「分かった 催促をしてください 時間ですよーって」
カトリアーナと泰子はクスクス笑いながら祐子の部屋に行くと 直ぐに
でてきて
「やっぱり これにするわ ふふふ ごめんなさい 遅くなって」
「じゃ 時間だからいこうか 忘れ物はないよね」
女性群が一斉に
「はーい」
とニコニコ明るい顔で返事をしてきた
祐子が携帯電話で由貴と話しているらしく 神山にOKサインを出した
「ははは ありがとう では行きましょう 祐子戸締りの確認ね」
「はい 大丈夫です」
と言いながら ガスや水道 電気などすべて見てくれた
神山の車に泰子とカトリアーナが乗り 賞品等もそのまま積んでいた
洋子の真紅のポルシェに祐子が乗り出発した 途中上原駅前で由貴と桃子を
真紅のポルシェに乗せると2台の車は直ぐ傍のガソリンスタンドで給油し
渋谷ICから首都高に入り 東名で御殿場ICに向った
神山は洋子を先に行かせると 後ろについて走っていたが 急にスピードを
あげると神山もスピードをあげて後ろにピタリと付いた
「早いな 大丈夫かな」
「どうしたの 神山さん」
「うん ちょっと早いなと思ったんだ 洋子の運転さ」
洋子の運転する真紅のポルシェはどんどんスピードをあげると海老名
サービスエリアに入っていった
神山も一緒に入り隣に止めた
「ごめんなさい 由貴さんがおなかを痛くしたの」
「そうか 大丈夫かな」
「ええ 大丈夫だと思うわ」
神山は他の女性にもおトイレを勧めた
缶コーヒーを飲みながらタバコをふかしていると みんなが戻ってきた
「神山さん ごめんなさい」
「ははは 大丈夫だよ でも驚いたよ 尋常じゃないスピードだもの
260は軽くでていたよ」
「ふふふ 全然ぶれないから 大丈夫ね まだ余裕があったわよ」
「はーい 程ほどにね ははは」
神山はタバコをすい終わると
「じゃ 出ます いいですか」
みんなが頷くので車に乗るとやはり洋子の車を先に行かせた
御殿場ICを降りると神山が先行して走り ホテルに着いた
神山と洋子は車止めでみんなを降ろすと屋根つきの駐車場に止めた
みんなの所に行くと 由紀枝や亜矢子 真由美や香織の顔もあった
由紀枝が神山に
「フロントで 手続きをしてね お願い ふふふ」
神山は頷くとフロントで手続きをした
係員が何か言おうとしたので
「これが 200万円分あります お願いします」
「はい 少々お待ちください」
係員はカウンターで3回数えると 神山に
「神山様 確かに200万円お預かりいたしました ありがとうございます」
「それで夕食ですが」
「はい 庄司様から伺っています 大丈夫ですよ」
「じゃ 朝食も大丈夫ですね」
「はい 大丈夫です そうそう一応バイキングですが、、、」
「ええ それでOKです」
神山は手続きが終わると みんなの所へ行くと由紀枝が部屋を案内した
海側の最上階 流石に高く山側より眺めはよかった
全員が集合すると 流石に美人ばかりで神山も見とれてしまった
女性たちは思い思いに相手を見つけ話し込んでいた
神山は一人でシャワーを浴び バスローブ姿でも誰も声を掛けなかった
冷蔵庫から缶ビールを取り出し 呑みながらテラスでタバコを
ふかしていると ようやく由紀枝と祐子が気が付いてきた
「まあ 先にシャワーですか もう ねぇ由紀枝さん」
「ふふふ まあ いいじゃない ふふふ そうしたら私たちもシャワー
浴びましょうか」
「ええ そうしましょうね ふふふ」
二人が部屋に入ると又 神山は一人でタバコをふかした
神山が部屋の中を見ると ガラス張りの大きなバスルームに7人
入っていて 隣の部屋のバスルームに3人入っていた
神山はみんなが出てくるまで ソファーで地ビールを呑んでいると
3人組みが出てきて 7人組みも出てきた
神山がみんなを集めると 一斉に10名の目が神山を注視されドキとした
「えー それでは夕食の前に話があります ハンデを決めました
発表します 亜矢子さん7 洋子さん8 カトリアーナさん10