「2組亜矢子です ドラコン祐子さんを抜きました」
「1組 洋子です了解です 残念ね」
「ふふふ でも5mくらいかしら」
「はーい」
しかし亜矢子とカトリアーナは2オンできず3オン2パットのパー
3組 神山は素振りをすると左にある林の上を狙い思い通り飛ばすと
綺麗に風に乗り 林の上を越えていった
「わぁー 凄いわ ひょっとしてグリーンに届いているかもね」
神山が打つと直ぐに2組の亜矢子から無線が入った
「こちら2組 今打ったのだれ グリーンまで100y無いわよ」
「はーい 神山さんでーす」
「わぁー ドラコンよー 凄いわね 歩いていたら飛んできたぁー」
「はーい スピード違反気をつけまーす」
「神山さん 亜矢子さんが歩いていたら飛んできたって 残り100だって」
「へぇー そんなに運んでくれたんだ 凄いね」
泰子は神山と同じ方向を選らんだがリスクを考え 少しだけ右に打った
それでも林の上を越えていき見えなくなった
「おお 凄い弾道だね へぇー」
由紀枝はあそこまで出来ないと分かっているので 左の林ぎりぎりを狙い
思い切り打つと風に乗り林の上を飛び越していった
「あーあ みんな凄いや まいったなー」
桃子も由紀枝と同じラインを狙ったが少しだけ右に出てしまい 風に乗り
右のラフにつかまってしまった
桃子はセカンドで無理をしないで打つと又 風に運ばれグリーン手前の
右のラフにつかまった 結局4オン2パットのボギーにした
由紀枝のボールがフェアウェイど真ん中でセカンドを狙うが力みすぎて
グリーンオーバーし3オン2パットのパーであがった
泰子のボールはフェアウェイ左ぎりぎりで セカンドが楽に狙え2オン
2パットのバーディーであがった
みんなが驚いたのは神山のボールだった 残り80yのフェアウェイ
ど真ん中だった キャディーが風が左から吹いているので グリーン左を
狙えば真ん中に落ちるといわれた
神山は言われたとおりグリーン左を狙うと風で右に運ばれピンそばに落ちた
これを見ていた泰子や由紀枝 桃子が自分のように大喜びした
神山はキャディーにお礼を言うとキャディーはニコニコして頷いていた
グリーンにあがるとそれでもピンまで2mはあり慎重にラインを読み
打つとフックラインが綺麗に決まりイーグルを出した
「わぁー 凄いイーグルなんて凄い 鳥肌がたったわ」
「私もアマチュアでイーグルをこの目で見たの初めて おめでとう」
「ははは みなさんのお陰です ありがとう」
5番 380yパー4 軽いうち下ろし 200y付近軽く右ドッグレッグ
左側は崖になっていてティーグランドから6番ショートの池が見える
今日は丁度左真横からの風になり 方向性が難しかった
1組 洋子は左の池に向って打つと風に押されてフェアウェイ真ん中に
戻された 距離は260yくらい出た
祐子も洋子と同じように池に向って打ったが この時風が弱くなり
崖の所ぎりぎりでとまった
「わぁー よかったわ ほんと風って難しいわ」
「ほんと 戻ってこないんだもの 驚いたわ」
香織は二人のような打ち方が出来ないので崖に向って打ったが 風で運ばれ
右のラフに入ってしまった
「えっー 私のときに復活して いやねぇー もう」
「ほんと 吹くんならちゃんと吹いて欲しいわね 単純がいいわよ」
「そう 神山さんみたいに 優しいといいわ」
「えっ うーん」
「ほらほら お二人さん 行きましょう 神山さんくしゃみしているわよ」
香織はラフからグリーン左を狙うが風がやみそのまま左にこぼれてしまった
3オン2パットのボギーであがった
祐子は崖ふちからフェアウェイに出すだけになり3オン3パットを叩き
ダボにした
洋子は真ん中からピンを狙ったが風が強くなり2オンできず3オン2パット
ボギーであがった
2組 カトリアーナは風を読んでいると強かったり弱くなったりしていた
右方向のラフに向って立ち 軽くドローボールで打つとフェアウェイの
右端に落ちた この時は風が少し強かった
亜矢子の時には風がやみ 思い切り右ぎりぎりを狙うと飛距離も出て
フェアウェイ真ん中に落ちた
真由美は少し左側に打つが風に流され 右のラフにつかまった
由貴の時には風がやんだが 打ち終わったときに風が突然吹きだし
右に運ばれラフにつかまった
真由美と由貴は共に3オン2パットのボギーであがった
カトリアーナは3オンになったが1パットで決めた
亜矢子は2オンさせ5mを1パットで決めた