うとフロントから友人が
「由紀枝~ 今日だけはここから出たら ねえみんな」
お客が居ない事もあり由紀枝をホテルの玄関から出してくれた
由紀枝は玄関の外から皆にお辞儀をして別れた
後輩のグループが花束を持ってきて
「間に合いました 先輩 頑張ってください」 
後輩達はホテルの生け花をいけ替えている花屋さんに電話をして
由紀枝に花束をプレゼントした
もう止らない涙が由紀枝の生活した思い入れを語ってた
神山が優しく
「さあ 新しい自分のスタートだよ」
由紀枝は頷いて皆に手を振って後にし 女子寮に置いてあるバンに乗った
「神山さん またこれますよね」
「うん 今度はお客さんとしてねこよう」

神山は車を走らせて熱海 小田原経由で由紀枝の部屋に向った
時計は9時を指していたので飛ばすがZのようにスピードが出なかった
それでも由紀枝のマンションには10時30分に着き配達指定時間には
間に合った
部屋に運ぶ時に管理人が自動ドアを開放にしてくれたので助かった
ダンボールの荷物を部屋に振り分けが 終ると家具屋と電気屋が来て
部屋の中は二人の居場所が無くなるほどてんやわんやした
神山が電気屋を見つけると
「済みませんが もうすぐガスの点検が来ますのでガステーブルの
設置を先にお願いします」
そう言うと電気屋は幾つもあるダンボール箱から探し出して
ガステーブルを設置してくれた
暫くしてガス屋が来てガス開栓をしガス供給量やバーナーテストなど
行って以上無しと言い帰っていった
電気屋もエアコンの配管や設置を終わり器具のテストをしいた
全てが終ったのは12時30分になっていた

由紀枝は部屋の中に置かれた家具を見ていると夢を見ているようで
「神山さん ありがとうございます すごいわ 私ここで生活をするのね」
由紀枝を抱きしめて
「いい部屋が出来たじゃないか これなら落ち着くし飽きも来ないよ」
「ええ 素敵です どこかホテルのようですね」
「うん 家具がしっかりしているから高級感がでるんだね」
神山は昨日でたゴミも一緒に持って行ってもらったので部屋は綺麗だった
由紀枝は冷蔵庫を開けて冷たくなっていると嬉しくて顔を入れて
「ふぁ~ 涼しいわよ神山さん ねえきてきて」
と喜んでいた 照明のスイッチを入れて見たり洗濯機のスイッチを弄ったり
新生活のスタートを楽しく迎えた
「由紀枝 そろそろご飯を食べようよ 終ったらお腹が空いてきたよ」
「ごめんなさい 気が付かなかったわ でも何も無いし」
「そうしたら スーパーでお弁当を買ってここで食べようよ」
二人は手を繋いで駐車場へいって車に乗った
スーパーでお弁当とビールや日本酒 お茶のペットボトルなどを買って
部屋に戻った
ビールコップを洗ってガラステーブルに置くと神山がビールを注ぎ
「では 引越しおめでとうございます 乾杯」
由紀枝は電子レンジでお弁当を温めてソファーに座ると
「神山さん ダイニングテーブルがあった方が便利です
ここだとソファーのクッションが良すぎて沈み込んで食べずらいわ」
「そうだね スープや味噌汁は飲めないね そうしたら
あのバンで運べるから今日中に準備をしようよ いいよね」
「は~い 分りました」
神山は冷蔵庫からビールを出して又呑んだ
由紀枝はバナナをむいて綺麗に切り お皿を選んで乗せて持って来た
二人は外の景色を見ながら食べると由紀枝が
「ねえ お風呂で疲れを癒しましょうよ 
それと神山さんの洗濯物を出してくださいね お洗濯しますから」





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2012年2月9日木曜日

Vol.579 ゆり -5-38



5月17日 日曜日 晴れ
目覚ましを6時にセットし神山と由紀枝が起きた
昨夜は早めに寝ようとしたが結局2回交わった
由紀枝は起きるとすぐに神山にキスをして戯れたかった
「由紀枝 我慢してね 今朝は時間が欲しい ごめんね」
そう言って由紀枝を宥めた
そのかわり露天風呂で由紀枝を抱きしめて愛撫をした
クリトリスを触るとお湯が波を打つくらい激しく体を動かして昇天した
「あ~ さっぱりした でもおちんちんが欲しかったな ふふふ」
にこやかだがどこか艶っぽい顔で言われると神山は辛かった
露天風呂からあがると由紀枝はおちんちんに軽くキスをして
「今夜まで我慢してね」
そう言い神山の体を拭いてくれた 神山もそのバスタオルで由紀枝の
体を隅々まで拭くと由紀枝はキスをした
神山が出かける格好で食事に行く事を伝えると昨夜洗濯した靴下や
赤いTバックショーツをハンガーから取って神山に渡した
二人は食事から戻ったらすぐに出られるよう仕度をした
「さあ由紀枝 少し早いけどお食事処にいこうよ」
「ええ そうね 行きましょうか」
お食事処に着くと少し早かったが席を案内してくれて
すぐに料理が運ばれてきた
神山はさすがにビールを控えて由紀枝と一緒に食べた
「では 頂きます」
「いただきま~す」
料理はどれも美味しくて朝から豚ロース肉のしょうが焼きや
車えびや干物など海産物を焼いたものが多くて二人ともご飯をお代わりした
綺麗に食べ終わると神山は受付で伝票にサインをして部屋に戻った
二人はもう一度部屋から海を眺めて熱いキスをして部屋を出た
フロントでワインの配送をお願いして由紀枝に聞くと
「うん 欲しいわ 美味しいし」
神山は届け先を由紀枝のマンション 上原 次長室と3箇所に送った
各6本づつで送料は1200円掛かった 合計で39600円を払い
伝票の控えを各自受け取った
神山と由紀枝は玄関で若女将を始めスタッフに見送られた

