「じゃ 浴室に行こうよ」
泰子は神山の腕を掴んで 浴室に入った
バスローブを脱ぐと彫刻の芸術を見ているような錯覚になった
泰子も最初は恥ずかしく 神山と正面で向き合えなかったが
優しい愛撫で心の緊張がほぐれると 逆に積極的に行動するようになった
儀式は神山がバスローブを床に敷いて 行われたが出血が無かった
しかし 神山の肉棒が挿入された時 泰子は苦痛の顔で我慢したが
暫くすると 快楽が押し寄せてきて クリトリスを愛撫すると果てた
ぐったりしている泰子に神山がキスをすると
「ねえ 神山さん これで女になったわね」
「うん 正真正銘の女性だよ」
泰子は出血がない事に気が付き説明した
大学生の頃 運動部の練習がきつく生理にしては早い出血があった事を
覚えていると言った
「そうすると 生理はあったんだ」
「ええ だからその間 ずーっとたんぽんのお世話です ふふふ」
神山が肉棒を抜くと それでもうっすらと赤くなっていた
「泰子 ほら少し赤いよ 大丈夫だよ これが証明だよ」
泰子は神山の肉棒を触り拭うと 手のひらはうっすらと赤かった
「SEXって こんなに痛いのかしら みんな気持ちよさそうだけど」
「ハハハ 最初だけだよ さあ 時間が無いから急ごうよ」
「はーい 分かりました じゃ貴方から流して」
そう言うと泰子はシャワーの温度を調整してヘッドを神山に渡した
この儀式で泰子は人間が変わったように明るくなり 笑顔が絶えなかった
「泰子 なんかさぁー 明るくなったよ 事務所に居る時のようだ」
「良かった 私 貴方に初めてお会いした時から決めていたの
だからバージンのことがあって ずーっと悩んでいたのよ ごめんなさい」
神山は泰子のいじらしさが可愛く 抱き寄せてキスをした
「もう 時間が無いんでしょ ほら早くしてください 他の人に怒られます」
バスルームを出ると急いで支度をしビールを呑むと神山は泰子に
「香織さんや真由美さんとは どんな関係なの?」
「あら 聞いていないんですか」
「うん そんな時間は無かったし お願いします」
「そうね 私たちは東京学院大学の卒業生で 香織さんと真由美さんは
1年先輩なの 専攻が秘書コースで クラブが秘書養成クラブで一緒でした
そんな関係で私も繊維協会の理事秘書に就職できたんです」
「そうか それでみんな仲がいいんだね 納得しました」
神山は真由美との事や香織との出来事の情報が なぜみんなが知っているか
これで分かり納得した
「そうすると 香織とのSEXや真由美とのSEXの話も聞いているんだ」
泰子は顔を真っ赤にして
「はい だから余計に辛かったんです 私で大丈夫かって」
「ハハハ 大丈夫さ さあステーキを食べに行こうか」
泰子は神山にキスをして
「夜はもっと教えてくださいね 私 聞いてはいるんだけど、、、」
「ハハハ そう言うのを 耳年増って言うんだ」
「えっ みみとしま?」
「うん そうか もう死語なのかなぁー 耳で知識を得ているけれど
実際の体験はしていない訳でしょ 聞きかじりの知識だけが豊富な若い
女性が多くて 特に性的な知識についていうんだ」
「へぇー そうなんですか じゃ私 完全に耳年増ね ふふふ」
神山は部屋を出ると エレベーターを利用してステーキハウスに向ったが
泰子はきちんと神山の後ろを歩いていたので
「泰子 いいよ横を歩きなさい」
「でも この方が落ち着きます ふふふ いいでしょ」
「うん 分かった」
ステーキハウスに着くとカウンターで香織と真由美が地ビールを呑み
待っていた
「やあ 遅くなってごめんなさい」
「大丈夫ですよ コック長さんが優しいから お話をしていました」
コック長が神山に挨拶をした
「今夜も 美味しいお肉をお願いしますね」
「はい 畏まりました 初めてのお客様ですが焼き加減はどうされますか?」
「ねえ 香織やみんな 焼き加減はどのくらいがいいのかな」
香織がみんなを代表して ミディアムでお願いしますと伝えた
「神山さん 美味しいお肉の生をご用意しましょうか」
「ええ 4人前お願いします」
コック長の林は 若いコックに合図して 神山に出すよう支持をした
「ねっ 美味しいだろ」
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