2013年2月22日金曜日

Vol.958 紫陽花 -13-58



「はぁー 3人かぁー 分かりました そうしたら今夜から出かけようか」
「えっ 今夜ですか 私は大丈夫よ 真由美さんや泰子さんはどう?」
「私も大丈夫 ただ着替えを持って来るわ」
「理事 私も大丈夫です お願いします」
「よし 明日はゴルフにするか?」
「えっ ゴルフですか 良いですよ ねぇー真由美さん」
「ええ それだったら 準備しますよ 大丈夫です でも天気はどうかしら」
「明日は晴れるって言っていたけどなぁー そうだ泰子さんにも
ゴルフクラブを買ってあげないと 片手落ちになるね」
「そうよ 私たちは買ってもらい 練習をしているけれど ねぇー」
神山はゴルフ売場にいくと洋子に電話をして商品券を300万円分を
売場に持ってくるよう指示をした
暫くすると洋子がゴルフ売場に来ると神山は引田泰子を紹介した
「繊維協会の纏めをしています 引田泰子です こんにちわ」
「私は常務の秘書をしている田所洋子です よろしくね ふふふ」
泰子のクラブや着るものを選んでいる時 洋子と一回会っている香織と
真由美は楽しく話をしていた
買い物が終わると神山は洋子に
「今夜から出かけて 明日は夕方になるけれど 何も無いと思います
なので 明日はお休みにしてください お願いしますね」
「はーい そうしたら フェアレディーZはどうするの?」
「そうか 蒼いBMWで出かけると、、、そうしたら今日の帰りに
Zでスタジオに帰って それで祐子とお食事をしてくれる?」
「はーい 分かりました」
「兎に角 協会が済んだら一回部屋に戻ります お願いしますね」
洋子はニコニコして頷くと 3人に挨拶をして部屋に戻った

繊維協会の理事室に戻ると神山は香織と真由美に待ち合わせ場所を指示し
「今夜はこの雨があがるって言っているけれど 明日雨なら中止にしよう」
「えっー 大丈夫ですよ 私たちは」
「ええ 折角ですもの プレーをしましょうよ」
「分かった プレーをしましょう では6時 遅れないようにね」
神山はそう言うと香織と真由美に2万円づつ渡し
「これでタクシーを使いなさい その方がゆっくり出来るでしょ」
「はい ありがとうございます」
香織と真由美が退室すると泰子が
「私 着替えが無いわ どうしましょう」
「ハハハ 大丈夫さ ここを早く終えて 店で購入しなさい
バッグは僕の車に積んでおくから ボストンに入れておけば大丈夫でしょ」
泰子は安心したのか 顔が明るくなった
神山は時間が無いところで普段着が買えるか心配したが
「泰子さん 終わったら店で先ほどあった田所さんと買い物をしてね
支払いは田所さんが全て出すから 遠慮しないでね それと今着ている物は
自宅届けにすれば問題ないでしょ」
「えっ 田所さんと買い物ですか はい ありがとうございます
遅刻しないように 買い物をします」
「うん お願いしますね 遠慮しないで買い物してね」
神山は洋子に電話をして 泰子の買い物を手伝って貰うことと
支払いは商品券を使ってもらう事を指示した
「分かりました そうするといくら掛かるか分からないのね」
「うん なので少し余裕を見てください お願いしますね
こちらが終わったら 連絡しますから 1Fの案内所で待っていて下さい」
「はい 分かりました」
「泰子さんにも買うものを今のうちに決めてもらうから お願いします」
「そうね その方が早いわ ところで何時に出られるの」
「うん 6時に鈴やの正面玄関」
「はーい 貴方も支度があるでしょ」
「うん そちらに戻って整理したら一旦スタジオに戻って準備をします」
「まぁ 大変ね では連絡を待っていますね」

神山はアルタの内藤に電話をした
「大丈夫でしょ しかし急ですね」
「ええ 済みません お願いします」
「直ぐに折り返し電話をします」
神山は電話を切るとゴテンバ グランド インの亜矢子に電話をした
「大丈夫よ お部屋は取れるわよ でも急ね ほんと」
「ごめん 思い立ったらなんとかさ」
「それで 今回は7階ではなくて 6階なの いいかしら」
「って言うより お願いします」
「今日は由紀枝さんが担当よ 大丈夫?」
「はぁー 謝っておきます 大丈夫です」
「もう 大変ね でも多少元気になったんだ」





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