フェアレディーZに乗ると熱海のレンタカー営業所に向った
朝が早いので車はまだ込んでいないのですぐに着いた
神山がダンボールを積んでも充分スペースが余るバンを選び
「ねえ これ運転できる?」
「ええ 大丈夫ですよ ご安心下さい でも何処まで?」
「うん Zをホテルの駐車場に持っていくからそこまでだよ
その後は僕が運転するよ」
由紀枝が頷きZから荷物をバンに移し運転席に座った
神山のZが先導してホテルに着くとホテルの地下駐車場において
駐車手続きを行った
バンに戻って席を替わると
「さあ 赤沢まで行くよ」
由紀枝は右側に見える海が御殿場へ行くと毎日見る事が出来ないので
目に焼き付けていた
神山は国道を飛ばして赤沢ホテルの女子寮に着いた
「ねえ 由紀枝 そこの玄関で記念写真を撮影するよ」
そう言いデジカメで由紀枝を撮影していると寮にいる仲間が気がついて
皆を入れた集合写真も撮った
「ねえ 神山さんあそこの海をバックに撮影してくれますか」
神山は言われた海を見るとそこは由紀枝の部屋から見える処だったので 
由紀枝の入っている写真と海だけの写真を撮影した
早速デジカメのモニターで確認をすると綺麗に写っていたので
「ふぁ~きれい ありがとうございます」
二人は由紀枝の部屋からダンボールを運んでバンに積み込んだ

終ると由紀枝が
「ねえ ホテルに挨拶に行きませんか」
「えっ僕も行っていいのかな」
「ええ だって運転手さんでしょ」
由紀枝はニコニコして仲間に手を振って別れホテルの従業員入り口から
入り皆に引越しの挨拶をした
総支配人の山本に会う為に部屋を訪れ引越しの挨拶をすると
「今まで ありがとうございます これからも頑張ってください
それから 新しい住所が分ればフロントで記入をしてくださいね
退職に関係する書類を送りますから 桜川さんに負けないようにね」
「はい ありがとうございます 頑張ります」
由紀枝は流れる涙を押さえることが出来ずにそのまま部屋を出て
フロントで新しい住所を便箋に書いた
昨日の友人は理由を知っているのでなにも言えず
「由紀枝さあ どこか遠い所に行くんじゃないから めそめそすんなよ」





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2012年2月8日水曜日

Vol.578 ゆり -4-37



「はい 畏まりました お待ちしております」
若女将が出て行くと由紀枝は抱き付いて来て
「ふぁ~神山さんと二人だけになれた ねえお風呂に入りましょ」
「うん さっぱりしよう」
由紀枝は神山が脱いだ物をハンガーに丁寧に掛けて自分も脱いでいた
神山は浴衣を着ないでそのまま露天風呂に入った
由紀枝に冷蔵庫のビールを頼んだ
「はい どうぞ」
由紀枝は裸で缶ビールを持って来て一緒に湯船に入り
もうすぐ夕日が沈む景色を堪能した
「綺麗ね 幸せだわ 神山さんありがとうございます」
「うん 由紀枝が可愛くて美しいからだよ」
神山はビールを呑みながらこれ以上言うと由紀枝も辛いし
自分も辛くなるので控えた
「何ともいえない風景だ そうだ由紀枝 写真を撮ってやる」 
神山はバッグからデジカメを出して構図を決めてシャッターを切った
何枚か撮影して湯船に戻ると
「良かったよ 綺麗に撮れたよ 後で見せるね」
「嬉しいわー そうだ宝くじのお金で私もデジカメを買おう」
「そうだね デジカメってフィルム代が掛からないからお得だね
最初の記録カードが高いけどすぐに元が取れよ」
「そうしたら 明日家電量販店で買います」
「由紀枝 明日さ由紀枝のところに泊まっていいかな」
「えっ どうして 嬉しいけど お仕事は大丈夫ですか?」
「うん 火曜日の朝10時から入っているだけだ
だから次の日も泊まれる予定だよ」
「ふぁ~ほんとですか」
「うん 月曜日午前中に連絡が無ければ泊まれるよ」
由紀枝は神山の胸に寄りかかった
暫くして神山が
「さあ出よう 今夜は美味しいと良いね」
「ええ そう願っています」
神山と由紀枝は互いの体を拭いて由紀枝は最後におちんちんを拭いた
浴衣を着て丹前を羽織り お食事処に行った

