2013年6月10日月曜日

Vol.1066 百日紅 -2-63



由紀枝さん10 祐子さん10 桃子さん12 由貴さん13
香織さん17 真由美さん17 以上です そうそう 泰子さんと僕は
0です これは独断と偏見で決めました それで練習場で上達されたと
思われる方で このハンデで不満がある方はこの場でお伺いします
どなたか いらっしゃいますか あのぉーあげることは出来ませんよ」
神山の提案に誰も反対が無かったので
「えー ではこのハンデで明日はプレーをします お願いします」
聞き終えた由紀枝が
「神山さん 勝ち負けするんでしょ」
「うん しますよ」
「で 1打1000円ですか?」
「うん そうそう勝ち負けをします それで1打1000円です」
「高くないかなぁー って思うの どうかしら 祐子さんどう?」
「うーん でも スコアを考えると いいハンデだし 結構 スコアは
接近していて そんなに支払うような事はないと思うわ」
「えー 忘れていました 1位の賞金金額は1千万円 5位以下でも200
万円用意してあります なので 10万円払ったとしても充分余ります」
この話を聞いた女性群は ニコニコして由紀枝が
「だったら いいわ はーい 私はOKでーす」
「それで 但し書きです 賞金半分はギフトカードです ご容赦ね」
「はーい 分かりました」
「あと そうそう ニアピン ドラコンは各ショート 各ロングの4箇所
そのほかに 1位から3位まで素敵な賞品を用意しています」
みんなが何も無いみたいなので神山は
「それでは 何も無いようなので これからステーキハウスで夕食です」
女性群はキャーキャー言いながら バスローブを脱ぎ浴衣に着替えた
神山も浴衣に着替えると洋子と亜矢子が近寄ってきて
「ふふふ よかったわね ハンデ」
「うん でも先ほどフロントで聞いたら 今までのような無風ではなく
少し風があるようです だってさ 困ったものです ははは」
「まあ 風が吹くと難しいわよ 洋子さん困ったわね」
「まあ 参加するところに意義がある精神で行きましょう ふふふ」
「そうしたら いこうよ 準備しているようだし」
 
11人が3Fでエレベーターを降りると 泊り客が驚いて見ていた
ステーキハウスに入るとコック長が神山にお辞儀をしたが 女性を見て
驚いていた 回りの客も10名の美人に驚き見入っていた
ウエイトレスが神山に注文を聞きに着たので 生ビールと簡単なおつまみを
注文すると由紀枝と亜矢子を見つけ
「凄い 美人ばかりですね」
「ふふふ ありがとう 私も入っているのね」
「勿論ですよ でも 素敵な方ばかり それで神山様 お一人ですか」
「ええ そうよ」
「へぇー 凄いわ」
そういうと 厨房に戻りコック長にもおつまみを注文した
生ビールと簡単なおつまみが運ばれると神山が
「では 親族ゴルフ大会開催前夜祭 乾杯」
この親族が周りのお客に聞こえたらしく 驚きの顔で見ていた
隣に座った洋子が
「ねえ 親族って言ったから またじろじろ見られているわ 嫌ねぇー」
「どんな事いっても 駄目だよ 美人が10名もいるんだ じろじろ
見られても仕方が無いよ」
その隣の亜矢子と洋子が話していた
良く似ていると思い 親族でもいいかなと思った
神山は周りを見ると 普段話しているもの同士が隣り合わせに
なっているので 洋子に席を替わるように指示をした
洋子は祐子を呼び 席の入れ替えをした方がいい事を伝え協力して貰った
「了解です」
祐子はまず 由貴と桃子を離し 真由美と香織の間に由貴を入れた
由紀枝と亜矢子の間にカトリアーナを入れた
これで神山から右回りで 真由美 由貴 香織 祐子 桃子 泰子 由紀枝
カトリアーナ 亜矢子 洋子となった
生ビールを飲みながら暫く様子を見たが 直ぐに打ち解けケラケラと
笑い声も聞こえるようになった 次回からはくじ引きで席を決めようと
そう思った

亜矢子と洋子がみんなを見渡し
「しかし 凄い美人で可愛らしいわね」
「ねぇ ほんと 一同に集まるのは初めてでしょ モデルクラブよ」
「ふふふ 明日のゴルフも大変ね」
「そうね ゴルフどころじゃないわね でも神山さんて 凄いわね」
「ほんと 欲が無いのかしら だからもてるのよ きっと」
「そうね あの人って ガツガツしていないでしょ ホテルの男は
もう ガツガツよ 由紀枝さんなんて もう もてもて でも全然