時田は携帯電話で内藤に電話をした 挨拶をし頷いていた 終ると
「おお 200人で行きましょうと言ってくれた 先方は70名
我社は130名 奥村課長 頼んだよ」
「はい 分りました それで会場費は?」
「それは心配するな ワシとアルタの内藤さんで持つ
みんなの食事代は3万 飲み物別 これもワシらじゃ」
「へぇ~ そんな」
「ご祝儀は全部山ちゃんに渡す いいね ポケットに入れたら駄目だぞ」
「はい 分りました 募集を掛けるのに一人幾らで募集をしますか」
「しなくともいだろう ホテルオートモにただで飲み食いするのは
来ないだろう 無しだ 奥村課長メモだ 本社 銀座を合わせ
部長以上は40人くらいだな」
「はい 42名です」
「うん 一人5万円以上のご祝儀を準備 これはワシの命令じゃ
そう書いてくれ それから会場費はワシとアルタの内藤さんの
折半も書いてくれ あとは 催事は何社来る?」
「大体ですが 30から40です」
「う~ん 80人」
「副社長 催事課で埋めますか」
「う~ん あと秘書課は課長 それと催事課 併せても10名か、、、
ニーナ・ニーナの筒井君を忘れていた 入れてくれ
奥村君 どうかな催事課で5,60人は来るかな」
「ええ 大丈夫です 副社長名で出します」
「そうだな そうしてくれ そうしたら最低60名 催事課
あとワシが声を掛ける 池上店長も知り合いに声を掛けてくれ」
「はい 分りました 5人ほどで宜しいですか?」
「うん 食品関係がいいな ワシとバッティングしないように
うん ワシは飲料をあたる 池上店長は食べるほうだ 頼んだぞ」
「はい 分りました」
「池上店長 旅行会社は知らないか?」
「ええ大学の同期が日の丸旅行の常務をしています」
「おお 誘えるか」
「ええ うちにも入っていますし喜びます」
「うん 頼む 声を掛けてくれ それと
奥村課長がまとめ役でどうだ 池上君 他に適任者いるか」
「私も奥村課長でいいと思います 上を知っていますし」
「わかった では奥村課長 頼んだよ」
「はい 分りました それでリストは何時までに何方にお渡しすれば
宜しいですか」
「おお 最終的には奥村君と アルタの佐藤部長で突合せをして欲しい」
「はい 分りました」
「知っているな」
「ええ 存じ上げています」
「そうしたら 原稿を大至急作って23日の午前中にワシの部屋まで
極秘だぞ これは OK出したら 2,3日中に本人手渡しじゃ
ワシの分は5部作ってな ワシが渡すから それと池上君も5部だ」
「はい分りました 早速原案をつくり23日の午前中にお持ちいたします」
「タイトルは 神山君と田所洋子君を入れてくれ 命課通りに
それと アルタの命課も一緒だいいね そこは佐藤さんに聞けば分る」
「はい 分りました」
「祝賀会が終ったら みんなを会場に連れて行き買い物だよ」
「そうですね 山ちゃんが居ればみんな買ってくれるでしょう」
「しかし副社長 ご祝儀ですがどのタイミングで渡しますか」
「うん 考えておく わしが指示する」
「はい 分りました」
「さあ 残っている物を食べよう」
時田はこれで少し神山に恩返しが出来たと考えた
食べ終わり皆で帰るとき 山ちゃんは本当に前代未聞をよくやると
みんなで笑った
「あっ 課長 お疲れ様でした」
「うん まだ終んないのか?」
「ええ やっぱ先輩が居ないと大変です」
「まあしょうがないな 頑張れ」
「はい 頑張っています あっ副社長 こんばんわ 店長もこんばんわ」
杉田はみんながニコニコしていたのでこれはあの話がまとまったと思った
この状況を早く田所に連絡したいが仕事に追われて出来なかった
「じゃあ 翔 頼んだよ 僕は少し部屋に居るが先に帰る」
「はい 分りました」
4月22日 水曜日 朝 上原
神山は目覚まし時計より早く目が覚めてしまった
隣りに祥子が寝ていると思い髪の毛を触った時洋子だと気が付いた
洋子は髪の毛を触られ 気がつき目を覚ました
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