受付でカードキー見せると受付嬢が席まで案内をしてくれた
神山はビールを注文するとすぐに冷えたビールを持って来てくれた
由紀枝とビールを呑んでいると料理が運ばれてきた
ここは一品づつではなく3,4品づつ運んできた
早速二人は箸を動かした由紀枝が
「美味しい すごく美味しい」
先付けと前菜にあたる料理を誉めていた
神山も食べてみると冷えているけど美味しかった
出された料理を食べ終わると次の料理が運ばれた
由紀枝が驚いた
生湯葉の器が紫陽花をモチーフにしたモダンなお皿だった
神山はもうアジサイの季節になったのかと考えた
それから運ばれる料理は時々紫陽花をモチーフにした器が出てきた
先ほど注文したワインが美味しくてもう一本注文した
出てくる料理が斬新な事と美味しいので話すより箸が動いた
神山が由紀枝に語りかけても箸が優先していた
知らない間に全部食べるとようやくお腹が満たされた
「由紀枝 またこようね」
「ええ 絶対に来ましょうね 美味しいもん」
二人は最後に出てきたフルーツを食べたがこれも美味しかった
神山と由紀枝は食べ終わり受付でサインをするとワインが
1本2000円と安かった 配送を聞くと行っていると言う事なので
明日出る前に送ろうと思った
部屋に戻ると持ち帰ったワインを湯のみ茶碗で呑んだ
由紀枝に露天風呂で呑む事を提案すると すぐに脱いで湯船に浸かった
神山も由紀枝も幸せだった
露天風呂を出て座卓で休むと神山がデジカメで撮影した由紀枝を見せた
「わぁ~ 素敵よ 私も綺麗だしバックの夕日も綺麗」
写真は全身から顔写真まで数カットあった
なにも着けていない由紀枝の写真は特に美しかった
二人はワインを呑むと神山が
「明日は早く起きて忙しなくなるよ ごめんね」
「いいわよ 私の事だから 何時に起きるの」
「うん 朝食が7時でしょ だから6時には起きよう
それで 食べ終わったら熱海でレンタカーを借りて由紀枝の部屋に行く
そんなプランですね」
「分ったわ ありがとうございます ところで貴方の靴下履き替えは有るの」 
「う~ん 無いな うん無いや」
「そうしたら 一足だけでも良いわ 今お洗濯します貸して Tバックもね」
神山はバッグから靴下と赤いTバックショーツを由紀枝に渡すと
露天風呂に行ってボディーソープで洗濯をした
暫くすると部屋に戻ってバスタオルに挟んで絞った
「ねえ 手伝って」
バスタオルの反対側を神山が持って由紀枝と反対に回して絞った
「はい ありがとうございます これで乾きが違うわよ」
そう言いスカートハンガーのクリップに靴下を挟んで鴨居にかけた
神山は由紀枝を抱いて布団に行くと戯れ
由紀枝も嬉しいのか神山をきつく抱きしめ熱いキスをした






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2012年2月7日火曜日

Vol.577 ゆり -4-37



二人は綺麗になった部屋で抱き合いキスをした
「しかし 由紀枝は凄いね これだけの品物を覚えるって」
「ええ イメージして覚えたの だから多分足りないのがあると思うわ」
「そうか 僕はメモに書くから覚えないのかな でも凄いよ うん」
神山は時計を見ると16時になっているので
「そろそろ出ようか 大丈夫ですか?」
「ええ 後はなにも無いわね 行きましょう」
二人はマンションを出て駐車場から車を出して乗り込み御殿場ICに向うと
神山が由紀枝に
「有ったよ 車」
そう言いフェアレディーZを駐車場に止めると店員が出てきて
お辞儀をして迎えてくれた
神山と由紀枝が車を探しているとマーチが飾ってあり安くなっていた
由紀枝が運転席に座ってみると彼女に似合っていたので神山は
「どう 感じは」
「ええ いい感じですね これだったら運転しやすそうですよ」
神山は販売員にこの車の購入を伝えると契約書の制作に取り掛かり
「お色は何色にされますか」
パンフレットの色見本を出して聞いてきたけど由紀枝は
「白でお願いします」
そう言うと契約書に型番や色番など記入をして住所を記入する時に
賃貸借契約書を出して記入した 販売員は運転免許証とその契約書を
コピーをして由紀枝の印鑑を押印した
納車は急いでもらい5月20日にしてもらった
神山は手数料などを入れて135万円を現金で支払うと
シートカバーや色々とつけてくれた
駐車場から車を出して乗ると由紀枝は
「あの車って昔から好きな車だったんですよ ハッチバックで
可愛らしくて 私何度か運転をしたんです」
「へぇ~そうか あまり変っていないからすぐに慣れるね」
「ええ そうだといいですね」
神山は御殿場ICで東名高速に入ると飛ばしてすぐに大井松田ICに着き
国道を南下し熱海まで来た
ロータリーを半周してデパートの駐車場に車を止めると
「さあ ここでブラショーツを揃えよう」
「えっ良いんですか 本当に」
「うん 約束だから どこでも行きますよ」
二人は婦人ランジェリー売場に行って有名ブランドの
ブラショーツセットを選びショーツをスタンダードとTバックショーツの
2枚を組み合わせて5セット買った神山が全部で20万円を支払った
他のフロアで食器類を見ると小皿や中皿など居酒屋で使うような
しゃれた器があってここで購入した コップやワイングラス
ビールグラスもここで購入した
店員に事情を説明すると丁寧にダンボールへ入れてもらい 受け取った
全部で20万円して神山が支払った
荷物を車のトランクに入れると神山は
「宝くじを買おう」
「ふぁ~ また買うんですか」
「赤いショーツ 穿いている?」
「ええ 穿いてますよ」
「よし いこう」

神山は宝くじ売場に行ってまずスクラッチから始めた
5枚選んで1万円が4枚と20万円が一枚当った
由紀枝も目を瞑って5枚選ぶと1万円が3枚と10万円20万円が
各一枚づつ当った
「由紀枝 すごいな 僕より凄いよ」
「ええ 不思議ね 自然に手が動いたわ そんな感じよ」
神山は由紀枝のスリーサイズを聞いた
バストが93cm ウエスト56cm ヒップが94cmと言った
「そうすると 年が27だから 27組の135694で10枚
あと 逆で72組196539で10枚でいいでしょう」
叔母さんに探してもらうとあったので 10枚づつ連番で購入した
「さあ 遅くなったね だけど来ノ宮だから10分で行くよ」
二人は車に乗って今夜の宿 来ノ宮 喜多屋旅館へ向った

