200y付近からグリーンまでは左側に小高い丘がある
1組 洋子は風を考え左の小高い崖を狙い打つが左からの強い風を受け
右に流された フェアウェイぎりぎり残ったと思われたがラフだった
祐子も洋子の風を参考に左の崖のを狙ったが 風に運ばれ完全にラフに
入ってしまった
香織は距離は出なかったがそれでも右に流されラフに入ってしまった
香織のセカンドは高い弾道の為右に流されラフに入った 3打目は漸く
フェアウェイにだせたが4打目が乗らず5オン3パットで8であがった
祐子は2打目左に打ちすぎて小高い崖から第3打になりこれが乗らないで
4オン3パット7になった 洋子はラフから祐子と同じように左に打ったが
これが左ラフに入り3打目も乗らず4オン2パット6であがった
「わぁー 難しいわぁー」
「ほんと 洋子さんよくボギーで上がれたわ」
「風が吹いているとこうも違うのね 天気はいいのに もう」
2組 亜矢子は左の小高い崖めがけ打ったが 風に運ばれぎりぎりの処で
右のラフに入った
カトリアーナは亜矢子より左に打つと風が弱く右に流されないで
小高い崖の途中で止まってしまった
由貴は右の林を思い切り狙い打つと 少しドローが掛かったが風に負けて
右のラフに入ってしまった
真由美は左の小高い崖に向って打ったが 風に流され 右のラフに入った
セカンドも風に流されラフにつかまり 結局5オン4パット9であがった
由貴もセカンドは左の崖に打ち込み 途中で止まったが前下がりで
ラフに出すのが精一杯だった 結局5オンしたが20mを4パットした
カトリアーナは崖からフェアウェイに向って打つと運良く風が無く
フェアウェイに出てきたが それでも4オン3パットした
亜矢子はラフから打ったボールがたまたま風が弱く フェアウェイに
出せたが3オンできないで4オン2パットであがった
3組 神山は素振りをしてドローを打つ感覚を思い出し 思い切り右の林の
上に打つと綺麗に越えていったが 風が弱く左のラフにつかまってしまった
しかし飛距離は350y以上出ていて2番目の曲がり角のラフだった
泰子もドローボールで右の林を越えていったが 風が弱かったので左のラフ
まで行ってしまった
由紀枝は真っ直ぐなボールで左の小高い崖を狙ったが風に流され右のラフに
入ってしまった 神山が桃子に
「桃子ちゃん ドラコン誰もいないんだ ドライバーを使うのやめて
アイアンで ロフトを立てて打てばフェアウェイだよ そうしなさい」
桃子は4番アイアンで 少しロフトを立てて素振りをした
左の小高い崖に向って打ったボールは少し引っ掛け気味だったが それでも
風に流され フェアウェイど真ん中に落とした
「わぁー この風でドラコンて嬉しいわ きゃぁー」
由紀枝も自分の事のように喜びキャーキャーいいながら桃子のボールを
見ると由紀枝がフラッグを立て 桃子を座らせるとデジカメで写真を撮った
「わぁー ちゃんと写っているよ ふふふ」
桃子は3番アイアンで同じように打つと今度は左の小高い崖につかまって
フェアウェイに戻すだけだった 結局4オン4パットの8であがった
由紀枝はやはり左を狙ったがそれでも風に流され右のラフに入り4オンで
20mを3パットした
泰子はラフからスプーンで綺麗にドローを掛けフェアウェイに落としたが
距離が足らないで届かなかった 結局3オン2パットであがった
神山は残り150yだがラフから打ったボールはなかなか止まらないで
グリーンオーバーし 3オン2パットのパーで上がった
9番 390yパー4 打ち下ろし池越え
このホールは6番の池と共有しているホールで 200y付近には イン
18番池との水郷がある
残り70y付近には 18番と共有の大きなサイドバンカーがある
1組 洋子はスプーンで思い切り18番フェアウェイを狙い打ち 綺麗に
真っ直ぐに飛び18番フェアウェイど真ん中に落とした
「もう 嫌ねぇー 18番でプレーだって」
「よかったですよ お嬢さん 池に入らなくて」
洋子はお嬢さんと呼ばれて少し嬉しくなった
祐子は洋子のボールを参考にし打つと風に流され 右の池に入ってしまった
第3打はアイアンで刻むと水郷手前のフェアウェイに落ちた
香織はスプーンで思い切り左に打つと 風が弱まり18番のフェアウェイ
水郷付近に落ちた
この時18番のティーショットが9番のフェアウェイに飛んできたりして
打つのに大変だった フェアウェイを歩いていると18番でプレーしている
人が一緒に歩くようになり 洋子や香織も18番フェアウェイを歩いた
キャディーさんも大変で 9番と18番のキャディーさんが 行ったり
来たりしながらクラブをプレイヤーに渡していた
香織は18番水郷手前から打つ準備をしていたが 9番フェアウェイから
打ったボールが香織の足元に来て驚いた
「わぁー どこから飛んできたの もう いやらしいわね」