亜矢子はカメラを神山に渡し椅子に座った
胸と大事な所はタオルで隠したが充分セクシーだったので
構図を変え3カットくらいシャッターを押した
「じゃあ 行こうか」
神山はフロントへ露天風呂の鍵を受け取りに行った
露天風呂の入り口で亜矢子は待っていて 神山が来ると一緒に
脱衣所に入った 今回は昨日同様男風呂だった
亜矢子が浴衣を脱ぐと下は何も付けていなかった
ガラス戸を開けると海からの風が気持ちよく 持って来たビールを呑んだ
神山はビールを持って湯船に入った 亜矢子も入ってきて
「今朝はビックリしたわね 突然」
「うん 音が聞こえなかったよ だけど亜矢子は全然動じなかったね」
「そんな事無いわ 心臓が破裂しそうだったわよ」
「そんな風には見えなかったよ」
「ええ ある部分で開き直ったのね あんな事初めてよ」
「ああ しかしいい体験をしたもんだ もう一度体験しても良いかもね」
「ば~か しらない 私がどれだけどきどきしていたかわかる」
「ごめんごめん 金輪際嫌だね 特にああいった女性の類は」
「そうね 私たちと世界が違うわ」
亜矢子がまだ小さいおちんちんを遊んできたので 神山は縁に座った
「なんか今朝と同じね」
神山と亜矢子は笑った
「よし ここは静かに入って 部屋に帰ってからにしよう」
「そうよね 昨夜は私直ぐ寝たしごめんなさい」
二人はおちんちんや乳首を触るだけにして 楽しみを後に残した
しかし亜矢子は感じているらしく 我慢できなくなり
「ねぇ お願いだから触らないで 感じて来ているの ねぇやめて」
「わかった これは公園のお返し」
神山はクリトリスを柔らかく撫でたりつねったりした
「もうしません ほんとだからやめて お願いだから触らないで」
「わかった?辛かったんだよ 僕だって」
「もうしません お願いします」
神山は触るのを止めると亜矢子は神山にかぶさりキスを繰り返しした
部屋に戻る時ビールを買い求め手を繋いで部屋に入った
亜矢子は部屋に入るなり神山に抱きつき唇を合わせてきた
二人はそのままベッドにたおれ戯れた
ソファーに横たわると 海の向こうにある太陽が静かに赤くなっていた
神山は冷蔵庫からビールを出して亜矢子とテラスに出てみると
真っ赤な太陽は海に一筋の光線を差し小波が反射していた
ふたりは互いの腰に手を回し自然の偉大なショーを眺めていた
ゆっくりと半分ぐらい沈んでくると
今日も一日が終るようで寂しい気持ちになった
神山はロレックスを覗くと6時少し前になっていたので
「亜矢子 素晴らしいね いつ見ても飽きないな」
「ええ 今日もご苦労様でしたって そう思うわ」
「そろそろ下で夕飯を食べようよ」
「もう そんな時間なの 日が沈むのを見ていると時間を忘れるわね」
二人は部屋を見渡しドアを閉めた
亜矢子は神山の腕をしっかり抱きつきレストランに向かった
レストランはほぼ満席だったが 奥の外が見えるガラス側にテーブルが
空いていて ウエイトレスに案内された
神山はビールを注文し亜矢子と外の夕日が沈んだ景色を楽しんだ
「ふぁ~ 綺麗 なんとも言えないわね」
「うん 最後の光が小波に映っていて カメラを持って来れば良かった」
暫くするとウエイトレスがビールを運んできた
「お待たせしました こちらが今夜のお品書きです」
そう言って先付けを置くと二人のグラスにビールを注いで
「あとのお料理は 直ぐにお持ちいたしますので 少々お待ちください」
お辞儀をして 厨房カウンターに戻り 各テーブルを見渡していた
亜矢子がビールグラスを持ち 神山もグラスを持った
「では お疲れ様でした 乾杯」
「うん 乾杯 ほんとに大変な一日でした ご苦労様」
「先付けが変っているわね 昨夜と違うわ」
「そうだね 大変だね ホテルはこうやって献立も替え 苦情も聞いて」
「そうね だけど今はそれが当たり前になっているから苦にならないわ」
「そうか 一種慣れかな」
「ええ 多分ね」
ビールが無くなったのでウエイトレスを呼びビールを注文した
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