熱海駅を出てすぐに着いて車を駐車場に止め二人は 旅館に入ると
内装は洋風の造りだった
フロントで名前を告げると若女将が
「神山様 お待ちしておりました」
宿泊手続きを済ませると若女将が部屋を案内してくれた
「お食事は何処でお召上られますか」
「ええ お食事処で頂きます そうですね30分位あとでいいですか」





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2012年2月6日月曜日

Vol.576 ゆり -4-37



「はい 分りました」

由紀枝は窓を閉め 部屋を見渡し戸を閉めた
神山は駐車場から車をだして由紀枝を乗せると伊東まで走った
国道を飛ばして伊東に来るとNTTの営業所はすぐに分り
車を駐車場に止め神山と由紀枝は中に入った
順番が来て電話加入権7万円を購入して新しい電話番号を受け取った
神山は由紀枝に
「家庭用品は何処で買うかな」
「亜矢子さんは 御殿場の方が結構お店があるって言っていましたよ」
神山は時計をみると14時だったので今夜行く喜多屋旅館へ 
電話をして到着時間の変更を伝えた
電話を切ると洋子に電話をして明日も東京に戻れるかどうか分らない事を
伝えると
「そうしたら 月曜日はどうしますか」
「うん 昼から出る こちら次第だよ その時に又電話をする
洋子は休んでいいよ 部屋は大丈夫だよ」
「ほんと は~い 分りました 休みますね 今 母と箱根に来ているわ
私の携帯に何も連絡は入って居ないわよ」
「ありがとう それと火曜日は2時頃出社する お願いしますね」
「火曜日は19日ね 了解しました 私は」
「うん お昼ご飯を食べてその頃出てくれればいいよ」
「は~い 分りました ありがとうございます では」
神山は洋子との連絡が終ると由貴に電話をして今夜帰れない事と
明日も分らないが19日は午前中に南青山に必ず行く事を伝えた
由貴はお仕事だから仕方ない事と寂しい事を伝えてきた
神山は電話を切ると由紀枝に
「お待たせ では御殿場に行きますよ」
「大変ね お仕事」
「スケジュールの変更を頼むとまあね ここらで買う物はない?
そうすれば部屋に運べるし」
由紀枝はNTTビルの反対側に立っているビルで揃いそうなので
覗いてみようと言うので店内に入った
由紀枝が言ったように台所用品が並んでいて棚の端から買い物カゴに
入れていくと結構な数になったが必要最低限のものしか買わなかった
お店の大きな袋3つ分になった 二人は一回車のトランクに入れて
又 店内に入った 今度はトイレットペーパーやティッシュ
クリアーBOKなどかさばる物が多くトランクに一杯になった

神山は由紀枝を乗せ 御殿場に借りた由紀枝の新居に向った
熱海から有料道路に入って昨日同様のコースを走り由紀枝の部屋には
15時30分に付いた 車を駐車場に止めるとトランクから荷物を出して
マンションの中へ運んだ 管理人が手伝ってくれたのでお礼を言うのと
明日の10時ころから家具屋や家電量販店が来る事を伝えると
快く承諾してくれて助かった
二人はエレベーターを開けておいて全部入れると6階に着いた
荷物をおろし 部屋に入れるといらない包装紙など一まとめにした
神山は電話機の設置をしNTTが言っていた番号に電話をすると
つながり回線テストはOKだった 神山は携帯電話から掛けると電話機が
呼び出し音を鳴らして
「由紀枝 ほら鳴っているよ 出てごらん」
「もう 貴方でしょ電話代高いから止めなさいよ」
神山は
「は~い 分りました」
あとお米とか調味料など食品関係とシャンプーなどもすぐに使うので
管理人に聞くと近くでそろうと教えられて車で買い物に行った
歩いてもいける近くに大きなスーパーがあって店内は混みあっていた
二人はは買い物カゴを乗せるカートを引き回し買い物をした
由紀枝は買い物をしている時に
「ねえ 神山さん私 小さい車が欲しいな そうすればお買い物も
楽だし 雨が降った時は通勤にも利用できるし どうかしら」
「そうだね よしかおう ただし今日はこちらが先さ ねっ」
「ふぁ~ありがとうございます 助かるわ そうすれば神山さんを
乗せてドライブも出来るし うれしいな~」
「おいおい そんなに車を運転していたの 確かペーパードライバーって
言っていたと思ったけど」
「ええ 今わね 昔は運転していましたよ だから慣れれば大丈夫です」
「うん わかった 今日帰り道に販売店が有ったら寄ってみよう」
二人は買い物を続けて由紀枝が
「これだけ揃えば大丈夫ですね 足りなかったら又来ます」
二人は買い物袋を3つをトランクに入れてマンションに戻った
神山と由紀枝は先ほど同様にいらない包装紙をゴミ袋に入れて
由紀枝は早速バケツをだして雑巾掛けをし神山もてつだった





