相手にしないから 余計にもてるのね」
「へぇー そうなの ほんと由紀枝さん成長したわね 良かったわね」
「ええ 目に狂いは無かったわ よかったと思っています ふふふ」
泰子と桃子は隣どおしになり 話が楽しいのかケタケタ笑いどおしだった
「それでね 桃子ちゃんから教えてもらったように ごしごししたのよ
そうしたら あーでるぞーで ぴぃぴぃって ふふふ」
「そうそう 男ってね あそこが凄く弱いんだ いいところ教えるね」
「うん」
「はら ちんぽの先 おしっこがでるところ あそこの下が結構敏感なの」
「へぇー 今度ためそう ふふふ」
「もう 直ぐ大きくなるわよ」
真由美と由貴 香織と祐子たちも男の操縦法で盛り上がっていた
神山だけが誰も話し相手がいなかった
そんな状況をカトリアーナがいち早く見つけ由紀枝に
「由紀枝 神山さん一人ぼっちだよ 何か話してあげなよ」
「ほんとうだ へぇー でも何を話そうかな、、、」
由紀枝が考えているとカトリアーナが神山にフランス語で
「どうですか 神山さん これだけ美人に囲まれたご気分は?」
神山はニコニコしながらフランス語で返した
「大変光栄です これだけ揃うとモデルクラブを作りたいね ははは」
この話を聞いていた女性群は大体フランス語が分かるので隣の真由美が
「そうしたら 多分私ばかりにご指名が来るわ 大丈夫かしら」
そうフランス語で話したので由紀枝が負けじと
「いいえ 一番の指名は 私よ 残念ね」
神山はニコニコして聞いていて みんなフランス語が出来るんだと思った
亜矢子がフランス語で
「そうしたら 私と洋子さんは みんなの営業をさせて貰うから 是非
仲間に入れて頂戴ね ふふふ」
それを聞いた女性群や神山は大笑いした
周りのお客は何を話しているか分からず きょとんとして聞いていたが
少し離れた所に座っていた 外人のカップルが神山にフランス語で
「楽しい仲間を持って幸せですね」
そういわれ 女性群もニコニコしてフランス語でありがとうと返した
神山は流石にカトリアーナはよく見ていると思った
これなら GOLでトップリーダーとして働いてくれると感心し涙した
隣に座っている洋子がすばやくお手拭を渡すといらないと言われたので
こっそりと目頭を拭いてあげた
カトリアーナは火付けとなったフランス語だったが それからも続き
ウエイトレスもきょとんとして注文を聞くタイミングが分からなかった
この時は由紀枝が気がつき神山にきいた
「うん もうビールはお終いでワインにしよう 美味しいお肉に合う
ワインをそうだな 5本 いや7本いただこう お願いします
それから そろそろ焼いていください」
「はーい 了解です お肉は全員ミディアムでいいですか」
「うん コック長に任せます ただレアが苦手の人が居ることを話してね」
「はーい 了解です」
由紀枝は神山とのやり取りをウエイトレス伝えると
「レア とミディアムは分かりましたが 後はちんぷんかんぷんです」
「ふふふ お願いします だからそうね ミディアムレアかな」
「はい 畏まりました それでは焼き始めます」
女性群がフランス語で話しているので喜んだ神山だったが
また話し相手がいなくなり 運ばれたワインを呑んでいるだけだった
仕方なくタバコをふかしながらワインを呑んでいると野菜が運ばれ
みんなの席にも運ばれると 美味しそうに食べ始め F語会話はやんだ
神山はココからは英語にしようと思い隣の真由美に英語で
「どう 美味しい?いつもうなぎばかりでごめんね」
「ええ 新鮮な野菜だから美味しいですよ 全然気にしていないから
又 うなぎに誘ってくださいね」
と 英語で返してきた
この会話で 女性群はひそひそ話も英語になり 神山はニヤニヤした
暫くすると魚介類が運ばれてきて会話も少なくなり食べる方に集中していた
ワインの減り方が早いので由紀枝に同じワインを3本追加するよう言うと
「大丈夫ですか まだ結構残っていますよ」
神山は各ボトルを見てみると由紀枝の言うように残っていた
呑んでいるのは神山だけだった
「ごめんごめん 中止です 隣から貰うよ」
神山は洋子のところからボトルを貰うと 自分で注ごうとしたが洋子が
グラスに注いでくれた
洋子がこの時 祐子に
「ほら 祐子さん神山さん一人にしているからワインをお友達にしているわ
幹事さん ほら盛り上げてね」