テラスで海風を受けながら呑んだ 気持ちよかった
神山は昨日と今日の支出を簡単に計算した
伊豆急で5000円 タクシー1000円 ワイン15000円
今日がタクシー12000円 公園内で7000円 帰りのタクシーが
7000円 食事で36000円 ビールとカラオケが5000円
約合計9万円だった 賭けゴルフで21万入っているので
今回はその分で充分足りた
ぼんやりとしていると携帯電話が鳴っていた 神山の携帯だった
部屋に戻り電話に出てみると杉田からだっら
「先輩 翔です お休みのところすみません」
「うん どうした?」
「2件有りまして まず先輩の昇進祝賀会がホテルオートモで行われる
事になりました それもアルタさんと合同です」
「えっ ホテルオートモ なんでまた 凄すぎるな」
「ええ 内藤社長さんのご提案だそうです
これからの仕事を考えると別々より一緒にどうですかと言う事ですって」
「へぇ~ 驚きだな うん内藤社長の言う通りででしょ わかるな」
「それで うちが最低60名集め 最終的に200名規模だそうですよ」
「へぇ~ 200名 なんだそれ おい本当か 翔」
「ええ その準備で今リストを作ったり てんてこ舞です
みんな残業ですからね ほんと 急に言われてもね」
「そうか ごめんな 倉さんは」
「ええ リストを出して由香里姫と帰っちゃいました 僕一人です」
「うん ありがと それで僕関係のリストか?」
「ええ その確認をしたかったんですが 今から業者さんを
読み上げますから 抜けていたら教えてください
なんと言っても 副社長名で手渡しなんですよ」
「えっ 副社長が絡んでいるの そうか分った
内藤社長と副社長時田さんが決めたんだ きっと わかった言ってくれ」
リストは全員が奥村に提出し 市川がダブっていたり整理したものを
杉田が今持っている 読み上げられると神山は 全て聞いたことがある
業者の名前ばっかりで 漏れは無いと思ったが 今一度読まれていない
業者があるか頭の仲で整理した 神山は年度行事で
お世話になった人がいないか確認すると 3社ほど出てきた
「この3社は普段はあまり取引が無いけど 秋の銀座大祭りの時
色々と接触がある この会社を入れるか否かは任せる」
「はい メモをとりました 他には」
「う~ん 少し待ってくれ うん その位だ」
「はい 分りました しかしオーバーしているんですけど
大丈夫なのかな」
「大丈夫だよ 任せておけば あとはないか?」
「ええ ほんとは声も聞きたかったんです」
「わかったよ ありがとう」
「では失礼します」
「明日はこちらから電話する 多分夕方に上原だ」
「はい 分りました」
神山が電話をきると 亜矢子が起きていて
「大変ね お休みなのに」
「うん まあしょうがないよ ぼくの為に残業をしているんだ」
「へぇ~ 貴方の為に残業」
神山は今の話を説明した
「ふぁ~ あのホテルオートモで200名の祝賀会 ほんと?」
「うん だから聞いたんだ そうしたら招待状は副社長名だって」
「ほんものね 凄いわね なにか貴方が遠い存在になりそう
私 一瞬寂しくなったわ」
「大丈夫だよ しかし200名だって どんな人が来るんだろうねぇ」
「偉い方 会社の社長さんとかでしょ あなたが今後働きやすいように
色々な方面の方たちとご挨拶があるんでしょ しかし凄いわね」
神山と亜矢子は話の内容に酔っていた
部屋の時計が21時少し前を差していたので 貸切露天風呂の準備をした
露天風呂に入っても神山と亜矢子は祝賀会の事で頭が一杯だった
亜矢子は小さいおちんちんをひっぱたりして遊んでいた
「あなたが偉くなっても私と付き合ってくれる?」
「当たり前じゃないか 何で?」
「だって大きくならないもん」
「わかった しかし部屋に帰ってからにしよう」
「うん だけど小さいとつまらないわ」
亜矢子はそう言って いじり始め少しずつ大きくなるおちんちんを
頼もしそうに見ていたが
「こんど連泊出来るのが何時になるか分らないわ だから今夜は離さないわ」
「うん 連泊でなくとも逢えるよ 時間を作りますから」
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