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2012年2月5日日曜日

Vol.575 ゆり -4-37



「うん あいつ淡白なんだよ もっと抱いて欲しいのにさ
自分が終ると私の事全然気にしないの しらけるよ もう」
「なんだ そっちの話しね 別れれば そんなの
貴女を大切にしない男なんて屑よ」
「へぇ~由紀枝どうしたの 普段と違うよ へぇ~」
「いいの わかった 別れなさい その方が貴方のためよ」
「なんか 急にお姉さんになって もしかして、、、」
「そうよ わたしバージンを神山さんに差し上げたの
だって私を大切に愛してくれているからよ」
「へぇ~ 凄い そんあ~ あんなに男嫌いだったのにね~」
「ええ だからこの人って思ったのよ だって正直で
優しくて SEXは強くて けんかも強くて いいでしょ」
「へぇ~ そうなんだ 凄いわ」
「だって昨日だって指名手配の犯人を投げ飛ばして警察から誉められたの」
「へぇ~ そうなんだ」
「多分朝刊に載っているわよ だから貴女を大事にしない男は捨てなさい」
「由紀枝 なんかすごい説得力があるよ わかったわ
あっ 神山さん ごめんなさい 由紀枝をお願いしますね」
「ありがとう また遊びに来るよ その時はお願いしますね」 
「は~い 畏まりました まってま~す じゃあ由紀枝 ばいばい」
「うん ばいばい」

神山は由紀枝を抱きしめてキスをした
「もう 駄目です まだ来ますよ もう」
「どこで食べようか」
「神山さんさえ良かったら寮食食べられますよ ビールも有るし
ただ1000円掛かりますよ その代わり味は確かよ」
「うん いこう」
神山と由紀枝は食堂に入ってビールを2本買って神山は
カウンターのおばさんに1000円払うと食券を渡され
何を選んでもいいと言われカツどんと鰻の蒲焼を貰った
二人で向かい合わせで座っていると由紀枝の友人が来て
なかなか食べられなかった
「ごめんなさい 折角のビールが、、、」
そう言い神山のビールを一気に呑んで新しい冷えたビールを注いでくれた 
「さあ 食べましょう」
二人はようやく落ち着いて食べる事にした
結構美味しくて蒲焼を食べると由紀枝が
「神山さん 御代わりは自由よ もっと食べて 持って来るわね」
そう言って鰻の蒲焼を持ってきてくれた
二人が食べ終わると由紀枝の後輩が来て 
「先輩 寂しいですよ 頑張ってくださいね」
「ええ 大丈夫よ ありがとう 貴方達は先輩の言う事をきちんと
実行していれば 誰かが認めてくれるわ だから頑張ってね」
「はい 分りました」
「私も同じ海が見えるから 寂しくなったら海に向って
思いっきり泣きなさい わかった いいわね」
「はい 分りました ありがとうございます」
後輩達が由紀枝と別れの挨拶をした後に神山を見て
「あれ 神山さんじゃないですか ふぁ~神山さんよ ねえ」
しょんぼりしていた後輩達はまだ知らない後輩を集めて 
「ふぁ~ ほんと神山さんだわ どうして」
由紀枝が
「もう 静かにしなさいよ 怒られるでしょ私が もう
神山さんに私の引越しを手伝ってもらっているのよ
ね だから静かにしてね」
「はい 分りました ごめんなさい」
由紀枝は良いお姉さんだった 後輩は静かになって席に戻った
そんな騒々しい昼食を済ませると神山は後輩に向って
「近いうちにお邪魔します その時はお願いしますね それでは」
そう言うと手を振って食堂を後にした
部屋に戻ると神山は由紀枝に
「由紀枝 30分寝かせてくださいね」
「はい 分りました ゆっくり寝てください」
神山は由紀枝のベッドに横になって寝た
由紀枝は窓際に座って普段と同じ様に読書をした
海からの優しい風が気持ちよくて由紀枝も寝てしまった
神山が目を覚ますと由紀枝は窓際で寝ていて神山はくっすと笑った
「由紀枝 起きて」
「ふぁ~ 寝てしまった ごめんなさい」
「うん いいよ それより風に当って大丈夫?」
「あっ 大丈夫ですよ ありがとうございます」
「そうしたら 近くのNTTに行って手続きをしようよ
家庭用品の こまごました物も買おう」





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2012年2月4日土曜日

Vol.574 ゆり -4-37



そう言い由紀枝は扉をあけて手を振って階段を降りて行った
神山は窓の外に覗く海を見ているとますます由紀枝を愛してしまった
一つ一つの言動が神山の心に新鮮に思えた
窓枠に腰掛けタバコを吹かしていると由紀枝が戻ってきて
「ふぁ~ しぶい~ その格好 映画俳優みたい
ねえ もう一度煙をを吐いて」
神山はにこっと笑ってタバコを吹かした
「ふぁ~素敵 胸が痛くなるわ いいわ~ 神山さん俳優になれるよ」
神山はキッチンでタバコを消すと由紀枝の手伝いをした
「さあ ここの引出しは見たら駄目よ 私のパンツが入っているから
わかった 絶対に 見たら絶交だからね 向こうを見ていて」
神山は本気で言っていると思い窓際に座って先ほど同様タバコを吹かした
「もう良いわよ こっち向いても ねえ神山さん」

