2013年6月27日木曜日

Vol.1083 百日紅 -3-64



4オン2パットであがった
洋子は3オンに成功したが3パットしてしまった
祐子は3オンし2パットのパーであがった
2組 亜矢子はドライバーをかぶせ素振りをして 左の林ぎりぎりに打つと
低い弾道で真っ直ぐに飛んでいった フェアウェイをキープし ドラコンは
祐子より3mほど先に出て権利を獲得した 
カトリアーナもドライバーで打ちフェアウェイをキープしたが亜矢子には
届かなかった
真由美はドライバーで打つが弾道が高く 風に戻され 飛距離は出なかった
由貴も真由美同様 風に押し戻され フェアウェイはキープしたが
飛距離は出なかった
「こちら2組です ドラコン権利者更新でーす」
「はーい 了解です」
真由美は4オンしたが4パットしてしまった
由貴も4オンし3パットした
カトリアーナは3打が乗り3パットであがった
亜矢子も3打でオンし3パットした
3組 泰子は丘の上を狙いドローボールで攻めた
綺麗な弧を描きながら左に戻ってくると フェアウェイをキープし
ドラコンも10y位抜いていた
神山はドライバーを少しかぶせ素振りをし ドローボールの感覚を思い出し
丘の上を思い切り振りぬくと 丘をすれすれに超えると 少しずつ左へ
軌道修正し 右の崖壁すれすれに落ちてきて フェアウェイをキープ
飛距離も350yくらい出した
「すごい出したわね 崖に止まらなくてよかったわ」
「うん 軽くドローをかけて フェースをかぶせたんだよ」
「へぇー 丘の上でもぎりぎりって感じで飛んでいたもの 凄いわ」
由紀枝はストレートボールで丘の上を攻めたが 風に押し戻されたが
フェアウェイはキープした
桃子も真っ直ぐに打つが 由紀枝同様風に押し戻された
セカンドは勿論届かなくて 4オン2パットとした
由紀枝は3打を乗せたが3パットした
泰子は3オン2パットとした
神山は2オンしたが 最後の1mがはいらず3パットであがった

18番 420yパー4 打ち下ろし
このホールも名物ホールで 200y付近で左ドッグレッグしているが
その手前から左側は15番の池が入り込んでいて 200yのところには
アウトコース池の水郷が横に流れている
水郷のところはアウトコース9番と隣り合わせになっていて そこから
グリーンまで左側は池があり 右側はバンカーがあるといったホール
ティーグランドに立つと どこに打っても池に入るような錯覚に陥る
なにしろ9番の池も迫ってきているので 落としどころが非常に
難しいホールだ
今日の風だと 9番の池から吹き上げてくるアゲンストだった
1組 洋子は風に真っ直ぐ正対し振抜くと ボールは真っ直ぐ綺麗に上がり
ちょうど水郷付近に落ちるとき 水郷を渡る欄干に角度良く当たり 18番
フェアウェイに跳ねるとグリーン方向に転がった
「わぁー 危なかった」
「ほんと あれがなかったら 池ポチャですね」
祐子は洋子と同じように打ちフェアウェイキープしたが 水郷手前に落ちた
香織も同じ方向に打つが 祐子の手前に落ちた
セカンドで届かず 3オンさせるが10mを4パットした
祐子も3オンさえると3パットとした
洋子は2オンできたが ピンの位置が難しく3パットした
2組 亜矢子はフェードイメージし素振りをした 思い切り打つと
綺麗にフェアウェイ左の池を越えていたが 徐々に左に流され 池ポチャし
打ち直し3打目は ストレートボールで風に向かっていった
水郷手前でフェアウェイはキープした
カトリアーナは亜矢子のボールを見て風に真っ直ぐ向かうと亜矢子と同じ
ところに落ちた
由貴と真由美も同じように冒険はしなかったが 飛距離が出ていなかった
二人は共に4オンさせると2パットであがった
カトリアーナは3オンさせ2パットであがった
亜矢子は5オンさせ 難しい8mのラインを2パットであがった

神山はここまでくると自己との戦いだった
今まで出したことのないスコアで 自身驚いているし 興奮と緊張で体が
思うように動かなくなっていた
17番ホールが終わったとき数えなければよかったスコアを計算した
「泰子 体が思うように動かない ははは どうしよう」
「まぁー 大変 そうね 目をつぶって」
そう言われ目をつぶると ガツンとした感じでおちんちんが痛かった
「イタィー あーあ 潰れたぁー」