神山は由紀枝が言ったので振り向くと 引出しから出した
ブラジャーやショーツを綺麗に並べて見せてくれた
「どれがいい? だけど高い下着がないのよ」
神山はドキドキしながら見ているとタバコを消しに立ち上がったが
手が震えていて灰を落としそうになって自分の手のひらで受け
キッチンで消した
改めて これだけの下着を見るとどれがいいと言われても困った
「しかしこれだけあると迷うな」
「そうしたら ベストワンはどれ」
「うん これだ」
神山は少し大人っぽい感じのブラショーツを選んだ
由紀枝はそのセットをダンボールに入れると
「じゃあ この中でベストワンはどれ」
神山は可愛らしさがあるブラショーツを選んだ
由紀枝はそのセットをダンボールに入れた
こうやって由紀枝のブラショーツを7点ほど選ぶと由紀枝は
「ご協力ありがとうございます あとは捨てていくわ」
「えっ もったいないよ」
「だって 神山さん嫌いでしょ だから捨てるのよ
その代わり 素敵なのを買って 神山さんの好きなブラショー」
神山はやられたと思ったがなるほどとも感心した
これから神山に抱かれる時に神山の嫌いな下着を着けていても
嫌われるだけで神山の好きな下着を着けていた方が好まれると
そう考えて行動した由紀枝だった
「うん 由紀枝と一緒だったら例えランファン売場でも行くよ」
「ふぁ~ほんと嬉しいわ~」
神山は扉が開かれていたがお構いなく由紀枝にキスをした
やはり女子寮なので男性が訪れた時は扉を開く規則になっている
「さあ これで全部よ どうでしょうね」 
「本当に衣類と簡単な食器だけだね」
「ええ 冬物は実家だし 余計な物は要らないでしょ」
「わかった あしたバンで動かそう それとNTTや水道やガスの開栓
電気の通電を申し込みにいこう」
「ええ お願いします」

神山は昨日の不動産屋に電話をして各連絡先を聞き
水道は今日これからメーターの確認と開栓をしてくれる事と
電気も今日中にメーターの確認と通電をすると約束した
ガスは明日11時に安全点検をして開栓その後器具の安全点検
NTTは最寄の営業所で手続きを行うことでOKとのこと
神山は由紀枝に
「よし 終ったよ そうしたらお腹がすいたね」 
「ええ もう12時半ですよ ありがとうございます」
そうしていると廊下が賑やかになって由紀枝の部屋を覗く
寮生がいて
「ふぁ~ 神山さん こんにちわ」
昨日のフロント嬢だった
「やあ こんにちわ お手伝いさ ご飯は済んだの?」
「ええ 終りました 由紀枝いいね 神山さんと一緒で」
「良いでしょ あっ送別会 ありがとうございます」
「いいよ そんな でも私もあそこに行きたいな~」
「試験を受ければ良いじゃん そんな事言ってないでさ」
「うん でも由紀枝みたいに自信ないし」
「当ってくだけろで 落ちたら又受ければ良いじゃん」
「う~ん まあ考えるわ 何時出て行くの」
「うん 明日よ」
「そうか 連絡ちょうだいね」
「分ったわよ 彼氏に宜しくね」 
「うん でも分らないの 別れそうよ でもいいけどね」
「どうしたの 何があったの 上手く行っていたじゃない」





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2012年2月3日金曜日

Vol.573 ゆり -4-37



「そう じゃあ良いわ これから見せませんよ~ お願いされても
もう 精一杯のサービスをしているのに
折角 恥ずかしさを押さえて見せてあげたのにな~」
「わかった わかったよ ごめんなさい」
由紀枝はニコニコして神山のおちんちんを触って
「ねえ お風呂のなかだとちゃんと入るかな~ 試そうよ」
そう言い由紀枝は神山を跨いで膣に肉棒を挿入して動き始めた
腰を動かしてもなかなか早く動けないのでくたびれて
「やっぱり駄目ね お湯の抵抗で動かないわ」
「そうだね 僕も動かしたけれど駄目だったね」
二人は諦めて神山は立ち上がって冷蔵庫からビールを出し由紀枝に渡した
朝日を見ながら愛している人と一緒のビールは格別だった
由紀枝も神山とこのままずーっと一緒に生活をしたいと思い
叶わぬ夢で無いと願い少しずつ距離をちじめようと考えた

「さあ レストランにいこう お腹がすいた」
二人は互いの体を丁寧に拭き 浴衣を着て丹前を羽織った
レストランではバイキング料理でみんな好みの物を取っていた
二人が案内された席は昨夜と同じ席で神山はビールを注文した
「大丈夫?車運転するんでしょ」
「うん 少し寝れば大丈夫だよ 安心して」
そう言い由紀枝とテーブルの端から食べたい料理を取り皿に盛っていった
テーブルに戻ると由紀枝は純和食でまとめて納豆が3個もあった
「納豆が好きなんだ由紀枝は」
「ええ 大好きよ」
神山と由紀枝は乾杯をして海を見ながら食事をした
食べ終わると由紀枝はコーヒーを飲みながら神山を見てニコニコした
カウンターで伝票にサインをして部屋に戻ると時計をみた
まだ8時30分だったので由紀枝に 
「ねえ30分寝かしてください」
「ええいいわよ 私 露天風呂で本を読んでいるわ」

「ねえ 起きてください神山さん」
「う~ん よく寝たよ ありがとう」
神山は座卓に座り由紀枝が用意したお茶を飲んだ
「由紀枝 今夜もここでいいかな それとも別な所にする?」
「この際だから 他にしましょうよ」
神山は頷いて内藤社長から貰ったチケットを調べると
熱海駅に近い来ノ宮に喜多屋旅館があった
ここも部屋に露天風呂が付いている部屋が有って夕食は朝食とも
部屋で食べる事も出来 食事処は仕切りがある座敷だった
神山は由紀枝に聞いてみると喜び 神山は電話をした
「チケット番号は何番でしょうか?」 
神山は番号を言うと
「それでしたら本日は最高級のお部屋を用意できますが
何時にお越しになられますでしょうか?」
「夕方 5時頃でお願いします」
「はい 畏まりました では神山さまお待ちしております」
神山と由紀枝は帰り仕度をしてフロントへ行った
清算をするとワインとビールで2万5千円だった

玄関でスタッフに見送られて駐車場から車を出すと
由紀枝を脇に乗せて発進した
今日は国道を使って赤沢ホテルまで飛ばした
由紀枝は対向車とぶつかるとか早いとか言いながらも楽しんでいた
伊豆高原駅を通り過ぎてホテル手前の白塗りの綺麗な女子寮が見えてきて
駐車場に止め下りた
由紀枝の先導で女子寮に入ったが神山は心臓がドキドキしていた
悪い事をする為に一人で進入するのではないが女子寮だけで
落ち着きをなくし きょろきょろとしていた
由紀枝が食堂や浴室などを案内してくれたがうわのそらだった
部屋は2階にあり入ってみると質素な感じがした
「驚いたでしょ 何も無くて ここが私のお部屋です」
部屋は14畳位の広さだが縦に長細かった
玄関を入るとすぐに簡単な調理ができるキッチンがあり
向かい側がシャワールームとおトイレだった
部屋の中の家具は全て造り付けで真中には簡単なテーブルがあって
隅には花模様の掛け布団のベッドが有った 
窓を開けると海がすぐ傍に見えて何時もここで本を読んでいると言った
神山は先ほどここに来る前に用意したダンボールを作って
「さあ 少しずつ整理しようよ」
由紀枝は作り付けのチェストの引出しを順番に引き出して
丁寧にダンボールに入れていった 
「神山さん 新聞紙が必要だから下から貰ってきます」





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2012年2月2日木曜日

Vol.572 ゆり -4-37



「由紀枝 こっちにおいで」
神山は由紀枝を呼んで神山の脇に座ると抱きしめた
由紀枝も両手を神山の首に回してキスをした
「由紀枝 可愛いな ほんとうに おっぱいも 何処もかしこも」
「ほんと 愛してくれている」
神山は答える代わりに由紀枝の手をおちんちんに導いた
大きく硬くなった肉棒に触った瞬間びくりとしたが優しく撫でてくれた
「お布団にいこう」
神山と由紀枝は丹前を脱ぎ布団に横になった
由紀枝は神山の上にかぶさってきて熱いキスをした
神山の浴衣の紐を解くと赤いショーツを引き下げ脱がした
胸や乳首を丁寧に愛撫をされていると見事な乳房が浴衣越しに触れた
神山も由紀枝が着ている浴衣を脱がすとプルンとおっぱいが飛び出し
しゃぶりついた
由紀枝は乳房を神山の顔に押し付けて
「ねえ あなた気持ちいい?」
「うん なんかマシュマロみたいでプルンプルンしているよ」
由紀枝は自分でも興奮してきているのか息遣いが激しくなってきた
だんだんと下にずれて肉棒を咥えると美味しそうに舐め始めた
先端の部分をくわえ込んだり裏側を舌先で上下に動かしたり
神山は気持ちよくなってきた
「ふぁ~あなた おちんちんの先からねばねばしたのが出てきているわ」
鈴口から透明な体液を由紀枝は手で伸ばし優しく愛撫をした
神山は由紀枝にお尻を向けるよう言って秘所を舌先で愛撫した
もう秘所からは粘り気のある体液が溢れ出ていた
神山の指と舌先で由紀枝は最初の快楽を味わった
由紀枝を下に体を入れ替えると由紀枝の秘所に肉棒を挿入した
投げ出された足をそろえて神山が跨いだり
足を開かせて上にあげて腰を振ると由紀枝と神山は一緒に昇天した
神山が由紀枝の上に覆い被さると由紀枝は神山をじっと見つめて
「私 だんだんと貴方を愛してきたわ いい」
「僕もだよ ずーっと傍に居て欲しくなった でも我慢してくれ」
「いいわよ 待っているから あなたが辛くなるような事言わないから
だからもっとおちんちんほしいな~」
神山は少し休憩するために肉棒を抜いた
「ねえ 私とSEXの相性はどう 足りない所が有ったら
どんどんと教えて 私覚えるから だって貴方を放したくないわ」
「うん また気が付いたらその時に教えるよ
肝心なのは相手の心を読むんだよ 自分が気持ちよくても相手を気持ち良く
させれば今度は自分に戻ってくるのさ
例えば気持ちよくなって自分がなにも相手の事を愛撫しなかったら
相手だって気持ち良くなりたいのに くたびれるだけで
気持ちが白けて来るんだよ 分るかな?」 
「ええ 大丈夫よ ありがとうございます」
神山は由紀枝の髪を弄りながら話をしていると本当に可愛かった
大胆な行動をとったりこのように向上心を持っていたり
ますます由紀枝に引かれた
神山と由紀枝は一回 露天風呂に入って体を温めると布団に戻って交わった

5月16日 土曜日 快晴
神山は目覚ましより早く目が覚めて由紀枝の寝顔を見ていると愛らしくて
手放したくなかった
なんとか自分の傍に置けないか考えたが今は無理だと思った
朝日が昇って朝焼けがだんだんと消えていく
神山は由紀枝を起こすと
「ふぁ~ あっ おはようございます 早いですね」
「由紀枝 風呂にはいろう お天道様はもう上がったよ」
「は~い 分りました いきます 起こして」
由紀枝は愛らしい笑顔をで神山に甘えて両手を差し伸ばした
引き起こすと何も着ていないのに気が付き
「ふぁ~ 嫌だ裸だったんだ もう 教えてくださいよ~」
そう言いそのままの格好で用を足しに行って露天風呂に来た
入浴する時にかがんで秘所を洗っている所を神山が見ていると
「もう なに見ているの すけべ」
そう言い神山の前で両膝を広げて秘所を見せると神山は驚いて
「、、、由紀枝 もうわかったよ まったく」
「だって見たかったんでしょ どうなっているか だから見せたんだから
お礼くらい言っても良いんじゃない」
「わかった ありがとうございます もう」
神山は大胆な行動で淡くイメージしていた清純な乙女像が崩れた
「由紀枝 ああ言う時は いや~ 見ないで と言って見せないように
されるとこちらとしては見たいから 上手に誘うわけ それを
見たいからと言ってああ言う風に見せられると大きくならないよ」





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2012年2月1日水曜日

Vol.571 ゆり -4-37



レストランに着き受付にカードキーを見せると海の見える窓際の
席に案内された
神山は最初にビールを注文するとすぐに運ばれて二人のグラスに注いだ
「では お疲れ様でした 明日も頑張ろうね 乾杯」
「ええ お疲れ様でした そしてありがとうございます」
由紀枝はニコニコしてビールを呑んだ それも一気に
神山はグラスに注ぐと
「ふぁ~美味しかったわ 呑みましょ神山さん」
神山も半分くらい呑むと由紀枝がビールをグラスに注いだ
料理が順番に運ばれてどれも美味しかったがただ少し冷めていた
由紀枝はニコニコして神山と話をしながら食べていた
「ねえ 神山さん亜矢子さんも今夜泊まりたかったんでしょ」
「ううん 彼女は泊まらないよ さっきも言ったけど
僕らに気を使っている訳じゃないよ 本当に帰りたかったのさ」
「そう ならいいんだけど だけどこれからは亜矢子さんと
一緒に旅行に来れるのかしら」
「うん 大丈夫だよ 昨夜もその事は話をしたよ 心配しなくてもいいよ」
神山はビールが無くなったのでワインを頼んだ
由紀枝はワインが大好きで読書をする時に少し舐める程度が美味しいと言う
「そうか ワインが好きなんだ ライトが良いのかそれともなんだろう」
「ええ 本格派はヘビーでしょ だけど高すぎて手が出ませんよね」
「うん確かに高いね 僕も今まで一番高いのは5万円くらいだよ
今ではないよ 昔ねボーナスが出た時に贅沢をした 
今は不思議な話でお金が有っても無駄遣いはしないしね
それに1本10万円とか20万円のワインは買う気にならないな」
「ええ せいぜい神山さんが言った5万円位でしょうね
それ以上は私も分りません」
二人はワインの話をしていると楽しかった
料理が次々と運ばれてきて特別料理も運ばれてきた
神山は何処でも同じ様な料理を出すんだなと思い箸がゆっくりになった  
由紀枝はマイペースで食べていたので神山は気を取り直し食べた
運ばれた料理を食べ終わると由紀枝は
「結構 食べましたね お腹が一杯です」
「でも女性は小腹があって甘い物が出ると食べるでしょ」
「ふふふ よくご存知ですね そうなんですよ もうねえ」
そう言っているところへフルーツが運ばれてきた 
「ふぁ~又 太るわね でも美味しいそうよ」
由紀枝はフォークを使ってニコニコして食べた
目の前でニコニコされると不思議と元気が出て食べてしまう
「ふぁ~ 美味しかった 神山さんも食べたんだ~」

二人は満足していた 一息ついて神山が
「では 出ましょうか」
「はい そうしましょう」
神山がカウンターで伝票にサインを済ませると部屋に戻った
由紀枝は座卓にお茶を用意すると神山に
「神山さん お料理どうでした 私は70点かな」
「えっ うんそうだね70点だね」
「私 神山さんと一緒の意見よ まず冷えていたでしょ
それから ここの独創性が無いでしょ だから70点 味はOKね」
「ははは 右に同じです でもニコニコして食べるんだ」
「ほんとは不味いってはっきり言いたいけど ウエイトレス仲間って
いうか そう言うと彼女達が可哀相でしょう だって
彼女達が悪いわけじゃ無い訳 厨房とかコック長がもっと
考えないといけない事でしょ だからニコニコ食べたのよ
例えばビールをテーブルでこぼすと彼女達が悪い訳で怒れるでしょ」
「うん由紀枝の言う通りだが 僕は正直だから顔にでるな だめだね」
「だって 普通はそれでいいと思いますよ」
神山は大した女の子だと感心したしこの子なら長く付き合えると感じた
「由紀枝 英語はどの程度できるの」
「ふふふ もういやよ 亜矢子さんも同じ質問をしてきたわ もうふふふ
一応英検の1級は持っていますよ でも面白い」
神山は英語で  
「何が可笑しい こら 真剣に聞いているんだぞ もう」
由紀枝は又笑った 英語で
「亜矢子さんも 同じことを言いました だから可笑しかったの」
神山が笑い出して
「二人とも由紀枝を心配しているんだよ」
由紀枝は笑いが止まらなかった
「もう 嫌 すべて同じよ あ~あ だめ」
由紀枝は涙を出して笑っていた
神山はこれ以上言うとまた言われるので辞めた
しかし 亜矢子も由紀枝を心配している事を改めて感謝した





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